民主党の海江田万里代表は2014年7月15日(火)午後3時半頃、民主党本部でぶら下がり会見に応じた。海江田代表は、7月16日から2日間の日程で中国を訪問する。
第二次安倍内閣発足後、日中両首脳の会談は実現できず、日中関係は一層冷え込んでいる。海江田代表は、今回の訪中を期に、冷え込んだ日中関係の改善に「少しでも貢献したい」との考えを示した。
今年5月、日中友好議連の会長で自民党の高村正彦総裁が訪中したほか、茂木敏充経済産業相と中国の高虎城商務相が、アジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易相会合で経済問題を中心に話し合う場を持っているが、首脳会談の見通しは立っていない。
訪中の会談相手について、海江田代表は「中国共産党・中央政治局常務委員(通称チャイナセブン)の誰か」と明かし、政府が閣議決定した集団的自衛権行使容認の問題などで意見交換する予定だ。