首都圏反原発連合の主催で7月11日(金)、首相官邸前と国会正門前で原発の再稼働に反対する抗議行動が行なわれた。
台風の影響で開始とほぼ同時に雨が降り始め、一時はかなり強くなったものの、19時ごろには雨も上がり、会場はいつもどおり人々が集っていた。
原子力規制委員会による川内原発の安全対策に対する「審査書」案の取りまとめが、来週7月16日に予定されており、これに対する厳しい抗議の声が目立った。
再稼働阻止全国ネットワークの男性は、7月16日に規制庁前での抗議行動を予定しているとして、ともに抗議への参加を呼びかけた。また免震重要棟の完成が1年後にも関わらず安全対策へ合格を出そうとしている規制委員会を非難し、「規制委員会を解散して廃炉委員会を作り、福島原発の処置に専念すべきだ」と訴えた。