安倍政権が解釈改憲による集団的自衛権の行使容認へ踏み出そうとしている中、4月1日(火)、「集団的自衛権を考える超党派の議員と市民の勉強会」は第5回目となる勉強会を開催した。ゲストには早稲田大学教授である水島朝穂氏が招かれ、講演を行った。
(IWJ・松井信篤)
安倍政権が解釈改憲による集団的自衛権の行使容認へ踏み出そうとしている中、4月1日(火)、「集団的自衛権を考える超党派の議員と市民の勉強会」は第5回目となる勉強会を開催した。ゲストには早稲田大学教授である水島朝穂氏が招かれ、講演を行った。
■ハイライト
水島氏によれば、国会での答弁を見る限り、政府は憲法に対する基本的な議論をせぬまま集団的自衛権の行使容認に突き進んでいるという。
自らを「自衛隊違憲論者」と呼ぶ水島氏は、憲法学者としての立場から、解釈改憲を、憲法を切り捨てる「介錯改憲」だと表現。「国連のがん細胞が集団的自衛権。集団的自衛権の歴史的使命はもう済んでいる」と語った。
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