元衆議院議員平智之氏と東京大学教授の安冨歩氏の対談が1月15日(水)、平智之事務所で行われた。
(記事:IWJ 松井信篤、記事構成:IWJ ゆさこうこ)
元衆議院議員平智之氏と東京大学教授の安冨歩氏の対談が1月15日(水)、平智之事務所で行われた。
記事目次
■ハイライト
2月9日に投開票が行われる都知事選について、平氏は「もし脱原発派が一本化すれば勢いがつく」と述べた。平氏によると、最近の選挙の傾向としてよくあることは、「自民党と共産党が一緒になって、環境に熱心な候補者などを落としてしまう動き」だという。今回の都知事選で言えば、自民推薦の舛添要一氏と共産推薦の宇都宮健児氏が、細川護煕氏の票の伸びを押さえ込んでしまうということだ。
安冨氏は、「細川氏が勝てば、安倍政権も脱原発の方針へ移行せざるを得なくなくなる」と述べる。そして、平氏は、「もし、細川・小泉タッグや宇都宮氏が負けると、東京が原発は争点にしないという意思表示してしまうことになる。今後、原発を争点にする大きな選挙はない」という危惧を示した。そして、平氏・安冨氏ともに、宇都宮氏・細川氏・小泉氏の連携を期待する発言をした。
小泉純一郎氏が脱原発を主張している理由について、安冨氏は「田中システムを終わらせるため」と分析する。田中システムとは、田中角栄が始めた仕組みのことであり、親中・公共事業・福祉政策・原発推進を特徴としている。小泉氏は、こうした「田中システム」を崩壊させることを主張し、実際に行ってきた。その最後に残っているのが原発だったのである。そのために、小泉氏は脱原発を訴えているのだと安冨氏は主張する。
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やはり前回のまとめと違って現実的な方向に舵をきりましたね。
岩上さんは直接選挙を取材していないから選挙がわからない。
現実を知らずになんにでもあてはまるような理想だけいっている。
批判するなら小沢一郎や生活系統にいえばいい。