この国を真に変えるにはどうすれば良いのか。11月14日(木)、平智之氏(前衆議院議員・同志社大学嘱託講師)と安冨歩氏(東京大学教授)の対談が、東京にある平智之事務所で行われた。
平氏は今年7月の参院選で、「禁原発」を掲げてみんなの党から出馬したが、惜しくも落選した。安冨教授は親交が厚く、これまでも何度か対談を行い、IWJでも中継している。
(IWJ・松井信篤)
この国を真に変えるにはどうすれば良いのか。11月14日(木)、平智之氏(前衆議院議員・同志社大学嘱託講師)と安冨歩氏(東京大学教授)の対談が、東京にある平智之事務所で行われた。
平氏は今年7月の参院選で、「禁原発」を掲げてみんなの党から出馬したが、惜しくも落選した。安冨教授は親交が厚く、これまでも何度か対談を行い、IWJでも中継している。
記事目次
■ハイライト
「Wトンチ博士のモーレツ!政治経済教室」と題したこの対談で、民主党の政権交代を振り返り、「関所システムと事務局システムと官僚天下りシステムは作動し続けている。国民と政治と官僚の関係が粛々と続いてるだけで、本来の定義である『政権交代』は何も起こっていない」と指摘した。
平氏はその実例として、消費税増税を例にあげた。増税は麻生政権で閣議決定された後、民主党が『4年間は増税しない』と言って政権交代を果たしたが、結局野田政権で実現してしまった。
(…会員ページにつづく)