「朝日がさんさんと照っている。出発式を祝うかのような朝日だ」
沖縄県名護市長選挙の告示日を迎えた1月12日、再選を狙う、稲嶺進・現名護市長の出発式が行なわれ、比嘉祐一選対本部長がこのように挨拶すると、出発式に集まった支援者や市民らからは歓声が上がった。
(IWJ・ぎぎまき)
特集 名護市長選挙
「朝日がさんさんと照っている。出発式を祝うかのような朝日だ」
沖縄県名護市長選挙の告示日を迎えた1月12日、再選を狙う、稲嶺進・現名護市長の出発式が行なわれ、比嘉祐一選対本部長がこのように挨拶すると、出発式に集まった支援者や市民らからは歓声が上がった。
■ハイライト
出発式に駆けつけた国会議員らが選挙カーの荷台に立ち、稲嶺進候補の勝利に向け次々とエールを送った。以下、各議員によるスピーチを紹介する。
「名護市とうちなーの尊厳を守るため、平和のためにがんばる稲嶺市長を守るのか、全ては戦争のために、魂を売り飛ばす相手候補を承認しては行けません」
「争点がはっきりした。辺野古に基地を推進する政治家は、かつて沖縄にはいなかった。なぜ、米軍基地に反対するのか。戦後68年間、県民の生活を破壊してきたからだ。
嘉手納や宜野湾の市民は静かな夜を返せと言って、裁判闘争を起こしている。なぜ、夜間の訓練をやめることができないのか。政府は、『米軍でも戦争をするために訓練をしている。夜間でも大臣な運連だ』と答弁した。
戦争のために訓練をする基地が、私たちの暮らしと両立できるのか。絶対にできない。2021年には、米軍再編交付金はゼロになる。それよりも市民の暮らしを応援し、農業や水産業を応援し、街を活性化し、子どもたちの明るい未来を作っていこうではありませんか」
「稲嶺市長の4年間の実績を、街頭や集会で訴えてきた。交付金に頼らない、本当の地方自治を貫いたのは稲嶺市長です」
「私は去年の7月、辺野古に基地は造らせないという公約で県民のみなさんに選んでいただいた。この一議席は、稲嶺市長がこの選挙で当選することで初めて、民意として日米両政府に突きつけることができる。
県議会で辞任要求決議が採択された仲井真知事が第一声を応援するような相手候補に、子どもたちの未来を託すことはできない。金のためなら、沖縄県民は何でもするといった間違ったメッセージにNOを突きつけようではありませんか。
米軍再編交付金がカットされても、76.5億円の積立金を増やした。アメとムチの脅しは名護市民には通用しない」
「歴史的な決戦の始まりだ。
仲井真県知事は選挙期間中、連日、名護入りすると言っている。どうぞ来て下さい。知事がくれば来るほど、(末松候補の)票は減ります。そこは明確に申し上げる。その自覚がないところに大変問題がある。
誇りと尊厳を守り育てられるか、東京のいうがままの屈辱的な行政政治を続けるかの戦い。現状は拮抗している。ひとときも緊張感をほぐすことなく、最後の一線まで戦いぬきたい」
議員による挨拶が終わると、稲候候補が600人の市民の前に姿を見せ、マイクを握った。
「国の民主主義を問う、一大決戦となる。
4年前、多くの支持者が『辺野古の海にも陸にも新しい基地を造らせない』とスタートしたのが名護市長選挙。それが、オール沖縄の意志となり、日本政府、アメリカ政府に発信された。しかし今一度、それをリードする新たな決意を示す気概や覚悟が求められているのではないでしょうか。
沖縄県民の誇りを改めて示す、うちなんちゅのアイデンティティを日米両政府に突きつけて、自らの生活は自分たちで汗をかいて、そのことでもって街づくりを進めていく。この4年間もまた、全力投球、全力疾走する覚悟でこの場に立っています」
稲嶺候補がこのように力強く訴えると、沖縄の空や辺野古の海をイメージさせる青い鉢巻で埋め尽くされた会場は沸き立ち、戦いの火蓋は切って落とされた。
正直、沖縄とかどうでもいいんだけどねw
移転が出来なきゃ普天間継続使用すればいいだけ
補助金も廃止でいいでしょww
名護市は“日本”を敵に回したいってことらしいw