12月22日に行なわれる再稼働反対国会大包囲について19日、主催の首都圏反原発連合(以下、反原連)が記者会見を開き、当日のスケジュールや開催趣旨について説明した。
反原連は福島原発事故の翌年2012年3月から官邸前での脱原発行動を続けてきたが、それ以外にも、年に3、4回、週末を利用した大規模行動に取り組んできた。今月22日の国会大包囲は、3月・6月・10月に続ぐ、今年最後のアクションとなる。
(IWJ・ぎぎまき)
12月22日に行なわれる再稼働反対国会大包囲について19日、主催の首都圏反原発連合(以下、反原連)が記者会見を開き、当日のスケジュールや開催趣旨について説明した。
反原連は福島原発事故の翌年2012年3月から官邸前での脱原発行動を続けてきたが、それ以外にも、年に3、4回、週末を利用した大規模行動に取り組んできた。今月22日の国会大包囲は、3月・6月・10月に続ぐ、今年最後のアクションとなる。
■ハイライト
「今、稼働している原発の数はゼロだが、自民党政権は、民主党が掲げた『段階的にゼロ』という目標を白紙撤回しようとしている。3.11以前に逆戻りしてしまう危険性を阻止したい」
抗議行動の趣旨についてこう話した反原連のミサオ・レッドウルフ氏は、原発の再稼働や輸出のほか、新設も示唆する現政権の前のめりな姿勢を懸念。「原発事故からそろそろ3年が経とうとしている今、人々の意識も風化している。『参加者の数をどうやって増やせばいいのか』という想いはいつもあるが、脱原発を望む世論が声をあげ、再稼働を遅らせることでゼロの状態を保っていくことが、これからの運動の大きなポイントとなる」と訴えた。
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