「反原発運動は高まりを見せている。政府に対しプレッシャーをかけていくことが大事」 ~10.13 No Nukes day 3者合同記者会見 2013.10.7

記事公開日:2013.10.7取材地: テキスト動画
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(IWJ・赤間一欽)

 2013年10月7日(月)14:00から、東京都千代田区・衆議院第一議員会館にて「10.13 No Nukes day 3者合同記者会見」が行われた。

 この会見には首都圏反原発連合から、ミサオ レッドウルフ氏と戸原貴子氏が、さようなら原発1000万人アクションから藤本泰成氏と井上年弘氏が、原発をなくす全国連絡会からは長瀬文雄氏と柿沼真利氏が参加した。

■ハイライト

  • 登壇者
    首都圏反原発連合-Misao Redwolf氏(NoNukesMoreHearts)、戸原貴子氏(個人有志)
    原発をなくす全国連絡会-長瀬文雄氏 (全日本民主医療機関連合会)、柿沼真利氏 (弁護士)
    さようなら原発1000万人アクション-藤本泰成氏(原水爆禁止日本国民会議)、井上年弘氏(原水爆禁止日本国民会議)

政府に対してプレッシャーを

 10月13日に行われるこの抗議行動は、6月2日に行われた「6.2 No Nukes Day」ではそれぞれ別々に抗議行動を行っていた3団体が、初めて合同で行うもの。ミサオ氏は「反原発運動は高まりと広がりを見せてきたが、政府は原発を推進、維持していくことは変わらずにいる。そこで私達も各自で活動していながらも集まれる時に集まり、意思を示して、政府に対しプレッシャーをかけていくことが大事なのではないか」と、抗議行動開催への意気込みを語った。

参加者数で一部メディアと主催者で食い違い

 6月2日に行われた抗議行動では、一部のメディアが主催者発表の参加者数と大きくかけ離れた数字を発表し、それに対し反原連が抗議文を送った。IWJは、その経緯とその後の経過について質問した。

 戸原氏は「抗議文については送ったまま返事は返ってきていない。一部のメディアは抗議行動の全体を捉えた報道ではなく、一部分を切り取ってそこの部分だけを強調し、いかにも全体であるような報道としてされることが多く、(抗議文にを送ったメディアは)そこの部分が著しかった」と経緯を語った。

既存メディアにも「頑張っている人がいる」

 また「ありままを伝えるIWJ、インターネットメディアと既存のメディアについてどう思うか?」との問いにミサオ氏は、「IWJはデモや集会などを全国的に網羅して中継してくれている。そういうところに出向けない人にもネットで見れるということで、個人的には、市民運動の活性化に貢献してくれているのではないかと思う」と評価。

 既存のメディアについては「意図的にコントロールされている部分、情報が規制されている部分はあるかと思うが、記者さんの中には会社内の自分のポジションなりに頑張って取材されている方もいるので、一枚岩としてメジャーなメディアについてどうのとは糾弾できないのではないか」と考えを述べた。

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