2013年7月8日(月)13時より、東京都千代田区の衆議院第一議員会館で「全国の原発ゼロの思いをつなげ!! 6月を超える超巨大抗議再び開催決定!! 3者合同記者会見」が行われた。首都圏反原発連合、さよなら原発1000万人アクション、原発をなくす全国連絡会の3つの団体が、合同で抗議行動を行うことをアピールした。
(IWJテキストスタッフ・荒瀬/奥松)
2013年7月8日(月)13時より、東京都千代田区の衆議院第一議員会館で「全国の原発ゼロの思いをつなげ!! 6月を超える超巨大抗議再び開催決定!! 3者合同記者会見」が行われた。首都圏反原発連合、さよなら原発1000万人アクション、原発をなくす全国連絡会の3つの団体が、合同で抗議行動を行うことをアピールした。
■ハイライト
ミサオ・レッドウルフ氏は「6月2日の原発ゼロ抗議行動に続き、10月13日に、日比谷公会堂で反原発の集会を開催する。その後、国会前に集合して、抗議デモを行う」と報告した。日比谷公会堂での「10.13 No Nukes Day 原発ゼロ☆統一行動(仮)」の集会は、首都圏反原発連合、さよなら原発1000万人アクション、原発をなくす全国連絡会の3者が合同で行うとし、「主に東京に事務所を持ち、全国の反原発のグループを連携する3者が集まることで、注目を集めて世論を高めることができる」と話した。
井上年弘氏は「9月中に大飯原発が止まることから、改めて、脱・反原発の声を上げたい。反原発の1000万人署名を集める取り組みをしているが、830万筆をすでに集めた。800万を超える署名は、今までになかったのではないか。なんとか1000万人の署名を集め、安倍政権に提出したい」と述べた。
小田川義和氏は「2011年11月に、原発をなくす全国連絡会を結成した。それ以来、福島とのつながりを重視しており、原発事故収束宣言の撤回を求める署名活動を、福島県で行っている」とを報告した。大飯原発が止まるタイミングで抗議行動をすることについて、「大飯原発が止まり、他の原発が再稼働しなければ、日本で動いている原発はゼロになり、自然エネルギーに大きく転換する政策への決断ができる。秋に予定されている、再稼働地域での取り組みが重要になってくる」と話した。
会見当日に施行された、原子力規制委員会の原発の新基準について、小田川氏は「福島第一原発での事故の検証がないまま、地震の活動期に入った日本で原発を稼働することは、技術面で規制をしたとしても、事故の再発防止にはまったくならない」と強調した。