「秘密保護法を廃案にしろ」「秘密保護法を焼却処分せよ」ー。26日早朝8時、首相官邸前で特定秘密保護法案に反対する抗議行動が行われた。
日弁連秘密保護法制対策本部副本部長・海渡雄一弁護士は、米国・国家安全保障会議(NSC)高官を務めたモートン・ハルペリン氏の共同通信によるインタビュー記事を引用し、「この法案は私が見た過去のどの法案よりもひどい、内容も審議の仕方もだ」と指摘。
「25日に開かれた福島での地方公聴会でもすべての陳述人7人が反対。福島県議会でも反対決議があがっている。こうした懸念の声を無視した安倍政権には必ず、しっぺ返しが来る」と安倍政権の強引な姿勢を強く批判した。