10月22日(火)に上智大学・田島泰彦教授の呼びかけから始まった、特定秘密保護法案に反対する首相官邸前抗議。24日(木)も引き続き、プロジェクト99%安部芳裕氏の呼びかけで行われた。
この日の抗議でも、同法案の立法過程が依然として不透明な点が多いことや、「報道の自由」「表現の自由」「国民の知る権利」が著しく阻害される点が問題とする声が参加者からあがった。
22日の抗議では、大手放送局や新聞社、通信社の記者やカメラマンが多く現場に駆けつけ、テレビや新聞で報じられた。しかし23日、24日と連続で行われた抗議は、NHKを含む在京放送局6社は一社も姿を見せなかった。初回の抗議のみ、大手メディアが足を揃えて取材していたのは偶然だったのか。当事者とも言える報道機関の反応は一体何なのか。
この法案に反対の声を挙げ続ける人が首相官邸前に集まるが、参加している人数はまだまだ少ない。明日25日(金)は、朝と夜の8時半から2回にわたって首相官邸前で抗議が行われる予定だ。