早稲田大学商学部の英語授業で、偽装請負疑惑 非常勤講師100人以上が抗議の署名 ~首都圏大学非常勤講師組合 早稲田ユニオン分会 結成集会 記者会見 2013.9.21

記事公開日:2013.9.21取材地: 動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(IWJ・石川優)

 早稲田大学商学部は、2014年度からこれまで必修科目だった「ビジネス英語」を廃止し、新しく「英会話」の授業を「早稲田インターナショナル」に外部委託する。この外部委託が偽装請負にあたる疑いがあるとして、早稲田大学の非常勤講師100名あまりが署名し、「早稲田ユニオン」を結成。21日、早稲田大学戸山キャンパスでその設立集会が行われた。

 総会後、記者会見した首都圏大学非常勤講師組合委員長の松村比奈子氏によると、「ビジネス英語」のような必修科目を外部委託することには法律的な問題があるという。仮に、学長による指導監督がなければ学校教育法違反となり、逆に、学長による指導監督があれば、請負契約での指導は認められていないため、偽装請負になるというのだ。

 「早稲田ユニオン」は今後、この問題を東京労働局に告発する予定としている。

■ハイライト

  • 記者会見
    早稲田大学の脱法クーリング断念について/早稲田大学理事会の有期雇用者の就業年限規程の制定過程における違法行為について/早稲田大学・商学部のビジネス英語の廃止、外部委託化と偽装請負疑惑について

アーカイブの全編は、下記会員ページまたは単品購入より御覧になれます。

一般・サポート 新規会員登録単品購入 330円 (会員以外)

関連記事

「早稲田大学商学部の英語授業で、偽装請負疑惑 非常勤講師100人以上が抗議の署名 ~首都圏大学非常勤講師組合 早稲田ユニオン分会 結成集会 記者会見」への1件のフィードバック

  1. おでかけ島根 より:

    ビジネス英語が達者のはずの先生方でも早稲田で教えて食えるか食えないかですか
    かわいそうなのは先生方というより学生のほうでしょう。
    一流大卒の肩書だけでは難しい時代になりました。
    肩書きも実力も無い人たちはどうにもなりません。
    実力だけ望むなら、こういう人達(一流大と称されるところの先生)に教えて貰うというのも何か可笑しな感じがします。
    そんなことなら英語なんかできなくても2倍3倍と稼いでいる田舎のクルマ屋のオジサンのほうが
    よっぽどマシではないでしょうか?

おでかけ島根 にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です