2013年4月24日(水)18時から、国分寺労政会館で「憲法学習会『自由が危ない!!国防軍だけじゃない 自民党改憲草案の危険』」が行われた。
(IWJテキストスタッフ・荒瀬/奥松)
特集 憲法改正
2013年4月24日(水)18時から、国分寺労政会館で「憲法学習会『自由が危ない!!国防軍だけじゃない 自民党改憲草案の危険』」が行われた。
■ハイライト
福島第一原発の事故後、立ち入り禁止区域である20キロ圏内の写真を取り続けている谷内氏は、昨年の3月11日に徒歩で20ロ圏内に入った際に、警察に拘束された。それから1年後に、地方検察庁公安部の取り調べを受けることになった経緯を説明した。谷内氏は「国民が知るべきことが、知られないまま、政府によって証拠隠滅されることに反感を覚える」と述べ、今後の法案の通過によって、さらに知る権利や表現の自由が制限される可能性を示唆した。
明日の自由を守る若手弁護士の会の黒沢氏は、「自民党の改憲案で衝撃を受けたのは、立憲主義が否定されていることである。改憲案は国家と国民の関係を、根本から覆そうとするものだ」と述べた。
(…会員ページにつづく)
私が今一番恐れているのは改憲です。
九条を改悪して集団自衛権を持つようになったら、
日本がアメリカのようにテロリストにねらわれるであろうことはすぐ予想がつきます。
そしたら、9.11のようなテロがいつ起こるかわかりません。
54基もの原発を持っている日本が最優先しなくてはならないのは、
まちがっても、紛争や戦争に巻き込まれないことです。
日本の国民は今まで九条があったからこそ、
国が守られていたことを認識し直さなければいけないと思います。
もし九条を朝鮮戦争のおりや安倍第一内閣のときにアメリカが望むように改悪していたなら、
過去に日本帝国の被害者であった北朝鮮が、
アメリカでなく日本を攻撃の的にしても不思議はありません。
原発を54基も持ってしまったら、どんな戦争も、紛争も、放棄しなければ、国が滅びます。
国だけでなく、世界が滅びます。
ということは、日本ができる世界への貢献は、
平和憲法を守ることよりほかにないということになります。
そのことを日本の国民全員にしっかりと自覚してほしいです。
九条改悪も恐ろしいけれど、それよりもずっと恐ろしいのが、基本的人権の制約です。
「公益に反しない限り」というような制約がついたら、
今コソコソやっている言論の自由弾圧を大手を振ってやりだすことは、火を見るより明らかです。
そしたら、緑の党があっても、何千万人が反対デモをしても、署名をいくら集めても、もうどうにもなりません。
そうならないように、7月の参議院選でなんとか改憲勢力の圧勝を食い止めてきたい。
しかし、大手マスコミの改憲勢力応援の報道姿勢、学校教育を通しての基本的人権を自覚させない教育(例えば、君が代を歌わない教師を処分)などによって、国民は必要で重要な情報を知らされていないし、ほとんどの人があなたまかせで、自分で情報を得ようという努力もしていません。別の言葉で言えばすっかり飼いならされてしまっています。自国が大変な危機に陥っていることに気づこうともしていません。
こういう事態を突破するために、<2013/04/24 「自民党改憲草案とは、軍事国家の体系を示したものだ」 ~憲法学習会「自由が危ない!!国防軍だけじゃない 自民党改憲草案の危険」>は非常に役立っていると思います。
このような重要な情報は、期間の制限なしで非会員にも見られるようにしていただきたいと、切にお願いいたします。
感謝の気持ちを込めて、筆をおきます。