2023年11月24日(金)午後6時より、東京都八王子市の船森公園にて、第445回目の原発反対八王子行動が開催された。
今回は、11/23(木)に行われた、「辺野古埋め立て」代執行を許さない!南西諸島の軍事要塞化を許さない!沖縄も日本も戦場にさせるな! #1123国会正門前アクションへの参加報告から始まった。
「沖縄の各島からいらっしゃっている方が、『沖縄は日本のガザになりつつある。(沖縄戦以来)またもう一度ガザになる可能性を持っている』、つまり沖縄戦、あの地上戦をやった日本の史実があったところ。今ガザが苦しんでいるのと同じように苦しめる。
そして今度またミサイルを配備するっていうことで、標的にさせられて、避難計画などないに等しい。これは『(海に囲まれているのに)どこへ逃げる?』という意味でガザと同じ、二度目のガザだっていうことになるかもしれないとおっしゃった。
本当に今、沖縄の人たちが抱える苦しみって大きいなと思う。またこの温度差、日本本土との差が大きいと思う。
たぶんやっぱり沖縄の近辺でいらっしゃる方は、台湾有事なんてことは本当に、『外交努力しないで何を言うか!?』っていうのはもっとすごく思ってると思う。
これは、私たち日本に住む者みんながそれを感じなきゃいけないなと思いながら話を聞いていただいた。
その集会が終わり、5時半より、あの2011年を契機に、私たち『ハカルワカル広場』を同じようにでき上がった兄弟のような『まなび・つなぐ広場』主催で、ぜひ見たいと思っていた『ガザ 素顔の日常』という映画の上映会があったので、見てきた。
2018年当時のフィルムだそうだが、その時はまだガザの市民生活が物品が豊かになっている、そんなところで子供たちが遊んでいるっていうカットが回りながら、だんだんだんだんそれが戦禍にまみれ、そして攻撃されていくっていうところ、日常生活を淡々と描いたものだが、タクシーの運転手が運転しながら話したりするところ、そういうところからどんどんどんどん状況が悪くなっていくのを、淡々と映している。
普通に戦争っていうのは、なんかドンパチドンパチ鉄砲打ち合ったりする、破壊活動のところを映すものだが、本当に当たり前の日常生活が壊れて・家庭でこんな触れ合いがあったんだということもどんどん崩れていく。
そういう部分で『ああ、これが戦争なんだろうな』なんかかっこいい・ドンパチドンパチいかにも英雄的にやるっていうのが、戦争だと思ってるみたいだけど、そうじゃなくて、本当に一般の市民の生活がどんどん壊されていくのが戦争なんだとひしひしと感じられる映画だった。
今それがもっとひどくなってる。もうこの前にちょっと申し上げたように、『死ぬ新順番を待っている』っていう生活をしてらっしゃる人たちがいるっていうことを聞いているので、本当にこの瞬間にも、そんな悲劇が起きてるんじゃないかと思いながら映画を見てきた」
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引き続き、11/23(木)「辺野古埋め立て」代執行を許さない!南西諸島の軍事要塞化を許さない!沖縄も日本も戦場にさせるな! #1123国会正門前アクションの報告があった。
・「(沖縄以外の地域の方へ)沖縄支援ではなく、自分のために戦おう!!」という呼び掛けがあった
・要塞化が進められる中で、現実に島の日常の生活や自然や伝統文化といったもの全てが壊されている
・畑が接収されて空港になっている、宮古島では戦車を走らせるためにサンゴ礁を壊している
・島全体を基地化するための行動が日常的に行われ、既に有事が来る前から生活が壊されている
といった凄惨極まる沖縄全域で進む破壊の現状について、種子島・奄美大島・宮古島・石垣島・与那国島ほかからの報告とアピールがあったとのことである。
- 憲法守ろう 大軍拡やめろ 人々の連帯で平和つくろう 総がかり集会に5千人(2023.11.11、日本共産党大阪委員会)
- 「奄美で戦争できる国づくりが進んでいる」石垣、宮古でも…南西諸島の要塞化報告 全国で集会「緊迫感共有して」(2023.11.25、東京新聞)
- 『「辺野古埋め立て」代執行を許さない!南西諸島の軍事要塞化を許さない!沖縄も日本も戦場にさせるな! #1123国会正門前アクション 』(2023.11.3、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)
- アイキャッチ:「ガザ 素顔の日常」八王子上映会 Facebook告知(2023.11.23、八王子市民のがっこう<まなび・つなぐ広場>)より