2020年12月22日、東京千代田区の参議院議員会館で、12月4日に大阪地裁で行われた、大飯原発3・4号機の再稼働差し止めを求めた行政訴訟の判決について、「おおい原発止めよう裁判の会」など行政訴訟の原告らと、原子力規制庁の担当者らとが、交渉のテーブルに着いた。
大阪地裁は、被告の国に対して、3・4号機の認可を取り消す判決を言い渡している。
冒頭、原告が判決に従って大飯3・4号機の設置許可を取り消し、控訴を断念することなどを求めた要望書を原子力規制庁の担当者に手渡した。
交渉の冒頭、原子力規制庁の法務部門担当者の柴田延昭氏は、渡された要望書の3項目すべてを否定し、大阪高等裁判所に控訴したことを表明した。