敗戦から70年、日本の安全保障政策の行方を大きく転換する法案の、国会審議がスタートした。
安全保障法制の関連法案が2015年5月26日から、衆議院本会議で審議入り。審議されるのは、自衛隊法など10本の改正案を一つにまとめた「平和安全法制整備法案」と、自衛隊による他国軍の後方支援を可能にする恒久法、「国際平和支援法案」の2法案。
13時から始まる本会議に合わせ、国会裏では、「戦争法案の審議入りに抗議する緊急行動」が行なわれ、市民約900人が集まった。
「安倍政権の戦争法案に対し、世論の多くが反対している。戦争を平和と言い換え、安全と言い換え、自衛隊を含め、リスクがあるのにないと言い換える。
審議入りに先立って、これだけたくさんの市民が集まって安倍政権に抗議をする。これだけの人数が集まっているのは、私の経験から言っても珍しい」
呼びかけ人の一人であり、「解釈で憲法9条を壊すな!」実行委員会の高田健氏は、平日の昼間に900人が集まることは、安倍政権の暴走に対する怒りの現れだと話した。
「政府・自民党はすでに1ヶ月以上の会期延長を通告している。何としても今国会で法案を通そうという彼らの腹に対して、大きな怒りのうねりでもって、NOを伝えなければいけない」
総がかり行動実行委員会の筑紫建彦氏は、今後、行なわれる国会包囲行動や座り込み行動について説明。同実行委員会は国会期末まで、連日、反対行動を展開する予定だという。
安保法制関連法案が26日から国会審議入り 政府は1ヶ月以上の会期延長を通告〜「大きな怒りのうねりで『戦争法案』にNOを!」国会前抗議行動に900人 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/246893 … @iwakamiyasumi
誰も殺さず殺されず来たのに、また、国民を巻き込むのか。
https://twitter.com/55kurosuke/status/603550249819312129