2015年3月30日(月)15時より、東京電力「原子力改革特別タスクフォース」の記者会見が開催された。廣瀬直己タスクフォース長は、新たな情報公開の方針を正式に発表し、福島第一原子力発電所における、測定・分析した放射線に関するデータは、全て公表する方針としたことを報告した。
2015年3月30日(月)15時より、東京電力「原子力改革特別タスクフォース」の記者会見が開催された。廣瀬直己タスクフォース長は、新たな情報公開の方針を正式に発表し、福島第一原子力発電所における、測定・分析した放射線に関するデータは、全て公表する方針としたことを報告した。
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廣瀬直己タスクフォース長は、”情報公開の新たな取り組み”と”原子力改革のこの2年間の取り組み”を発表し、その内容を説明した。
情報公開の方針として、福島第一原子力発電所で測定する全ての放射線データを、WEB等で広く公開し、特に社会的関心の高いものは、会見等で解説するとともに、定期的に社外から監視・評価し、透明性・信頼性を高めるという。
これまでにも測定や分析をしていたが、公開していなかったデータが多数ある。すでに公開しているデータとほぼ同量の未公開データがあるという。公開日や方法については、まだ検討中で、具体的な日程は決まっていない。
また、K排水路からの汚染水漏えいの情報公開不備に関して、廣瀬社長は、福島県をはじめ、多くの国民、漁業関係者に心配をかけたことを重く受け止めるとして、増田尚弘福島第一廃炉推進カンパニー・プレジデント、小野明福島第一原子力発電所長、松本純福島第一廃炉推進カンパニー・ヴァイスプレジデントの3名に厳重注意の人事処置を行ったことを明らかにした。
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