戦争にも「法」があった時代から「無秩序」のテロ戦争へ!行動する哲学者・西谷修氏が語る「戦争とは何だろうか」!亡霊のような国家間戦争を煽って軍事化誘導する日本の政治指導者たち 2016.8.19
※8月30日テキストを追加しました!
「敗戦」から71年目となる2016年。
先の戦争は風化させられ、それまで国民に共有されていたはずの歴史認識すらおぼつかなくなってきた。こうしたあいまいな歴史認識が、さらに安易な改憲論を駆り立てているのではないか――。
2016年8月19日、立憲フォーラムは改めて「戦争とは何だろうか?2016年夏に考えよう」と題し、戦争を原理的なところから考えていこうという講演を、参議院議員会館で開催した。講演者は西谷修氏(立教大学大学院特任教授、東京外国語大学名誉教授、哲学・思想史)。西谷氏は論理の展開のみならず、積極的に社会運動にも関わってきたことから“行動する哲学者”とも呼ばれてきた。