「連合が引き上げるから他党の共闘の画は撮らせられない」〜鈴木候補の選対事務局からかかってきた電話!衆院東京10区補選の内幕を勝手連広報がIWJに告白!圧力に屈した民進党の姿に迫る! 2016.10.25

記事公開日:2016.10.25 テキスト

 民進党の完敗で幕を閉じた衆院補選。

 民進党が独自候補の擁立にこだわり、他野党の推薦も受けず、連合の強い求めに応じて最後まで「野党共闘」を拒んだ結果の惨敗である。

 今回の補選は年明けにも実施されるとささやかれる解散総選挙の「前哨戦」と位置づけられていただけに、野党は選挙結果を受け止めたうえで、共闘関係を再構築しなければならない。


衆院補選の結果は「野党候補一本化の効果はあった」!?~「戦犯」民進党・野田佳彦幹事長の呆れた見解!野党合同街宣に候補者が参加しなかったことは「決めたのは地元の陣営」と責任転嫁! 2016.10.24

記事公開日:2016.10.25取材地: テキスト動画

 「野党の候補を一本化したという効果はあったと思います」――。

 10月24日、国会内で民進党・野田佳彦幹事長による定例の記者会見が行なわれた。野田幹事長は会見の冒頭、自民党に大敗を喫した東京10区と福岡6区の衆院補選(23日投開票)について、「結果は厳粛に受け止めなければいけない」としながらも野党による調整の「効果」は「あった」とのにわかには理解しがたい見方を示した。


山口二郎・法政大教授が”アベ化”する世界に警鐘、「安倍政権は、ありとあらゆるものを自分の好きなように引きずり回す欲望を隠さない」~山田正彦の炉端政治塾 2016.10.15

記事公開日:2016.10.24取材地: テキスト動画

 「これぐらい権力が肥大化し、暴走している時はなかったと思います」――。

 2016年10月15日(土)、東京都内で行われた「山田正彦の炉端政治塾」で、政治学者であり、法政大学教授の山口二郎氏が、「アベ化する世界にどう対抗するか」と題して講演を行なった。


「スーパー南海地震はいよいよ近い!?」〜震度6弱の鳥取地震を受け立命館大の高橋学教授が緊急で警鐘を鳴らす!「2020年以前にスーパー南海トラフ大地震が発生する可能性が高い。東京五輪開催などは困難」! 2016.10.23

記事公開日:2016.10.24 テキスト

 日本列島でいったい何が起きているのか!?

 震度7の大地震が熊本・大分を襲った「熊本地震」からわずか半年後の2016年10月21日、今度は鳥取県を震度6弱の地震が襲った。

 地震が起きたのは21日午後2時7分頃、震源を鳥取県中部とし、震源の深さは約10キロ、マグニチュードは6.6で、鳥取県倉吉市と湯梨浜町、北栄町で震度6弱の激しい揺れを観測したほか、岡山県真庭市などでも震度5強の揺れを観測した。


「野党共闘」は絶対に実現させないという「圧力」を鈴木庸介候補にかけた連合!~理不尽な「いじめ」にあっている時は、「いじめられている」とSOSを主張すべき! さもなくば身も心ももたなくなる! 2016.10.22

記事公開日:2016.10.23取材地: テキスト動画

 「衆議院も参議院も残念なことでありますけれど、佃煮にしたいくらい自民党だらけなんです。あと一人、そして福岡であと二人、自民党の議員が増えることに何の意味があるのでしょうか?」

 民進党の野田佳彦幹事長が最後の応援演説のマイクを握り、のんきな「佃煮演説」で聴衆の笑いをとろうとする。


首相官邸前で毎週金曜日恒例の「脱原発」抗議開催、「柏崎刈羽原発の再稼働反対」を掲げる米山隆一氏当選に喜びの声 ~他方、この10/21当日に鳥取県で震度6の大地震、「3.11」の恐怖が甦る! 2016.10.21

記事公開日:2016.10.23取材地: テキスト動画

 「新潟県知事選で示された民意に、安倍政権はしっかりと向き合うべきだ」――。

 10月21日(金)、首相官邸前と国会正門前で行われた毎週恒例の「再稼働反対!首相官邸前抗議」では、新潟県知事選挙で「柏崎刈羽原発の再稼働反対」を掲げる米山隆一氏の勝利をうけ、次々と喜びの声が上がった。


ひときわ大きな「百合子コール」、小池都知事の都政報告、これはいったい何を選ぶ選挙なのか!?~最終街頭演説でも若狭勝候補からは都政の話ばかり!! 2016.10.22

記事公開日:2016.10.23取材地: テキスト動画

 これはいったい、何を選ぶ選挙なのか!?

 2016年10月22日(土)、池袋駅西口で自由民主党公認・若狭勝候補の最終街頭演説が行われた。


「沖縄県警も所詮、看板を使われているだけ」〜差別発言で相次ぐ大阪府警の部隊撤退を求める声!500人規模の機動隊投入の黒幕は警察庁!? 2016.10.23

記事公開日:2016.10.23 テキスト

 10月18日に沖縄県高江の米軍北部訓練場ヘリパッド建設現場で、工事に反対する市民に対し、差別発言をした20代の機動隊員らは、案の定、「侮蔑的な意味があるとは知らなかった」と釈明した。大阪府警は10月21日、2人を戒告の懲戒処分にした。

 29歳の巡査部長は「土人」発言について、抗議する市民が「体に泥をつけているのを見たことがあり、とっさに口をついて出た」と説明。一方、26歳の巡査長は「過去に(抗議する市民に対し)『シナ人』と発言する人がいて、つい使ってしまった」とし、ともに侮蔑の目的では使っていないと弁明した。


「野党統一候補なら応援は控える」という連合の傲慢な姿勢に市民から反発の声!「自分たちの利害で、こんな立派な人の応援をやめるのはどうかと思う」〜衆院東京10区補選、鈴木庸介候補街頭演説 2016.10.21

記事公開日:2016.10.23取材地: テキスト動画

 衆院東京10区補選も残す所あと一日となった2016年10月21日、鈴木候補は東京・目白駅前で街頭演説を行い、民進党の蓮舫代表、山尾志桜里議員が応援演説を行なった。終始100名ほどが足を止めて、約40分の演説に耳を傾けていた。


「国会議員の方から都政を支援する、サポートする。そういう人間が国会にいないとダメなんです!」――「小池劇場ブーム」にまるまる乗っかった東京10区補選・若狭勝候補が小池知事の連携役を強調 2016.10.21

記事公開日:2016.10.23取材地: テキスト動画

 衆院選の補欠選挙であるというのに、重要な国政課題を語ることもなく、都政との連携ばかりを強調――。

 2016年10月21日、東京都練馬区の小学校の体育館にて東京10区補選・若狭勝候補個人演説会が開かれ、小池百合子東京都知事らが応援弁士として駆けつけた。

 小池百合子氏が演説の最中に、若狭勝候補が会場に到着。会場からは拍手とともに、「わ・か・さ! わ・か・さ!」と、コールが沸き起こった。


42歳・NHK報道出身の和田政宗参院議員と同行者らから「暴行された」などとして被害届を出された87歳車椅子の「文子おばあ」が、2016年10月21日、名護署に出頭!怒りの抗議と激励の集会が! 2016.10.23

記事公開日:2016.10.23取材地: テキスト

 辺野古の「文子おばあ」こと島袋文子さんが出頭した。87歳になる車椅子の島袋文子さんから暴力を受けたとして、島袋さんを相手に、宮城県選出の「日本のこころ」の和田政宗参議院議員の同行者が「被害届け」を出したため、名護警察が出頭要請していた。


スクープ!! 衆院補選東京10区の鈴木庸介候補の応援から突如手を引いた連合東京!「結局は『野党共闘』になっている。だから『応援を控えるぞ』」!? 連合の本音に迫るべくIWJが直撃取材! 2016.10.22

記事公開日:2016.10.22 テキスト

 福岡6区とともに注目を集める東京10区の補選。豊島区と練馬区の一部からなるこの東京10区は、もともとは小池百合子氏の地盤である。小池氏の都知事就任によって空いた議席をめぐり、都知事選の時から小池氏を応援してきた、自民党公認の若狭勝候補と、民進党の鈴木庸介候補が競いあっている。

 「競いあっている」とは言っても、先の新潟県知事選で、市民が野党共闘して支えた米山隆一氏が劇的な逆転勝利をおさめたのとは対照的に、補選では野党候補の劣勢が伝えられている。

 新潟県知事選との違いは、その理由は誰の目にも明らかである。民進党を除く野党3党(共産、自由、社民)が共闘して闘った新潟県知事選と違い、補選では東京、福岡ともに野党間で政策協定も結んでおらず、野党3党も候補者への推薦を出していない。つまり、事実上民進党が単独で擁立した候補者なのである。


小池知事を支えたから「女性が輝く社会」を実現してくれること間違いなし!? 年金・TPP・安保に一切言及なしの若狭勝・衆院東京10区補選候補、「小池劇場」便乗型選挙で「余裕」の笑顔 2016.10.20

記事公開日:2016.10.21取材地: テキスト動画

 「みなさん、小池都政をしっかりとお見守りいただき、ご支持をいただきたい。そしてその前に、今週末23日に投開票日を迎える衆院補選。必ずみなさんの1票を若狭勝、いつまで経っても若さ、若狭勝に一票をお願いします!」

 今やテレビのワイドショーには欠かせない存在となった、小池百合子都知事。若狭勝・衆院東京10区補選候補の応援に駆けつけた小池知事が、街宣カーから呼びかけると、いつの間にか集まった100人以上とも思われる聴衆から、大きな拍手が起きた。


県民に対する「土人」「シナ人」発言で、指導責任を沖縄になすりつける警察庁や大阪府警!?~20代の機動隊員2人は、沖縄に対する多重差別構造を可視化したにすぎない 2016.10.21

記事公開日:2016.10.21 テキスト動画

特集 高江ヘリパッド

 ヘリパット建設工事に抗議する市民に対し、大阪府警察から派遣された20代の機動隊員2人が、「土人」「シナ人」と差別的暴言を吐いた問題は、沖縄県警や大阪府警だけにとどまらず、大阪府、警察庁、法務省などの責任が問われる問題に発展している。

 2016年10月18日午前9時47分頃、沖縄県東村高江地区にある、北部訓練場のヘリパッド建設現場の国道70号線近くで、工事への反対の声を上げ続けている、沖縄生まれ育ちの生っ粋のウチナンチューであり、芥川賞作家の目取真俊氏がフェンスに手をかけていたところ、フェンス越しにいた機動隊員と口論になった。


非情!名門・東北大学で3200人の非正規職員が「雇い止め」の危機!国立大学に広がる「5年雇い止め」の現状とは? 大学労組関係者らが緊急集会――共産党・吉良よし子議員「法の趣旨とかけ離れている」 2016.10.11

記事公開日:2016.10.20取材地: テキスト動画

 100年以上の歴史を持つ名門・東北大学が、3200人もの非正規職員に対し、就業規則を変更してまで「雇い止め」を通告しようと画策している。

 10月11日、参議院議員会館で、「改正労働契約法の趣旨に反した国立大学での『5年雇い止め』を許さない~ストップ! 東北大学3200名と全国の有期雇用職員雇い止め」と題した緊急集会が開催された。


「小池さんと若狭さんが相手では勝てるわけないんです、こっちが今いくら束になっても」もはや諦めモード!? 衆院東京10区補選で「野党共闘」に二の足を踏み続ける民進党に有権者の怒り殺到! 2016.10.20

記事公開日:2016.10.20取材地: テキスト動画

※10月21日、テキストを追加しました!

 いったい、民進党はなんど同じ過ちを繰り返すつもりなのか。今週末の23日に投開票日を迎える衆院東京10区補選で、民進党がまたしても野党共闘に二の足を踏んでいる。

 2016年10月16日投開票の新潟県知事選では、共産・社民・自由(旧生活)の3野党と市民の会が結集し、米山候補を推薦した。自主投票を決めていた民進党も、終盤戦にはついに、蓮舫代表が駆けつけ応援に回り、曲がりなりにも「野党共闘」が実現した。結果は、見事、野党共闘の勝利となった。


和田政宗議員に関わる記事についての謝罪と訂正、記事再掲載のご報告 2016.10.20

記事公開日:2016.10.20 テキスト

 この度、2016年10月18日に掲載した当社記事「高江で座り込みを続ける87歳の『文子おばあ』こと島袋文子さんから『暴行を受けた』と被害届を出した『日本のこころ』和田政宗議員!42歳!!IWJは再三取材を試みるも応じず!」において、訂正すべき点がありますので、ご報告いたします。


【IWJ検証レポート】「米山氏の出馬はしっかり抑えてほしいと民進党新潟県連には申し入れた」〜連合新潟事務局長に直撃取材!民進党と連合の間で何が!?今、明かされる「本音」!! 2016.10.17

記事公開日:2016.10.19取材地: テキスト独自

※公共性に鑑み、2016年10月22日まで全編特別公開しました。

 新潟知事選において、自公推薦候補の森民夫氏を「支持」した連合新潟。「自主投票」を決めた民進党と共に、今回の知事選で野党共闘の足並みを乱した「戦犯」として、厳しい批判の目が向けられている。

 しかし実は、連合新潟は、泉田裕彦新潟県知事(24日に任期満了)の出馬撤回後に民進党が独自候補を擁立すれば支援を検討する意向だったという。にもかかわらず、民進党県連が告示の約半月前の9月13日に独自候補の擁立を断念したことで、連合新潟は翌14日に、森氏の支持を決めたというのだ。当事者である連合新潟の幹部が、IWJの取材に対し、経緯をつまびらかに語った。


年金減額の危機!? 岩上安身のインタビューで涙した「元エリート・ニート」衆院東京10区補選民進党・鈴木庸介候補が「『年金カット法案』ストップ」を訴え自転車でドブ板選挙に励む! 2016.10.18

記事公開日:2016.10.18取材地: テキスト動画

 「『年金カット法案』のストップ、この一点です!」

 東京都練馬区の平和台駅前。初秋に似合わず汗ばむ陽気の中、2016年10月18日、衆院東京10区補選民進党・鈴木庸介候補がクロスバイクにまたがりさっそうと到着した。


高江で座り込みを続ける87歳の「文子おばあ」こと島袋文子さんら市民から「暴行を受けた」と被害届を出した「日本のこころ」和田政宗議員とその同行者たち!! 2016.10.20

記事公開日:2016.10.18取材地: テキスト

 たとえ「自称」であっても、日本の「保守」はここまで墜ちてしまったのだろうか。2016年5月、ある国会議員らが沖縄・辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で、基地反対派の市民から「暴力行為を受けた」として被害届を出した。

 被害を訴えたのは、まがりなりにも「保守政党」を自称する、「日本のこころを大切にする党」参議院議員の和田政宗氏とその同行者たちである。訴えられたのはなんと、車イスで歩くのもままならない87歳のおばあちゃん、島袋文子さん(通称「文子おばあ」)を含む複数の市民である。