民主党幹部、岡田・長妻・蓮舫議員が安保法案強行採決に反対、今国会での廃案を求める考え 2015.7.15

記事公開日:2015.7.23取材地: テキスト動画

※7月23日テキストを追加しました!

 民主党と連合は、2015年7月15日、衆議院・平和安全特別委員会で審議されていた安全保障関連法案が強行採決されたことを受けて、参議院議員会館内で緊急の集会を開いた。

 民主党の岡田克也代表、衆議院・平和安全特別委員会の理事でもある長妻昭代表代行、蓮舫代表代行、連合からは古賀伸明会長らが発言し、衆議院での安全保障関連法案の強行採決に強く抗議する声をあげた。


【緊急アップ!】安倍総理とメディアの会食は「業務妨害罪」「贈収賄罪」の可能性!? 学者の会で刑事法学者・高山佳奈子氏が指摘!元共同通信・浅野健一氏も批判「御用メディアと闘わないといけない」 2015.7.22

記事公開日:2015.7.22取材地: テキスト

特集 安保法制

 「安倍首相と大手メディアの要職の方々との夕食会は、場合によっては、『刑事罰の対象になる行為』であることも考えられる」——。

 極めて重要な指摘をしたのは、京都大学大学院法学研究科教授(刑事法)の高山佳奈子氏だ。2015年7月20日に行われた「安全保障関連法案に反対する学者の会」の会見後、岩上安身のインタビューに応じた高山氏はさらに、「嘘の情報を意図的に流すということが実際に行われている。真実を解明する必要がある」と主張した。


むのたけじ氏、100歳「安倍晋三、あなたに政治家としての資格がありますか」――軍国体制に戻すための工作をする総理を叱り飛ばした元ジャーナリスト「安倍離れは民衆の目覚め」 2015.7.21

記事公開日:2015.7.22取材地: テキスト動画

 「なぜ黙っているのか。安倍総理に対して何か言うことがあるはずだ」――。

 集団的自衛権の行使を禁じてきた歴代の首相は、2015年7月16日、衆議院本会議で採決、可決された安全保障関連法案、いわゆる「戦争法案」をめぐる賛成、反対の攻防をどのような思いで見ているのだろうか。

 50人以上が呼びかけ人として名を連ねるマスコミOB会は近日中に、歴代の総理12人に要請状を送付することを決めた。法案に対する賛否とともに、安倍総理への提言を募るのだという。21日、マスコミOBの会からむのたけじ氏、澤地久枝氏などが記者会見を開き、提言を求める要請行動の趣旨について説明、安倍政権や法案に対する思いも口にした。


「JICAに人権侵害を訴えても『確認する』と言うだけ。私たちは侮辱されたと言わざるを得ない」 〜モザンビークの農民が緊急来日、日本のODAプロサバンナ事業の問題点が浮き彫りに 2015.7.9

記事公開日:2015.7.22取材地: テキスト動画

※7月22日テキストを追加しました!

 「昨年、日本政府が約束した『丁寧な作業、丁寧な対話』とは裏腹に、状況は悪化した。農民は排除され、人権侵害が生じている。私はモザンビークの農民を代表して来日したが、今回、私たちは侮辱されたと言わざるを得ない」──。

 モザンビークの農民組織、UNACのヴィセンテ・アドリアーノ氏は、このように語り、失望の念を隠さなかった。日本のODAで展開するプロサバンナ事業をめぐって、現地で農民への迫害や人権侵害が起きていることをJICA(国際協力機構)に訴えたが、「モザンビーク政府に確認する」という事務的な対応しかされなかったからだ。


「雇用と平和」連続講座II 戦争法案で平和の構築ができるのか!? 2015.7.21

記事公開日:2015.7.21取材地: 動画

 2015年7月21日(火)、参議院議員会館で、非正規雇用フォーラム主催による、「『雇用と平和』連続講座II 戦争法案で平和の構築ができるのか!?」が開催された。


とめよう!戦争法案 全国一斉街宣 2015.7.21

記事公開日:2015.7.21取材地: 動画

 2015年7月21日(火) 18時より、東京・新宿区のJR、新宿駅西口小田急百貨店前にて、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会主催による、とめよう!戦争法案 全国一斉街宣が行なわれた。


福島第一原発、震災後、建屋ごとにバラバラに沈下していることが判明、数センチ程度のズレ ~東京電力定例記者会見 2015.7.21

記事公開日:2015.7.21取材地: テキスト動画

 2015年7月21日17時45分頃から、東京電力で定例記者会見が開かれた。正確な水位管理の必要性などから、敷地内を測量し直した結果、福島第一原発1号機T/B建屋は3号機T/B建屋より20mm多く沈下しているなど、震災による沈下量が不均一であることが判明した。


「安倍首相は民主主義を理解しているのか。すべて白紙委任されたとでも思っているのか」山崎拓氏、亀井静香氏、藤井裕久氏、武村正義氏ら政界の重鎮が安保法案に怒りの記者会見 2015.7.16

記事公開日:2015.7.21取材地: テキスト動画

特集 安保法制
※7月21日テキストを追加しました!

 「安倍さんは悪名高き総理として(歴史に)残る」──。財務大臣などの要職を歴任した83歳の藤井裕久氏は、このように断言し、「岸信介総理は『日米安保は集団的自衛権とは違う。憲法があるから海外派兵はできない』と明確に語っていた。お孫さんは非常識ですね」と述べた。

 安全保障関連法案が衆院本会議で採決された、2015年7月16日。東京都千代田区の衆議院第一議員会館で、元自民党副総裁の山崎拓氏、亀井静香衆議院議員、元財務大臣の藤井裕久氏、元内閣官房長官の武村正義氏、元防衛庁教育訓練局長で新潟県加茂市長の小池清彦氏、元内閣官房副長官補の柳澤協二氏による、緊急記者会見が開かれた。


人々で賑わう三連休初日、新宿の街に響いたデモの声――「戦争法案反対!」「辺野古を埋めるな!」「なんか自民党感じ悪いよね」 2015.7.19

記事公開日:2015.7.21取材地: テキスト動画

※7月21日テキストを追加しました!

 「戦争法案に反対!辺野古に新基地をつくるな!デモ」が2015年7月20日に新宿で開催され、主催者発表で100名が参加した。デモ隊は新宿柏木公園を出発し、新宿高層ビル街を通って甲州街道から新宿駅南口前を抜け、連休初日の人で混みあう百貨店街、そして靖国通りを練り歩き、「戦争法案絶対反対」「辺野古の海を埋めるな」「なんか自民党感じ悪いよね」などのコールを上げた。

 デモの前後に開催された集会では、三軒茶屋(「若者は戦争で戦わない」、7月24日)、新宿(「区民大集会」、7月26日)、上野公園(「公明党に抗議するデモ」、8月1日)、蒲田駅(8月6日)等々、様々な地域で開催されるデモについて、複数の参加者から告知があった。


【緊急アップ!】ノーベル賞受賞者が安倍退陣を要求!「安倍首相に鉄槌を下さなければいけない時期にきている」――益川敏英京大名誉教授が記者会見で 2015.7.20

記事公開日:2015.7.20取材地: テキスト

特集 安保法制

 「鉄槌を下さなければいけない。そういう時期にきていると思います」――。

 安全保障関連法案の廃案を求め、2015年7月20日(月)、「安全保障関連法案に反対する学者の会」が記者会見を開催した。

 ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英京大名誉教授は「安倍総理が『有事』だと思ったら戦争できる。これはとんでもない話だ」と批判。安倍総理に鉄槌を下す時期にきている、と呼びかけた。


60年安保闘争再び 重なりあう1960年と2015年――日本会議に「借り」を作った自民党の正体に迫る~岩上安身によるインタビュー 第563回 ゲスト 法政大学教授・山口二郎氏 2015.7.18

記事公開日:2015.7.20取材地: テキスト動画独自

 「2015年の今、行われている安保法制への反対行動は、60年安保闘争の再現である」――。

 7月15日、集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案が、自民・公明の与党により、衆議院の特別委員会で強行採決、翌日16日に本会議で可決された。これで審議の場は、参議院に移されたことになる。

 この7月15日から3日間、安全保障関連法案に反対する学生団体SEALDsは、国会前で抗議の声をあげ続けた。15日には10万人もの市民が集まり、「安倍は辞めろ!」「民主主義って何だ!」といったコールを響かせた。


桜川・平和を願うコンサートと講演 ―孫崎享氏 講演部分 2015.7.19

記事公開日:2015.7.19取材地: 動画

 2015年7月19日(日)13時30分より、東京・板橋区の桜川地域センターにて、桜川・平和を願うコンサートと講演が行なわれ、第2部として、孫崎享氏が「集団的自衛権で日本はどう変わるのか」と題して講演した。


日本全国で「アベ政治を許さない」――安保闘争を取材したジャーナリスト・原寿雄氏「60年安保は動員ばかりだったが今は違う、民主主義が1人ひとりのものになりつつある」 2015.7.18

記事公開日:2015.7.19取材地: テキスト動画

 「アベ政治を許さない」

 多くの国民の反対を押し切り、衆院で安全保障関連法案、いわゆる「戦争法案」が強行採決された。これに憤った市民らが2015年7月18(土)、全国各地で「アベ政治を許さない」と書かれたポスターを掲げ、抗議の意思を示した。


緊急トークセッション〜安保法制で日本と世界は平和になるか?戦争のリアルから問う安倍政権の「積極的平和主義」 2015.7.18

記事公開日:2015.7.18取材地: 動画

 2015年7月18日(土)19時より、東京・渋谷区の伊藤塾東京校にて、緊急トークセッション〜安保法制で日本と世界は平和になるか?戦争のリアルから問う安倍政権の「積極的平和主義」が行なわれた。


【緊急アップ!】熱量あがる国会前抗議「今日集まった5万人は、強行採決されても諦めないっていう5万人だ!」 2015.7.17

記事公開日:2015.7.18取材地: テキスト動画

 「私は声をあげることをやめない!」——。

 「憲法違反の安保法制」の衆院での強行採決を受け、3日連続で行われた国会前抗議は、2015年7月17日に最終日をむかえた。集まったのべ5万人(主催者発表)の国民は、「勝手に決めるな!」のコールを響かせた。


「安倍政権は、衣の下の鎧(よろい)を隠すため、意味不明な言葉を弄ぶ」 ~小沢一郎氏が安保法案の強行採決を痛烈に批判「賢明な主権者が流れを押し戻し、正しい選択を」 2015.7.15

記事公開日:2015.7.18取材地: テキスト動画

※7月18日テキストを追加しました!

 「今の政権への国民の批判や不満は、減ることはないと思う。安保法案の強行採決は国民の心にかなりの影響を与えた。したがって、次の選挙、またその次の選挙で、野党が一致結束できれば、圧勝できる」──。

 安全保障関連法案が、衆院平和安全法制特別委員会で採決された2015年7月15日。午後3時過ぎから、東京都千代田区の参議院議員会館で、生活の党と山本太郎となかまたち共同代表の小沢一郎氏が緊急会見を行った。


日本共産党創立93周年記念講演会 記念講演 志位和夫委員長 2015.7.18

記事公開日:2015.7.18取材地: 動画

 2015年7月18日(土)14時より、東京・渋谷区の日本共産党本部にて、日本共産党創立93周年記念講演会が行なわれ、志位和夫委員長が講演した。


自主避難者の住宅支援・除染が2017年3月で終了!? 住民と協議もなく、線量低減の目処もなく、期間だけを決める政府の姿勢―「病気リスクの高いところに住まわせられる」現実 2015.7.2

記事公開日:2015.7.18取材地: テキスト動画

※7月18日テキストを追加しました!

 「被害が津波と地震だけだったら、もう普通に福島で暮らせていた。災害救助法が適用できないのなら、新たに原発災害を含む(支援)法律を考えてほしい」──。原発事故で避難した女性は、住宅支援打ち切りと避難指示解除に関する政府交渉で、切実に訴えた。

 2015年7月2日、東京都千代田区の参議院議員会館で、東日本大震災の自主避難者への住宅支援打ち切りと避難指示解除に関する政府交渉が行われた。政府側の出席者は内閣府、復興庁、国土交通省の各担当者で、市民側は、避難指示が解除される予定の福島県飯舘村や富岡町からの避難者、すでに解除されている田村市都路地区からの避難者、さらに、弁護士やチェルノブイリ原発事故に詳しい専門家らも同席して意見を述べた。


映画「ルンタ」初日舞台挨拶 池谷薫氏(監督)×中原一博氏 2015.7.18

記事公開日:2015.7.18取材地: 動画

 2015年7月18日(土)12時30分より、東京・渋谷区のシアター・イメージフォーラムにて、映画「ルンタ」初日舞台挨拶 池谷薫氏(監督)×中原一博氏が行なわれた。


安保法制「予定通り」の衆院突破 小林節氏が岩上安身のインタビューで「共産党を入れた野党連立」を提言!自民党を牛耳る日本会議は「おかしな人たち」~岩上安身によるインタビュー 第562回 ゲスト 小林節氏 2015.7.16

記事公開日:2015.7.17取材地: テキスト動画独自

特集 安保法制
※7月17日テキストを追加しました!

 「憲法違反の安保法制」が衆議院で強行採決され、参議院へ送られた。衆院突破を「予定通り」と冷静にとらえる小林節・慶応大名誉教授は、本会議採決が行われた2015年7月16日に岩上安身のインタビューに応え、「次の戦略」を呼びかけた。

 いわゆる「戦争法案」が成立し、海外派兵が可能になると国民は常に戦争の脅威を隣り合わせになる。その苦痛は「生存権の侵害」にあたるとして、各界の有名人・大物100人が集まり、1000人の弁護団を結成して損害賠償請求をする、というものだ。しかし小林氏は、「裁判でケリをつけようとは思っていません。何より重要なのは政権交代です」と訴える。