PC遠隔操作事件 ITの専門家2人を特別弁護人に選任 佐藤弁護士「これまで猫に小判」 2013.11.29

記事公開日:2013.11.29取材地: テキスト動画

 PC遠隔操作事件で起訴、勾留された片山祐輔被告の弁護団が、第7回公判前整理手続きを受けて司法記者クラブで記者会見を行い、特別弁護人にITの専門家を専任したことを明らかにした。

 弁護団の佐藤博史弁護士は、「片山被告との接見は、ITに精通していない我々にとって、言葉が通じない者同士の会話になってしまう」と理由を説明。技術的な情報をうまくやりとりできていなかったこれまでの接見を「猫に小判」と表現し、そのもどかしさを語った。弁護団はこれまで、ITの専門家2人から助言を受けてきたが、弁護人として選任するのは今回が初めて。


「こんなにひどいとは」 新国立競技場建設、不透明さに批判集中 自民・無駄撲滅PT 2013.11.28

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 2020年の東京オリンピックのメーン会場となる新国立競技場の建設計画について、自民党の議員から激しい質問が投げかけられた。 28日、自民党の河野太郎衆議院議員を座長とする自民党の無駄撲滅プロジェクトチーム(PT)が、文部科学省と日本スポーツ振興センター(JSC)の担当者を呼んでヒアリングを行った。

 新国立競技場のデザインには、昨年11月に行われた国際コンペで、イラク出身の建築家ザハ・ハディド氏の斬新な流線型のデザインが選ばれた。しかし、コンペの選考過程は公表されておらず、また、1300億円とされる総工費の妥当性も明らかになっていない。


徳洲会からの5000万円受領問題 猪瀬直樹都知事、歯切れの悪い回答に終始 辞任はまたしても否定 2013.11.29

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 猪瀬直樹東京都知事は29日、14時30分から定例の記者会見に応じ、昨年12月の東京都知事選挙立候補前に、医療法人・徳洲会から5000万円の資金提供があった件で、記者団から、矢継ぎ早の質問を受けた。


「東條内閣もここまでやらなかった」特定秘密保護法案を強行採決した安倍政権を作家・保阪正康氏が痛烈批判 ~立憲フォーラム「秘密保護法」に関する連続院内学習会 2013.11.28

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 特定秘密保護法案が11月26日、衆議院で可決された。今回で三回目となる立憲フォーラム「『秘密保護法』に関する連続院内集会」が衆議院第一議員会館で開かれ、「ジャーナリズムを死なせてはならない」をテーマに、作家の保阪正康氏が講演を行った。


秘密保護法は、漏えいを防ぐため?漏えい者を処罰するため? ~第58回 日本の司法を正す会 2013.11.27

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 「国の重要な問題が討論もせずに通っていく」ー。

 26日夜に衆議院本会議において賛成多数で可決された秘密保護法案について、27日に行われた「第58回日本の司法を正す会」で村上正邦氏は強く反対の意を表した。この日の会では「特定秘密保護法案を考える」というテーマで、日弁連秘密保全法制対策本部事務局長の清水勉氏が秘密保護法案の法的問題点を挙げながら解説した。


研究開発力強化法の改正で研究力は上がるのか?課題を残したまま今国会で審議が進行 2013.11.27

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 自民党は先月31日、科学技術・イノベーション戦略調査会などの合同会議で、研究開発強化法の改正案を取りまとめた。この改正案は、大学などの研究者などを対象に無期雇用へ転換する期間を5年から10年とするもの。しかし、27日に開かれた「労働契約法の特例・安全保障分野への重点配分で本当に研究力はUPするのか?」をテーマとした集会では、この法案について多くの問題が指摘された。


「国民主権、民主主義のあり方そのものを覆すものだ」 〜11・29 秘密保護法を考える緊急学習会「原発問題と特定秘密保護法」小笠原伸児氏 講演 2013.11.29

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 「これは、行政官僚が仕掛けた罠である。法案に賛成した政治家たちは、内容を理解しているのか」──。

 2013年11月29日、京都市下京区のキャンパスプラザ京都で「11・29 秘密保護法を考える緊急学習会『原発問題と特定秘密保護法』」が開かれ、「憲法9条京都の会」事務局長の小笠原伸児弁護士が講演を行った。小笠原氏は「特定秘密保護法案は、非民主的な法律」と切り捨てた。


「基地が設置されると、どうなるのか。沖縄の実態を知ればよい」 〜米軍基地の京都への設置を問う学習集会 ─講師 伊波洋一・元宜野湾市長 2013.11.29

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 「日米安保の下、アメリカにとって、日本は天国なのである」──。

 2013年11月29日、京都市下京区のキャンパスプラザ京都で、講師に伊波洋一・元宜野湾市長を招いて「米軍基地の京都への設置を問う学習集会」が行われた。伊波氏はアメリカの基地問題の実態を解説し、「米軍絶対優位が、日米安保の本質である」とした。


「自民党は無償で国有地を使っているのに、なぜ」 ~脱原発テント 第4回口頭弁論報告集会 2013.11.29

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 脱原発を訴える市民らが経産省前に設置した「脱原発テント」の撤去を求め国が起こした裁判の第4回口頭弁論が11月29日、東京地裁で行われた。その後、参議院議員会館では裁判の報告会が開かれた。


東電定例会見17:30「使用済燃料移動、4号機2回目共用プールへ、6号機は炉心からSFPへ完了」 2013.11.29

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 2013年11月25日17時30分から東京電力本店で定例記者会見が開かれた。燃料の移動について、4号機は使用済燃料22体を共用プールへ移送した。また、6号機では、原子炉から全ての燃料を使用済燃料プールへ全て移し終えたことが発表された。


「柏崎刈羽のフィルターベントは運用手順が審査対象」 ~原子力規制庁定例ブリーフィング 2013.11.29

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 2013年11月29日(金)14時から、森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。森本次長は、柏崎刈羽原発の適合性審査では、フィルターベントは運用手順が審査対象なので、東電が資料を提出したら、審査が可能という考えを示した。


「TPPで沿岸の漁業権が外資に奪われる」~山田正彦元農水相が岩上安身によるインタビュー 第372回で明かす衝撃のリーク文書 2013.11.28

記事公開日:2013.11.28取材地: テキスト動画独自

特集 TPP問題
※全文文字起こしを掲載しました(2014年4月21日)

 秘密裏に進むTPP交渉では、驚くべき内容が議論されていた。山田正彦元農水相が手に入れた「投資」に関するリーク文書によれば、TPPで日本の海域内での漁に外国企業が参入することになるという。


東京電力 臨時会見・中長期ロードマップの進捗状況「炉注水循環ループを短縮。その他に空冷検討」 2013.11.28

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 2013年11月28日17時30分、東京電力本店にて、東電臨時会見「中長期ロードマップの進捗について」が開催された。福島第一原発2、3号機の炉心注水量を各々毎時1トン減少、注水循環ループを現在の3kmから0.8kmに短縮し、設備の負荷軽減等をはかることがわかった。


ヘイトスピーチは「表現の自由」か。レイシストによって「表現の自由」が奪われたマイノリティ ~差別撤廃国会集会 2013.11.28

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 「ヘイトスピーチ」の場合、「表現の自由を侵害してしまうのはよくない」として、法規制に慎重論がとられることが多い。なぜか。現行法にも、例えば侮辱罪・脅迫罪といった「表現を規制する法律」は存在するというのに。

 では、在特会らによるヘイトスピーチなどの差別・排外運動に対し、日本社会はどのように立ち向かうべきか。11月28日、民主党・有田芳生参議院議員などの呼びかけによって、第3回目となる「差別撤廃国会集会」が議員会館で開かれた。


「そもそも、この部会のあり方が不明だ」時期尚早の記者会見は「?」でいっぱい ~第1回「甲状腺検査評価部会」 2013.11.27

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2013/11/27 【福島】「県民健康管理調査」検討委員会 第1回「甲状腺検査評価部会」

 「甲状腺の個別の症例に対し、この部会が因果関係を語ることはしない」──。

 2013年11月27日、福島市内にあるグランパークホテルエクセルで、「甲状腺検査評価部会」の初会合が、星北斗氏(検討委員会座長)をはじめとする委員会の面々に、加藤良平氏(山梨大大学院教授)、渋谷健司氏 (東京大大学院教授)、欅田尚樹氏(国立保健医療科学院部長)ら、外部有識者が加わって行われた。


「複雑化したシステムの中心に東大がある」石井紘基氏が調べていた特別会計の闇の源流 ~安冨歩教授の授業 2013.11.27

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 11年前の10月25日、石井紘基衆議院議員が刺殺された。27日、東大駒場キャンパスで行われた安冨歩先生の授業は、石井氏の功績を紹介するところから始まった。


TPP知財草案で浮かび上がる米国の「保護主義」~第22回国民の医薬シンポジウム 2013.11.24

記事公開日:2013.11.27取材地: テキスト動画

特集TPP問題

 「あきらめることはない。まだ、TPP交渉は止められる」――

 11月24日、東京都文京区の平和と労働センター・全労連会館にて、医療関係者らによる「第22回国民の医薬シンポジウム」が開催された。

 午前の部には、民間の医薬品監視機関である薬害オンブズパースン会議の水口真寿美事務局長、東京大学の醍醐聰名誉教授の二人が登壇し、「医薬品の安全性確保とTPP」をテーマに講演を行った。午後の部のシンポジウムでは、「『子宮頸がん予防』ワクチンの必要性・安全性・有効性」と題し、子宮頸がん問題に取り組む医師や科学者らによる討論が行われた。


規制委、柏崎刈羽原発適合審査「地元との前提条件の下で認可することはない」~田中俊一委員長定例会見 2013.11.27

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 2013年11月27日(水)14時より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。

 東京電力柏崎刈羽原子力発電所の適合性審査について、フィルターベントの運用に地元の了解が必要という条件について、田中委員長は「地元との前提条件の下で認可することはない」と述べ、あくまでも規制基準で要求している性能を満たしているかという点を審査する考えを示した。


「再処理施設などに対する新規制基準が決定」~第33回原子力規制委員会 2013.11.27

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 2013年11月27日10時30分より、第33回原子力規制委員会が開催された。核燃料の加工工場や再処理施設、中間貯蔵施設などの重大事故時対応に関する新規制基準が承認された。閣議決定後、来月12月18日の施行を目指す。


東電定例会見「使用済燃料22体をキャスクへ収容完了」 2013.11.27

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 2013年11月27日17時30分から東京電力本店で定例記者会見が開かれた。福島第一原発4号機の使用済燃料プールから、22体の燃料集合体がキャスクに収容されたことを発表した。