「国会で集団的自衛権の論戦に加われないことが残念」――民主・海江田代表が落選を受けて辞任 2014.12.15

記事公開日:2014.12.16取材地: テキスト動画

 「議席を失うことが確定した時点で、民主党代表を辞めることを決意した」

 今回の衆院選で落選した民主党・海江田万里代表が、衆院選投開票日から一夜明けた12月15日、党本部で会見を開き、落選と同時に決意した代表辞任を、正式に表明した。


「日本に議会制民主主義を定着させることが、生活の党の目標、使命、責任」――生活・小沢代表が今後の党運営、野党再編に言及 2014.12.15

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 「自ら前面に出て旗を振らないほうが、かえってスムーズにいくだろうと思っています」

 生活の党の小沢一郎代表が12月15日(月)午後4時より、参議院議員会館地下2階生活の党事務室で記者会見を行い、昨日投開票の衆議院解散総選挙の結果について、自身の見解と、今後の党の運営について語った。


【IWJすこやかブログ】ブッダの悟りを開いた“ヴィパッサナー瞑想“で「自分の怒りを取り除いた」――イラク日本人人質事件から10年、岩上安身によるインタビュー 第496回ゲスト 高遠菜穂子氏 2014.9.8

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 「ものごとをありのままに見る」という意味のヴィパッサナー。

 2500年以上も昔、ブッダが悟りを開いたとして知られるヴィパッサナー瞑想法は、現在、インドを始め、北米、中南米、欧州、中東、アフリカなど、世界各地で開設されたセンターで指導を受けることができる。

 2007年、イラクで日本人人質事件の被害者となった高遠菜穂子氏も、ヴィパッサナー瞑想法の実践者である。IWJによる、高遠菜穂子×青山弘之×岩上安身のクロストークカフェが行われた9月8日、イベント前の時間を利用して、イラクから帰国したばかりの高遠氏にヴィパッサナー瞑想法の体験談について岩上安身が聞いた。


【大義なき解散総選挙】「国民の期待に応えられず」民主・海江田氏、議席微増も表情固く 加藤選対副本部長「明確な争点化、できなかった」 2014.12.14

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特集 総選挙2014

※12月16日テキスト追加しました!

 安倍総理による「アベノミクス解散」という宣言とともに、突風のように始まった師走の衆議院解散総選挙。野党第一党である民主党は、公示前の62議席から11議席を伸ばして73議席を獲得するも、代表の海江田万里氏が小選挙区で落選し、比例区での復活もかなわないなど、厳しい選挙戦を強いられた。

 投開票センターに設置されたモニターから、自民党議員の当確情報が次々と流れる中、各テレビ局の取材に応じた福山哲郎政調会長と枝野幸男幹事長は、ともに厳しい表情を見せた。


【大義なき解散総選挙】国会での野党共闘に意欲~社民・吉田忠智党首、選挙戦を振り返り共産党との違いについても言及 2014.12.14

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特集 総選挙2014

※12月16日テキストを追加しました!

 手落ちのない『野党共闘』で自民党候補者全滅という結果を成し遂げた沖縄2区で、社民党は前衆議院議員の照屋寛徳氏が当選。公示前の2議席を確保し、政党要件をぎりぎりのところで保持した。同党は小選挙区で18人、比例ブロックで7人を擁立し当選を目指したが、2議席確保という厳しい結果になった。選挙結果を受けて、吉田忠智党首は12月14日の記者会見で、超短期戦だったわりには支持の広がりはあったと、安堵の表情を見せた。


【大義なき解散総選挙】「厳しい結果だ。準備不足だった」 生活の党・主濱了副代表が敗戦の弁 小沢一郎代表は姿を見せず 2014.12.14

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特集 総選挙2014

※12月16日テキストを追加しました!

 大手紙による事前の情勢調査では、厳しい戦いが予想されていた生活の党。フタを開けてみれば、大方の予想通り、当選者は、岩手4区の小沢一郎氏と沖縄3区の玉城デニー氏の2名だけとなった。注目された新潟5区の森ゆうこ氏は落選した。

 小沢氏の当選が確定した22時を回っても、開票センターでバラつけなどは行われず、会場は重苦しい空気に包まれたまま。22時半から副代表の主濱了参議院議員が記者会見し、「今回の選挙に大義はなかった。しかし、非常に重要で、恐ろしい選挙だった」と今回の選挙戦を総括。結果については、「厳しい結果であるが、厳粛に受け止めたい。準備不足だった」と述べた。


マスコミが作り上げたイメージに背中を押される捜査側、今更引き返せない検察との関係で生み出される冤罪の仕組み ~メディア報道の罪と罰 2014.11.26

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特集 PC遠隔操作事件

※12月16日テキスト追加しました!

 「『メディア報道の罪と罰』―PC遠隔操作事件と本庄トリカブト殺人事件を追う」と題したシンポジウムが11月26日(水)、明治大学大学院情報コミュニケーション研究科の主催で東京都千代田区の明治大学リバティタワーにて開催された。


【岩上安身のツイ録】信任された? アベノミクス、その一攫千金の「夢物語」 〜語られない株価暴落リスクとバブル崩壊の記憶 2014.12.15

記事公開日:2014.12.15 テキスト

特集 総選挙2014|特集 天下の愚策 消費税増税

※12月14日、衆院選投開票日深夜の岩上安身のツイートをリライトして掲載します。

 テレ朝の開票速報。途中でアベノミクスのおかげで潤ったという個人投資家たちを取り上げていた。「200万円が5000万円になった。アベノミクスのおかげ」とか、「去年の投資の儲けは7000万円」とか。リスクについての説明抜きに語られる夢物語。

 こんな夢物語を聞かされても、自分も同じように儲けられる、株を始めよう、と考える人はそんなに多くはないだろう。しかし、アベノミクスのチャンスに株で儲けられなかった自分が不甲斐ないのだ、としおれる人は決して少なくないに違いない。


福島第一原発2号機海水配管トレンチの約9割が閉塞、今週中にも完了の見込み~東電定例会見 2014.12.15

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 2014年12月15日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発2号機海水配管トレンチの止水・閉塞工事は、トンネル部分が9割方が埋まったと判断。残りは今週中にも埋め終わるものと思われる。


高浜原発の審査書案が詰めの段階に~規制庁定例ブリーフィング 2014.12.12

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 2014年12月12日(金)14時30分から、原子力規制庁で米谷仁総務課長による定例ブリーフィングが行われた。関西電力高浜原発は、新規制基準適合性審査に関して審査書案を作成しているが、その作業は詰めの段階だと広報官は説明した。


【大義なき解散総選挙】自民党と同様、経済政策を争点の中心にすえた維新の党、今後の野党共闘はありえるのか?江田共同代表が言及 2014.12.14

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特集 総選挙2014

※12月15日テキストを追加しました!

 「あまり重く受け止める必要はないと思いますよ」――。維新の党・橋下徹共同代表の「敗北宣言」に対し、同党の江田憲司共同代表は、こう応じた。

 12月14日(日)、第47回衆議院総選挙が投開票日を迎え、午後8時の投票締め切り後、維新の党は、都市センターホテルの同党開票センターで記者会見を行った。


【大義なき解散総選挙】「私たちは国民との共闘で安倍政権を追いつめていく」――躍進を果たした共産党・志位委員長が「安倍の暴走ストップ」に意気込み 2014.12.14

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特集 総選挙2014

※12月15日テキストを追加しました!

 安倍総理の突然の衆院解散宣言で、野党にとっては「不意打ち」を受けたかたちで始まった今回の衆院選。

 他の野党が準備不足でふるわないなか、反与党票の受け皿としてほとんど唯一、躍進したのが日本共産党だ。共産党は解散前の8議席から大幅に伸ばし、21議席を獲得するにまで至った。


「残業代は出ない、ボーナスは出ない、労働組合には入らない」を正社員に課すブラック企業、低賃金で酷使されても抗議することができない現実 2014.11.30

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※12月15日テキストを追加しました!

 「ここ20年ほど、ただ普通に働いて、普通に生きていくということが、とてつもなく難しくなっている」──。雨宮処凛(かりん)氏は、深刻化する若者の労働実態について、このように語った。

 「もう泣き寝入りしない!ブラック企業根絶!トークセッション」が2014年11月30日、大阪府東大阪市で行われた。司会には日本共産党大阪府委員会副委員長の清水ただし氏、ゲストに作家の雨宮処凛氏を招いて、労働法制や労働問題を議論した。


中国との関係で日本がとるべき姿勢とは――元中国大使・丹羽宇一郎氏が講演「日中関係と日本の将来」 2014.11.23

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※12月15日テキストを追加しました!

 「日米関係がしっかりしていれば、日中関係もうまくいく。日中関係がしっかりしていれば、日韓の関係もうまくいくだろう」──。関係諸国との外交について、丹羽宇一郎氏はこう分析する。

 元中国大使の丹羽宇一郎氏が2014年11月23日、愛媛県松山市にあるコムズ(松山市男女共同参画推進センター)で「日中関係と日本の将来」と題して講演を行った。


新たに見つかった資料で検察は起訴に踏み切るか―― 東京地検包囲行動&院内集会 福島原発告訴団 記者会見 2014.12.12

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 福島原発告訴団の武藤類子団長と弁護団の海渡雄一弁護士が2014年12月12日、司法記者クラブで会見し、福島原発事故について、新たな資料、証拠を踏まえて事故の経緯を解説。東電経営陣らが、内外から寄せられていた具体的な指摘を何度も「握り潰し」、大事故を起こしていた事実を明らかにした。


「怒りではなく、意志の力で」――原発再稼働を推進する安倍政権に対し市民らが抗議~川内原発再稼働反対! 1213 反原発☆渋谷大行進 2014.12.13

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 「2011年の福島事故直後のデモでは、怒りによって皆が動いていましたが、怒りはそう長くは続かないので、意志の力でやっていかなければ、と考えています」

 首都圏反原発連合主催による「川内原発再稼働反対! 1213 反原発☆渋谷大行進」が12月13日(土)、午後2時10分より行われた。2014年最後の大規模デモとなるこのイベントでは、首都圏のみならず、全国で反原発活動を続ける市民らが一同に会することとなった。参加者らは、代々木公園けやき並木渋谷側から渋谷駅前の雑踏へ至り、再び代々木公園へ戻る道をたどった。


緊急時被曝限度、500ミリシーベルトまでは許容範囲としながらも、なるべく少ない方がいいという理由から250ミリシーベルトに~田中俊一原子力規制委員長定例会見 2014.12.10

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 2014年12月10日(水)14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。緊急時の被曝限度は「500ミリでも構わない」が、「ALARAの精神で250ミリとする方針」であると説明。ALARAの精神で無駄な被曝を防ぎ、福島原発事故のような事態に対応できるとした。


作業員の緊急時被曝限度、250ミリシーベルトに定める方針~2014年度 第45回原子力規制委員会 2014.12.10

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 2014年12月10日(水)10時30分から、2014年度第45回原子力規制委員会が開催された。放射線作業従事者の緊急作業時の被曝限度について、250mSvを一つの指標とする方針が決まった。今後さらに事務局で整理し、委員会で議論されるという。


築地市場移転先の豊洲新市場2016年11月開場との報道に舛添知事「公式には決まってない」と明言避ける 2014.12.9

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 東京都の舛添要一知事は12月9日、都庁で定例の記者会見を行ない、IOC総会についてや築地市場の移転計画などの質問に答えた。


「身勝手な愛国心は始末が悪い」──孫崎享氏×鈴木邦男氏の対談本刊行イベントで岩上安身も交え「今の日本の右傾化」に危機感 2014.12.14

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※2015年4月7日テキストを追加しました!

 「右派の評論家が、『慰安婦は世界のどこにでもあった。だから、諸外国が反省するなら、日本も反省する』といった発言をしていたが、それは、万引きして捕まった中学生が口にする理屈と同レベル」──。鈴木邦男氏はこのように力を込め、今の日本への批判を繰り返した。

 元外務省国際情報局長の孫崎享氏と、新右翼団体「一水会」最高顧問の鈴木邦男氏の対談本『いま語らねばならない戦前史の真相』(2014年10月、現代書館)刊行記念イベント、「孫崎享×鈴木邦男×岩上安身『2014‒2015 ニッポンの分かれ道』」が、2014年12月14日、東京都内で開かれた。孫崎氏と鈴木氏のトークセッションの司会を、IWJの岩上安身が務めた。