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「あとは選挙。それしか変える方法はない」政府が安保法案を強行採決すれば、政権交代によって法案を変えるべきとの認識示す~「生活の党と山本太郎となかまたち」小沢一郎、山本太郎両代表による定例記者会見 2015.9.15
「後は民意がどう判断し、どうするかということにかかっている。国会の状況は段々成立に向って押し込まれている」―。
2015年9月15日(火)、参議院議員会館で「生活の党と山本太郎となかまたち定例記者会見」が行なわれた。集団的自衛権行使容認にもとづく安全保障関連法案に反対する声が高まっているが、政府・与党は今日の中央公聴会、明日(16日)の地方公聴会を経て、18日には法案を成立させる構えだ。自身も8月30日に国会前に姿を見せた小沢一郎代表は、この間の「反安保」デモの広がりをどのように見ているのか?
【9月14日22時・国会前開放】4万5000人の「安倍晋三から日本を守れ!」コール 「今週は毎日やります! 民主主義を諦めない!」 2015.9.14
特集 安保法制
主催者発表で4万5000人の群衆は、21時をまわり、抗議が終盤に差し掛かっても、勢いを失うことなくコールを叫び続けた。2015年9月14日、21時20分、メインステージを封鎖していた警察車輌は「道をあけろ」のコールにやっと対応。メインステージと正門前の分断を解いた。抗議ではSEALDsの学生らが、思い思いにスピーチを行った。岩上安身の現場からのレポートとともに、以下、お伝えする。
神戸大大学院2年の塩田潤さんがスピーチ。「安倍総理、与党の皆さん。あなた達に未来はありません。歴史があなた達を否定する。私たちは戦争法案を止め、あなた達を引きずり下ろす。負けるはずがない。僕らが民主主義なのだ。未来は僕らの手の中にある」。
【9月14日20時50分・機動隊が国会前を封鎖!】鳴り響く「道をあけろ!」コール、警察による過剰警備で国会前が騒然!水島朝穂氏「安倍さんは恐れている」 2015.9.13
特集 安保法制
規制線を突破し車道にあふれた人波に、機動隊は警察車輌で分断し、封鎖した。2015年9月14日、国会前で行われていた抗議行動は、過剰警備が敷かれ、メインステージはすし詰め状態に。そんななか、水島朝穂・早大教授、元自衛官の泥憲和氏がスピーチを行った。現場では岩上安身が、その様子を発信。以下、緊急生レポートとして21時現在までの緊急生レポートとしてまとめる。
【18時30分〜19時45分の緊急生レポートはこちら】
僕の今の位置は、国会正門前、バリケードと警察車両の間。サンドイッチの狭いスペース。その外にもバリケード。IWJの各カメラがあちこちに散開して中継! ハイポジジョンカメラに特に注目!
【9月14日19時10分・国会前決壊!】安保法制に反対する国民の抗議行動、押し寄せた人波が規制線を突破!現場から岩上安身が緊急生レポート!
特集 安保法制
安保法制をめぐる参議院審議の、(与党日程での)事実上の最終日となった(※)2015年9月14日、国会前で行われていた抗議行動は19時5分、決壊をむかえた。現場では岩上安身が今も、その様子を発信している。以下、緊急生レポートとして19時45分現在までの緊急生レポートとしてまとめる。
18時30分、すでに国会前のメインスデージはぎゅう詰めのひとだかり。人があふれそうになり、警官がガードレールを押し返す。なんとか、中に入り、ポジションを確保。岡田克也民主党代表のスピーチ。「強行採決は許さない!」そして共産党の志位和夫さん。「安倍政権は、最高裁元長官の違憲という判断を聞かない」。
「来夏の参院選でねじれを作れば、この政治はひっくり返せる!」――渋谷の夜空の下、山本太郎議員がこの国の「暴政」に徹底攻勢を誓う! 2015.9.12
特集 安保法制反対メッセージ
「アジアの緊張を高めているのは、間違いなく我が国の総理大臣と呼ばれる男、それを支える閣僚たち、武器輸出で儲けようとしている大企業、特に経団連だ!」――。
安保法案の強行採決が刻一刻と迫り来る中、東京・渋谷駅のハチ公前広場で、ONE PEACE FEST 2015が開催され、生活の党と山本太郎となかまたち代表・山本太郎氏が登壇した。久々の晴れ間に恵まれた東京の夜空のもと、山本議員は集まった参加者を前に、この国の「暴政」のありのままの姿を、次々と暴いていった。
「戦争法案」をめぐる一連の闘いにより、支持率を落としてきた安倍政権だが、「功績」としてアピールし続けるのが、アベノミクスによる景気回復だ。だが、山本議員は、大多数の国民が、実際にはアベノミクスの恩恵など受けていないことを、声を大にして訴えた。
海側遮水壁の効果確認のため、海洋モニタリングを強化~東京電力定例記者会見 2015.9.14
2015年年9月14日(月)17時30分から東京電力定例記者会見が行われた。汚染水対策として始まったサブドレン運用に加え、海側遮水壁の閉塞、K排水路の出口付け替え等の対策による港湾内への影響を見るため、海洋モニタリングを強化することが分かった。
「天下分け目」の山形市長選、安保法制反対の梅津候補1773票差で惜敗、「反対」世論の猛烈な追い上げに、賛成派の佐藤新市長はどう応えるのか 〜開票日ルポ 2015.9.13
「五分五分の戦いになる。梅津候補がかなり追い上げているらしい。結果が出るのは23時頃になるだろう」
2015年9月13日、山形市長選挙の投票日。開票結果を待つ梅津庸成(うめつようせい)候補(民主・共産・生活・社民推薦)の選挙事務所の取材に集まった記者達の間で、そんな会話が交わされていた。はたして、実際にその通りの結果となった。
「連日、国会を囲んでやりましょう!」SEALDsと総がかりが全世代に緊急抗議行動を呼びかけ――14日からの最終決戦で安倍政権を追いつめる! 2015.9.11
特集 安保法制
特集 安保法制反対メッセージ
「連日(国会を)囲んでやりましょうよ。そう簡単には通させないですよ。連日、連日、足を運んで声をあげていきましょう!」
1万人を集めた2015年9月11日の国会前で、SEALDsの奥田愛基さんが呼びかけた。
安倍総理は今月26日、国連総会出席のために渡米する。事実上の会期末となるのは25日だが、21日からは3連休を挟む。反対運動の盛り上がりを恐れる政府与党は18日までに強行採決に踏み切ると見られており、今週がその最後の山場。
【スピーチ全文掲載】「私たちはまだ十何年しか生きていない。あと70年近く、日本で平和に生きたい」――高校生・あいねさんが語る安保法案“成立後”の世界「未来を考えると恐怖でしかない」 2015.9.13
特集 安保法制
未来のことを考えると、この法案は恐怖でしかない――。将来のある若者の、切実な思いである。
高校生で構成される「T-ns SOWL(ティーンズ ソウル=Teens Stand up to Oppose War Law)」のメンバー・あいねさんは、2015年9月11日、安保法案に反対する国会前抗議(主催:SEALDs)でマイクをとり、安保法案について、「何十年先も続く法案」であると述べ、将来に禍根を残す可能性を指摘した。
「今の近隣諸国との関係性も変化しているはずだし、安倍首相よりも酷いファシズムも現れるかもしれない。そのとき、この法案には“歯止め”が存在しないため、いつでも政権が暴走できる仕組みになっている。戦争になってもおかしくない」
【スピーチ全文掲載】「誰の子どもも殺させない! 戦争の理由を作るのやめよう!」――来週にも採決か!?国会前に1万人!全国40ヶ所で誕生した「ママの会」から池田亮子さんがスピーチ 2015.9.11
特集 安保法制
政府与党は参院で審議中の安全保障関連法案について、16日に神奈川県で公聴会を開くこと決定。強行採決に踏み切る姿勢を見せている安倍政権に対し、2015年9月11日、1万人の市民が国会前に集まり怒りの声をあげた。
自由と民主主義のための学生緊急行動「SEALDs」に触発されて立ち上がった、安保法案に反対する「ママの会」から池田亮子さんがスピーチ。今までに40もの「ママの会」が全国各地で誕生しといい、池田さんは「ママたちの中でも革命は起きています!」と訴えた。
普段、NGOの女性団体で仕事をしているという池田さんは、戦前に参政権を持てなかった女性たちに思いを馳せる。
【安保法制国会ハイライト】「安保法案は、専守防衛で国民を守るために志願してくれた自衛隊員への完全な裏切りだ!」――山本太郎議員が自衛隊員の悲痛な叫びを代弁! 「徴兵制ない」に疑問符 2015.9.13
特集 安保法制
「自衛隊の命に関して、どのくらいの重さを感じているのか?」
「各級の指揮官が責任をもって、自衛隊を運営しているということでございます」――。
安保法制の強行採決の色を強める参議院審議で、山本太郎議員は2015年9月4日、中谷元防衛大臣に、自衛隊の海外派遣を拡大する際の「覚悟」を問い詰めた。
「安保法案が通ったら、日本・中東関係に未来はない」 ~中東研究者が指摘する安保法案が招く危機 「中東諸国との信頼の基礎は憲法9条」 2015.9.4
特集 安保法制反対メッセージ
※9月13日テキストを追加しました!
「実際に中東で活動してきた日本人の実感として、中東で日本人や日本企業を守ってきたのは自衛隊でもなければ、米軍でもない。日本国憲法だ」──。
2015年9月4日、東京都千代田区の参議院議員会館で、集団的自衛権を考える超党派の議員と市民の勉強会(第16回)「戦争法案で日本・中東関係はどうなるか」が開催された。
基調講演を行った、千葉大学教授で日本中東学会会長の栗田禎子氏は、「日本と中東の関係を考えると、安保法案に対して反対の声を上げざるを得ない。政府に批判的な人だけでなく、政府の中東外交の先頭に立ってきた人も反対している。この法案が通れば、日本・中東関係に未来はない」と危機感をあらわにした。
小林節氏が安倍家の墓がある山口県長門市で講演「新安保法制は、法的、政治的、経済的に愚策」 2015.9.5
特集 安保法制反対メッセージ
「安倍家の墓地があるところで言うのは誠に恐縮ですが、政権交代しないとマズいと思います」――。
2015年9月5日(土)14時より、山口県長門市にある「ラポールゆや」にて、慶應義塾大学名誉教授で弁護士の小林節氏が、新安保法制に反対する講演会をおこなった。客席500人の会場は満席となり、通路には立ち見客もあふれた。
【強行採決目前!】安保法制「天下分け目の戦い」投票日迫る山形市長選、与党推薦候補とオール野党の一騎打ち! 2015.9.12
与野党推薦候補が対決する「山形市長選(2015年9月13日投開票)」が、安保法制をゴシ押しする安倍政権に対する審判を問う”天下分け目の決戦(地方選挙)”になっている。自公推薦の元経産官僚・佐藤孝弘氏(39)と、野党4党(民主・共産・生活・社民)推薦の元防衛官僚・梅津庸成氏(48)が激突し、安保法制の強行採決を間近に控える13日に投開票が行われるためだ。
山形市は遠藤利明・五輪担当大臣(山形1区)の地元。「東京財団研究員だった佐藤氏を引っ張ってきたのは遠藤大臣」(県政関係者)で、遠藤氏は自らの直系候補の街頭演説や個人演説会でマイクを握って支持を訴えている。
一方の梅津氏は、安保法制審議の潮目を変えた憲法学者のひとり、小林節・慶応大学名誉教授の教え子。
小林氏は「政治は、権力を用いて最大多数の人々の幸福を増進する業ですが、貴君こそ、その地位にふさわしいと私は確信しています」との激励のメッセージを寄せ、告示前から応援に駆けつけ、告示日後の7日にも山形入り、こんな応援演説をした。
「地方から狼煙を上げる!」――安保法制を強引に推し進めようとする安倍政権への審判となるか――山形市長選挙投票日前日ルポ 2015.9.12
「これは天から与えられた運だ」——。豪雨のため東京に戻れなくなってしまった小林節・慶応大学名誉教授は、そう語ったという。
2015年9月10日、山形を記録的豪雨が襲い、山形新幹線はもちろんのこと、高速、一般道などの山形県外に出るための交通手段が絶たれてしまった。野党4党(民主・共産・生活・社民)の推薦を受けて山形市長選挙に立候補した梅津庸成候補の応援のために、7日に山形入りした小林氏は、10日には東京に戻る予定でいた。安保法制をめぐり参議院が開催する15日の中央公聴会に出席することが決まっており、その打ち合わせを行う必要があったからだ。
しかし10日の豪雨により、結局12日の午前中まで山形市にとどまり、梅津候補の応援演説を続けることとなった。小林氏はそこで、安保法制の採決を乱暴なやり方で強引に推し進めようとす安倍政権に対し、「地方から狼煙を上げなければならない」と強い口調で訴えた。
『公明党だからと盲目的に応援していたが…』“自民の歯止め”は嘘だった! 9177筆の『安保法案反対』署名を提出した創価学会員(収録当時)・天野達志さんに岩上安身が緊急インタビュー!~岩上安身によるインタビュー 第576回 ゲスト 天野達志氏 2015.9.11
特集 安保法制
※9月12日テキストを追加しました!
「『公明党議員が悪いことはしないだろう』という信頼感のようなものがありました」――。
安保関連法案の危険性に気づき、創価学会員としてひとり立ち上がった、愛知県在住の天野達志さん。
公明党に不信感を抱くたびに、周囲からは「自民党が暴走するところを公明党が引き止めている」「公明党がいなければもっと酷いことになっている」と諭され、納得してきた。しかし天野さんは今回、集団的自衛権の行使を含む安保法案に対して、多くの学者が「違憲」だと指摘したことで「洗脳」が解けたという。
「砂川判決=合憲根拠」は自民・高村副総裁のインチキ誤読!? ーー当時の弁護士らが『砂川判決と戦争法案』創刊で安保法案を廃案へ追い込む! 2015.9.4
特集 安保法制反対メッセージ
※9/12 テキストを追加しました!
1959年に最高裁判決が下された砂川事件。その判決を集団的自衛権行使容認の根拠とする政府・与党の主張は、複数の点で無理がある──。このように批判する集会が、2015年9月4日、東京都内で開かれた。
マイクを握ったのは、砂川事件の弁護団に加わっていた弁護士らで、彼らは9月10日に刊行される『砂川判決と戦争法案』(旬報社)の著者でもある。砂川裁判の争点は、あくまで、「米軍の日本駐留は憲法9条に照らして許されるか」にあったと指摘し、「あの判決は、『日本は防衛面で余力があるから、他国に力を貸す集団的な安全保障行動に出ていい』とは、ひと言も言っていない」と力説した。
【スピーチ全文掲載】「民主主義の条件は2つ、『国民主権』と『情報』だ」――岩上安身が母校・早稲田大でスピーチ「言論の自由が、我々の有する他の自由をも守る」 2015.9.6
早稲田大学は、歴史の長さと学生数の多さから、政界、財界、ビジネス界、マスコミ界、多方面にOBを輩出してきたが、中でも「マスコミ界」に卒業生が多いと言われる。「マスコミ界で石を投げると、ワセダに当たる」と言われるほどだという。これは、創立者の大隈重信が、明治14年の政変で下野して以来、「学の独立」「在野精神」を掲げ、言論界に多くの人材を輩出すべく、尽力してきたからだと言われる。
そんな早稲田大学で、IWJ代表の岩上安身が、マスコミ界の「体たらく」を厳しく糾弾した。2015年9月6日、早稲田大学で行われた、「早稲田大学から止める!戦争法案 安保関連法案に反対する 早稲田大学全学集会」での一コマだ。
新宿西口集会、強行採決にらみ「これからが本当の闘いだ」 ~共産党・志位氏「統幕長の証人尋問を」、SEALDs・奥田氏「俺たちは止まらない」 2015.9.8
※9月12日テキストを追加しました!
雨模様となった2015年9月8日の新宿駅西口前、夜6時すぎ。安全保障関連法案に反対する野党や市民グループの代表者らが立つ街宣カーの前には、たくさんの傘の花が咲いた。
法案に反対する12万人(主催者発表)の市民が国会を囲んだ、8月30日の大規模デモを主催した「総がかり実行委員会」による、その後の波状型抗議行動の一環だ。「戦争法案廃案!安倍政権退陣!9.8新宿駅西口大宣伝」とのタイトルで、民主党代表・岡田克也氏や共産党委員長・志位和夫氏、学生団体SEALDs(シールズ)の奥田愛基氏らが熱弁をふるった。岡田氏は、自公が「9月16日採決」の方針を固めつつあることを踏まえつつ、「これからが本当の闘いだ」と表情を引き締め、2015安保闘争の終盤入りを印象づけた。
「『在野の精神』は死んでいなかった!」――早稲田大学が「知的劣化」の激しい日本の政治に「NO」!吉永小百合氏、澤地久枝氏らOBも賛同! 2015.9.6
※9月12日 テキストを追加しました!
「知性と想像力をもって、はびこる反知性主義に打ち勝つ」――。
早稲田大学にて、2015年9月6日、「早稲田大学から止める!戦争法案 安保関連法案に反対する 早稲田大学全学集会」が開かれた。
早稲田大学は、1882年の設立以来、多くのOBを各界に排出してきた。今回の集会にも、学問、芸能、政治、あらゆる方面から早稲田のOBが駆けつけた。