コンテンツ種別: テキスト
【IWJから緊急のご寄付・カンパのお願い】「Webページ改造プロジェクト」進捗の最新報告です!
おはようございます。「Web班」チーフの伊藤理です。
先日、動画班兼一般事務班リーダーの谷口直哉スタッフより、社内ハードディスクの容量不足についてみなさまにお伝えさせていただきました。また、機材の損耗によってメンテナンスと補充の必要性に迫られていることも危機感をもってお知らせさせていただきました。これらの費用は、どうしても負わなければいけないコストです。待ったなしです。
IWJの活動を継続するためにも、皆さまに緊急のご寄付・カンパをお願いさせていただいております。この点につきましては、Web班チーフの私からも、ぜひ、ご支援をお願い申し上げたいと存じます。
泉田新潟県知事「『説明しろ』と言った以上、県からの回答を握りつぶさないでいただきたい」と注文!新潟日報は「事実を書いている。圧力には屈せない」と反論も説明責任は果たさず!白熱した記者会見詳報! 2016.10.1
※9月2日テキストを追加しました!
新潟県の泉田裕彦知事が8月30日、新潟日報の報道への不満を理由に知事選への出馬取りやめを発表した。
泉田知事は知事選への出馬を取りやめた理由として、県が出資する第3セクターの子会社の船購入トラブルをめぐり、県の関与を追及する新潟日報の報道を挙げ、「憶測記事や事実に反する報道」と指摘。「このような環境の中では、十分に訴えを県民にお届けすることは難しい」と説明した。
過去3回廃案になった危険な「共謀罪」が名前を変えて国会に再登場!? 海渡雄一弁護士が報告「適用犯罪が700に増えている」――秘密保護法、通信傍受制度、共謀罪で暗黒監視社会が完成!? 2016.8.30
特集 共謀罪(テロ等準備罪)法案シリーズ|特集 マジありえない共謀罪・盗聴法・マイナンバー
※9月27日テキストを追加しました!
あの小泉政権時代にも廃案となった危険な「共謀罪」の成立を、安倍政権は虎視眈々ともくろんでいるようだ。
2016年8月30日、東京都文京区の文京シビックセンターで、「『秘密保護法』廃止へ!実行委員会」による学習会「表現の自由と国際人権?許すな!共謀罪新設・秘密保護法廃止!?国連表現の自由特別報告者ケイ氏の暫定報告書を受けて」が行われ、デイビッド・ケイ氏による日本公式訪問のコーディネーターであり、ケイ氏の暫定所見の仮訳を作成した弁護士の海渡雄一氏が報告を行った。
【IWJブログ】俳優、絵師でもあった米倉斉加年さんの命日によせて~一日5時間ひたすら歩く元死刑囚・袴田巌さんをひそかな目標とする岩上さん「歩くことは生きること、自由であり続けるための闘い」 2016.8.30
※本稿はIWJ会員に無料で発行している「日刊IWJガイド」2016.8.26日号から転載し、編集・加筆したものです。
IWJで中継やテキスト関係のお手伝いをしながら報道現場の勉強をしています青木浩文(1960年生まれ。岩上さんの一歳年下です)です。
2年前の今日(8月26日)、俳優の米倉斉加年(よねくらまさかね)さんが他界されました。米倉さんは1934年7月10日、福岡市生まれ、享年80歳。偶然ですが私と誕生日が同じです。
初めて米倉さんを意識したのは、私がまだ小学生だったころ。1970年に放映されたテレビドラマ『坊っちゃん』だったと思います。主役の坊っちゃんは竹脇無我さん。米倉さんは「赤シャツ」を演じていました。
【特別掲載!】30万人ものマイノリティーを虐殺した「ナチスの手口」を紐解く!相模原市のヘイトクライムの背景にあった「思想」とは!? 東大教授・石田勇治著『ヒトラーとナチ・ドイツ』を転載! 2016.8.28
ナチス・ドイツのホロコーストで約600万人ものユダヤ人が虐殺されたことは広く知られているが、その陰で心身障害者や同性愛者など、「劣等種」とみなされたマイノリティーが30万人も虐殺されたことはあまり知られていない。
我々は、今こそその凄惨な歴史を紐解かなければならない。
神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で7月、19人もの入所者が元職員の植松聖(さとし)容疑者に殺害されるという衝撃の殺人事件が発生した。植松容疑者は過去に「ヒトラーの思想が2週間前に降りてきた」と語っていたことが明らかになっている。
「貧困叩きは今すぐやめろ!」「税金使って貧困なくせ!」AEQUITAS(エキタス)が主催する「生活苦しいヤツは声あげろ 貧困叩きに抗議する新宿緊急デモ」 2016.8.27
※8月29日テキストを追加しました!
貧困状態にある子どもは、声をあげることすら許されないのか。
2016年8月18日にNHKニュース7で放送された「子どもの貧困特集」の取材を受け、貧困の実態を訴えた女子高校生が、インターネット上で心ないバッシングを受けている。
NHKの報道によると、この女子高校生は母子家庭で育ち、デザイン系の仕事を希望しているが、経済的理由により進学を諦めざるを得ない状況にあるという。その女子高校生が、マンガ本などを所持していたというだけで、「そんなの貧困じゃない」とバッシングされ、私生活を詮索された。
米国NSAの全世界的情報傍受システムが監視するのはテロリストではなく市民! スノーデン氏にインタビューしたジャーナリストの小笠原みどり氏が監視社会の恐ろしさを伝える! 2016.8.27
特集 スノーデンが暴いた自称「同盟国」米国の正体!!
※9月18日 テキストを追加しました!
2013年5月、英紙「ガーディアン」紙上で、米国家安全保障局(NSA)による全世界的盗聴システムの実態が暴かれた。暴露したのは、米中央情報局(CIA)やNSAで情報収集活動をしていた、元局員のエドワード・スノーデン氏。
スノーデン氏による告発は、米国のみならず、世界で大センセーションを巻き起こした。電話を盗聴されていたドイツのメルケル首相は激怒し、フランスのオランド大統領もNSAに対して強く抗議した。
大分県警隠しカメラ設置事件「軽い処置」で幕引き?「政治捜査は京都では頻繁にやられていたこと」と渡辺輝人弁護士が証言、県警はIWJの取材に「そう言われてもおかしくないが、それはない」と否定! 2016.8.26
大分県警が、参院選の野党候補者を支援する団体の敷地内に無断侵入し、隠しカメラを設置していた問題で、TBSが監視カメラの映像の一部を独自入手し、2016年8月25日、その一部を放送した。
日本の美徳の最たるものは「お伊勢さん」!? リオ五輪閉会式から帰ってきた小池百合子都知事が仰天発言! 軍国主義のスローガン「国体」と東京五輪とを結びつける? 2016.8.26
※8月29日テキストを追加しました!
「『お伊勢さん』、これこそ、日本の思想そのものではないかと思っております」――。
2016年8月26日、リオ五輪の閉会式に薄緑の着物を着て登場した小池百合子東京都知事が、帰国後最初の定例会見で、思わず耳を疑うような発言をした。
「お伊勢さん」とはいわずもがな、伊勢神宮である。伊勢神宮は、皇室の祖神とされる天照大神(アマテラスオオミカミ)を祀る、日本最大規模の神社であり、戦前は明治以降の国家神道政策により、全国の神社の頂点として位置づけられていた。国家神道は、天皇への崇敬とともに、国民全員に拝跪を強制される、事実上の国教だった。戦後は、民間の宗教法人「神社本庁」によって、全国の神社の「本宗」とされている。
【岩上安身のツイ録】再度の心臓発作と酷いめまいに襲われた7月、リハビリの8月を乗り越え「復活」の「都心ウォーキング」 2016.8.25
※2016年8月25日付けの岩上安身のツイートを並べて掲載しています。
再び心臓発作に襲われ、その後は横になっていても「世界が回っているような」酷いめまいに見舞われた7月。かかりつけの医師からは「「仕事を控えないと本当に死ぬよ!」と強く注意を受けた。そこで日々、体調不良と戦いながら、「日刊IWJガイド」や記事のリライトの合間を縫い、「よりよく休む(良質な睡眠をとる)ためにも、体を動かして疲れさせる」ために、リハビリのように運動をし続けてきた。
その成果がやっとあらわれてきた。昨日8月25日、朝から午後まで、ぶっ通しでウォーキングをすることができた。足腰と体力、なにより心肺機能と気力が「復活」してきた証拠だ。
NSAとジョージ・ソロス氏がハッキングされ、機密ファイルがネットでさらされた!国民国家を食い破るグローバル・パワーとその支配に対抗するハッカーたち。両極のアナーキーの暗闘!! 2016.8.25
NSAがハッキングされたようだ。
8月22日付のニューズウィークの報道によると、世界で最も複雑で巧妙な技術を駆使し、世界中の政府や企業に次々とサイバー攻撃を仕掛けることで知られるハッカー集団、「EquationGroup(イクエージョングループ)」がハッキングされた。
ややこしい話だが、常時、ハッキングしているグループが、逆にハッキングされてしまったわけで、プロの泥棒が盗みに入られたようなものだ。しかも、情報を盗まれたイクエージョングループの正体とは、なんと米国家安全保障局(NSA)の一部局であるというのがもっぱらの噂で、NSAのエリート部門TAO(Tailored Access Operations unit)をベースに活動している可能性が高いとされている。
リオ五輪・男子マラソン銀メダリスト、国民を弾圧し殺害する政府に抗議のゴール!「国に帰れば殺されるかもしれない」~「TALK ABOUT DEMOCRACY」を守れ!! 2016.8.24
※『日刊IWJガイド』2016.8.23日号~No.1439号~より抜粋・加筆
リオ・オリンピック最終日の8月21日に行われた男子マラソン。2時間9分54秒のタイムで銀メダリストとなったエチオピアのフェイサ・リレサ選手は、ゴール前、こぶしを握りしめた両手を頭の上で交差させ、その姿でゴールした。笑顔はなかった。
【寄稿・後編】IWJ京都中継市民・北野ゆりの高江レポート!「昭恵さんですか?」〜テントで唯一、安倍首相夫人に話しかけた女性にインタビュー!ヤンバルの森を守る闘いは続く! 2016.8.23
特集 高江ヘリパッド
8月7日、日曜日は大雨でした。宿のある名護から高江に向かう道は、ガソリンスタンドの「洗車場」の中にいるような、亜熱帯地域特有の豪雨でした。
N1裏テントは、夜間の大雨にさらされて、大規模な補修を余儀なくさせられており、多くの方が補修作業にあたっておられました。また、全国から届いた飲料水や非常食の搬入も進められました。作業にあたる市民の中には、大学生の方など、比較的に若い方も大勢おり、関西のデモ現場などで出会った見覚えある顔も少なくありませんでした。
【岩上安身のニュースのトリセツ】天皇陛下の「生前退位」の意思に反発する日本会議メンバーは何様なのか!?~「天皇の退位を突っぱねるのは冷酷な専制君主だけだ」、英紙「ガーディアン」の記事を一挙仮訳!(第2回) 2016.8.22
8月8日(月)午後3時、宮内庁は天皇陛下が「お気持ち」を示した約10分間のビデオメッセージを公開した。このビデオメッセージは、宮内庁のホームページにアップされるとともに、NHKをはじめ、民放各社で放送された。
この「お気持ち」の中で天皇陛下は、「生前退位」の意向を強くにじませるとともに、現行の日本国憲法に規定された自らの「象徴」の地位に繰り返し言及した。わずか約10分の「お気持ち」の中で、「象徴」という言葉は実に8回も登場する。
【続報】福島県双葉町の女性は「こんな辛い思いを、私と同じ惨めな思いをさせたくない」~脱原発テント強制撤去に対する緊急抗議会見! 2016.8.21
※8月21日テキストを追加しました!
2016年8月21日未明、原子力行政を所管する霞ヶ関の経済産業省前で脱原発を訴え続けてきた「脱原発テント」が強制撤去された。これを受け、同日午前9時からテント撤去後に設営されたバリケード前で、市民グループのメンバーらによる緊急の記者会見が開かれた。
メンバーらは会見で、強制撤去の様子を詳細に語り、テント撤去を行った国側を痛烈に批判、今後も脱原発の意志を貫き、抗議行動を継続すると訴えた。以下、記者会見の内容を掲載する。
「テントが一つ、二つなくなったからといって、脱原発の意志が変更されることはない!」――21日未明、休日を前に寝込みを襲う「脱原発テント」の強制撤去!! IWJは関係者に現場の模様をインタビュー! 2016.8.21
※8月21日テキストを追加しました!
8月21日深夜3時半過ぎ、東京・霞が関の経済産業省の敷地内に建てられた「脱原発テント」の強制撤去が突如始まった。公務とはいうが、日曜日の未明のこんな時間帯に強制撤去を行うとは異様というしかない。テントは2011年9月11日に、脱原発を訴える市民グループのメンバーらによって設置されたものだ。国が進める原子力政策への抗議活動の拠点であり、脱原発のシンボル的な存在でもあった。
国は2013年にテントの撤去と損害賠償などを求めて訴訟。最高裁が今年7月28日付で市民グループ側による上告を棄却したことで、グループ側の敗訴が決定していた。国は「直ちに土地部分の明け渡しを強く求める」としていたが、市民グループ側は「粛々とテントを守る。自主的に引き揚げることはない」として、徹底抗戦の構えを見せていた。それを受けて、国側が強制執行に踏み切ったかたちだ。
秋の臨時国会が正念場!「多国籍企業600社の顧問弁護士が仕掛けた罠」TPPの危険性を山田正彦氏が指摘! 2016.8.20
特集 TPP問題
メリットばかりが強調されながら、その交渉内容は秘密ばかりのTPP。安倍政権は十分な情報公開や議論がないまま、この秋の臨時国会で批准を強行しようしている。
「本当は国民の安全や命、健康な暮らしを守るための色々な仕組みを根底から覆すような取り返しのつかないものなのではないのか?」と言う懸念から、2016年8月20日、御茶の水にある明治大学リバティータワーで「TPPを批准させない!全国共同行動8.20キックオフ集会」が開かれ、会場には全国から約300人の市民が集まった。
戦争にも「法」があった時代から「無秩序」のテロ戦争へ!行動する哲学者・西谷修氏が語る「戦争とは何だろうか」!亡霊のような国家間戦争を煽って軍事化誘導する日本の政治指導者たち 2016.8.19
※8月30日テキストを追加しました!
「敗戦」から71年目となる2016年。
先の戦争は風化させられ、それまで国民に共有されていたはずの歴史認識すらおぼつかなくなってきた。こうしたあいまいな歴史認識が、さらに安易な改憲論を駆り立てているのではないか――。
2016年8月19日、立憲フォーラムは改めて「戦争とは何だろうか?2016年夏に考えよう」と題し、戦争を原理的なところから考えていこうという講演を、参議院議員会館で開催した。講演者は西谷修氏(立教大学大学院特任教授、東京外国語大学名誉教授、哲学・思想史)。西谷氏は論理の展開のみならず、積極的に社会運動にも関わってきたことから“行動する哲学者”とも呼ばれてきた。