コンテンツ種別: テキスト
改憲が目前に迫った今こそ、「野党共闘」が必要!第一次大戦後のドイツで、社会民主党と共産党が共闘できていたら「ナチス台頭」は防げた!~代表選を控えた民進党は、ドイツの歴史に学ぶべし! 2016.8.9
市民が野党の背中を押して、やっとの思いで作り上げた「野党共闘」の枠組みは、あえなく崩壊してしまうのだろうか――。
8月5日、民進党の蓮舫代表代行が党本部で記者会見し、岡田克也代表の任期満了にともなって9月15日に行われる代表選挙に立候補する意向を、正式に表明した。
蓮舫氏はこの日の記者会見で、今後の「野党共闘」のあり方について、次のように消極的な姿勢を示した。
「政策なくして路線なしです。新しい代表がまず向き合うのが、衆議院議員選挙。政権選択選挙において、政策が違うところと一緒に政権を目指すことはありえません。これは明言します。
ただ、去年の夏から今年の夏にかけて、日本の政治の風景はずいぶん変わった。子育て、安全保障、総理の憲法の扱いについて、実に多くの人たちが声をあげて動いてくれた。これは新しい景色です。
【岩上安身のニュースのトリセツ】天皇陛下が「お気持ち」を表明、改憲で天皇の「元首」化を目指す安倍政権への牽制か~良識的な歴史認識を示す皇太子殿下に「ヘイトスピーチ」を向ける「ネトウヨ」たち(第1回) 2016.8.9
8月8日午後3時、宮内庁は、天皇陛下が「象徴としてのお務め」についての「お気持ち」を示したビデオメッセージを公表した。ビデオメッセージは、NHKをはじめ民放各社で放送されるとともに、宮内庁のホームページにもアップされた。
ビデオメッセージの中で天皇陛下は以下のように述べ、直接的な表現を避けながらも、将来的に天皇の位を皇太子殿下に譲る「生前退位」の意向を強くにじませた。
「全国から若者たちが集まってくれた。辺野古でもこの現象はなかった」――沖縄平和運動センター・山城博治氏インタビュー 2016.8.8
特集 高江ヘリパッド
※8月9テキストを追加しました!
2016年8月8日、高江「N1裏」テント近くで行われた集会後、「ヒロジ」の愛称で知られる、沖縄平和市民センターの山城博治事務局長がIWJのインタビューに応じた。辺野古新基地建設反対の運動でも指揮を取り続けてきた山城氏は、那覇市から車で3時間という便の悪い山奥に、辺野古よりも多くの市民が大挙している現象に、「驚き、嬉しく思っている」と口にする。
「県外から圧倒的に若者が押しかけてくるというのは、かつてない出来事。辺野古でもなかったことです。こういう現象が起きている背景は、インターネット中継による配信。どういう仕組みなのか、私たちの年齢ではついていけないが、全国から若者が結集したのは初めての経験。嬉しく思っています」
「N1裏」テント撤去期限から2日、緊張が続く東村高江からIWJがリポート~N1表ゲートから着々と砂利を搬入するダンプカーの列!限られた人数でどこまで工事を遅らせることができるのか 2016.8.7
特集 高江ヘリパッド
※8月10日テキストを追加しました!
※2016年8月7日午後6時段階のツイートを加筆して掲載しています。ご承知おきください。
先月22日に大混乱の中、強制撤去されたN1ゲート前テントに続き、「N1裏」に設置されたテントの撤去期限8月5日から2日が過ぎた。ヘリパッド建設に反対する市民の最後の砦と言われる「N1裏」テント。撤去に警戒する市民の間では今も緊張が高まる。
平行して、N1ゲート前ではダンプカーが砂利を搬入し、着々と建設工事が続けられている。今後、「テント撤去阻止」のほか、「砂利搬入阻止」に行動を広げていくことができるのか。その為には、今の何倍もの数の市民の参加が必要となる。
【IWJから緊急のご寄付・カンパのお願い】IWJの「ハードディスク容量不足問題」が深刻化!「目に見えないコスト」もこんなにかかっています!
IWJの取材活動で日々撮影される動画素材や画像データは、蓄積され膨大な量になっています。撮影されたデータは、いったんIWJのハードディスクに保存され、ウェブにアップするために必要な編集・変換作業を行います。
最近では、熊本・大分大地震や参議院選挙、都知事選挙、さらに7月末に引き続き今回で2度目となる沖縄・高江取材など、重大な政治的トピックが続きました。IWJはこれらのテーマに全力で取り組み、中継配信規模を減らすどころか、逆に通常よりも拡大して報じてきました。そのため、撮影データは一気に増え、IWJの「ハードディスク容量不足問題」が深刻になってきました。
【速報!】「現場で何が起きているか知りたかった」安倍昭恵・総理夫人が沖縄・高江を訪問!~新ヘリパッド強行建設工事に反対する市民からは戸惑いの声――IWJが追ったその一部始終 2016.8.6
特集 高江ヘリパッド
※2016年8月6日深夜段階のツイートを並べて掲載しています。ご承知おきください。
8月6日18時45分頃、沖縄高江のN1裏テントを、安倍総理大臣の妻である安倍昭恵夫人が突如、訪問。カメラマンなどのスタッフを伴った三宅洋平氏がアテンドした。日頃からテントで新ヘリパッド建設に反対している住民らからは、怒りや戸惑いの声が多く上がった。
昭恵夫人らは、テント内部を視察。テントの住民らには「撮影NG」の旨が伝達された。安倍総理にも内密で訪問にきたこと、本来、市民メディアなどの中継を受け入れるつもりだったが、テント付近に大手メディアの中継車が停車していたことなどを警戒したという。
【文字起こし掲載】「批判ではなく提案へ、選んでもらえる政党に」――蓮舫代表代行が9月代表選に出馬を正式表明!衆院選での野党共闘は?岡田路線を継承するのか? 2016.8.5
※8月6日テキストを追加しました!
「富士山から飛び降りるくらいの覚悟です」
岡田克也代表の任期満了に伴い行われる代表戦に立候補することを決めた、民進党の蓮舫代表代行が2016年8月5日、党本部5階で記者会見を開き、選挙に臨む理由と意気込みを語った。
4月の衆院北海道5区補選から、野党4党との選挙協力を強化してきた岡田克也代表。党内ではこの、野党共闘路線に批判的な議員の発言も目立ち、蓮舫氏が岡田路線を踏襲するのかどうかが注目される。
「いったん立ち止まる」とした豊洲移転問題だが「延期の可能性」ついては明言せず――まったく立ち止まることなく、政治姿勢を変え続けていく小池百合子新都知事、第一回定例記者会見 2016.8.5
特集 築地市場移転問題
※8月7日テキストを追加しました!
小池百合子新都知事による第一回目の定例記者会見が、2016年8月5日東京都庁にて行われた。就任して初の定例会見ということもあり、記者席は満席となり、また多くのテレビカメラが会見室の壁を埋めるようにして設置された。
しかし、5日の会見はきっちりと1時間で終了。IWJも含めまだ多数の記者の手が上がっていたが、小池氏はそれに答えることはなく会見室を後にした。
小池百合子新都知事が、仰天の人事を発令!特別秘書に「我々臣民は国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄」という思想を持つ極右を選任! 2016.8.5
※本記事は「日刊IWJガイド」2016年8月4日号に加筆・修正を加えたものです。
7月31日に投開票が行われた東京都知事選で約290万票を獲得し、自公推薦の増田寛也氏、野党統一候補の鳥越俊太郎氏を破って当選した小池百合子氏。8月2日に初登庁して就任会見を行った後、8月4日には首相官邸で安倍総理と会談。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、政府と東京都が連携を強化することで一致した。
【川内・玄海・伊方3原発立地周辺レポート】愛媛県伊方原発編〜再稼働直前!立地も避難計画も問題だらけ!40年の歳月をかけ地元に根を張った電力会社の影響力 2016.8.4
四国電力伊方原子力発電所が再稼動しそうだ。
福島第一原発の事故後、2011年4月に伊方原発の運転を停止していた四国電力は、3号機を再稼動させるため、着々と準備を進めてきた。
四国電力は2013年7月、新規性基準が施行された当日に審査を申請。原子力規制委員会は2015年7月15日、伊方原発3号機に安全審査の合格証となる「審査書」を与えた。
参院3分の2議席で日本でも現実に! 安倍政権が「学ぶ」「ナチスの手口」とは何か? 絶対悪ヒトラー独裁政権の誕生過程を徹底検証! ~ 岩上安身によるインタビュー 第663回 ゲスト 石田勇治・東京大学教授 後編 2016.7.1
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※8月4日テキストを追加しました。
(前編の続き)
【文字起こし掲載】都知事選での敗北を受けて野党共闘の行方は? 改憲勢力が2/3を超えた今、改憲論議にはどう向き合うのか?――民進党岡田代表定例記者会見 2016.8.4
※8月5日テキストを追加しました!
2016年8月4日(木)、都知事選後、初となる民進党・岡田克也代表の定例会見が行われた。
記者からは、都知事選敗北の総括や今後の野党共闘について、また、なぜ都知事選のさなかに次期代表選不出馬を表明したのかなどの質問が相次ぎ、会見は通常より長いものとなった。
東北冷遇!? またしても東北被災県以外から復興大臣を選出~今村雅弘・新復興相の強調する「効率化重視」で被災者の思いは切り捨てられる!? 東電株を8000株保有する「原子力ムラ」の住人としての顔も 2016.8.3
※8月7日テキストを追加しました!
8月3日、内閣改造が行われ、第3次安倍第2次改造内閣が発足した。午後10時から、復興庁記者会見室で、復興大臣(福島原発事故再生総括担当)として初入閣した今村雅弘氏が記者会見を行った。衆議院比例代表九州ブロック選出。東北被災県以外からの復興大臣への起用は、これで3代連続したことに。
今村氏は、今回の内閣改造で初入閣した8人のうちの1人。東大法学部を卒業後、国鉄、JR九州の社員を経て、1996年の衆議院選挙で初当選。外務政務官や自民党の農林部会長などを務めた後、2005年の小泉純一郎総理による郵政民営化に反対し、自民党からの公認を得られず無所属で出馬した。