日刊IWJガイド・非会員版「フジテレビ清水社長『速やかに関係者に対する、厳正な処分』を表明! しかし日枝久氏の説明責任は『個人ではなく、組織が持つ』と否定!」2025.4.2号~No.4495


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~第3者委員会の調査報告書を受け、フジテレビ清水社長は「速やかに関係者に対する、厳正な処分を」と表明! しかし日枝久氏の説明責任を度々質問されても「(日枝氏)個人ではなく、組織が説明責任を受けもつ」と依然かばう姿勢! 3月27日に「経営体制は刷新」と主張するも、「退任した取締役のほとんどが、特別待遇で、常任顧問や顧問として再雇用」の指摘に、「『特別待遇』とは、退任取締役が社員に戻る時に適当な言葉がない」等苦しい弁明!「中居正広氏に刑事責任を問うか?」には、「当事者女性の考えに寄り添う」と主体性欠く曖昧な答弁! 人権重視プログラムを全社員に徹底し始めても、制作会社スタッフは蚊帳の外!

■4月になりました! ですが、IWJの財政は崖っぷちです! 3月は1日から31日までの31日間で、106件、246万646円のご寄付・カンパをいただいています。ありがとうございます! この金額は、月間目標額350万円の70%にあたります。3月は月間目標まで、あと30%、103万9354円届きませんでした! どうか、緊急のご支援を!緊急のご寄付、カンパをお願いします!

■【中継番組表】

■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾! まだまだくすぶる兵庫県問題!】元東播磨県民局長の四海達也氏が、県職員にストライキを、県議会に不信任決議をうながし、斎藤県政転覆をはかる! 四海氏ら県庁OBが県庁内で反斎藤の意思統一工作!? 用もないのに、県庁にやってきて元部下達に働きかけか!? 東西の県民局長がそろって、クーデター・スキャンダル!?

■【第2弾! マリーヌ・ルペン氏が公金不正流用罪に問われ、5年間の公職への選出禁止の判決!「急進左派は民主的投票で勝てないと司法制度を乱用する。世界共通の作戦だ」(イーロン・マスク氏)!】(『毎日新聞』、2025年4月1日ほか)

■<IWJ取材報告>トラクター30台が、日本の食と農を守るため「農家への欧米並みの所得補償」などを訴え、都心をデモ! 山田正彦元農水相は「欧州は農家所得の8割、米国は4割を国が交付、日本ではなし」と指摘! 日本は食糧安全保障を丸裸にされている!!~3.30『令和の百姓一揆』トラクターと人々の行進 in東京

■3月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、「岩上安身による現代イスラム研究センター理事長・宮田律(みやた おさむ)氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! イスラエルの問題と、ウクライナの問題が、つながっていることが浮かび上がります! ぜひ「まぐまぐ」からご登録ください!! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!
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■はじめに~第3者委員会の調査報告書を受け、フジテレビ清水社長は「速やかに関係者に対する、厳正な処分を」と表明! しかし日枝久氏の説明責任を度々質問されても「(日枝氏)個人ではなく、組織が説明責任を受けもつ」と依然かばう姿勢! 3月27日に「経営体制は刷新」と主張するも、「退任した取締役のほとんどが、特別待遇で、常任顧問や顧問として再雇用」の指摘に、「『特別待遇』とは、退任取締役が社員に戻る時に適当な言葉がない」等苦しい弁明!「中居正広氏に刑事責任を問うか?」には、「当事者女性の考えに寄り添う」と主体性欠く曖昧な答弁! 人権重視プログラムを全社員に徹底し始めても、制作会社スタッフは蚊帳の外!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 昨日のこの『日刊IWJガイド』でもお伝えしましたが、3月31日午後5時から、フジテレビが設置した第3者委員会による報告書の公表と、記者会見が行われ、それに続いて午後7時過ぎから、フジテレビの清水賢治社長による記者会見が行われました。

 岩上安身は、両会見に参加しました。

 1回目の第3者委員会の会見では質問できましたが、残念ながら2回目の清水賢治社長の会見では、3時間あまり、挙手し続けていましたが、指名されませんでした。

※はじめに~岩上安身も参加! 中居正広氏性加害問題・フジテレビ性上納システム問題について、第3者委員会が調査報告と記者会見!「中居氏による性加害・重大な人権侵害があった」と認定! 中居氏の性暴力は「業務の延長上で起きた」ことも認定! 岩上は中居氏の行為は「不同意性交罪」に該当するのか、任意団体にすぎないフジサンケイグループがグループの頂点で人事権を支配するなどということは「会社法違反」ではないのか、フジ幹部らが中居氏を起用し続けたことは「犯人隠避」にならないのか、と質問!(日刊IWJガイド、2025年4月1日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250401#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54551#idx-1

 清水社長による記者会見は、3時間以上に及びました。

 清水社長は、第3者委員会が、中居氏による性暴力の被害者が「フジテレビの入社数年目の女性アナウンサー」だったと、初めて公表したことも踏まえて、次のように表明しました。

 「調査報告書の内容は、私達にとって、大変厳しい指摘ばかりでした。第3者委員会による、客観的な評価を通じて、私達は、これまでの自己認識がいかに甘かったのかを思い知りました。

 調査報告書では、当社の元女性アナウンサーが、中居正広氏による重大な人権侵害を受けたことや、そこに至った経緯について、詳細に書かれています。

 本事案の会合に、元社員を誘った行為について、フジテレビの社員が関与をしたことは認められませんでしたが、一方で、業務の延長線上とされました。

 また第3者委員会からは、元社員による性被害の申告を受けた会社の対応が、被害女性の心に寄り添ったものとなっておらず、救済として不十分であった点についても、厳しく批判されました。

 それだけでなく、特定の社員においては、加害者の利益のためと見られる行動にまで及んでいた、と指摘されています。

 そのような行為は、決して許されるものではありません。被害女性の心に寄り添うことができなかったどころか、(被害女性)本人に『会社は守ってくれない』という思いを抱かせ、『退社の道を選択するしかない』と、苦しい思いをさせてしまいました。

 調査報告にもありましたが、元社員が性被害を訴えていたにも関わらず、上司である局長から、当時の社長まで、人権問題ととらえなかったこと。被害女性に対し、会社は自分より中居氏を守ったと思わせてしまったこと。

 こうしたことを通じて、被害女性をどれだけ傷つけてしまったかと思うと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 第3者委員会からは、『CX(フジテレビ)においては、全社的にハラスメント被害が蔓延していた』と、厳しい評価も受けています。

 私達は、重要な人権問題を、決して見過ごすつもりはありません。今回指摘された、ハラスメント事案については、当社として必要な事実確認をした上で、速やかに関係者に対する、厳正な処分をいたします。

 第3者委員会からは、仕組みの問題として、『人権救済メカニズムの整備や、コーポレートガバナンスの強化が必要である』との指摘を受けました。

 また、役員、社員の意識や、企業風土の問題についても、多くの指摘がありました。

 特に、『性別、年齢、容姿などに着目して呼ばれる会合の存在に、フジテレビジョンの人権意識が映し出されている』という指摘は、重い指摘です」。

※【FNN緊急特報】フジテレビが会見 第三者委員会の調査報告受け(FNNプライムニュース、2025年3月31日)
https://www.youtube.com/live/dcuuhNKzpJg

 続けて清水社長は、フジ・メディア・ホールディングスと、フジテレビの、再生改革に向けたプロジェクトの説明などを、約25分にわたって行いました。

 記者からは、「第3者委員会は、類似の事案や、社内でのハラスメントの蔓延など、被害事案を報告しているが、加害者が昇進している。具体的に、処分や人事、教育はどうなっているか」との質問がありました。

 これに対して清水社長は、「事実確認をした上で、早急に厳正に処分する」と答えるにとどめました。その「厳正な処分」とは、あくまで社内の処分にとどまるのか、刑事・民事での告発にまで及ぶのか、判然としませんでした。

 また、第3者委員会の調査報告書の公表に先んじて、3月27日に、日枝久氏が、フジテレビの取締役を退任すると発表されたことについても、質問が集中しました。

※フジサンケイグループの絶対権力者・日枝久氏が41年在任した取締役相談役を退任! フジテレビ、フジ・メディア・ホールディングスの新体制には残らず! 金光社長は、「各社の精神的連合体」であるフジサンケイグループ代表を「ご本人(日枝氏)から辞任するという申し出」があったことを明らかに! 日枝独裁体制が、ついに終焉か!? 新体制発表でフジHDの株式が急騰! 現旧経営陣に対して230億円損害賠償を求める株主代表訴訟も! ホリエモン・堀江貴文氏は、「フジテレビ改革 第2章の方に入っていく予感がしております」!(日刊IWJガイド、2025年3月29日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250329#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54546#idx-4

 第3者委員会の会見では、性的暴力やハラスメント事案に、被害者が声をあげることが困難なフジテレビの企業風土について、日枝氏に一定の責任があることを、竹内委員長が認めています。これは非常に重要な指摘です。

 しかし、「日枝氏が公の場で説明する機会を設けないのか?」という記者の質問に対し、清水社長は、次のようにはぐらかすように否定しました。

 「日枝の説明責任はあるのか、という点ですが、これは、(取締役の)任命のプロセスと、任命の責任はどこにあるのか、ということです。

 本来的には、取締役の選定というものは、取締役会で決議しているものであります。そこで選任候補を決議し、株主総会でその承認を得る、というのが、本来の姿であり、正式な形です。

 ですから、そのような説明責任は、取締役の個人個人が持つのではなく、組織として受け持つことになるのではないかと考えております」。

 要するに、日枝氏を説明責任の場に出るよう説得することを、報告書を出されたこの期に及んでも、やんわり、のらくらと回避しようとしている、そういう印象はぬぐえません。

 また、27日に日枝氏が取締役を退任したことについて、記者からの質問に、清水社長は「第3者委員会の報告の前に、慌ててやったというわけではありません」と述べ、次のように答えました。

 「委員会の報告というものを、軽視しているわけでもございません」と、清水社長は続けます。

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■4月になりました! ですが、IWJの財政は崖っぷちです! 3月は1日から31日までの31日間で、106件、246万646円のご寄付・カンパをいただいています。ありがとうございます! この金額は、月間目標額350万円の70%にあたります。3月は月間目標まで、あと30%、103万9354円届きませんでした! どうか、緊急のご支援を!緊急のご寄付、カンパをお願いします!

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 4月になり、新しい年度が始まりました。

 IWJの今期第15期は、8月にスタート、半期が経過し、9ヶ月目に入りました。残念ながら8月からの今期第15期は、3月まで8ヶ月連続で一度も、月間目標額に達していません! この不足総額は、今期だけの累計で、寄付部門だけの暫定ですが、1381万3856円にもなります。

 財政が危機的状況です! IWJが4月以降も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによる緊急のご支援をよろしくお願いいたします!

 3月は1日から31日までの31日間で、106件、246万646円です。この金額は、月間目標額350万円の70%にあたります。ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます!

 しかし、月間目標額をクリアするには、目標額の30%、あと103万9354円、届きませんでした。

 今月4月は、月間目標額を達成するだけではなく、今期8ヶ月間の累計のマイナス1381万円を少しでも埋められるよう、皆さまのご支援をお願いしたいと存じます! 今期の残りも、今月4月から7月の今期末まで、あと4月を残すのみです。なんとか、マイナス幅を縮めるべく、今期末には収支があうように、皆さまのお力をお貸し願いたいと思います!

 11月からは、より一層、支出を絞り、ご寄付・カンパの月間目標額を400万円から350万円に下げることといたしました。さらに支出を切りつめています! 目標額を下げても、その目標額にもまったく手が届かないようならば、IWJは今後、活動をさらに縮小し、続けてゆくことが困難になります!

 第15期が、赤字とならないようにするために、無料でご視聴の方は、有料会員登録と、緊急のご寄付・カンパによる、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!

 岩上安身は、コロナ後遺症と思われる体調不良から、養生しつつも、少しずつ回復しつつあります。一時期は、在宅で養生し、インタビューも1度もできない月もありました。しかし、昨年11月、12月、1月、2月、3月と、連続して重要なキーパーソンへのインタビューを実現し、配信しています!

 また、1月27日の、お台場のフジテレビ本社で行われた約10時間半にわたるロングラン記者会見にも参加し、現場で質問もし、乗り切りました。その後、夜中の2時近くに帰社して、徹夜で『日刊IWJガイド』の作業をしたので、疲れが数日間残り、ダウンしました。リカバリー力が明らかにコロナ感染以前より、格段に落ちています。完全回復にはまだ時間がかかりそうです。

 それでも、休養の時間をとるようにしつつ、スタッフの力も借りて、仕事の質と量をアップさせていっております。

 3月31日も、2度目の深夜までのフジテレビの会見を終えて、帰社して、朝方まで、『日刊IWJガイド』を仕上げました。

 完全カムバックをしないといけない、重大な問題が国内外で次々と起こりつつあり、しかもそれらについての主要マスメディアのプロパガンダのレベルが、ひどくなっています。メディアの腐敗ぶりがひどすぎです。IWJのような、独立メディアが、奮起しなければいけません。

 なお、IWJでは、インタビューなどを、お見逃しになった方も、会員であれば2ヶ月間全編視聴が可能です!

 サポート会員ですと、過去のすべてのコンテンツについて、いつでも、いくつでも御覧になれます! 公開済みのコンテンツの本数は、動画とテキスト記事あわせて2万6113本あります。このうち、動画が2万3502本、テキスト記事が1万1196本、ブックレビューなどその他248本あります(カテゴリーは重複するものもあります)。

 皆さま、会員登録をよろしくお願いします!

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 3月末現在、IWJ会員の総数は1881人、このうちサポート会員の方は724人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします! 会員総数が5000人、そのうちサポート会員が2000人いてくれたら、IWJの経営は格段に安定します!

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 同じくサポート会員が、1ヶ月3300円で、毎月支払ってゆくと、12ヶ月で3万9600円のところ、一括払いですと、3万3000円(消費税込み)ですみます! 2ヶ月分おトクです! ぜひ、ご検討ください!

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 よろしくお願いします!

 岩上安身 拝

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◆中継番組表◆

**2025.4.2 Wed.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2025.4.3 Thu.**

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

放射線影響との明確な関連は確認されていない。~3.28 第24回 甲状腺検査評価部会
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527111

トラクター30台が、日本の食と農を守るため「農家への欧米並みの所得補償」などを訴え、都心をデモ! 山田正彦元農水相は「欧州は農家所得の8割、米国は4割を国が交付、日本ではなし」と指摘!~3.30『令和の百姓一揆』トラクターと人々の行進 in東京
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527115

【第675号-676号】岩上安身のIWJ特報!「ウクライナ軍が第2戦線(防衛戦)を作れないのは、資材や資金を横流ししているから!」「今、大事なことは、領土の問題は棚上げにして、とにかく現時点の境界線で、戦闘をやめること。これ以上人が死ぬのを止めること!!」~岩上安身による東京大学法学部・松里公孝教授インタビュー 第1部・第1回
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527139

【第677号-678号】岩上安身のIWJ特報!「トランプは戦争をしない」は嘘! 米大統領がバイデンでもトランプでも、イスラエルのやることは全部支持! キリスト教に妥協したユダヤ教徒と、福音派の猛烈な支持を抜きには考えられず、イスラエルの利益を最大限に追求!岩上安身による現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏インタビュー
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527157

大阪市の二重基準?! 同じ夢洲内の土地でありながら、IR用地のみ極端に低く評価!~3.19 夢洲・IR・差し止め訴訟報告集会
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527193

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「財務省解体デモ」現場近くの路上で襲撃され深手を負った立花孝志氏に、岩上安身が事件後、最初の独占単独インタビュー!! 立花氏は「原因を作ったのは、『報道特集』では!?」とメディアの偏向報道が「テロリスト」を生む恐怖を激白!~岩上安身によるインタビュー第1186回ゲスト 立花孝志氏(NHK党党首) 2025.3.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526915

【IWJ号外】<ジェフリー・サックス教授講演「平和の地政学」(その1)>ソ連崩壊後、米国の一極覇権プロジェクトが始まり、2003年のイラク戦争後、「欧州は完全に発言力を失った」! 冷戦後、今に至るまでの35年間のすべての謎が解ける!東京大学松里公孝教授が推薦! 2025.3.19
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526942

【IWJ号外】<ジェフリー・サックス教授講演「平和の地政学」(その2)>「ヨーロッパが米国の敵となることは危険だが、米国の友人となることは致命的である」! 欧州には、本物の外交政策が必要! 日本も同様! 他人事ではない! 冷戦後、今に至るまでの35年間のすべての謎が解ける! 東京大学松里公孝教授が推薦! 2025.3.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526967

【IWJ号外】<ジェフリー・サックス教授講演「平和の地政学」(その3)>【質疑】「NATOと欧州の混同」こそ最悪、欧州は独自の現実主義的な外交をもつべき! NATOは米国の覇権維持装置、トランプ大統領が求める防衛費5%は「米国のためであって、あなた達のためではない」! 冷戦後、今に至るまでの35年間のすべての謎が解ける! 東京大学松里公孝教授が推薦! 2025.3.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526996

「『パンデミック合意』の中身は遺伝子製剤を使った儲け話の分け前。世界の保健とか、健康とか、ましてや命の話ではない! WHOは反社! 邪悪そのもの!! しかも日本はその主犯! WHOの親善大使・武見敬三氏が厚労大臣になって、バリバリ進めた!!」作られたパンデミックである「プランデミック戦争」から日本人の命を守るには!?~岩上安身によるインタビュー 第1167回ゲスト 立憲民主党・原口一博衆議院議員
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524918

◆しばらくフルオープン! 【ドンバスの真実】シリーズ!◆

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【注目! ドンバスの真実についての論文】【IWJ号外】ドネツク国立大学政治学講座チェルカシン准教授著・松里公孝教授訳「ドンバス2共和国の内政とそれらのロシアへの(再)統合の諸方策」(前半)「ドンバスの2共和国が生まれた諸前提」ほか 2025.3.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527086

米国から訓練・支援を受けていた「ウクロナチ」勢力が、暴力革命によって成立させた親米欧政権は、何をしたか? ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録を振り返る! 岩上安身によるインタビュー第1178回ゲスト 黒龍會・アジア新聞社会長 田中健之氏 第1回
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525684

◆しばらくフルオープン! 統一教会問題シリーズ!◆

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 米共和党のギングリッチ元下院議長は、統一教会への解散命令について、「米国と日本の関係、そして日本の政治情勢に対する我々の見方に重大な影響を及ぼすことになるだろう。旧統一教会に対する現在の攻撃は、日米同盟を弱体化させ、中国共産党と日本の接近のきっかけを作ろうとする試みだ」などと、激しく非難しています。

 しかし、統一教会の実態をよく知る必要があります。

 AP通信やニューズウィーク誌に勤務し、George Polk AwardやI.F. Stone Medalを受賞した米国の著名な調査報道ジャーナリスト、ロバート・パリー(2018年没)が、世界的な視点から、統一教会に関する調査報道活動を展開しました。IWJでは、ロバート・パリーの残した、統一教会の最暗部に焦点をあてた「文鮮明師のダーク・サイド」を10回にわたってご紹介しました。

※ロバート・パリーの調査報道シリーズ(IWJ)
https://iwj.co.jp/wj/open/?s=%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AA%E3%83%BC&area=

自民党自体が統一教会のマインドコントロール下にある!? 文鮮明カラーを払拭した韓鶴子体制の統一教会が「国家復帰」計画の野望を企てる!~岩上安身によるインタビュー第1101回 ゲスト ジャーナリスト・鈴木エイト氏 第1弾 2022.10.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/511308

文鮮明という「メシヤ」が「再臨した国」韓国に貢がされる「エバ国家」日本!? 自民党に深く浸透する統一教会の「正体」! ~岩上安身によるインタビュー 第897回 ゲスト 北海道大学大学院 櫻井義秀教授 2018.8.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/429742

◆しばらくフルオープン! フジテレビにおける、中居正広氏の不同意性交問題特集!◆

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特集 フジテレビにおける、中居正広氏の不同意性交問題!
https://iwj.co.jp/wj/open/fuji_nakai

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■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾! まだまだくすぶる兵庫県問題!】元東播磨県民局長の四海達也氏が、県職員にストライキを、県議会に不信任決議をうながし、斎藤県政転覆をはかる! 四海氏ら県庁OBが県庁内で反斎藤の意思統一工作!? 用もないのに、県庁にやってきて元部下達に働きかけか!? 東西の県民局長がそろって、クーデター・スキャンダル!?

 ここへ来て、兵庫県庁で、既得権益層の代理人のような動きをする、県庁を退職したOBが、兵庫県庁に自由に出入りして、県職員に反斎藤知事の働きかけを行っているという、とんでもない疑惑が浮上してきました。

 この疑惑の中心人物は、2023年3月末まで40年間兵庫県職員だった、元東播磨県民局長の四海達也氏です。この四海氏が、公用PCに残したデータが、流出したというのです。

 この疑惑は、複数のYouTubeで取りざたされています。

 『日本の政治アナリスト』(登録者数約4万人)というYouTubeチャンネルは、四海達也氏が、上述の疑惑だけでなく、渡瀬康英元県民局長の「怪文書」事件に匹敵する、別の大きなスキャンダルの中心にいると指摘し、31日時点で、1.7万回の再生数を記録しています。

※速報!…1分前!!【兵庫県庁の崩壊】四海達也のPCから流出した“禁断データ”に県政震撼!女性スキャンダルも発覚!(日本の政治アナリスト、2025年3月27日)
https://youtu.be/dc9LoE0BODQ

 『日本の政治アナリスト』によると、四海氏は、県の公共事業で特定企業を優遇したり、裏金の授受が行われていたとの証言が、複数の関係者から出ているというのです。

 さらに、この四海氏の公用パソコンから流出したデータには、県の腐敗の証拠が数多く含まれているとして、次の3点をあげています。

 1.不正な金銭の流れを示す証拠(特定の企業の間でやりとりされた財務データが保存されていた)

 2.政治家との癒着の証拠(県内の有力政治家の秘密のメールや通話記録、特定の政治家との間で便宜供与を示唆する会話)

 3.女性関係のスキャンダル(複数の女性職員との間で交わされた私的メッセージ、プライベート映像)

 内容の中に、女性関係スキャンダルが含まれている点で、故・渡瀬県民局長の公用PCと、中身がよく似ています。兵庫県庁では、幹部職員となると、気がたるんで、こんな公私混同が当たり前に横行していたのでしょうか。

 ただ、四海氏の公用パソコンのデータ流出の時期がいつなのか、この『日本の政治アナリスト』では不明です。

 流出翌日から、県庁に四海氏は出勤せず、行方不明状態で、自宅も空だと、『日本の政治アナリスト』は伝えますが、四海氏は2023年3月末で県庁を退職し、再雇用もされず、年金だけで生活していると、本人が29日付の自身のブログで述べています。

※【兵庫再生15】香椎なつ~この人の目的がわからない(『酒呑童子の独り言』、2025年3月29日)
https://ameblo.jp/syuten-douji/entry-12878683717.html

 ブログの更新もあり、国外脱出や行方不明などとは考えられません。

 また、四海氏の県庁での所属部署も、『日本の政治アナリスト』は、政策企画課としていますが、その事実は確認できません。

 IWJが確認できたのは、東播磨県民局長(2017-2019年頃)、代表監査委員(2021年4月1日付人事異動)、健康福祉部福祉監(福祉分野の政策や事業を統括・監督する上級職ポスト)、子ども局長でした。

※はじめてのスマホ動画撮影(兵庫県立神戸生活創造センター、2025年4月1日閲覧)
https://www.sozoc.pref.hyogo.jp/PKOBO_News02/pkobo_news/upload/149-0.pdf

 したがって、『日本の政治アナリスト』の発信の信頼性には、疑問符が付きます。

 『日本の政治アナリスト』は、「なぜ退職したはずの元県民局長が、今も県庁内を自由に歩き回っているのか」と述べています。

 この点は、『速報! たなかちゃん』など、他のYouTubeも、同じことを述べていますが、四海氏自身は、29日付の自身のブログ『酒呑童子の独り言』で次のように述べています。

 「退職後県庁に足を運んだのはどうしても必要な用事があった時の数回のみ」。

※【兵庫再生15】香椎なつ~この人の目的がわからない(『酒呑童子の独り言』、2025年3月29日)
https://ameblo.jp/syuten-douji/entry-12878683717.html

※【また公開PCが!?】兵庫県元幹部の四海達也氏 色々と暴露され始める 斎藤知事批判のしすぎでピンチに(約5.2万回の再生数、登録者数1.25万人、速報! たなかちゃん、2025年3月31日)
https://youtu.be/jPv15uB9-VM

 こうした一連の政治系YouTubeの目的が、四海氏の言うように、「再生回数を稼ぎ収益を目的にしている」可能性はあります。

 現在、YouTube視聴者の目は、兵庫県に集中しており、新しいスキャンダルの発掘となれば、それはビジネス価値になるからです。

 しかし、仮に目的がビジネスだからと言って、そのことだけでコンテンツの価値がないとは言えません。メジャー・メディアも、人の耳目が集まる出来事に集中します。彼らも間違いなくビジネス・ジャーナリズムです。売り上げとスポンサーの動向に左右されもします。

 また、ビジネス的なモチベーションであっても、正しい姿勢と判断力をもっていれば、その情報が新しい真実を発見することは大いにありえます。

 あからさまな虚偽を流すようなことをしなければ、時事的なYouTuberは、市民メディアとしての資格があるだろうと我々は考えます。

 さらに言えば、多かれ少なかれ、こうした政治系・時事系YouTuberは、オールドメディアへの「対抗言論」となっており、番組制作意図にオールドメディアの偽情報・情報操作への「義憤」が含まれていることがしばしばです。

 『日本の政治アナリスト』のコンテンツも、信頼性に疑問符はつくものの、これが事実であれば、たいへんなスキャンダルです。

 コンテンツ自体は、検証に値する情報と言えます。

 実は、躍動する会幹事長の増山誠県会議員の1月19日付X(旧ツイッター)のポストに、初めて、「現在も活発に県庁内を動き回り、知事を失墜させるべく活動している」として、四海氏のことが出てきます。

 以下は、その増山議員のポストです。

 「兵庫県職員OBの酒呑童子氏(しゅてんどうじ氏)のブログが年末に更新されました。

 酒呑童子氏は県代表監査委員など要職を歴任した元幹部職員の方です。

 ブログに知事や県民を誹謗中傷する内容が含まれている事に加え、この方以外にも

 外郭団体の理事長をしている県幹部OB

 などが現在も活発に県庁内を動き回り、知事を失墜させるべく活動しているとの情報が入ってきているので、あえて意見します。

 ブログの中で

 『政策に対する批判的な意見を口にする者は、クーデターを企む輩としてことごとく排除するのであれば、それこそが恐怖政治』

 と記載しています。

 誰も、だれかれ構わず

 『クーデターを企む輩』などと言っていません。

 幹部同士を仲たがいさせる目的で怪文書を作成し匿名で送付したり、特定幹部を排除した具体的な人事案を作成するなど多数の証拠文書が存在する場合に言っています。

 一部のOBの皆さん、片山前副知事も百条委員会で言っていたとおり選挙で2回も民意が示されたのでいい加減、知事への攻撃は控えられたほうがよいと思います。

 後輩職員を想う気持ちは分かりますが、その思いが度を越して、県民の為の政治を目指す知事の足を引っ張ることは民意を無視した独善になってしまいます」。

※増山氏のXへのポスト(2025年1月19日)
https://x.com/masuyama_makoto/status/1877123253174677779

 増山議員は、この四海達也氏が、斎藤支持者の県民を侮辱している発言をあげています。

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■【第2弾! マリーヌ・ルペン氏が公金不正流用罪に問われ、5年間の公職への選出禁止の判決!「急進左派は民主的投票で勝てないと司法制度を乱用する。世界共通の作戦だ」(イーロン・マスク氏)!】(『毎日新聞』、2025年4月1日ほか)

 3月28日の『日刊IWJガイド』で、ルペン氏に政治的判決が下される可能性について、IWJは報じていました。その嫌な予感が的中しました。

※フランスの民主主義が危うい! まさかあのフランスが、好戦的なマクロンの事実上の独裁制に!?「フランスのトランプ」、マリーヌ・ルペン国民連合(RN)前党首が、2027仏大統領選挙への出馬が不可能に!? 検察がルペン氏に5年間の公職選挙立候補禁止を求めた裁判の判決が来週に迫る! ルペン氏は、2027年フランス大統領選挙の最有力候補! 検察の動きは、急速に支持を伸ばすルペン氏と国民連合の政治的生命を断つ「司法権の濫用」ではないかとの疑惑も!(日刊IWJガイド、2025年3月28日号)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250328#idx-5
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54542#idx-5

 パリの刑事裁判所は3月31日、公金不正流用罪に問われた「国民連合」(RN)の指導者、マリーヌ・ルペン氏の判決公判で、5年間の公職への選出禁止の判決を言い渡し、即時仮執行しました。

※仏極右ルペン氏、公職選出禁止に控訴の意向 マスク氏らも判決批判(毎日新聞、2025年4月1日)
https://mainichi.jp/articles/20250401/k00/00m/030/199000c

 判決理由を、4月1日付『毎日新聞』は次のように報じています。

 「判決によると、ルペン氏は、欧州議員だった04~16年、欧州議会での活動のために支給された秘書給与を、実際には国民戦線(RNの前身)の運営業務に従事させていた職員の給与に充てていたとされる。

 裁判所は、ルペン氏が組織的な不正の中心的役割を果たしたと判断した」。

 フランスでは、2027年に大統領選挙を控えており、このタイミングでの判決は、明らかに、ルペン氏の大統領選出馬を妨害する意図があると思われます。

 この判決をめぐって、各国の指導者から批判の声が出ています。

 同日付『毎日新聞』は、ハンガリーのオルバン首相やブラジルのボルソナロ前大統領、そしてイーロン・マスク氏の批判をこう報じています。

 「ハンガリーのオルバン首相はX(旧ツイッター)に仏語で『私はマリーヌ』と投稿し、連帯を表明。政治権力の乱用で裁判所から30年まで立候補を禁止する判決を受けたブラジルのボルソナロ前大統領は、ロイター通信の取材に、ルペン氏に対する判決は『左翼的司法だ』と批判した。

 また、トランプ米大統領の側近で実業家のイーロン・マスク氏は、X(旧ツイッター)に『急進左派は民主的投票で勝てないと司法制度を乱用する。世界共通の作戦だ』と投稿した」。

 この『毎日新聞』の記事の中で引用されているオルバン首相の「私はマリーヌ」という言葉には、オリジナルがあります。

 パリにある風刺雑誌『シャルリー・エブド』誌編集部が、2015年1月7日にイスラムを冒涜したとして、イスラム系テロリストの襲撃を受けた事件で、テロへの抗議、言論の自由を訴えるデモで「私はシャルリ」という言葉が多用されました。

 他人事ではない、という共感のスローガンですが、オルバン首相は、「私はマリーヌ」と言うことで、西欧の偽善への当てこすり、異論を認めない民主主義の欺瞞をひと言で言いあらわしたのだろうと思います。

※仏極右ルペン氏、公職選出禁止に控訴の意向 マスク氏らも判決批判(毎日新聞、2025年4月1日)
https://mainichi.jp/articles/20250401/k00/00m/030/199000c

★判決後、マリーム・ルペン氏にインタビューしたフランス国内で最も視聴率の高い民間テレビチャンネルフランスの『TFI』は、4月1日、「マリーヌ・ルペンに有罪判決:即時執行、被選挙権停止…司法的な今後の展開は?」という記事をウェブで配信しました。

※Marine Le Pen condamnee : execution provisoire, ineligibilite… Quelles suites judiciaires ?(TFI、2025年4月1日)
https://www.tf1info.fr/politique/video-marine-le-pen-condamnee-proces-rn-jugement-tf1-20h-execution-provisoire-ineligibilite-les-questions-sur-les-suites-judiciaires-2362526.html

 1日付『TFI』は、「TF1の20時のニュースに招かれたマリーヌ・ルペンは、月曜日(3月31日)、自身に対する即時の5年間の被選挙権停止という有罪判決を受けて、『政治的な決定』であり『我々の民主主義にとって悲運な日』だと厳しく非難した。

 また、2027年の大統領選挙への意欲を改めて表明し、迅速な控訴審の開催を求めた」と報じ、3つのポイントを述べています。

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■<IWJ取材報告>トラクター30台が、日本の食と農を守るため「農家への欧米並みの所得補償」などを訴え、都心をデモ! 山田正彦元農水相は「欧州は農家所得の8割、米国は4割を国が交付、日本ではなし」と指摘! 日本は食糧安全保障を丸裸にされている!!~3.30『令和の百姓一揆』トラクターと人々の行進 in東京

 「令和の百姓一揆」と題して、日本各地から、トラクター30台、そして3200人に上る農家や農業問題に関心を持つ人々が、3月30日、東京都港区の青山公園に集結しました。

 その後、トラクターと参加者は、表参道や原宿を、「日本の食と農を守ろう」「農家への欧米並みの所得補償を」などと訴え、デモ行進を行いました。

 参加を呼びかけた実行委員会のホームページでは、日本の農家は「時給10円(農水省 営農類型別経営統計 稲作 2022年)」と苦境を訴え、運動への支援を募っています。

※令和の百姓一揆
https://congrant.com/project/tractormarch/14672

 集会冒頭では、トラクター行進のドライバー達が紹介されました。関東近県が中心でしたが、長崎県五島列島など、遠方からの参加も目立ちました。

 実行委代表である山形県の酪農家・菅野芳秀氏は、「日本の農村では今、『墓じまい』(後継者不在や経済的理由で、墓を撤去すること)ならぬ『農じまい』が言われる」「村から農民が消え、作物が消え、村自体が消えようとしていることを、多くの国民は知らない」「その時、困るのは消費者・国民」だと述べ、「農民と皆さんが力をあわせ、農業を滅ぼす政治を変え、食と農と命を大事にする日本に変えていかなければならない」と訴えました。

 この「令和の百姓一揆」の催しは、同日に全国14か所で同時に開催され、東京の会場では、各地からのメッセージが代読されました。また、国会議員も、れいわ新選組、日本共産党、立憲民主党などから多数参加して、一言挨拶を行いました。

 集会の最後に、岩上安身によるインタビューなどで、IWJでもお馴染みの山田正彦元農水相が、次のようにスピーチしました。

 「私が若い時、最初の仕事は農業だった。ところが、農業では食べていけない。世界の農業すべて、そうだ。

 だからヨーロッパでは、国からの交付金で、農家収入の8割を所得補償している。アメリカでも4割だ。

 日本ではそれがない。(中略)

 自分が農水大臣だった時にやった戸別補償(農業者戸別所得補償制度)では、たった4000億円の予算で、右肩下がりだった農家の所得が、17%上がった」。

 そう述べた山田氏は、「だから、みんなで、所得補償の声を上げよう。がんばりましょう」と呼びかけました。

 詳しくは、ぜひ全編動画を御覧ください。

※トラクター30台が、日本の食と農を守るため「農家への欧米並みの所得補償」などを訴え、都心をデモ! 山田正彦元農水相は「欧州は農家所得の8割、米国は4割を国が交付、日本ではなし」と指摘!~3.30『令和の百姓一揆』トラクターと人々の行進 in東京
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/527115

※ケネディJr.氏と同じく、貪欲に利権を拡大するグローバル企業と戦う! 種子法を廃止し、「農民の権利」を守る種苗法を改悪する自公政権は「食料安全保障」を自ら壊していると批判! 次期米保健福祉長官に指名されたケネディJr.氏とは旧知の仲! 山田氏が学生時代に父親のR・F・ケネディ元司法長官を日本に招いて大学で講演してもらった経緯も!~岩上安身によるインタビュー第1171回ゲスト 「日本の種子を守る会」元農林水産大臣・弁護士 山田正彦氏(第1回)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525693

■3月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、「岩上安身による現代イスラム研究センター理事長・宮田律(みやた おさむ)氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! イスラエルの問題と、ウクライナの問題が、つながっていることが浮かび上がります! ぜひ「まぐまぐ」からご登録ください!! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!

 IWJでは、メルマガサイト「まぐまぐ」で、毎月『岩上安身のIWJ特報!』を発行しています。

 3月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、2月に引き続き、昨年12月30日に発配信した、「岩上安身による現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏(みやた おさむ)インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました。

※「トランプは戦争をしない」は嘘! 米大統領がバイデンでもトランプでも、イスラエルのやることは全部支持! キリスト教に妥協したユダヤ教徒と、キリスト教シオニストの福音派の猛烈な支持を抜きには考えられず、イスラエルの利益を最大限に追求!~岩上安身によるインタビュー第1176回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526058

 現代イスラム政治の専門家である宮田氏は、中東情勢についても多くの著書を執筆されています。2024年4月には、ガザ紛争についての最新刊『ガザ紛争の正体~暴走するイスラエル極右思想と修正シオニズム』(平凡社新書)を上梓され、2025年1月16日には、新著『イスラエルの自滅~剣によって立つ者、必ず剣によって倒される』(光文社)が発売されました。

 12月10日付『ワシントン・ポスト』は、「ウクライナが、150機のドローンとそのオペレーターをシリアに派遣している」と報じました。日本ではほとんど報じられていなませんが、シリアのアサド政権を崩壊させた反政府組織は、ウクライナのドローンで武装していたのです。

 ウクライナが支援した反政府勢力のシリア解放機構(シャーム解放機構、HTS)は、イスラム原理主義(ジハード主義)のアルカイダ系組織・ヌスラ戦線が中心となって構成されています。

 2024年12月8日にシリアのアサド政権が崩壊すると、イスラエル軍はシリア全土を空爆し、シリアの軍事基地を破壊。さらにゴラン高原の非武装緩衝地帯を超えて、シリアに地上侵攻しました。ここまでくると、明らかな武力侵略です。

 ロシアによるウクライナへの軍事介入を「国際法違反」だと激しく非難した米国のバイデン政権は、同じく国際法違反であるはずの、イスラエルによるシリアへの電撃越境作戦には、強い支持を表明しました。西側諸国は、政府も、主要メディアも、この明らかなダブルスタンダードを追認しています。

 シリア上空の防空力を排除したことで、イスラエルは、戦闘機や爆撃機をシリア上空を飛ばせるようになり、イランの核施設を一直線に攻撃する可能性が高くなったと報じられています。

 宮田氏は、「イスラエルが次、何を狙っているかというと、イランへの攻撃を狙っていると思うんですよね」との見方を示し、今回のシリアの政変では、「アルカイダ系の武装集団に、イスラエルが金を渡していたという話もある」と指摘しました。

 西側諸国から大量の武器支援を受けながら、その半分しか前線に送られていないというウクライナから、実は中東へドローンが流され、世界中からテロリストとして扱われているアルカイダに、イスラエルの資金が届けられて、イスラエルの利益のために、精力的に、シリアで暴れまわり、アサド政権の転覆のために「協力」していたことが次第に明らかになっています。

 宮田氏は、「今のシャーム解放機構は、基地が(イスラエル軍に)やられても、眺めているだけっていう連中で、別にシリアの基地を守ろうともしない」と述べ、イスラエルによって破壊されたシリアの軍事力だけはまだしも、イスラエルに対する抑止力になっていたが、「全部きれいにやられた」と指摘しました。

 アサド政権の崩壊は、イスラエルの侵略と支配地域の拡大を阻止する邪魔者がまたひとつ、いなくなった、ということになります。

 以下は、3月発行の『岩上安身のIWJ特報!』の目次です。

(第679号の目次)

◆イスラエルのシリア全面攻撃は国際法違反! さらに恐ろしいのは防空力の消えたシリア上空を通ってイランを空爆できるようになったこと!

◆今、ガザで何人殺されようが関心の薄れてきた日本社会。メディアが伝えないと「なかったこと」になってしまう!

(第680号の目次)

◆軍事力として利用されてもEUには入れてもらえないトルコの鬱屈! ガザ攻撃に怒り心頭でもシリア問題ではイスラエルと協調する複雑怪奇!

◆アメリカがやってきた「不公正、不正義なダブルスタンダード」が鮮明になり、世界の二極化はますます進む!

(第681号の目次)

◆これは混沌の始まり! イランを破壊することがネタニヤフ首相の最優先事項! シリアの空軍力を削いで狙うのはイランの核施設か?

◆現実感のない神話のような大イスラエル主義を掲げてイランを攻撃すれば「ユダヤ・イスラム全面戦争」に発展!? それは核戦争しかあり得ない!

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