日刊IWJガイド・非会員版「バイデン氏『ふざけるのをやめて、納税した証明を見せてほしい』! トランプ氏『今、私には免疫がある』!ナッシュビルで行われた大統領選最後のテレビ討論会の勝敗はバイデン氏が圧倒的優勢!」2020.10.24号~No.2963号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~バイデン氏「ふざけるのをやめて、納税した証明を見せてほしい」! トランプ氏「今、私には免疫がある」! ナッシュビルで行われた大統領選最後のテレビ討論会の勝敗はバイデン氏が圧倒的優勢!
■【中継番組表】
■菅総理の著作『政治家の覚悟』続報!2012年版『政治家の覚悟』は菅氏の自費出版!! 3章「政治主導をはき違えた民主党政権」と4章「東日本大震災で露呈した政府の機能不全」を削除したのは文春新書編集部の意向を、菅総理が了承!?
■<IWJ取材紹介1>日本外国特派員協会主催 日本学術会議の任命拒否6名による記者会見を生配信!
■<IWJ取材紹介2>IWJ記者の「11月のバッハ会長来日は五輪中止へ向けた相談では」との直撃質問に橋本聖子五輪担当相は「それはわかりませんけれども」「前向きに会談をされるということを願っております」と回答! 橋本聖子東京オリンピック・パラリンピック大臣定例記者会見報告!!
■<IWJ取材紹介3>トリチウム汚染水の海洋放出迫る!! 海洋放出一択しかないのか!? 福島みずほ議員は「国内外の反対の声をよく聞いて」と要望! 山崎久隆氏は「無理な廃炉目標が大量の汚染水廃棄に追い込む」と看破! 「トリチウム等放射能汚染水を海に流すな!院内ヒアリング集会」を中継!!
■<本日の再配信>「CSISの研究員も原発を『ダイナソー・テクノロジー(恐竜並に古い技術)』と呼んでいる!」本日午後8時より「なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク学習講演会『アメリカは日本の原子力政策をどうみているか ~2018年問題:日米原子力協定とプルトニウム保有』講師:猿田佐世弁護士」を再配信します!
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■はじめに~バイデン氏「ふざけるのをやめて、納税した証明を見せてほしい」! トランプ氏「今、私には免疫がある」! ナッシュビルで行われた大統領選最後のテレビ討論会の勝敗はバイデン氏が圧倒的優勢!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 本日は10月24日。今から91年前の1929(昭和4)年10月24日木曜日は、ニューヨーク・ウォール街の株式取引所で株価が大暴落し、世界大恐慌のきっかけとなった日です。

 その米国では、注目の11月3日の大統領選挙まで、10日余りとなりました。昨日23日(日本時間)に、大統領選最後のテレビ討論会がテネシー州ナッシュビルで開かれました。9月末に行われた第1回のテレビ討論会では、バイデン候補の発言中にトランプ大統領が行った不規則発言が145回に上りました。

※米大統領、討論会規則変更に不満(京都新聞、2020年10月2日)
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/369616

 これを受けて、候補が各テーマの冒頭でそれぞれ2分間話す際、もう一方の候補の音声マイクを切る措置が取られました。

※米大統領討論会で新ルール 発言中、相手の音声オフ(日経新聞、2020年10月20日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65206070Q0A021C2EAF000/

 第2回のテレビ討論会は、トランプ大統領の新型コロナ感染によって、オンライン形式での開催に切り替えたものの、トランプ氏が参加を拒否したため中止になり、今回が最後のテレビ討論会となります。
 
 議論されたのは、内容的には、新型コロナウイルス対策やその是非、ワクチン開発、感染拡大の責任、感染対策と経済の両立、他国の大統領選挙への介入、トランプ大統領の納税問題、北朝鮮問題、バイデン氏と息子の疑惑問題、オバマケア、人種問題、気候変動問題、移民政策など、多岐にわたります。

※【詳報】トランプ バイデン 両候補 最後の直接対決 テレビ討論(NHK、2020年10月23日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201023/k10012677021000.html

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◆中継番組表◆

**2020.10.24 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・大阪】12:00~「なくさんといて大阪市5区市民連合共同宣伝」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach1

 淀川区・十三駅西口で開催される「なくさんといて大阪市5区市民連合共同宣伝」を中継します。これまでIWJが報じてきた大阪府大阪市関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%a4%a7%e9%98%aa%e5%ba%9c%e5%a4%a7%e9%98%aa%e5%b8%82
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【IWJ・エリアCh1・兵庫】14:00~「非核『神戸方式』決議45周年記念のつどい―記念講演:『米軍優位の日米地位協定と日米合同委員会の密約』吉田敏治氏(ジャーナリスト)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach1

 「非核『神戸方式』決議記念集会実行委員会」主催の集会を中継します。これまでIWJが報じてきた日米地位協定関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%97%a5%e7%b1%b3%e5%9c%b0%e4%bd%8d%e5%8d%94%e5%ae%9a
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【タイムリー再配信 776・IWJ_YouTube Live】20:00~「なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク 学習講演会『アメリカは日本の原子力政策をどうみているか ~2018年問題:日米原子力協定とプルトニウム保有』 講師:猿田佐世弁護士」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2017年8月に収録した、「なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク」主催の学習講演会を再配信します。これまでIWJが報じてきた日米原子力協定関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%97%a5%e7%b1%b3%e5%8e%9f%e5%ad%90%e5%8a%9b%e5%8d%94%e5%ae%9a

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/398021

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◆中継番組表◆

**2020.10.25 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・大阪】14:30~「大阪のための緊急街宣」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach1

 大阪市廃止=「大阪都」構想の住民投票で、「反対」票を呼びかけるキャンペーン「残そう、大阪」による「大阪のための緊急街宣」を中継します。これまでIWJが報じてきた大阪府大阪市関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%a4%a7%e9%98%aa%e5%ba%9c%e5%a4%a7%e9%98%aa%e5%b8%82
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【録画配信・IWJ_YouTube Live】17:00~「女性と労働 ~コロナ災害のもとで働く現場はどうなっているの?~ 第2回 官製ワーキングプア研究会の調査と休業補償問題などの報告 ―登壇: 白石孝氏(官製ワーキングプア研究会)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 10月4日に収録した、「女性の労働問題を考える小金井の会」主催の講座を録画配信します。これまでIWJが報じてきた労働問題関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%8a%b4%e5%83%8d%e5%95%8f%e9%a1%8c
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【録画配信・大阪 IWJ_YouTube Live】20:00~「原発も核燃もいらん!2020関西集会 ―講演:小出裕章氏( 元京都大学原子炉実験所助教 )」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 10月18日に収録した、「脱原発政策実現全国ネットワーク 関西・福井ブロック」主催、「大阪平和人権センター」、「原発反対福井県民会議」共催の集会を録画配信します。これまでIWJが報じてきた小出裕章氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%b0%8f%e5%87%ba%e8%a3%95%e7%ab%a0

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「福島県も福島県民も馬鹿にされているんじゃないのか!?」加害者である国が汚染水海洋放出を「決定」するとの見通しに市民団体が福島県に反対表明を求め、怒りの要請!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483137

大西隆・元日本学術会議会長「6名が任命されなかった理由が説明されておらず、任命されていない会員候補者の速やかな任命を求める要望書を提出したが回答がない!」~10.22第8回 学術会議任命拒否問題 野党合同ヒアリング
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483145

今年1月の会見で、まだ汚染水の貯留タンクを作る余地があると回答していた東電!メディアを使って貯留タンクを作る余地はないと地元にプレッシャーを与え続けていた!? ~10.22東京電力 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483150

【岩上安身のツイ録】岩上安身が睡眠時無呼吸症候群で1泊2日の検査入院!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483184

自衛隊によるオーストラリア軍に対する武器等防護問題についてIWJが有識者へメールで直撃質問! 有識者の回答2 東アジア共同体研究所上級研究員・須川清司氏「日本に対米隷従を強いるというよりも、日本が自ら駒になって喜んでいるように見える」!!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483220

自衛隊によるオーストラリア軍に対する武器等防護問題についてIWJが有識者へメールで直撃質問! 有識者の回答3 横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏「石橋湛山の平和構想から改めて学ぶべき」!!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483224

自衛隊によるオーストラリア軍に対する武器等防護問題についてIWJが有識者へメールで直撃質問! 有識者の回答1 東京新聞編集委員・五味洋治氏「まるでアメリカの手先のようにアジアで動き回ることは、緊張しかもたらさない」!!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483212

◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆

籠池刑事裁判で、籠池夫妻「有罪」の最も大きな根拠となった証言をしたキアラと藤原工業! サスティナブル補助金詐取の本当の主犯はこの両事業者だった!?~10.21森友事件キアラ&藤原両事業者への刑事告発受理報告会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483089

「日本学術会議への人事介入に対する抗議声明」を発した映画人有志を代表し、映画監督森達也氏が菅政権に警鐘を鳴らす!~10.21 第7回「学術会議任命拒否問題 野党合同ヒアリング」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483092

福島第一原発のトリチウム水処分方法をめぐり、更田委員長の早期見解表明で海洋放出ありきになったのでは?とのIWJ記者の指摘に「見解表明は責任上正しかった」と反論!~10.21原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483100

安保法に反対する学者の会が抗議声明! 佐藤学教授「真理と論理の追求が学者の本分。この件に関してもその姿勢で臨む!」~10.14 菅義偉首相による日本学術会議会員任命拒否に対する「抗議声明」発表記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/482725

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■菅総理の著作『政治家の覚悟』続報!2012年版『政治家の覚悟』は菅氏の自費出版!! 3章「政治主導をはき違えた民主党政権」と4章「東日本大震災で露呈した政府の機能不全」を削除したのは文春新書編集部の意向を、菅総理が了承!?

 菅総理の著作『政治家の覚悟』新書版(2020年発行)で「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然」といった記述が、民主党批判などを含む章ごと削除されている件について、IWJが独自に取材した報告を10月21日の日刊IWJガイドでお届けしました。

※菅総理著『政治家の覚悟』新書版で「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然」との記述を章ごと削除! IWJでは新旧両バージョンを入手し、菅総理による「改竄」点を分析! 得意の文書改竄・歴史修正の本領を発揮し、もはやおなじみとなった「秋田出身・上京苦労話」も最新版にアップデート!!
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/47645#idx-5

 その後、オリジナルの『政治家の覚悟 官僚を動かせ』(2012年発行)の出版の経緯、削除の意図についてさらに取材を重ねましたので、補足報告します。

 10月22日、IWJから文春新書に以下の質問をメールで送りました。

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1)当初出版された2012年の『政治家の覚悟』は自費出版だったという話を伺いました。当時のご出版の経緯を教えてください。

2)今回の文春新書としての再出版に、菅総理または菅事務所の方はどのように関わっているのでしょうか?

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 これに対し、文春編集部から、電話でご回答をいただきました。

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■<IWJ取材紹介1>日本外国特派員協会主催 日本学術会議の任命拒否6名による記者会見を生配信!

 10月23日午後2時半から日本外国特派員協会主催による日本学術会議の任命拒否6名による記者会見が行われました。この記者会見をIWJは生配信しました。

※日本外国特派員協会主催 日本学術会議の任命拒否6名による記者会見 2020.10.23
https://www.youtube.com/watch?v=dU25N6UwuYg&t=1260s

 参加したのは、任命を拒否された小沢隆一慈恵医大教授(憲法、ZOOM参加)、岡田正則早稲田大学教授(行政法、現地参加)、松宮孝明立命館大学教授(刑法、現地参加)、芦名定道京都大学教授(宗教思想、ZOOM参加)、宇野重規東大社会科学研究所教授(政治学、メッセージ)、加藤陽子東大教授(歴史学、メッセージ)(発言順)です。

 冒頭、日本学術会議会員の高山佳奈子京都大学教授(刑法)から、日本学術会議の法的・歴史的な位置づけが説明されました。高山教授は、次のように日本学術会議の起源を説明しています。

 「日本の戦前の憲法は、学問の自由を保障していませんでした。研究者の戦争動員という歴史への反省から、戦後の日本国憲法は新たに学問の自由を規定しました。

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■<IWJ取材紹介2>IWJ記者の「11月のバッハ会長来日は五輪中止へ向けた相談では」との直撃質問に橋本聖子五輪担当相は「それはわかりませんけれども」「前向きに会談をされるということを願っております」と回答! 橋本聖子東京オリンピック・パラリンピック大臣定例記者会見報告!!

 国際オリンピック委員会(IOC)が東京五輪の中止を決定し、バッハ会長が日本政府側にもその意向を伝えているという情報をノンフィクション作家で元博報堂社員の本間龍氏が入手したことは昨日の日刊IWJガイドでお伝えしたとおりです。

※IOCが東京五輪中止を決定!? 原因は欧州の新型コロナ感染第2波の拡大! 内部情報を入手した本間龍氏にIWJが直撃取材! IWJの直撃質問に東京五輪組織委は中止決定の事実を否定!!(日刊IWJガイド、2020年10月23日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/47659#idx-4

 10月23日の11時頃から、内閣府にて橋本聖子東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣の定例会見がおこなわれ、IWJでは生中継をするとともに、大臣へ直撃質問をしてきました。

IWJ記者「ノンフィクション作家の本間龍氏がIOCのバッハ会長が既に東京オリンピックを中止する方向で決めたことを、日本政府に伝えたという情報を入手したことを明らかにしましたが、これは事実でしょうか」

橋本五輪相「いえ、まったく、ありません。あのー、東京大会に向けて、政府一丸となって、今日も、菅総理が、世界がコロナウイルスに打ち勝った証となるべく東京大会に向けて、全力を尽くしていくという風にお話をして、いただきましたし、それを、バッハ会長が、しっかりと来年の大会に向けて、準備をしていきたいということも、前回お話をしてますし、確実に開催をするために、引き続き全力を尽くしていきたいと思います」

IWJ記者「11月にはバッハ会長が来日し、首相と会談をする予定ですが、これは東京五輪中止へ向けた相談ではないのでしょうか」

橋本五輪相「ないです。あのー、それはわかりませんけれども。私としては、そうではなく、本当に前向きに、あのー会談をされるということを願っております」

 昨日の日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、本間龍氏はIWJ記者の質問に答えて「東京五輪関係のスポンサーがついている新聞社などの大手メディアは、この話題が扱いにくいと思います」と述べました。

 この日の定例会見では、記者のために用意された席は満席となり、立って取材をする記者の姿もみられました。しかし、他社の記者から発せられる質問は五輪が開催される前提のものばかりで、ただの1人も「中止」という言葉を発することはありませんでした。

 記者会見の司会を取り仕切った内閣府の担当職員も、IWJ記者の質問が終わるなり、他の質問があるか確認することもなくすぐに会見の終了をアナウンスしました。

 特定のスポンサーを持たず、会員様の会費とご寄付に支えられている独立メディアのIWJだからこそできた質問です。今後もこの姿勢を崩さずに取材をしてまいります!

 過去にIWJが取材した橋本聖子五輪担当大臣の定例記者会見の様子は以下のリンクより御覧いただけます。この機会にぜひご視聴ください。

※オリンピックは本当に東京で開催されるのか?IWJ記者等の質問に橋本五輪担当相が回答!「東京での開催について現時点で全く問題ないという話をIOCからもらっている」!?~2.21橋本聖子五輪担当大臣
定例記者会見 2020.2.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/468141

※拡大一途のコロナウイルスの「市中感染」!! 五輪中止・実施の決断は!? 水質が「下水」並みのお台場でトライアスロンを強行するのか!? 橋本聖子五輪担当大臣記者会見で、IWJ記者等が質問! 2020.2.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/467961

■<IWJ取材紹介3>トリチウム汚染水の海洋放出迫る!! 海洋放出一択しかないのか!? 福島みずほ議員は「国内外の反対の声をよく聞いて」と要望! 山崎久隆氏は「無理な廃炉目標が大量の汚染水廃棄に追い込む」と看破! 「トリチウム等放射能汚染水を海に流すな!院内ヒアリング集会」を中継!!

 10月23日午後2時半から「トリチウム等放射能汚染水を海に流すな!院内ヒアリング集会」が、参議院議員会館で開催されました。主催は再稼働阻止全国ネットワーク、たんぽぽ舎や劣化ウラン研究会のメンバーで、福島原発市民事故調査委員会を務めたジャーナリスト山崎久隆氏、木村雅英氏らです。集会には福島みずほ参議院議員も参加しました。

※【案内】トリチウム等放射能汚染水を海に流すな!院内ヒアリング集会(10月23日午後、参議院議員会館)(ちきゅう座、2020年10月23日閲覧)
http://chikyuza.net/archives/106576

 「トリチウム等放射能汚染水の海洋放出」を巡っては、一昨日22日の東電会見でも、「最初から海洋放出ありき」で検討が進められたのではないか、汚染水タンクを作る余地が実はまだあったとも、敷地内の汚染水タンクが2022年に137万トンに達すれば増設しないということだが見直さないのか、海洋放出しか現実的な選択肢がないということに疑問を持つ人も多い、といった指摘がありました。IWJでは会見動画を公開しています。

※今年1月の会見で、まだ汚染水の貯留タンクを作る余地があると回答していた東電!メディアを使って貯留タンクを作る余地はないと地元にプレッシャーを与え続けていた!? ~10.22東京電力 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483150

 今日の会見の直前に、政府が汚染水の海洋放出決定を来月に延期するという発表を行いましたが、「海洋放出一択」で検討を進めてきた政府が大きく方針を変えるとは考えにくい状況です。

※福島原発 汚染水の海洋放出、政府 決定を来月以降に延期(TBSニュース、2020年10月23日)
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4109169.html

 日刊IWJガイドでも、「安くて早い」海洋放出だけでいいのか?という疑問をお届けしています。

※「限界の夏」迫る! 福島第一原発の「トリチウム水」海洋放出に関わるパブリックコメントが再び期限延長! 2022年の夏頃にタンクは満杯! いよいよ切迫する「トリチウム水」処分問題、経済産業省は特に社会的影響が大きいとしながらも、「安くて早い」海洋放出と水蒸気放出を最も現実的な選択として選定! 本当に「安くて早い」だけでいいのか!?(日刊IWJガイド、2020年7月16日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/45722#idx-5

 汚染水問題にずっと取り組んで来た国際環境NGOのFoE Japanは、「処理汚染水の処分方法の決定以前に、代替案の検討などが十分行われていないこと、またきわめて形式的な意見聴取しか行われていないことが懸念されます」として、声明を発表しています。

※声明:処理汚染水、処分方法決定の前に必要な4つのこと 放射性物質の総量の開示、リスクや代替案の検討、開かれた議論(国際環境NGO FoE Japan)
https://www.foejapan.org/energy/fukushima/201023.html

 集会では経産省・外務省・環境省・原子力規制庁のスタッフを招いて、近々決定されるとみられている「トリチウム等放射能汚染水の海洋放出」を巡って、環境基本法と環境影響評価法における扱い、トリチウムの危険性に関する認識、ロンドン条約・ロンドン議定書との関係、福島第一原発の廃炉と汚染水の処理、世界からの反対の声といったテーマについて質疑が行われました。

 当日の集会会場では、各省庁のスタッフが18名ずらりと列席しましたが、なんと、全員「顔」を写さないことを条件に取材が許可されました。首から下だけの撮影を余儀なくされた、その異様な光景は下記URLから、動画でご確認ください。

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※トリチウム等放射能汚染水を海に流すな!院内ヒアリング集会」を中継!! 10月23日午後14時半から「トリチウム等放射能汚染水を海に流すな!院内ヒアリング集会」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_ch5/movie/647455944
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_ch5/movie/647472920

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 環境影響評価法に関する質疑では、事故を起こした原発およびALPS処理水の放出は環境影響評価法の対象にならないという環境省からの説明があり、納得がいかない、おかしくないかという声が参加者から上がりました。

 「納得がいかない。これから30何年も放射能の汚い水を流す、これが対象外というのでは環境省の存在意義がない」

 「対象外というのはどの部署で判断しているのか」という質問に対して、環境省は「これは法律上の問題で、環境省のどこかが判断しているのではない」と回答しています。

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■<本日の再配信>「CSISの研究員も原発を『ダイナソー・テクノロジー(恐竜並に古い技術)』と呼んでいる!」本日午後8時より「なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク学習講演会『アメリカは日本の原子力政策をどうみているか ~2018年問題:日米原子力協定とプルトニウム保有』講師:猿田佐世弁護士」を再配信します!

 米国と日本の力関係は通常、基地問題や安全保障政策と結び付けて語られます。しかし、日本の原子力政策にも、米国からの圧力が存在してきました。

 そこで、シンクタンク「新外交イニシアティブ(ND)」事務局長で弁護士の猿田佐世氏を迎え、米国が日本や自国の原子力政策をどう見ているかをテーマとした講演会を再配信いたします。

 この講演会は、「なくそう原発・燃料、あおもりネットワーク」の第6回定時総会学習講演会として、2017年8月26日に「コープあおもり」で開催されました。

※なくそう原発・燃料、あおもりネットワークホームページ
http://www.nakuso-gk.net/

 猿田氏は原子力問題の専門家ではありませんが、米国でロースクールを修了した後に現地で弁護士として活躍し、また別の米国の大学院で「紛争解決学」を学ばれました。

 「日本はアメリカの圧力があるから原発をやめられない」という声をよく聞くと猿田氏は言います。2009年に留学のため米国に渡り、2019年にワシントンへ移り済んだ経験から、猿田氏は米国の市民や研究者、政治家などの視点から原子力問題を語ります。

 この講演の中で、猿田氏は米国が日本に対して原発を再稼働するように説いた国際戦略研究所(CSIS)の報告書を紹介しています。IWJではその全文を翻訳しております。ぜひ以下のリンクより御覧ください。

※【IWJブログ】CSIS「第3次アーミテージレポート」全文翻訳掲載 2013.2.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/56226

 猿田氏は「日本にこれだけ原発保有の圧力をかけているのだから、アメリカだって原発に頼り切っているのかなって思っている人が多い」と述べます。しかし、実は「アメリカでは原発は斜陽産業だ」と猿田氏は語ります。日本に原発推進をけしかける報告書を出したCSISの研究員でさえ、「原発を『ダイナソー・テクノロジー(恐竜並に古い技術)』と呼んでいる」というのです。

 詳しくは、午後8時からの再配信をご視聴ください!

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【タイムリー再配信 776・IWJ_YouTube Live】20:00~なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク 学習講演会「アメリカは日本の原子力政策をどうみているか~2018年問題:日米原子力協定とプルトニウム保有」 講師:猿田佐世弁護士
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20201024

IWJ編集部(岩上安身、杉浦まりあ、六反田千恵、尾内達也、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/