日刊IWJガイド・非会員版「本日午後6時から!コロナ禍のドサクサまぎれに悪法を次々成立させようとする安倍政権!『種苗法』改定阻止!他国籍企業に日本の種を支配させるな!! 岩上安身による『日本の種子を守る会』元農林水産大臣山田正彦氏インタビュー」2020.5.17日号 ~No.2803号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~本日午後6時から!コロナ禍のドサクサに検察庁法改正など悪法を次々成立させようとする安倍政権!「種苗法」改定阻止!他国籍企業に日本の種を支配させるな!! 岩上安身による「日本の種子を守る会」元農林水産大臣山田正彦氏インタビュー
┠■米トランプ政権が中国の通信機器最大手「ファーウェイ」に対し制裁強化!! コロナ禍の中で米国経済が急速に悪化する中、制裁強化は利益となるのか!? 元外務省国際情報局長・孫崎享氏に取材! 中国通エコノミスト・田代秀敏氏からもコメント!
┠■【中継番組表】
┠■<ニュースフラッシュ>
┠【1】「『桜を見る会』を追及する法律家の会」が結成され、500人以上の弁護士らが、ついに安倍首相らを刑事告訴に! 子飼いの黒川検事長の定年延長は安倍総理自身が自らの危機を握りつぶすための検察庁法改定! #検察庁法改正案に抗議します #桜を見る会の追及を支援します
┠【2】安倍政権を礼賛していた安倍信者・御用メディアらが、維新の会礼賛へ手のひら返し!?「オール大阪」で開発するワクチンに「僕が知事だったら大阪で抱え込む」という笑えない不謹慎ジョークをテレビで口にしたのは「PCR上級国民」の橋下徹氏!!
┠【3】大相撲力士の勝武士(しょうぶし)が28歳の若さでコロナウイルスに感染して多臓器不全で死亡! 医療機関がすぐに見つからず保健所に電話しつづけてもつながらず! PCR検査の過少、緊急事態宣言しようが、解除しようと準備しようが、何ひとつ変わらず!
┠■ #検察庁法の改正に抗議します 検察庁法改正案で渦中の黒川弘務検事長に「傷害事件もみ消しの収賄疑惑」が発覚!? #ケチって火炎瓶で知られるジャーナリスト山岡俊介氏が黒川検事長に対する刑事告発を準備中!?
┠■「感染の第2波、第3波に備えるためPCR検査拡充などの備えを! RNAウイルスはワクチン製造が難しい!? 免疫向上や治療薬の開発など多角的な戦略を!~5.14 ノーベル賞受賞者で京都大学高等研究院副院長兼特別教授本庶佑氏がオンライン記者ブリーフィング」の記事をアップしました!
┠■ 「クラスター対策からの転換は『ものすごく遅かった』! 日本の医療機関はコロナ以前から危機的状況にあった! 医療への政府支出の増額を含め制度の見直しを!~4.20 神戸大学教授岩田健太郎氏がオンライン記者ブリーフィング 2020.4.20」記事をアップしました! ぜひご覧ください!
┠■ 「いずれにしろ検査数は増やしていかなければならない。そういった方針で臨んでいる。必要な方が迅速にPCR検査を受けられる体制の構築を急ぐ必要がある!?」~5.15 内閣府 西村康稔 新型コロナ対策担当大臣 定例記者会見の記事をアップしました!
┠■昨日に続き、本日午後2時より「ゲノム編集は人為的に遺伝子を操作!しかも『証拠が残らないので調べてもわからない』!!~8.31シンポジウム『現代科学技術と人権』科学技術は私達生活にどのように関わってくるのか(後編)」を再配信します!
┠■【編集雑記 第11回 向山晶貴】 ~大変なのは人間だけじゃにゃい! ~動物保護活動について~
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■はじめに~本日午後6時から!コロナ禍のドサクサに検察庁法改正など悪法を次々成立させようとする安倍政権!「種苗法」改定阻止!他国籍企業に日本の種を支配させるな!! 岩上安身による「日本の種子を守る会」元農林水産大臣山田正彦氏インタビュー

 おはようございます。IWJ編集部です。

 「新型コロナの水面下で、種苗法改正が行われようとしています。このままでは日本の農家さんが窮地に立たされてしまいます。他人事ではありません。自分たちの食卓に直結することです」

 俳優で歌手でもある柴咲コウさんが、2020年4月30日にこのようにツイートし、注目を集めました。

 柴咲さんは2018年7月6日に環境省の環境特別広報大使にも任命されている人物です。環境省のHPによれば、同大使の役割は、「人と自然が調和する持続可能なライフスタイルを考え、森里川海と人とのつながり、自然との共生、日本の国立公園の魅力等のすばらしい日本の自然と文化を国内、海外へ発信」すること、だそうです。

 また、インドの農家によって生産されたオーガニックコットンを使用した衣類の販売なども、柴咲さんは手掛けています。このオーガニックコットンの生産は、農薬による健康被害や土壌汚染の問題、その農薬を購入するために抱えてしまった膨大な借金の問題等々、コットン農家が悩まされてきた、これらの諸問題を解決するための支援事業として行われているものです。

※「環境特別広報大使」任命について(環境省HP、2018年7月9日)
http://www.env.go.jp/press/105723.html

 前段のツイートはすでに削除されていますが、柴咲さんが警鐘を鳴らした「種苗法改正」にあらためて注視されている方は多いのではないでしょうか。

 本日5月17日午後6時から、IWJではおなじみ、元農林水産大臣で、「日本の種子を守る会」の山田正彦氏をお招きし、IWJ代表の岩上安身がインタビューを行います。山田氏は、『タネはどうなる?!: 種子法廃止と種苗法適用で』などの書籍も出版されています。

 2017年に日本政府は、衆院合わせて11時間足らずの国会審議で種子法廃止を決定。種子法は、日本の主食である米、麦、大豆の種子を国が管理し、各都道府県が優良な種子を安定して農家に提供するよう、義務付けてきました。

 種子法廃止の際の政府の説明は、「種子法による公的な種子の存在が民間の種子の普及を妨げている」というものでした。山田氏は、この民間の種子である三井化学の「みつひかり」、住友化学の「つくばSD」、日本モンサントの「とねのめぐみ」等を、実際に栽培している米農家を20軒ほど視察しました。

 そこで山田氏が目にしたものは、味はコシヒカリよりも落ちる品質のコメや、化学肥料によって疲弊し、年々収穫量が落ち込んでいく土壌でした。また、米生産者が日本モンサントや住友化学等と交わした契約書は、種子と農薬と化学肥料の購入がセットとなっており、違約金の定めなども、農家にとって厳しい、一方的な条件であることもわかりました。

 「種子法廃止の背景にTTP協定がある」ことは、山田氏が弁護団をつとめたTTP違憲訴訟における裁判の判決理由にも明記されています。

 では、この「種子法」に自家増殖を禁止する「種苗法改正」が加わったらどうなるのでしょうか。

 山田氏は、多国籍種子化学企業の本当の狙いは日本の種苗法の改定にあると強調しています。「自家採種禁止法案」は、「モンサント法案」とも呼ばれ30年前に中南米諸国を席巻していました。「彼らは、農家は種子をすべて毎年多国籍企業から購入せざるを得ない法制度にして莫大な利益を得ようと企んで来た」と、山田氏は警鐘を鳴らしています。

 続きはぜひ、本日午後6時からのインタビューでご確認ください。

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【IWJ_Youtube Live】18:00~「コロナ禍のドサクサまぎれに悪法を次々成立させようとする安倍政権! 『種苗法』改定阻止! 他国籍企業に日本の種を支配させるな!! 岩上安身による『日本の種子を守る会』元農林水産大臣 山田正彦氏インタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

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■米トランプ政権が中国の通信機器最大手「ファーウェイ」に対し制裁強化!! コロナ禍の中で米国経済が急速に悪化する中、制裁強化は利益となるのか!? 元外務省国際情報局長・孫崎享氏に取材! 中国通エコノミスト・田代秀敏氏からもコメント!

 昨日の日刊でもお伝えしましたが、米国の商務省は15日、中国の通信機器最大手「ファーウェイ(華為技術)」に対し、制裁を強化することを発表しました。

※米、ファーウェイへの輸出規制を強化 コロナで対立拍車(朝日新聞、2020年5月15日)
https://www.asahi.com/articles/ASN5H7R20N5HUHBI038.html

米商務省は昨年5月、米国企業が政府の許可なくファーウェイやその関連会社に半導体などの電子部品を輸出することを禁止していました。

 しかしながら、米国の技術が使われた電子部品が、台湾など米国外で生産されてファーウェイに輸出されていたため、米国は今回、米国製の製造技術を使用していれば、それが外国で製造した半導体であっても、ファーウェイやその関連会社に輸出することは認めないとしました。
 制裁は、120日間の猶予措置を経て実施されるといいます。ファーウェイ向けの電子部品を作る日本のメーカーなどへの影響が出ることは避けられそうにありません。トランプが激化させつつあるファーウェイ叩きと米中経済戦争のとばっちりは確実に日本に飛び火します。迷惑な話ですが、日本にとって「他人事」ではすまないのです。

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◆中継番組表◆

**2020.5.17 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【録画配信・IWJ_YouTube Live】13:00~「『刑事施設等における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を防止し被収容者等及び職員の安全確保を求める声明』発表に関するオンライン会見」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 4月28日に収録した、「NPO法人監獄人権センター」主催のオンライン会見を録画配信します。これまでIWJが報じてきた新型コロナウイルス関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/special_new-coronavirus
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【タイムリー再配信 657・IWJ_YouTube Live】14:00~「ゲノム編集は人為的に遺伝子を操作!しかも『証拠が残らないので調べてもわからない』!! ~8.31シンポジウム『現代科学技術と人権』科学技術は私達生活にどのように関わってくるのか(後半)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2019年8月に収録した、「ゲノム問題検討会議」主催のシンポジウムを再配信します。これまでIWJが報じてきたゲノム関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E3%82%B2%E3%83%8E%E3%83%A0

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/456214
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【IWJ_Youtube Live】18:00~「コロナ禍のドサクサまぎれに悪法を次々成立させようとする安倍政権! 『種苗法』改定阻止! 他国籍企業に日本の種を支配させるな!! 岩上安身による『日本の種子を守る会』元農林水産大臣 山田正彦氏インタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 岩上安身による元農林水産大臣 山田正彦氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた山田正彦氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%b1%b1%e7%94%b0%e6%ad%a3%e5%bd%a6

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◆中継番組表◆

**2020.5.18 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】14:00~「日本外国特派員協会主催 立憲民主党 菅直人 衆議院議員 オンライン記者ブリーフィング」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 「日本外国特派員協会(FCCJ)」主催のオンライン記者ブリーフィングを中継します。これまでIWJが報じてきた菅直人氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e8%8f%85%e7%9b%b4%e4%ba%ba
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【録画配信・IWJ_YouTube Live】15:00~「5.7 国民民主党 玉木雄一郎代表 定例会見(オンライン)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
 
 5月7日に収録した、国民民主党 玉木雄一郎代表 定例会見(オンライン)を録画配信します。これまでIWJが報じてきた玉木雄一郎氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%8e%89%e6%9c%a8%e9%9b%84%e4%b8%80%e9%83%8e
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【録画配信・IWJ_YouTube Live】17:00~「5.13 国民民主党 玉木雄一郎代表 定例会見(オンライン)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 5月13日に収録した、国民民主党 玉木雄一郎代表 定例会見(オンライン)を録画配信します。これまでIWJが報じてきた国民民主党関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%9b%bd%e6%b0%91%e6%b0%91%e4%b8%bb%e5%85%9a
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【もう一度観たい!IWJ蔵出し傑作選!シリーズ特集・タイムリー再配信 9・IWJ_YouTube Live】20:00~「『メディアは権力を忖度し、司法権力は政治のために動いている』~加計問題の闇を告発した前川喜平・前文科事務次官に岩上安身がロングインタビュー!『独裁国家に近づいている』と危機感!~岩上安身によるインタビュー 第817回 ゲスト 前川喜平氏(後編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2017年12月に収録した、岩上安身による前川喜平氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた前川喜平氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%89%8D%E5%B7%9D%E5%96%9C%E5%B9%B3

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406799

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

新型コロナ感染抗体検査キットの性能試験が行われるがいまだ実用はならずか?感染による初の労災認定がなされる!労働者への個別支給が整備はじまる~5.15加藤勝信厚生労働大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/474128

松尾邦弘元検事総長「定年延長は、今検察が抱える問題を象徴するようなテーマ」「検察の体制、検察庁のあるべき姿に重大な影響を与える」!!~検察OBによる検察庁法改正案に反対する意見書提出後の記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/474134

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■ニュースフラッシュ

【1】「『桜を見る会』を追及する法律家の会」が結成され、500人以上の弁護士らが、ついに安倍首相らを刑事告訴に! 子飼いの黒川検事長の定年延長は安倍総理自身が自らの危機を握りつぶすための検察庁法改定! #検察庁法改正案に抗議します #桜を見る会の追及を支援します

 安倍晋三首相の後援会が主催した、桜を見る会の前日の2018年4月に開催された夕食会について、弁護士や法学者ら500人以上が5月21日にも、公職選挙法と政治資金規正法違反の疑いで、安倍総理と後援会幹部の計3人を刑事告訴する告発状を東京地検に提出する予定だと報じられました。

 弁護士有志によって、「『桜を見る会』を追及する法律家の会」が結成したのは、今年の2月のこと、刑事告発への賛同の声が全国へと広がっていきました。

 朝日新聞は、「呼びかけ人の一人の泉澤章・弁護士によると、告発の容疑は、高級ホテルでの会合費用は会費5千円では賄い切れず、後援会が穴埋めしていれば公選法で禁じる有権者への寄付にあたる 夕食会の収支が政治資金収支報告書に記載されず、政治資金規正法違反になる」と報じています。

※桜を見る会巡り首相を刑事告発へ 弁護士ら500人以上(朝日新聞デジタル、2020年5月16日)
https://digital.asahi.com/articles/ASN5J3R10N5JUTFK006.html

 国会やメディアでは、さんざん追及され続けてきた「桜を見る会」ですが、この刑事告発によって、安倍総理は「起訴されて裁判にかけられて有罪になる」という危険がいよいよ目前に迫ってきたと言えます。その危機を握りつぶすためには、何としても自分の肩を持ち、自分の言うことを聞く検察トップが必要だと考えるのでしょう。通常のまともな人間の思考ではありえませんが、安倍総理のこれまでの発言や行状を見てきた限りでは、少しも不自然ではないように思われます。

 検察庁法改正まで強行して、安倍総理の子飼いの黒川弘務検事長の定年延長を強引に推し進め、起訴権を独占する検察のトップ・検事総長の座にすえようとする。ここまで分かりやすく自分の利権と保身のために、権力を濫用する、安倍総理のこの行いは、戦前戦後を通じ、憲政史上空前です。権力者による我が身の保身のための「クーデター」といっても過言ではありません。
 
 この弁護士ら有志500人の刑事告訴については、詳細な内容などをIWJでは引き続き取材して、皆様にお伝えしていきます。

※法律家・小野寺義象「被選挙権がない疑いがある人がこの日本の政治を動かしてるのではないのか」!! ~2.6第32回「桜を見る会」追及本部 桜を見る会を追及する法律家の会・小野寺義象氏と泉澤章氏出席 (2020年2月6日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/466887

【2】安倍政権を礼賛していた安倍信者・御用メディアらが、維新の会礼賛へ手のひら返し!?「オール大阪」で開発するワクチンに「僕が知事だったら大阪で抱え込む」という笑えない不謹慎ジョークをテレビで口にしたのは「PCR上級国民」の橋下徹氏!!

「やはり大阪が今本当に(コロナ対策を)牽引している」、「結婚したい」「イケメン」「彼の顔が映るだけで視聴率が必ず上がる」「俳優の竹内涼真(りょうま)に似ている」等々、歯の浮くような誉め言葉で、吉村洋文府知事、そして日本維新の会を礼賛する声が、SNS上に限らず、テレビのワイドショーなどでも多数見かけるようになりました。

 日刊ゲンダイで「それでもバカとは戦え」という連作を掲載している作家の適菜収(おさむ)氏は、2020年5月16日付けのコラムで、「つい最近まで安倍政権を礼賛していたメディア、言論人、芸人、ネトウヨの類いが、手のひらを返したように安倍を批判し、維新の会礼賛を始めている」と断じています。

 しかし、官邸と維新の会との緊密さは有名な話。たとえば、毎年12月の日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)や橋下徹前代表(元大阪市長)と菅義偉官房長官による12月末の会談は、2015年から2019年まで5年連続で開催。昨年は安倍晋三総理も2年ぶりに参加しています。

 適菜氏は、維新礼賛報道を垂れ流すスポーツ紙やワイドショーを批判。吉村府知事が「府独自の基準に基づく自粛要請・解除及び対策の基本的な考え方」を『大阪モデル』と称したことを模して、「仲間内のホメ合いもパンデミックの様相を呈してきた」として次のように解説しています。

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【3】大相撲力士の勝武士(しょうぶし)が28歳の若さでコロナウイルスに感染して多臓器不全で死亡! 医療機関がすぐに見つからず保健所に電話しつづけてもつながらず! PCR検査の過少、緊急事態宣言しようが、解除しようと準備しようが、何ひとつ変わらず!

5月13日に、高田川部屋に所属していた大相撲力士の勝武士(しょうぶし)が新型コロナウイルスに感染して、多臓器不全で亡くなったことが報じられました。糖尿病を患っていたものの、28歳という若さでコロナ感染により亡くなったことで、多くの驚きと悲しみの声が広がりました。

 日本相撲協会の発表によると、勝武士は4月4ごろから38度台の高熱が続いたが、受け入れ先の医療機関が見つからず、関係者が区の保健所に電話をかけ続けたがつながらなかったとのことです。

 さらに8日には血痰がみられて、救急車を呼んで都内の大学病院に入院したものの、状態が悪化し、翌日には別の大学病院に転院、10日にPCR検査を受けて陽性と判定し、その後も症状は悪化し続けて、集中治療室で治療するものの、5月13日に亡くなったとのことです。

 もし、発熱した4日に保健所にすぐ電話がつながり、即、PCR検査を受けられて、受け入れ先の医療機関がすぐ見つかり、早期に治療していたら助かったのではないかとの声もあがっています。

 発症の当初に、区保健所への電話がつながらなかったという指摘について、東京都江東区の山崎孝明区長は14日の記者会見で、「保健所は週末で休業日にあたり、電話には都の健康相談番号を案内していた」と説明し、都が検証や調査を行うのであれば「どこに不備があったか、調査には協力する」と話したと報じられています。

※勝武士、高熱も保健所につながらず 区長「調査に協力」(朝日新聞、2020年5月14日)
https://digital.asahi.com/articles/ASN5G6V5MN5GUTIL03J.html

 IWJでは、この日刊ガイドでも、IWJのスタッフも高熱が続き、コロナの疑いがあると病院の診療を拒否されて、保健所の相談センターに何度電話してもつながらず、その日はPCR検査を受けることも、診療を受けることもできずにいたことをお伝えしてきました。

※発熱が続き、コロナの疑いで病院を追い出され、やっとの思いでつながった保健所の相談センターで、言われたひとこと! 一体どうしたらいいのか!? (IWJ日刊ガイド、2020年5月7日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/40149#more-40149

 このように高熱が続いても、医療機関にもかかれずに、PCR検査を受けられないという方は、他にも多数いるのではないでしょうか。保健所に電話してもつながらないという声はツイッターでもあがっていました。IWJは、そうしたケースもお伝えしています。

※「新型コロナウイルス検査拒否の各地の実態!! IWJが取材した兵庫県の妊娠中の女性は救急車を呼んでも検査してもらえず、容体が急変!!」(日刊IWJガイド、2020年2月25日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/39690

 このような状態が再三指摘されても、安倍政権は緊急事態宣言まで行ったのにもかかわらず、早期に改善はされませんでした。勝武士も症状が出た後にすぐに検査して必要な治療が、即受けられていたら、また土俵に上がる姿が見られてかもしれません。そう考えると、やはり日本のPCR検査の少なさを訴え、どうしても政府にやる気がないなら、政権交代を求め、検査が格段に拡充していくことを強く求めたいと思います。

■ #検察庁法の改正に抗議します 検察庁法改正案で渦中の黒川弘務検事長に「傷害事件もみ消しの収賄疑惑」が発覚!? #ケチって火炎瓶で知られるジャーナリスト山岡俊介氏が黒川検事長に対する刑事告発を準備中!?

 検察庁法改正案をめぐり、野党は3年まで検察官の定年延長を可能とする規定の撤回を求めて、武田良太国家公務員制度担当大臣の不信任決議を3月15日に提出。15日の採決は見送られました。立憲民主党は規定の削除を求めて徹底抗戦する構えと報じられています。

※検察庁法改正案 徹底抗戦の考え示す 立民 安住国対委員長(NHK,2020年5月16日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200516/k10012433201000.html

 検察庁法改正案の問題は、安倍政権に関連する事件を握りつぶしてきたとして「政権の守護神」の異名をとる、黒川弘務東京高検検事長の定年延長を、政権側が強引に進めようとしたことに端を発していると見られます。

 その黒川氏に関して今度は、傷害事件のもみ消しをめぐる収賄疑惑という、とんでもないトピックが報じられました。

 ジャーナリストの山岡俊介氏が『月刊タイムス』5月号に「黒川弘務検事長に新たな疑惑」と題する記事を掲載。自ら編集長を務める『アクセスジャーナル』で同記事を公開したものです。

※<主張>「検察庁法改正案」阻止のためにも、本紙報道の黒川検事長ワイロ疑惑案件に注目を!(アクセスジャーナル、2020年5月15日)
https://access-journal.jp/50222

 山岡氏は、安倍晋三総理が暴力団関係者に依頼した選挙工作の報酬をけちったため、2000年、事務所に火炎瓶を投げ込まれたとされる「けちって火炎瓶」事件の報道で知られ、岩上安身が2回インタビューを行なっています。

※安倍事務所の関与はあった!? 1999年・下関での選挙妨害疑惑! #ケチって火炎瓶 安倍晋三氏宅放火未遂事件の闇!~岩上安身によるインタビュー 第897回 ゲスト ジャーナリスト 山岡俊介氏・寺澤有氏 2018.9.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/430668

※参院選前に「#ケチって火炎瓶」報道の山岡氏が逮捕されるかも!?秋元司内閣府副大臣、見城徹幻冬舎社長など、続々飛び出す安倍総理周辺の大物の実名! 6.11~岩上安身による緊急インタビュー 第941回ゲスト ジャーナリスト山岡俊介氏 2019.6.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/450368

 山岡氏の記事によれば、2017年7月、東京・六本木のキャバクラ店同士がホステスの引き抜きをめぐって対立、一方の店の関係者10数名がライバル店に押し入って経営者や従業員らを殴り蹴る傷害事件が発生しました。

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■「感染の第2波、第3波に備えるためPCR検査拡充などの備えを! RNAウイルスはワクチン製造が難しい!? 免疫向上や治療薬の開発など多角的な戦略を!~5.14 ノーベル賞受賞者で京都大学高等研究院副院長兼特別教授本庶佑氏がオンライン記者ブリーフィング」の記事をアップしました!

 2020年5月14日(木)に、ノーベル医学生理学賞受賞者で京都大学高等研究院副院長兼特別教授の本庶佑(たすく)氏がオンライン記者ブリーフィングを開きました。

 本庶氏は4月からPCR検査が少なすぎることをメディアなどで訴えています。一方、4月末には本庶氏が「中国人工起源説」を主張したという、偽情報が海外で広まり、本庶氏が京大のホームページで否定する声明を発表したことが報じられました。

※京都大学大学院医学研究科免疫ゲノム医学HP
http://www2.mfour.med.kyoto-u.ac.jp/

 記事では、まず本庶氏が3月末から提唱していたという3つの提言について触れました。以下が内容です。

 1 感染者を検出するPCRを毎日1万人以上に急速に増やす、無症状、軽症、重症の振り分け

 2 東京圏、大阪圏、名古屋圏の1ヶ月の完全外出自粛により満員電車での通勤をやめる

 3 治療法として外国で有効性が示されているものを実地導入する

※京都大学大学院医学研究科免疫ゲノム医学のホームページより(2020年4月6日)
http://www2.mfour.med.kyoto-u.ac.jp/20200406_COVID-19V2.pdf

 是非、アップした記事をご覧ください。以下のURLからご覧になれます。

※感染の第2波、第3波に備えるためPCR検査拡充などの備えを!RNAウイルスはワクチン製造が難しい!? 免疫向上や治療薬の開発など多角的な戦略を!~5.14 ノーベル賞受賞者で京都大学高等研究院副院長兼特別教授本庶佑氏がオンライン記者ブリーフィング 2020.5.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/474078

■「クラスター対策からの転換は『ものすごく遅かった』! 日本の医療機関はコロナ以前から危機的状況にあった! 医療への政府支出の増額を含め制度の見直しを!~4.20 神戸大学教授岩田健太郎氏がオンライン記者ブリーフィング 2020.4.20」記事をアップしました!

 2020年4月20日(月)に、日本外国特派員協会主催で、神戸大学教授の岩田健太郎氏がオンライン記者ブリーフィングを開きました。

 岩田教授はアフリカでエボラ出血熱、中国でSARS(重症急性呼吸器症候群)の対策にあたった経験のある感染症の専門家です。2月に「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船した際には、感染症対応の原則を無視した「悲惨な現実」を告発しました。

 岩田教授は、冒頭では、「今は社会や人間の問題ではなく、ウイルスの問題に取り組むべき」として、政府・メディアなどに敵意を向ける時期ではないと前置きしました。また中盤でも「政治的なコメントは控えたい」と発言するなど、あくまでも専門家として、科学の知見から政府の政策を評価するとの立場を貫きました。

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※クラスター対策からの転換は「ものすごく遅かった」! 日本の医療機関はコロナ以前から危機的状況にあった! 医療への政府支出の増額を含め制度の見直しを!~4.20 神戸大学教授岩田健太郎氏がオンライン記者ブリーフィング 2020.4.20
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473168

■「いずれにしろ検査数は増やしていかなければならない。そういった方針で臨んでいる。必要な方が迅速にPCR検査を受けられる体制の構築を急ぐ必要がある!?」~5.15 内閣府 西村康稔 新型コロナ対策担当大臣 定例記者会見の記事をアップしました!

 2020年5月15日(金)午後7時より、中央合同庁舎第8号館にて、内閣府 西村康稔 新型コロナ対策担当大臣の定例記者会見が行われました。

 冒頭、 西村大臣より、会見前に行われた経済財政諮問会議の議題である「金融政策、物価等に関する集中審議」、そして、「新たな日常の構築に向けた教育・科学技術」についての説明・報告があり、その後、各社記者と大臣との質疑応答となりました。

 各社記者からの質問は、「経済財政諮問会議と新型コロナ諮問委員会の連携」、「休業要請と補償」、「緊急事態宣言発出後の新規感染者数」、「緊急事態宣言の一部解除」、そして、「新型コロナウイルス危機の中での企業経営」等、多岐にわたりましたが、全体的に、コロナ禍の現状把握や、収束へ向けた対策についての質問というよりも、視点が、コロナ禍後にシフトした内容のものが多いという印象を受けました。

IWJからは以下の質問をしました。

 「九州大学の小田垣孝名誉教授の研究報告によると、現在の検査数のまま政府が国民に求めている8割の行動自粛を行った場合、新規感染者が10分の1になるのに、23日かかるのに対して、検査数を2倍にすれば、5割の行動自粛でも14日で10分の1になり、検査数を4倍にすれば、8日で10分の1になるとのことです。

 この結果が示すのは、国民の行動自粛よりも、政府による検査・隔離政策の拡充の方が対策として有効であるということです。専門家会議は5月4日の会見で、検査に現れない感染者が市中に20倍から30倍いるだろうと認めています。

 このまま「補償なき自粛」が続くと、6月には倒産ラッシュという予想がエコノミストの間から出ています。検査数と隔離施設を同時に増やすことに政策転換すべきではないでしょうか?」

これに対し、西村大臣より、次のとおり回答がありました。全文を紹介しました。

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「いずれにしろ検査数は増やしていかなければならない。そういった方針で臨んでいる。必要な方が迅速にPCR検査を受けられる体制の構築を急ぐ必要がある!?」~5.15 内閣府 西村康稔 新型コロナ対策担当大臣 定例記者会見 2020.5.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/474136

■昨日に続き、本日午後2時より「ゲノム編集は人為的に遺伝子を操作!しかも『証拠が残らないので調べてもわからない』!!~8.31シンポジウム『現代科学技術と人権』科学技術は私達生活にどのように関わってくるのか(後編)」を再配信します!

 昨日配信しました「ゲノム編集は人為的に遺伝子を操作!しかも『証拠が残らないので調べてもわからない』!!~8.31シンポジウム『現代科学技術と人権』科学技術は私達生活にどのように関わってくるのか(前編)」はご覧いただけましたでしょうか? 今日は午後2時よりその後編を配信します。

 本シンポジウム「『現代科学技術と人権』科学技術は私達生活にどのように関わってくるのか」は、2019年8月31日(土)に、ゲノム問題検討会議の主催により開催されました。登壇者は、名古屋大学名誉教授で世界平和アピール七人委員会委員の池内了氏、防衛医科大学校医学教育部医学科教授の四ノ宮成祥氏、詩人のアーサー・ビナード氏、科学ジャーナリストの天笠啓祐氏ら。司会は島薗進氏(上智大学教授、東京大学名誉教授)がつとめました。

 昨日の日刊でもご紹介しましたが、このシンポジウムを再配信する背景には、新型コロナによるパンデミック発生に伴い、そのウイルスが人工的に手を加えられたという「人工説」や「人為説」がばらまかれている現状があります。シンポジウムがテーマとする「ゲノム(全遺伝子情報)」は、この問題に直結しているのです。

 コロナウイルスの「人為説」は、米国政府のトランプ大統領をはじめ政権幹部が盛んに示唆してきました。4月22日には、マイク・ポンペオ米国務長官が「武漢の研究所から新型コロナウイルスが外部に漏れた可能性は排除できない」と述べ、イラク戦争を始めたときと同様に、武漢の研究所への査察を求めました。

※武漢研究所を新型コロナウイルスの発生源とする疑惑を巡り、米国の主張はついに「査察受け入れ要求」にまでエスカレート!(日刊IWJガイド、2020.4.27日号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/40060

 フランスのノーベル賞受賞学者のリュック・モンタニエ博士も「新型コロナは中国武漢のウイルス研究所から漏れてしまった人工的に操作されたウイルスだ」と断言したことが報じられました。

 逆にマレーシア首相の特別補佐の歴任者だったマティアス・チャン氏による「人工的に製造された新型コロナウイルスは、中国に対するアメリカの生物学戦争に等しい」との言葉も報じられました。コロナ禍の発生が、2019年10月に米軍300人が軍事計画への参加のため武漢市に滞在していたことに起因すると示唆したのです。

※ホワイトハウスも科学者たちに調査を依頼していた新型コロナ人工説は、単なる陰謀説ではなかった!? 「新型コロナは武漢の研究所から漏れた人工ウイルスだ」とノーベル生理学・医学賞を受賞したリュック・モンタニエ博士が爆弾発言! その科学的な真偽は!? 米国が武漢の研究所からの漏出特定に自信!? 世界の死者16万人超の責任を問う戦争の可能性!?(日刊IWJガイド、2020.4.21日号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/40018

 一方で人為説に対する反論も多数出ています。

 前出の4月27日の日刊IWJガイドでお伝えしたように、WHO(世界保健機関)は4月21日、新型コロナウイルスが「研究所などで人為的に操作や作製されたものではなく、動物が起源であることをあらゆる根拠が示している」と発表しました。

 さらに米国自体の国家情報長官室が、4月30日、新型コロナウイルスは「中国が起源」としながらも、「人工的なものでも、遺伝子組み換えでもない」と発表したことが報じられました。

※新型コロナ「中国が起源で、人工ではない」 米情報機関(朝日新聞、2020年5月1日)
https://digital.asahi.com/articles/ASN5132W2N51UHBI00H.html

 その後、ポンペオ米国務長官は、国家情報長官室の発表に同意しましたが、ウイルスの発生源が中国武漢市の研究所であることは相変わらず強く主張しています。

 このような経緯を経て、新型コロナウイルスの「人工説」や「人為説」は、科学的に否定されても、否定されても、いまだに根深くくすぶっています。

 コロナ禍が全人類に甚大な被害をもたらしているだけに、コロナ禍以前から激しさを増していた米中間の係争に、「好都合なネタ」として利用されており、そうした反中プロパガンダをうのみにする国や、国民も少なくありません。

 情報上の混乱だけでなく、寸断されたサプライチェーンなど、グローバルな実体経済の修復をしなければなりませんが、かなり遅れることになりそうで、それは世界恐慌を深化させる可能性があります。

 そもそも、今世界に蔓延している新型コロナウイルスを人工的に創り出すことが可能なのでしょうか? その実現には、既存のコロナウイルスの「ゲノム」を解明し、操作・編集することが必要です。

 昨日に続いて再配信する「シンポジウム『現代科学技術と人権』科学技術は私達生活にどのように関わってくるのか」は、まさにこの「ゲノム編集」がはらむ問題に焦点を当てたものです。

 また、ゲノム編集の問題は、現在コロナ禍にまぎれた「火事場泥棒」的に国会を通過されようとしている「種苗法」改正の問題にも直結します。この改正によって、モンサントなどの多国籍企業が作り出したゲノム編集の種子が日本の農業を支配し、日本の農と食が巨大な危機に直面する可能性が現実化しているのです。

 そのような意味からも、このシンポジウムは、現在の社会が直面する危機に対応するための、基本的科学知識を与えてくれるものです。

 5時間にわたって開催されたシンポジウム、今日はその後編を午後2時から再配信いたします。

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【IWJ_Youtube Live】14:00~ 「ゲノム編集は人為的に遺伝子を操作!しかも『証拠が残らないので調べてもわからない』!!~8.31シンポジウム『現代科学技術と人権』科学技術は私達生活にどのように関わってくるのか(後編)」
視聴URL:https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

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■【編集雑記 第11回 向山晶貴】 ~大変なのは人間だけじゃにゃい! ~動物保護活動について~

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 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

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IWJ編集部(岩上安身、木原匡康、國府田響、向山晶貴、布施絵理子)

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岩上安身サポーターズクラブ事務局
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