日刊IWJガイド・非会員版「ご寄付・カンパが5月半ばでいまだ目標額の11%! IWJ財政緊急事態宣言発令中です! ご支援よろしくお願いいたします!」2020.5.16日号 ~No.2802号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~検察庁法改定によって、検事総長まで息のかかった人間をすえる暴挙! しかも改憲による緊急事態条項導入が実現したら「安倍独裁」は不可避!! にもかかわらず、御用マスメディアによる世論調査では、51%が緊急事態条項に賛成と回答! 改憲による緊急事態条項の危険性を、新聞・テレビでは極力伝えないようにしながら「空気」だけが醸成されつつあります。正確な情報が今こそ必要です! 全力で「安倍独裁」阻止のために戦うIWJをご支援ください! 5月のご寄付・カンパの目標額は月半ばの15日の段階で、ご寄付・カンパは目標額の11%にとどまっています! ピンチです! ぜひ皆さまのご支援をよろしくお願いします!
┠■森まさこ法相出席で検察庁法改正案強行採決かと思われた衆議院内閣委員会は、休憩中に野党による武田良太国家公務員制度担当相不信任決議案提出で散会! 採決は来週に!
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ>
┠■【1】コロナ恐慌でレナウンが経営破綻! 3月期決算発表も上場企業を直撃!
┠■【2】夏の甲子園「春のセンバツ」に続き中止へ!!
┠■【3】どこまでもファーウェイ憎し!トランプ大統領が、コロナ禍の真っ只中、経済回復そっちのけで米中経済戦争を激化させる!!
┠■【4】東京都のコロナ新規感染者数が9人となった!? 東京都では、新宿区・歌舞伎町に夜間外出する人も約3割増に!
┠■【意見書を特別全文公開!】安倍晋三は「朕は国家なり」と言ったルイ14世の再来!? ジョン・ロックは「法が終わるところ、暴政が始まる」と警告した! 元検事総長松尾邦弘氏ら検察トップOBらが検察庁法改正案に反対する意見書を法務省に提出! IWJは会見を配信!YouTubeチャンネル「Movie iwj」でフルオープンに! 即、チャンネル登録を!!
┠■コロナは「川崎病」も起こしているのか!? 全身の血管に炎症が起こる「川崎病のような症状」がニューヨークほか、欧米各国で多数報告されている!
┠■【コロナを悪用して、『安倍独裁』実現のために改憲による緊急事態条項導入を図る安倍政権に反対する! シリーズ特集】本日午後5時より「『今まで認証官である検察官で定年を延長された人はいません! 検察を私物化する内閣を私たちは許してはなりません!! 』~2.6 安倍政権を退陣させる! 2・6市民集会」を再配信します!
┠■新型コロナ感染抗体検査キットの性能試験が行われるがいまだ実用はならずか? 感染による初の労災認定がなされる! 労働者への個別支給が整備はじまる~5.15加藤勝信厚生労働大臣 定例会見
┠■【もう一度観たい! IWJ蔵出し傑作選!シリーズ特集】本日午後8時より、「『メディアは権力を忖度し、司法権力は政治のために動いている』~加計問題の闇を告発した前川喜平・前文科事務次官に岩上安身がロングインタビュー!『独裁国家に近づいている』と危機感! ~岩上安身によるインタビュー第817回 ゲスト 前川喜平氏(前編)」を再配信します!
┠■本日午後2時より、「ゲノム編集は人為的に遺伝子を操作! しかも『証拠が残らないので調べてもわからない』!! ~8.31シンポジウム『現代科学技術と人権』科学技術は私達生活にどのように関わってくるのか(前半)」を再配信します!
┠■【編集雑記 第10回 宇田川新】 ~野党も市民の方も極めてアツく戦っております
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■はじめに〜検察庁法改定によって、検事総長まで息のかかった人間をすえる暴挙! しかも改憲による緊急事態条項導入が実現したら「安倍独裁」は不可避!! にもかかわらず、御用マスメディアによる世論調査では、51%が緊急事態条項に賛成と回答! 改憲による緊急事態条項の危険性を、新聞・テレビでは極力伝えないようにしながら「空気」だけが醸成されつつあります。正確な情報が今こそ必要です! 全力で「安倍独裁」阻止のために戦うIWJをご支援ください! 5月のご寄付・カンパの目標額は月半ばの15日の段階で、ご寄付・カンパは目標額の11%にとどまっています! ピンチです! ぜひ皆さまのご支援をよろしくお願いします!

おはようございます。IWJ編集部です。

いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。岩上安身とIWJスタッフ一同、心から感謝申し上げます。

5月も半ばになりましたが、5月1日から15日までのご寄付・カンパは、83万1100円と、目標額の11%です。5月の半分を過ぎて、まだ11%というのは、今月はかなり厳しいスタートです。これはかなりのピンチです! IWJは、財政面で「緊急事態宣言」を出すレベルに近づきつつあります! ぜひとも、IWJをご寄付・カンパにより、お支えいただきたく、よろしくお願い申し上げます!

政府は14日、北海道、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、兵庫県、京都府の8都道府県を除いた全国39県の緊急事態宣言を解除しました。

※新型コロナウイルス感染症に関する安倍内閣総理大臣記者会見(首相官邸、2020年5月14日)
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2020/0514kaiken.html

4月7日、特措法にもとづく緊急事態宣言が全国を対象に発令されて以来、市民団体によるデモや集会、講演、シンポジウムなどは軒並み「自粛」してきましたが、大都市圏では今後も「自粛」が続くことが確実になりました。

街頭であろうと、屋内の会場を使用してのイベントであろうと、あらゆる集会が行えず、デモも抗議行動もほとんど行えない現状では、我々市民が用いることのできる唯一の対抗言論の手段は、ずっと申し上げておりますが、インターネットのみです!

その唯一の対抗手段がネットである、ということが、ようやく理解され始めてきました。

ツイッターの「#検察庁法改正案に抗議します」のハッシュタグ一揆は、ネットのみが唯一の対抗言論の手段だと自覚した市民による反乱です。

朝日新聞の報道によれば、「8日夜に、ハッシュタグを含んだ最初のツイートを投稿したのは東京都内の会社員女性(35)。もともと政権に強い不満があったわけではないが、新型コロナ騒ぎが見方を変えた。『みんなが困っているのに対応できていない。そういう政府の思うままになったら危ないと思った』」とのことです。

朝日新聞の取材に対して、都内の会社員女性は、「こんなに広がるとは思わなかった。政治家たちがこれでも無視して強行採決をしたら、本当に恐ろしい国になる」と話しました。

※「どさくさ」審議、反発拡散 #検察庁法改正案に抗議します 2日でツイート470万件(朝日新聞、2020年5月11日)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14470807.html

他方、朝日新聞の報道によると、公明党の山口那津男代表が5月12日夜に投稿した、政府に「説明責任を尽くしてもらいたい」というツイッターの投稿に対して、5月15日の夕方現在、2800件以上ものコメントが殺到し、「ひとごとのようだ」「自民党と同じにしか見えない」「公明党が賛成したら(ポスターを)二度とはらせません」「これに抗議しないなら公明党支持やめます」といった批判や注文が相次いでいるとのことです。

※「公明支持辞めます」検察庁法改正案への投稿に反応殺到(朝日新聞、2020年5月15日)
https://digital.asahi.com/articles/ASN5H63PNN5HUTFK014.html

現在、ツイッターでは、「#検察庁法改正案に抗議します」とのハッシュタグをつけた投稿が数多くの芸能人や著名人の間で拡大していますが、岩上安身は、この朝日新聞の報道を受け、すでに拡大している「#検察庁法改正案に抗議します」とのハッシュタグをつけたうえで、さらに、「#検察庁法改正案に賛成した政党と議員の辞任と落選を求めます」というハッシュタグをつけて、以下のようなツイートをしました。

「#検察庁法改正案に抗議します。#検察庁法改正案に賛成した政党と議員の辞任と落選を求めます  『公明支持辞めます』」

※岩上安身のツイッター(2020年5月15日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1261308211958648832

安倍総理は5月3日の憲法記念日に、櫻井よしこ氏らが主催する憲法フォーラムに、改憲を呼びかけるビデオメッセージを送りました。

その中で安倍総理は、新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が出されている状況に対して、「われわれは前例のない事態に繰り返し直面しております」と説明した上で、「今回のような未曽有の危機を経験した今、緊急事態において、国民の命や安全を何としても守るため、国家や国民がどのような役割を果たし、国難を乗り越えていくべきか。そして、そのことを憲法にどのように位置付けるかについては、極めて重く、大切な課題である」と述べて、自民党が改憲4項目にあげた緊急事態条項を議論するよう求めました。

※首相「憲法改正、必ずや成し遂げていく」 緊急事態条項創設訴え ビデオメッセージ全文(産経新聞、2020年5月3日)
https://www.sankei.com/politics/news/200503/plt2005030008-n1.html

一方、共同通信の世論調査によると、個人の権利を制限できる緊急事態条項を憲法に新設することに51%が賛成と答えています。(改憲に至っては6割が賛成)

※緊急事態条項の賛否二分 憲法改正「必要」は61%(共同通信、2020年4月29日)
https://this.kiji.is/627988163796108385

特措法にもとづく緊急事態宣言と憲法改正による緊急事態条項の新設は「全く違うもの」であるにもかかわらず、国民はあたかも災害時に政府が強権発動できるようにすると物事がスムーズに片づくかのように、巧みに世論誘導されているのではないでしょうか。

安倍総理は3月13日に新型コロナウイルス対策の改正特措法が成立したことを受け、14日に記者会見を行いました。

岩上安身は会見で、安倍総理に「今回の特措法の非常事態宣言がひとつの布石となって、国民を慣らし、その後にこの緊急事態条項を導入するのではないか、という懸念があります。これは大変強力な内容、安倍独裁を可能にするような内容を含んでおります。その点につきぜひお答え願いたいと思います」と質問。それに対して安倍総理は次のように答えています。

「これ(特措法による緊急事態宣言)とですね、自民党の改憲案とは全く別のものであると思います、そもそも憲法改正というのは、3分の2の発議があって、さらには国民の皆様の国民投票によって、皆様の過半数の皆様の賛成を得て、成立するものであります。さらに国民の皆様が決めるものであるということを、どうか理解をいただきたいと、このように思います」

※総理会見で岩上安身が直撃質問!「報道、言論の自由は担保されるのか?」「非常事態宣言で国民を慣らし、改憲で緊急事態条項を導入!?」安倍総理は「安倍独裁」を否定せず「国民が選ぶこと」と回答!! 2020.3.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/469996

安倍総理は改憲について、「国民の皆様が決めるもの」と答え、「安倍独裁」を否定しなかったのです。しかし、その「民意」が、今、着々と形成されつつあります。改憲による緊急事態条項導入の危険性を訴えないマスメディアの責任も大きく問われます。

このような中で、2012年に自民党が緊急事態条項を含む改憲草案を発表した直後から、その警鐘を鳴らし続けてきた、唯一の独立メディアであるIWJが果たすべき使命は、ますます重要になってきていると責任の重さを痛感します。

コロナが感染拡大するこの間にも、国会では種苗法改正案、検察庁法改正案など、次々と悪法が通されようとしています。もちろん、改憲による緊急事態条項の導入は、すべてを根底から覆す暴挙であり、「安倍独裁」の実現は、絶対に阻止しなければなりません。

IWJはこれからも全力でこれらの不正義と戦っていきます。どうか皆様のご支援をよろしくお願いいたします!

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■森まさこ法相出席で検察庁法改正案強行採決かと思われた衆議院内閣委員会は、休憩中に野党による武田良太国家公務員制度担当相不信任決議案提出で散会! 採決は来週に!

昨日15日、検察庁法改正案を含む国家公務員の定年延長関連法案を審議中の衆議院内閣委員会に、森まさこ法務大臣が出席しました。検察庁を所管する森法務大臣の出席について、これまで野党側の要求を与党側が拒否していました。

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◆中継番組表◆

**2020.5.16 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 656・IWJ_YouTube Live】14:00~「ゲノム編集は人為的に遺伝子を操作!しかも『証拠が残らないので調べてもわからない』!! ~8.31シンポジウム『現代科学技術と人権』科学技術は私達生活にどのように関わってくるのか(前半)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

2019年8月に収録した、「ゲノム問題検討会議」主催のシンポジウムを再配信します。これまでIWJが報じてきたゲノム関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E3%82%B2%E3%83%8E%E3%83%A0

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/456214
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【コロナを悪用して、『安倍独裁』実現のために改憲による緊急事態条項導入を図る安倍政権に反対する!シリーズ特集・タイムリー再配信 11・IWJ_YouTube Live】17:00~「『今まで認証官である検察官で定年を延長された人はいません!検察を私物化する内閣を私たちは許してはなりません!! 』~2.6 安倍政権を退陣させる!2・6市民集会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

2月6日に収録した、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」主催の集会を再配信します。これまでIWJが報じてきた緊急事態条項関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E4%BA%8B%E6%85%8B%E6%9D%A1%E9%A0%85%E7%89%B9%E9%9B%86

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/466890
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【もう一度観たい!IWJ蔵出し傑作選!シリーズ特集・タイムリー再配信 8・IWJ_YouTube Live】20:00~「『メディアは権力を忖度し、司法権力は政治のために動いている』~加計問題の闇を告発した前川喜平・前文科事務次官に岩上安身がロングインタビュー!『独裁国家に近づいている』と危機感!~岩上安身によるインタビュー 第817回 ゲスト 前川喜平氏(前編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

2017年12月に収録した、岩上安身による、前川喜平氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた前川喜平氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%89%8D%E5%B7%9D%E5%96%9C%E5%B9%B3

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406799

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◆中継番組表◆

**2020.5.17 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【録画配信・IWJ_YouTube Live】13:00~「『刑事施設等における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を防止し被収容者等及び職員の安全確保を求める声明』発表に関するオンライン会見」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

4月28日に収録した、「NPO法人監獄人権センター」主催のオンライン会見を録画配信します。これまでIWJが報じてきた新型コロナウイルス関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/special_new-coronavirus
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【タイムリー再配信 657・IWJ_YouTube Live】14:00~「ゲノム編集は人為的に遺伝子を操作!しかも『証拠が残らないので調べてもわからない』!! ~8.31シンポジウム『現代科学技術と人権』科学技術は私達生活にどのように関わってくるのか(後半)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

2019年8月に収録した、「ゲノム問題検討会議」主催のシンポジウムを再配信 します。これまでIWJが報じてきたゲノム関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E3%82%B2%E3%83%8E%E3%83%A0

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/456214
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【IWJ_Youtube Live】18:00~「多国籍種子企業の狙いは自家採種禁止! 種苗法改定案が国会審議入り! スピード可決か!? 岩上安身による『日本の種子を守る会』元農林水産大臣 山田正彦氏インタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

岩上安身による元農林水産大臣 山田正彦氏インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた山田正彦氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%b1%b1%e7%94%b0%e6%ad%a3%e5%bd%a6

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

政府の非科学的対策で日本は医療崩壊へ!? 岩上安身による緊急単独インタビュー 第994回 ゲスト がんプレシジョン医療研究センター所長 東大名誉教授・シカゴ大名誉教授 中村祐輔医師
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473914

「我々が税金を国に払ったのは、政治家にあげたんじゃない。みんなのために使うように預けただけ!金を返せ!!ひとり一月30万円払え!我々は死にそうだぞ!!」デモ主催者・戸山灰氏 ~5.9 自由と生存のメーデー
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473952

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■<ニュース・フラッシュ>

【1】レナウンがコロナ恐慌で上場企業として初の経営破綻! 3月期決算発表も上場企業を直撃!

アパレル大手のレナウンが昨日、5月15日に自力での経営再建を断念して、民事再生の手続きに入りました。帝国データバンクによると、上場企業の経営破綻はコロナ恐慌に突入した今年初とのことです。

※アパレルのレナウン、経営破綻 コロナで衣料販売激減(共同通信、2020年5月15日)
https://this.kiji.is/633970939986134113

日本経済新聞によると、2020年3月期決算発表で、上場企業の26%、およそ4社に1社が最終赤字となりました。「幅広い業種で損益が悪化した。国内外で経済活動が再開されつつあるが、当面は利益の低迷が続くとみる企業が大半だ」と日本経済新聞は報じています。

※上場企業4社に1社が最終赤字 1~3月、コロナ打撃(日本経済新聞、2020年5月16日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59163570V10C20A5EA2000/

日々のコロナの新規感染者数が減っている、などと政府は発表し、安倍政権はあたかも「コロナ明け」が近いかのように喧伝していますが、日本経済は確実に蝕まれています。コロナ以前の水準に立ち直るまで、相当な時間と犠牲が強いられそうです。

【2】夏の甲子園「春のセンバツ」に続き中止へ!!

今年の夏の甲子園「全国高等学校野球選手権大会」は、楽しみにしていたファン、高校球児にとっては残念ですが、中止となる見込みです。「春のセンバツ」に続き、2大会連続での中止であり、戦後史上初の異常事態となります。

高校生の他のスポーツ関連をつかさどる「全国高校体育連盟(高体連)」も、全対象スポーツ(サッカー、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール等々)の今年のインターハイ(全国大会)開催の中止を4月26日に決めたばかりです。「高体連」に属していない「全国高等学校野球連盟(高野連)」は独自に大会の可否を判断すべく、検討を続けてきたわけですが、たとえ無観客での試合を行うとしても、選手の移動、審判団の移動、関係者、父兄の移動、宿泊先での滞在等、安全性が担保できないという判断だったのでしょう。選手たちには酷ですが、苦渋の判断をくださざるをえなかったものと思われます。

※夏の甲子園、中止へ コロナ禍、今春センバツに続き(時事ドットコムニュース、2020年5月15日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051500275&g=spo

他方で、夏の甲子園が中止になっても、愛知県では地方大会開催が検討されています。愛知県高野連理事長によると「何とかいい形で今の3年生には高校野球を終わらせてあげたい」と必要な感染防止策を講じたうえでの開催を検討しているとのことです。

気持ちはわからなくはありませんが、生徒たち、関係者の皆さんに感染がおよばず、クラスターを発生させずに開催できる、という保証はありません。オープンな議論が必要であると思います。

※(愛知)甲子園大会なくても「愛知大会の開催可否検討」 県高野連(バーチャル高校野球HP、2020年5月9日)
https://vk.sportsbull.jp/koshien/articles/ASN59447TN58OIPE008.html

【3】どこまでもファーウェイ憎し!トランプ大統領が、コロナ禍の真っ只中、経済回復そっちのけで米中経済戦争を激化させる!!

トランプ大統領は、中国の通信機器最大手「ファーウェイ」に対し、制裁を強化し、米国の技術を使って製作した「半導体」を「ファーウェイ」に輸出(納入)することを事実上禁止しました。中国はこれに対抗し「米国のアップルやボーイング社」を報復の標的にすると中国政府関係者が表明していると一部で報じられています。

コロナ禍から3ヶ月で感染拡大を抑え、経済活動を回復させつつある中国とは対照的に、米国は、コロナ禍の真っ只中で、経済も深刻な状況下にあります。にもかかわらず、トランプ大統領は、米中経済戦争を煽り立て、経済回復そっちのけで対中憎悪を激化させています。日本の政府やマスメディアからは、米国とトランプ大統領への遠慮からか、この人類的危機を、乗り越えるために国際的協力が必要で、米中は諍いを棚上げすべきだと諌めるような声が全く聞こえてきません。

※米、ファーウェイ制裁強化 輸出禁止 外国製半導体も(日本経済新聞、2020年5月15日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59183930V10C20A5MM8000/

【4】東京都のコロナ新規感染者数が9人となったのは、緊急事態宣言解除の第一歩⁉︎  一方で東京では、新宿の歌舞伎町に夜間外出する人が約3割増に!

昨日5月15日、西村康稔新型コロナ対策担当大臣がニコニコ生放送で記者会見を行いました。

※西村康稔 新型コロナ担当大臣 記者会見 生中継(ニコニコ生放送、2020年5月15日)
https://live2.nicovideo.jp/watch/lv325953982

NHKの記者が、東京都の新型コロナウイルス新規感染者が10人を下回って1ケタの9人になった点について質問したところ、西村大臣は、「ほんとに嬉しいことだと思います」「この9人というレベルが続いてくれると(緊急事態宣言の)解除に向けた基準を満たしてくることになるわけです」と回答しました。

しかし、政府の専門家会議の尾身副座長が「(未検査の市中の感染者数は、検査で確認された感染者数の)10倍か20倍いるかはわかりません」と、感染拡大の実態の把握について、匙を投げているように、無症状・無自覚な感染者も含めて、PCR検査で捕捉されていない現実の感染者については相当数存在するとみるべきです。

相変わらず少ない検査数で、ひとケタの新規感染者数が続いたからといって安易に緊急事態宣言を解除することには疑問が残ります。PCR検査を格段に拡充し、捕捉した陽性者を隔離し、同時に休業補償を伴った自粛要請を行って、感染拡大を抑え込みつつ、経済の崩壊を防ぎ、耐え凌ぐべきではないでしょうか。西村大臣の認識は、甘いと批判されても仕方ありません。「油断」は禁物であり、少し沈静化しても、感染の再燃もあり得ます。

すでに、そうした「油断」の兆候は見られます。

新宿区の繁華街である歌舞伎町に、大型連休の前と比較して、繰り出す人が約3割増になったとのことです。これは「自粛」の反動だと見られています。

この調査は、ドコモ・インサイトマーケティングによるもので、4月23日の午後9時と5月14日の午後9時を比較したところ、29.3%ほど人出が増大したとのことです。

※歌舞伎町の人出3割増 大型連休前比、自粛の反動(日本経済新聞、5月15日)
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO59134840V10C20A5940M00?s=5

繰り返しますが、油断は禁物です。まだ世界には、ワクチンも特効薬も、存在していないのです

■【意見書を特別全文公開!】安倍晋三は「朕は国家なり」と言ったルイ14世の再来!? ジョン・ロックは「法が終わるところ、暴政が始まる」と警告した! 元検事総長松尾邦弘氏ら検察トップOBらが検察庁法改正案に反対する意見書を法務省に提出! IWJは会見を配信!YouTubeチャンネル「Movie IWJ」でフルオープンに! 即、チャンネル登録を!!

昨日のこの日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、ロッキード事件などを担当した元検事総長の松尾邦弘氏ら検察OBと、元法務省官房長の堀田力氏ら、法曹界の重鎮14人が連名で、検察庁法改正案に反対する、森まさこ法務大臣あての意見書を、昨日、法務省に提出しました。

この法案の最も大きな問題点は、検事総長と検察官の定年を、内閣や法相が認めた場合、特例で最長3年間延ばすことができるという特別規定です。

意見書提出後の記者会見で松尾氏は、「定年の問題について、ある検察官に延長を認め、他に認めないということによって、そういったところに政権の内部で検察に対する、ひとつのアクション、影響を与える疑義が生じるのではないか」と、政権が検察人事に恣意的な介入をすることによって、捜査に影響を与えることを指摘しました。

IWJはこの会見を録画で収録し、当日(昨日)の午後7時から録画配信しました!YouTubeチャンネル「Movie IWJ」でフルオープンに! 即、チャンネル登録を!!

※松尾邦弘元検事総長「定年延長は、今検察が抱える問題を象徴するようなテーマ」「検察の体制、検察庁のあるべき姿に重大な影響を与える」!!~検察OBによる検察庁法改正案に反対する意見書提出後の記者会見
https://youtu.be/zFAllIJAqu0

意見書では黒川弘務東京高検検事長の定年延長をめぐる一連の経緯について「法的根拠がない」と指摘。

さらに2月13日の衆議院本会議での「検察官にも国家公務員法の適用があると従来の解釈を変更することにした」という安倍総理の答弁を、「ルイ14世の『朕は国家である』との言葉を彷彿とさせる」とした上で「三権分立の否定にもつながりかねない」と批判し、さらに、ジョン・ロックの「法が終わるところ、暴政が始まる」との言葉を引用して警告しています。

IWJはこの意見書の全文をサイトに公開しました。ぜひ、以下のURLよりご一読ください!

※【特別全文公開】安倍晋三は「朕は国家なり」と言ったルイ14世の再来!? ジョン・ロックは「法が終わるところ、暴政が始まる」と警告!元検事総長松尾邦弘氏ら検察トップOBが検察庁法改正案反対の意見書を法務省に提出! 2020.5.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/474172

■コロナは「川崎病」も起こしているのか!? 全身の血管に炎症が起こる「川崎病のような症状」がニューヨークほか、欧米各国で多数報告されている!

昨日、5月15日に共同通信が「新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、米国で川崎病のような症状の子どもが相次いでいる問題で、米疾病対策センター(CDC)は14日、医師向けの手引をまとめ、公表した」と報道しました。

また、共同通信は「東部ニューヨーク州のクオモ知事は14日の記者会見で、州内の症例が110人に達したと述べた。米国では同州以外に16州と首都ワシントン、さらに欧州の6カ国でも同様の症状が報告されている」とも報じました。川崎病は主に乳幼児がかかり、全身の血管に炎症が起きる疾患です。

※米、川崎病症例の報告求める NY110人、他州も(共同通信、2020年5月15日) https://this.kiji.is/633855396804772961

凄惨なコロナ禍にみまわれたニューヨーク州のクオモ知事が、連日、必死になって記者会見を開いている様子がひしひしと伝わってきますが、そもそも川崎病とは、小児科臨床が専門の医師、川崎富作氏が1961年に勤務中に患者に遭遇。1967年に世界で初めて報告を行い、「川崎病」として世界中に定着している疾患名です。

新型コロナウイルスと、「川崎病」との関連について、がんプレシジョン医療研究センター所長 東大名誉教授・シカゴ大名誉教授 中村祐輔医師は、すでに5月1日時点に自身のブログで、「ヨーロッパの小児コロナウイルス感染症患者に川崎病に似た症状が現れているようだ」「川崎病のリスク要因が、他の種々の血管炎を含む自己免疫病要因と共通であることも指摘されている」と公開していました。

※コロナウイルスと川崎病・血管炎(中村祐輔の「これでいいのか日本の医療」、2020年5月1日)
http://yusukenakamura.hatenablog.com/entry/2020/05/01/204528

IWJでは、5月8日に、中村祐輔医師に緊急単独インタビューを行っており、「川崎病」についても触れているので、ぜひご覧ください。

※政府の非科学的対策で日本は医療崩壊へ!? 岩上安身による緊急単独インタビュー 第994回 ゲスト がんプレシジョン医療研究センター所長 東大名誉教授・シカゴ大名誉教授 中村祐輔医師 2020.5.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473914

中村祐輔医師は、岩上安身のインタビューで「川崎病」について、以下のように語っています。

「川崎病の研究は、20年くらい前から東京大学の医科学研究所でやっているんですね、で、当時、研究していた人から聞いたのは、川崎病が多い時は、コロナウイルスが風邪の原因として流行っている時だ、と。子供さんで、非常に高い熱が出たり、手のひらが真っ赤になったり、それは落ち着くんですけども、結局、心臓の血管に異常が出て、心筋梗塞とか狭心症になるリスクが高くなるんです。川崎病の原因と血管炎、免疫病といわれる血管炎には共通性があるんですよ。コロナウイルスに対する免疫反応が血管に炎症を起こしやすいのではないか、と」

一方でCNNは、昨日5月15日に「この症例は当初、大動脈や心臓に関係した炎症の症状を引き起こす川崎病と思われていた。しかし川崎病にしては症例数が多すぎることから、別の炎症症候群とする見方で医師の見解が一致した」と報道しています。CNNによれば、「児童多臓器炎症症候群」と呼ばれる症例とのことです。また、「死亡例はほとんどなく、ほとんどの子どもは回復しているという」とも報道しています。

※新型コロナに関係か 子どもに相次ぐ炎症症候群、米当局が情報提供呼びかけ(CNN、2020年5月15日)
https://www.cnn.co.jp/usa/35153851.html

■【コロナを悪用して、『安倍独裁』実現のために改憲による緊急事態条項導入を図る安倍政権に反対する!シリーズ特集】本日午後5時より「『今まで認証官である検察官で定年を延長された人はいません!検察を私物化する内閣を私たちは許してはなりません!!』~2.6 安倍政権を退陣させる!2・6市民集会」を再配信します!

2020年2月6日(木)18時30分より東京都北区の北とぴあ・さくらホールにて、安倍9条改憲NO全国市民アクションの主催による「安倍政権を退陣させる!2・6市民集会」が開かれ、元内閣審議官・フォーラム4代表の古賀茂明氏、看護師・エッセイストの宮子あずさ氏の講演他、野党議員や各分野で活動する市民代表らがリレートークを行いました。

2月6日は、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」での新型コロナ感染が発覚した直後で、「帰国者・接触者電話相談センター」が設置され始めた時期で、コロナの感染拡大の初期段階でした。まだ外出制限や集会の自粛などの徹底が呼びかけられる前の時期であり、ギリギリ、市民を集めての集会ができた時期のものだった、ということをひと言、申し添えておきたいと思います。「三密」を避けるべきと徹底が呼びかけられるようになってからのものではありません。

しかし、この日登壇した方々は、それぞれの立場から、コロナに乗じた憲法への「緊急事態条項」創設の目論見や、黒川弘務東京高検検事長の定年延長問題をはじめ、現在に直結する安倍政権のさまざまな問題を取り上げるとともに、その根底にある政権の倫理観の欠如という根の深い問題を指摘しました。そうした意味から、改めて再配信によってご覧にいただく意味が十分にあると判断したものです。ぜひご覧ください。

元内閣審議官の古賀茂明氏は、コロナ対策で改めてあぶり出された、アベノミクスや外交など様々な安倍政治の失敗を示すとともに、「桜を見る会」など安倍政権の倫理観の欠如が国民の規範意識の歪みを招いたとして、「絶体絶命なのは安倍政権ではなく、民主主義と国民」と訴えました。

さらに、古賀氏がテレビ朝日「報道ステーション」のコメンテーターを降板させられたとき「I am not ABE」と主張した経緯を報告。また、IR汚職疑惑に関して検察が林文子横浜市長や菅義偉官房長官など安倍政権に拡大しないように、政権に近い黒川弘務東京高検検事長を検事総長にするため定年延長を画策している様子を糾弾しました。

昨日の、日刊IWJガイドでお伝えしたように、「本命」だったラスベガス・サンズの日本の参入見送り発表で、IR構想はことごとく頓挫したといって過言ではありません。

※米カジノ運営大手ラスベガス・サンズが日本進出を断念! 「本命」が降りたことで、消えてしまったも同然のカジノ化計画に対して、菅官房長官は「基本的なスケジュールを変更する予定はありません」と珍回答!(日刊IWJガイド、2020年5月15日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/40232#more-40232

導入の過程で様々な汚職の疑惑が取り沙汰されました。そのウミは社会の正常化のために、出さなくなくてはなりません。

日本共産党の小池晃参議院議員は、安倍政権が、コロナ対策に乗じて憲法に「緊急事態条項」を創設する目論見を「火事場泥棒」と指弾。黒川検事長の問題で「今行なわれているのは無法国家」であると指摘し、「立憲主義を取り戻そう」と訴えました。立憲フォーラムの柚木道義衆議院議員とともに登壇した、立憲民主党の杉尾秀哉参議院議員は、安倍総理の国会答弁の不合理さを、自ら体験した質疑応答の様子から報告。社会民主党の福島瑞穂参議院議員は、安倍総理は「私の手で憲法改正を成し遂げる」というが、総理は憲法遵守義務があり改憲はできない立場だと強調しました。

看護師・エッセイストの宮子あずさ氏は、津久井やまゆり園の事件を安倍総理が「障害者差別によるヘイトクライム」として糾弾しなかったことを許しがたいとして、「命を守る看護職」の立場から、安倍政権を倒さないといけないと訴えました。どのアピールも、本当にもっともなものです。

さらに、武器輸出問題、日韓問題、沖縄問題など、各分野で活動する市民代表からの活動報告とアピールが行われました。最後に主催者代表からのアピールが行われました。

詳しくはぜひ、本日の再配信をご覧ください。

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【コロナを悪用して、『安倍独裁』実現のために改憲による緊急事態条項導入を図る安倍政権に反対する!シリーズ特集・タイムリー再配信
11・IWJ_YouTube Live】17:00~
「『今まで認証官である検察官で定年を延長された人はいません!検察を私物化する内閣を私たちは許してはなりません!! 』~2.6
安倍政権を退陣させる!2・6市民集会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

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■新型コロナ感染抗体検査キットの性能試験が行われるがいまだ実用はならずか? 感染による初の労災認定がなされる! 労働者への個別支給が整備はじまる~5.15加藤勝信厚生労働大臣 定例会見

2020年5月15日(金)午前8時25分より、千代田区永田町の厚生労働省会見室にて、加藤勝信厚生労働大臣の定例記者会見が行われ、冒頭2件の報告がなされました。

ひとつは新型コロナウイルスに感染したことがあるかどうかを調べる抗体検査について。

もうひとつは、医療従事者が新型コロナに感染した場合、原則として労災認定すると通達し、これまで2件を認定したことも加藤厚労大臣の口から報告されました。新型コロナでの労災認定が明らかになるのはこれが初めてです。医療従事者に限らず、労働者の頼みの綱であり、究極のセーフティーネットであるのが労災ですが、これまで多数の医療従事者の感染が発覚しているのに、5月14日まででたった39件の申請中わずか2件しか認定していない、というのは、非常に少ないのではと感じます。

加藤大臣は、抗体検査を行った結果、東京で0.6%の人の陽性反応が出たことを明らかにしました。これは、やや乱暴な計算ですが、東京都民の人口に置き換えると8.3万人相当の人に感染歴があったことになります。東京都の感染者は、5月15日現在、5036人ですから、政府の専門家会議副座長の尾身茂氏が、会見上で「(東京都の感染者が)10倍か20倍か誰も分からない」とIWJの質問に対し回答したことは、あながち誤りではないかもしれません。

加藤大臣は、抗体検査キットは「検体数が500と少ないことと偽陽性が一定程度出る」との見解から一概に抗体検査の結果について論じるのは適切ではないとしました。確かに検体数は少なく、検査キットの正確性には疑問が残ります。この東京都における「0.6%」の数字については、うのみにはできません。やはりPCR検査、抗体検査を増加させ、正確な数字の把握とともに、検体数を増やしていくことがさらに必要になってきているのではないでしょうか。

※東京都の8日時点の死者数が「19人」から「171人」に変更!! しかし加藤勝信厚労相は「見てない」「わからない」!! 尾身茂専門家会議副座長は実際の感染者数が「10倍か20倍か誰も分からない」!! 都の感染者数111人分漏れ!! コロナ対策の根拠データが次々と崩壊!!(日刊IWJガイド、2020年5月13日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/40209

※東大が抗体検査実施 陽性は0.6% 都内500人で感染状況を調査(毎日新聞、2020年5月15日)
https://mainichi.jp/articles/20200515/k00/00m/040/100000c

※感染全容知りたい、でも精度に難点、そもそも免疫できない? 各国で進む抗体検査、遅れる日本(毎日新聞、2020年5月1日)
https://mainichi.jp/articles/20200501/k00/00m/040/244000c

この続きは是非、以下の記事をご一読ください。

※新型コロナ感染抗体検査キットの性能試験が行われるがいまだ実用はならずか? 感染による初の労災認定がなされる!労働者への個別支給が整備はじまる~5.15加藤勝信厚生労働大臣 定例会見 2020.5.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/474128

■【もう一度観たい!IWJ蔵出し傑作選!シリーズ特集】本日午後8時より、「『メディアは権力を忖度し、司法権力は政治のために動いている』~加計問題の闇を告発した前川喜平・前文科事務次官に岩上安身がロングインタビュー!『独裁国家に近づいている』と危機感!~岩上安身によるインタビュー第817回 ゲスト 前川喜平氏(前編)」を再配信します!

IWJでは外出自粛が続くこの時期、【もう一度観たい! IWJ蔵出し傑作選! シリーズ特集】と題して、過去の名作を再配信しています。

2017年12月5日(火)11時30分より、東京都港区のIWJ事務所にて、加計学園問題の闇を告発した前文部科学省事務次官の前川喜平氏に岩上安身がインタビューを行いました。

前川氏は周知のように、2017年、加計学園による獣医学部新設が「総理の意向だ」と記された文書が「確実に存在していた」と発言。獣医学部新設で「公正であるべき行政の在り方がゆがめられた」と、安倍政権と加計学園の癒着を批判し、官邸やメディアから様々なバッシングを受けました。

インタビューでは下記のように、加計学園問題をはじめ、安倍政権がメディアや検察、警察、裁判所など各種の権力を侵食する現状から、明治以降の学校制度の根本的問題と、「カルト集団のドクマ」のような教育勅語復活の動きへの批判など、多岐にわたってお話が展開されました。憲法改正によって戦前回帰を目指す安倍政権の体質を明らかにする意味からも、非常に興味深いインタビューです。

「(加計学園の獣医学部新設計画は『日本再興戦略2015』の石破4条件を)どう考えたって満たしていない……ほとんど審査をしていない」「(菅義偉官房長官が前川氏について『地位に恋々としがみついていた』等と批判したことについて)私の人格を落とすことによって、私の証言を落とそうとした。ここまでなりふり構わずやるのは、よほど私に話してもらっては困るという気持ちがあった」

「メディアが正常に機能しなければ、政府が何をやっているのかわからない。それを正すこともできない。……メディアの役割は非常に重要だが、それが機能不全になっている。NHKもひどいけれど、特に読売はメディアの名に値しない。プロパガンダ機関だといってよい」

「(山口敬之氏による伊藤詩織さんレイプ疑惑もみ消しについて)官邸を中心とする権力がメディア含むあらゆる権力を侵食。検察、警察、裁判所まで支配下においている。できるとこまで調査をしておかしいものはおかしいといった会計検査院だって、場合によっては支配下に置かれるかもしれない。権力の分立と相互チェックというしくみが働かなくなってきている」

「北朝鮮はどこまで脅威なのかを真面目に考えないといけない。北朝鮮が日米にミサイルをぶちこみ、せめていける可能性がどこまであるのか。そんなことはまずない。そんなことをしたら北朝鮮という国はひとたまりもない。誰が考えたって分かる」

「(SEALDs主催の国会前抗議に前川氏は)参加というか、そこに居た。(拳を挙げて)みんなと同じことを言ってた。(ラップで)『集団的自衛権はいらない』。ラップのリズムは面白い。五七五でないのにリズムに乗せてしまうところ」

「学校制度は軍隊を模している。森有礼が明治19年に小学校令、中学校令、師範学校令を作り、『すべての学校は国家のためだ』と切り替えた。そのときに全ての様式を軍隊から持ってきた。

詰襟の制服は陸軍の軍装。女子のセーラー服は水兵。ランドセルは歩兵の背嚢。富国強兵の礎として学校制度をつくった。今も運動会の入場行進は歩兵の分列行進と同じ。『全タイ進め』の『タイ』は兵隊の『隊』。学徒動員での行進と同じ。

軍隊式にできている学校文化が残っているので、なじめない子がいて当たりまえ。だから不登校は問題視するものではない。規格化されたものにはまらない子がいて当たりまえ。その走りが黒柳徹子さんのトットちゃん。おそらく彼女は発達障害の一つのADHD(注意欠陥・多動性障害)だったろうが、それは学校の方が子どもに合ってない」

「心の中の自由はあくまで持ってなきゃいけない。いちばん恐ろしい支配は心の中の支配。オウム真理教や統一教会など、マインドコントロールは怖い。戦前は国家的規模でマインドコントロールが行われていた。国全体がカルト集団だったといってもいいくらい。カルト集団の教義みたいなものが教育勅語や戦陣訓。カルトの教義みたいなものを今から復活させるのは問題。阻止するには心の自由をいかに大事にするか」

詳しくはぜひ、本日の再配信をご覧ください。

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【もう一度観たい!IWJ蔵出し傑作選!シリーズ特集・タイムリー再配信 8・IWJ_YouTube Live】20:00~
「『メディアは権力を忖度し、司法権力は政治のために動いている』~加計問題の闇を告発した前川喜平・前文科事務次官に岩上安身がロングインタビュー!「独裁国家に近づいている」と危機感!~岩上安身によるインタビュー第817回 ゲスト 前川喜平氏(前編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

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■本日午後2時より、「ゲノム編集は人為的に遺伝子を操作!しかも『証拠が残らないので調べてもわからない』!!~8.31シンポジウム『現代科学技術と人権』科学技術は私達生活にどのように関わってくるのか(前半)」を再配信します!

2019年8月31日(土)13時30分より、東京都墨田区の江戸東京博物館にて、ゲノム問題検討会議の主催により、「シンポジウム『現代科学技術と人権』科学技術は私達生活にどのように関わってくるのか」が開催されました。名古屋大学名誉教授で世界平和アピール七人委員会委員の池内了氏、防衛医科大学校医学教育部医学科教授の四ノ宮成祥氏、詩人のアーサー・ビナード氏、科学ジャーナリストの天笠啓祐氏らが講師として登壇しました。司会は島薗進氏(上智大学教授、東京大学名誉教授)です。

このシンポジウムを再配信する背景には、新型コロナによるパンデミック発生に伴い、そのウイルスが人工的に手を加えられたという「人工説」や「人為説」がばらまかれている現状があります。シンポジウムがテーマとする「ゲノム(全遺伝子情報)」は、この問題に直結しているのです。

コロナウイルスの「人為説」は、米国政府のトランプ大統領をはじめ政権幹部が盛んに示唆してきました。4月22日には、マイク・ポンペオ米国務長官が「武漢の研究所から新型コロナウイルスが外部に漏れた可能性は排除できない」と述べ、イラク戦争を始めたときと同様に、武漢の研究所への査察を求めました。

※武漢研究所を新型コロナウイルスの発生源とする疑惑を巡り、米国の主張はついに「査察受け入れ要求」にまでエスカレート!(日刊IWJガイド、2020.4.27日号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/40060

フランスのノーベル賞受賞学者のリュック・モンタニエ博士も「新型コロナは中国武漢のウイルス研究所から漏れてしまった人工的に操作されたウイルスだ」と断言したことが報じられました。

逆にマレーシア首相の特別補佐の歴任者だったマティアス・チャン氏による「人工的に製造された新型コロナウイルスは、中国に対するアメリカの生物学戦争に等しい」との言葉も報じられました。コロナ禍の発生が、2019年10月に米軍300人が軍事計画への参加のため武漢市に滞在していたことに起因すると示唆したのです。

※ホワイトハウスも科学者たちに調査を依頼していた新型コロナ人工説は、単なる陰謀説ではなかった!? 「新型コロナは武漢の研究所から漏れた人工ウイルスだ」とノーベル生理学・医学賞を受賞したリュック・モンタニエ博士が爆弾発言! その科学的な真偽は!? 米国が武漢の研究所からの漏出特定に自信!? 世界の死者16万人超の責任を問う戦争の可能性!?(日刊IWJガイド、2020.4.21日号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/40018

一方で人為説に対する反論も多数出ています。

前出の4月27日の日刊IWJガイドでお伝えしたように、WHO(世界保健機関)は4月21日、新型コロナウイルスが「研究所などで人為的に操作や作製されたものではなく、動物が起源であることをあらゆる根拠が示している」と発表しました。

さらに米国自身の国家情報長官室が、4月30日、新型コロナウイルスは「中国が起源」としながらも、「人工的なものでも、遺伝子組み換えでもない」と発表したことが報じられました。

※新型コロナ「中国が起源で、人工ではない」 米情報機関(朝日新聞、2020年5月1日)
https://digital.asahi.com/articles/ASN5132W2N51UHBI00H.html

その後、ポンペオ米国務長官は、国家情報長官室の発表に同意しましたが、ウイルスの発生源が中国武漢市の研究所であることは相変わらず強く主張しています。

このような経緯を経て、新型コロナウイルスの「人工説」や「人為説」は、いまだに根深くくすぶっています。それは、コロナ禍が全人類に甚大な被害をもたらしているだけに、米中を中心とする国家間の係争を惹き起こす可能性を秘めています。

そもそも、今世界に蔓延している新型コロナウイルスを人工的に創り出すことが可能なのでしょうか? その実現には、既存のコロナウイルスの「ゲノム」を解明し、操作・編集することが必要です。

本日再配信する「シンポジウム『現代科学技術と人権』科学技術は私達生活にどのように関わってくるのか」は、まさにこの「ゲノム編集」がはらむ問題に焦点を当てたものです。

また、ゲノム編集の問題は、現在コロナ禍にまぎれた「火事場泥棒」的に国会を通過されようとしている「種苗法」改正の問題にも直結します。この改正によって、モンサントなどの多国籍企業が作り出したゲノム編集の種子が日本の農業を支配し、日本の農と食が巨大な危機に直面する可能性が現実化しているのです。

そのような意味からも、このシンポジウムは、現在の社会が直面する危機に対応するための、基本的科学知識を与えてくれるものです。

詳しくはぜひ、本日の再配信をご覧ください。

なお、シンポジウム全体は5時間と長時間のため、2日間にわたって配信します。

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【タイムリー再配信 656・IWJ_YouTube Live】14:00~
「ゲノム編集は人為的に遺伝子を操作!しかも『証拠が残らないので調べてもわからない』!!
~8.31シンポジウム『現代科学技術と人権』科学技術は私達生活にどのように関わってくるのか(前半)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

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後編は、5月17日(日)の午後2時から再配信いたします。

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【タイムリー再配信 657・IWJ_YouTube Live】14:00~
「ゲノム編集は人為的に遺伝子を操作!しかも『証拠が残らないので調べてもわからない』!!
~8.31シンポジウム『現代科学技術と人権』科学技術は私達生活にどのように関わってくるのか(後半)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

■【編集雑記 第10回 宇田川新】 ~野党も市民の方も極めてアツく戦っております

おはようございます。 日刊ガイド発行前の校正作業と配信、記事動画の配信、ハイライト動画に設定するサムネイル作成/告知などを行っております宇田川新と申します。

前職はシステム関係で、サイトのメンテナンス,動画を含む社内システムマニュアルの作成,小型のプログラムツール作成などをしておりましたが、政治には常々興味を抱いており、また文章を書くことも好きでしたので、数か月前に応募させていただいた新人です。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは以前、会員だった方は会費の納入を再開してください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20200516

IWJ編集部(岩上安身、木原匡康、千浦僚、浜本信貴、宇田川新、城石裕幸、磯貝哲男、中村尚貴)

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