日刊IWJガイド「IWJ代表・岩上安身が緊急メッセージ! 日本国内コロナ感染、現在は欧州起源の第2波か?」2020.5.1日号 ~No.2787号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~IWJ代表・岩上安身が緊急メッセージ! 安倍政権の「策略」がぴたりとはまり、「改憲による緊急事態条項の導入」に5割の国民が賛成!? 特措法にもとづく現在の緊急事態宣言とはまったく中身が違うことに多くの人々が気づかず! 「自粛」のため集会もデモもできない市民の戦う手段はネットのみ!
IWJは改憲による緊急事態条項の危険性を訴え続けてきたネットメディアとして戦い抜きます!  既存の記者クラブメディアと違い、権力や大資本におもねらず、庇護を受けることもなく、市民のための独立メディアとしてサバイバルし戦い抜きたいと思います! そのためにもぜひ、緊急カンパをお願いします! どうか皆様の温かいご支援をよろしくお願い致します!   
┠■自粛でどこへも行けないGWは、ご自宅でIWJチャンネルのまとめ視聴をぜひ、どうぞ!! IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」 への登録をぜひ、お願いします!目標は10万人突破! 登録の呼びかけ・拡散もお願いします! 
┠■【中継番組表】
┠■久住英二医師が理事長を務める、新宿と立川のクリニックで202人が抗体検査を行ったところ、5.9%が過去に新型コロナウイルスに感染したことが判明! 慶応義塾大学病院がコロナ以外の患者に行ったPCR検査とほぼ同じ割合!
┠■加藤厚労大臣は「4日間ルール」を守って亡くなった方について「誤解だ」と責任逃れ! 政府は交付金や緊急事態宣言延長の根拠となる感染者数を答えられず沈黙…
┠■日本国内コロナ感染、現在は欧州起源の第2波か?感染研、武漢由来の第1波はほぼ終息と発表。問題は欧州起源のウイルスの危険性! 感染者が重症化しやすく、致死率が高い! 危ないのはこれからかも!?
┠■死因不詳のご遺体について、検査をせず、コロナが原因であっても闇に葬られる!? 葬儀社スタッフ、現場担当の警察官の感染リスクはどうなる!!
┠■<本日の再配信>新型コロナ禍拡大の中、安倍総理が憲法に緊急事態条項を新設する議論を呼びかけ! 自民党改憲推進本部が協議! 世論調査では51%が賛成! 安倍政権が「学ぶ」ナチスの手口! 本日午後8時より「岩上安身によるインタビュー 第662回 ゲスト 石田勇治・東京大学教授 後編」を再配信いたします!
┠■軽い段階でPCR検査をしないと蔓延する! 政府の水際対策とクラスター対策を批判! 4月の「岩上安身のIWJ特報!」は、今年2月16日に収録した「岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・医学博士上昌広氏インタビュー」を発行しました! ぜひまぐまぐでメルマガの登録をお願いします!
┠■【スタッフ募集・在宅テレワーク、地方在住者には都内で借り上げ社宅も!】IWJでは在宅テレワークのスタッフも募集します! 地方にお住いの方、東京近郊で週のうち何日かは出勤、残りは在宅で、という働き方も可能。コロナ感染リスクが高い東京の「通勤ラッシュ」も避けられます!! ぜひご応募ください!
┠■【スタッフ募集・インターン】コロナ禍のためにバイト先がなくなり、退学を考える学生が急増しているといいます。退学を考える前に、IWJでアルバイトあるいはインターンの検討をぜひ! IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! 進路として報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職・試験突破の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!
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■はじめに~IWJ代表・岩上安身が緊急メッセージ! 安倍政権の「策略」がぴたりとはまり、「改憲による緊急事態条項の導入」に5割の国民が賛成!? 特措法にもとづく現在の緊急事態宣言とはまったく中身が違うことに多くの人々が気づかず! 「自粛」のため集会もデモもできない市民の戦う手段はネットのみ!
IWJは改憲による緊急事態条項の危険性を訴え続けてきたネットメディアとして戦い抜きます!  既存の記者クラブメディアと違い、権力や大資本におもねらず、庇護を受けることもなく、ただ市民の皆さんに支えられて市民のための独立メディアとしてサバイバルし戦い抜きたいと思います! そのためにもぜひ、緊急カンパをお願いします! どうか皆様の温かいご支援をよろしくお願い致します!          

情報の提供、ご寄稿等は、以下のアドレス宛にお願いします。

※IWJのメールアドレス
office@iwj.co.jp

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 すでにお気づきの方も多いと思いますが、安倍総理が4月7日に特措法にもとづく緊急事態宣言を発令して以来、国民は政府の呼びかけに応じて、「自主」的に、集会、講演、シンポジウム、街頭スピーチ、デモ等々を「自粛」しています。政府は緊急事態宣言を1か月程度延長する意向です。

※緊急事態宣言、延長へ 首相が二階幹事長に意向伝える(朝日新聞デジタル、2020年4月30日)
https://www.asahi.com/articles/ASN4Z5RPDN4ZUTFK01B.html

 コロナを封じ込めるために、これは致し方ないことであり、私たち自身と他の人々の生命と健康を守るためでもあります。しかし、この間に政治的に危険な状況がひそかに進行しつつある、ということに私たちはもう少し敏感になる必要があります。

 IWJでは、私、岩上安身のインタビューを軸とした、IWJオリジナルコンテンツ製作・配信と、他の人々が用意した講演や集会、シンポジウムなどの中継、録画配信を通じて世間に広くお伝えする公共コンテンツの2つを柱としてきました。しかし、今、その公共コンテンツとなる、上記のような集会やデモ、シンポジウム、講演などが一切中止で、中継でお伝えするイベントがほとんど何もありません。

 私たちはもちろん、大臣会見や野党合同ヒアリングなどを取材、中継したり、目前のコロナ恐慌についてはインタビューや日々の日刊ガイドなどのテキスト記事を通じて、全力でお伝えしております。実際、日刊ガイドはコロナ以前とは比べ物にならないほどコロナ以後は質量ともに充実させております。

 それでも公共コンテンツをお伝えできない、言いかえるとデモも集会もない日々というのは、ひどくさびしいものです。

 反原発や安保法制反対デモの最盛期などは1日15件も中継を行っていましたし、比較的落ち着いていた、コロナ直前でも1日数本はお伝えしておりました。それが今やゼロの日も珍しくなく、再配信録画のみの日もあります。

 しかし、ここで申し上げたいのは「自粛」によって、私たちのコンテンツがさびしくなった、などという小さな問題ではなく、市民の声をあげる場がコロナ禍とはいえ皆無になってしまっている状況が出現してしまった、という事態についてです。

 わざわざそんな時に政府を忖度するマスメディアは、4月7日の段階から特措法の緊急事態宣言を早く発令せよ、と足並みをそろえてはやしたてており、最近になってからは「緊急事態条項を改憲し新設する案に賛成か反対か」 という世論調査を行い、5割の国民が「イエス」と答えるという「空気」が作り出されています。(「改憲」という質問に至っては6割が賛成)

※緊急事態条項の賛否二分 憲法改正「必要」は61%(共同通信、2020年4月29日)
https://this.kiji.is/627988163796108385

 「空気」には徹底的に弱いのが日本人です。もちろん、「空気」は人々の言動、行動、アピールによって変えることができます。しかし、声をあげるために街に打って出ようとしても、それが今はできません。
誰も外へ出られない。誰も街にいない。誰も飛沫を飛ばすほど叫べない。そんなタイミングを狙って、案の定、というべきか、政・官と一体になって、既存記者クラブメディアは、改憲による緊急事態条項の必要性をうながすような、「世論調査」の名を借りた世論操作を(マニピュレーション)を行い始めたのだと疑いたくなるのは、これは当然のことです。

 これは不気味です。同時に実によく練られた策略であると思います。

 国民が、いや全人類がコロナ禍で苦しんでいるという時に、民主主義を根本から徹底的に破壊し、ヒトラーの全権委任法を上回る改憲による緊急事態条項で独裁権力を樹立して国家総力戦体制を作り出す。そのためにコロナショックまでも、あざとく悪用する。その執拗さからは、改憲への狂気じみた情熱、国民へのとことんの軽悔、民主主義へのあからさまな敵意、そして靴の裏でもなめる日米安保への隷属根性を改めて感じさせて、空恐ろしいとしか言葉が見つかりません。

 3月14日の会見に私は、安倍総理に質問しました。総理は特措法での緊急事態宣言での 「報道の自由は守る」と発言しましたが、私がたずねた改憲による緊急事態条項について「これはまったくの別のもの」であり、「国民の皆様が決める」ものだと自信を見せて、私が口にした「懸念される安倍独裁」という言葉については否定も肯定もしませんでした。

 私はこの質問の際、「今回の特措法の非常事態宣言がひとつの布石となって、国民を慣らし、その後にこの緊急事態条項を導入するのではないか、という懸念があります」と発言しましたが、ほとんどの人に、この警告は真剣には耳を傾けてもらえなかったようです。悪い予測の通りに次々と物事が進行しつつあります。

 2012年、自民党が改憲草案を発表して以来、直後からIWJはその危険性を見抜き、批判を繰り返してきましたが、とうとうここまできてしまったのか、という感があります。

 安倍総理の究極の狙いは9条改憲などではなく、結局、改憲による緊急事態条項なのであり、おそらくは米軍から求められてのことなのでしょう。その見返りに、日本国内での権力はどんな不祥事があっても維持される。安倍政権はどんな汚職を働こうとも、検事総長に子飼いの人間をすえてしまえば誰からも罪を問われることがないでしょう。そんな政権は自ずと腐敗し堕落していきます。

 官邸はむろんのこと、各省庁官僚も、司法も、警察も、マスメディアも、広告業界も、あげて忖度し、一度も我々国民に明らかにされていないその日米間の「合意」とやらに向かって、ズルズルと引きずられて行きつつあるよう見えます。もちろん、声をあげて、その歩みにストップをかけ、遅らせる試みを続けている人々は数々いましたし、今もいます。

 しかし、街頭で抵抗する姿を見せ、声をあげてその「意志」を可視化してきた、これまでのたくさんの人々の努力が、コロナという魔法の杖のひとふりによって「フリーズ」されてしまいました。

 外出の自粛や三密を避ける要請のために、デモや抗議行動、集会、講演、シンポジウムなど、本来ならIWJがお伝えすべき各種の公共コンテンツがまったく開催されなくなり、政治や社会問題を市民が訴え、市民が知る場がなくなってしまっています。屋内、屋外を問わず、人が集まれず、声をあげることができないのです。

 現時点では誰も深刻には指摘していませんが、これは民主主義における、最も重要な基盤である、集会の自由、言論の自由への制約であり、その静かなる危機であると思っています。

 今、できることは何か。たったひとつしかありません。ネットです。

 インターネットを用いること、ネットで情報を伝達し、政府とマスメディアのプロパガンダを打ち破り、「改憲の緊急事態条項賛成6割」という世論を転倒させることです。手段はネットしかありません。

 今、私もIWJも、ネットメディアの我々がやるべきこと、果たすべき使命は、コロナによって人々の行動に自粛が求められている時だからこそ、一層増えているはずだと考えます。どうぞ、我々がフルオープンにしたコンテンツは広く拡散してください。動画をみたり、テキストを読んだりした方は、自分の身の回りの方々、あるいはSNSのネットワークでつながる方々に、その中身を咀嚼してお伝えいただければと思います。

 我々にもっともっと力があれば、コロナと恐慌の問題以外の沢山の問題についても、コンテンツをお届けできるのにと、歯がゆくてなりません。資金も人員も機材も、足りないものだらけです。コロナが感染拡大するこの間にも、国会では種苗法、検察庁法改、など、悪法が目白押しです。もちろん、改憲による緊急事態条項の導入は、すべてを根底から覆す暴挙であり、絶対に阻止しなければなりません。

 しかしながら、IWJの財政事情は逼迫しています。

 昨日で4月が終わりました。まだ暫定ですが、4月1日から30日までのご寄付・カンパは344万1041円と、4月の月間目標額である631万7053円の54%にとどまっています。

 IWJの今期第10期が始まった8月1日から4月30日までのご寄付・カンパも目標額の78%にとどまっています。

 IWJはこれからも全力でこれらの不正義と戦っていきますので、どうか応援していただきたいと思います。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします!
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 また、身近なコロナ体験があれば是非、IWJにお寄せください。

 検査体験や、検査・受診の拒否体験、陽性診断後の隔離や入院・退院体験やご家族の苦労談。

 介護や育児中だが検査できず、自分の陽性・陰性が不明で、家族や恋人と接触できるか判断できない困惑。

 特に無症状の陽性が6%もいると慶応大で判明した後の行動パターンの変化など。

 そのほか感染予防の、苦労、工夫、対人接触8割減の実現方法も。できて何割程度か、あるいは8割減は無理と諦めているか。満員電車を避ける工夫や、在宅勤務の実行具合などなど。

 医療従事者の方々にお読みいただけたら、医療物資不足や感染への恐怖・不安、コロナ以外の理由で受診している患者のうち、どのくらいの無症状な陽性患者がいると思うか、そうした方々にどう対処するか。医療従事者の方々の体験もぜひお寄せいただきたいと思います。

 さらに、コロナ恐慌による倒産と失業の危機について、どうやってしのぐのか。無利子、無担保で政府から借りても、危機後に返済可能なほど経済は回復するかという不安。サラリーマンは、会社の倒産や規模縮小、失業、賃金カットへの心配、転職の検討。
 
 こうした具体的な体験談をお寄せください。ご自身で書かれているものでも、取材に応じて話す、という方でもけっこうです。

 そして、皆様の貴重な体験情報をIWJを通じて、出来るだけ多くの方々に伝え、役立てたいと思います。皆様と我々と社会全体がコロナにも負けず経済苦にも負けず、サバイバルするためにも、どうぞ、温かいご支援をよろしくお願いいたします!
 
 なお、IWJでは毎期、決算報告を日刊IWJガイド、および会員向けメールでもご報告させていただいております。また、ホームページ上にも公開しており、過去の分とあわせて、いつでもご覧いただけます。

 IWJホームページの上端のメニューバーにある「ガイド・お知らせ▼」をクリックしていただき、プルダウンメニューから「IWJ決算報告」をご覧ください。
https://iwj.co.jp/join/about.html#overview

 特定のスポンサーをもたないことで、真の報道の自由を目指してきた独立メディアであるIWJは、活動経費の半分を皆様からのご寄付・カンパで、残りの半分を会員の皆様の会費で賄っています。4月19日時点の会員数は4708名様です。会員の人数が増えれば、IWJの経営はそれだけ安定します。早く5000名様に再到達したいと願っています。

 IWJの一般会員へご登録いただければ、岩上安身によるインタビューなどのIWJオリジナルコンテンツを1か月間何度でもご覧いただけます。まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方はぜひ、この機会に会員登録をお願いいたします!

 また、現在一般会員の方は、ぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください!

 サポート会員にご登録いただくと、全てのIWJのコンテンツをいつでもお好きな時に何度でもご覧いただけます。また、サポート会員の比率が高まれば、その分だけIWJの経営は安定します!

 また現在、会費未納等でいったん休眠会員となられている方は、ぜひこの機会に再開をご検討ください!会員番号はすべて保存してありますので、会費をご納付いただければ、着金が確認され次第、いつでも再開できます!

 会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
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※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18

 IWJの有料会員制度は1ヶ月1000円、支払いをまとめてお得な1年1万円の一般会員と、1ヶ月3000円、まとめてお得な年3万円からのサポート会員の2種類です(全て消費税別)。会費は、クレジットカード、銀行振込(ゆうちょ銀行を含む)でお支払いいただけます。

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは、サポート会員にお切替えいただいて、あるいはかつて会員だった方は再開して、ご支援ください!
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 IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」へのチャンネル登録をぜひ、お願いいたします。
 
 IWJでは岩上安身によるインタビューや毎日の中継の録画を短くまとめたハイライト動画をアーカイブとしてIWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」にラインナップしています。

 また、国会での審議の中で、重要な質疑応答や話題のシーンも国会ハイライトとしてアップしています。

 これらの動画は、スタート画面に、大きなタイトルをつけて、皆様に内容をわかりやすくご案内もしています。下記のURLから、一度ご覧になってみてください。

 YouTubeのチャンネル登録者が増え、動画の視聴回数が増えれば、広告料も入り、IWJの財政安定の助けになります。まだ登録されていない方は、この機会にぜひご登録をお願いします!

 昨日現在、4万2591人のご登録があり、この1か月で、約1500人の登録があり、70万件のご視聴をいただきました。ご登録、ご視聴された皆さま、ありがとうございます。ぜひ、まだご覧になっていない方は、この外出のままならない連休の間に御覧になっていただき、チャンネル登録とともに、他の方へのおススメや、拡散もよろしくお願いします。

※YouTubeチャンネルはこちらから(右側の赤いチャンネル登録という項目をクリック!)
https://www.youtube.com/channel/UCO6c-ejeQxxKArNHWieU2OQ

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◆中継番組表◆

**2020.5.1 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】9:20頃~「西村康稔 経済再生担当大臣 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 西村康稔 経済再生担当大臣、新型コロナ対策担当大臣 定例会見を中継します。これまでIWJが報じてきた新型コロナウイルス関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/special_new-coronavirus
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【IWJ・Ch6】9:20頃~「加藤勝信 厚生労働大臣 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6

 加藤勝信 厚生労働大臣 定例会見を中継します。これまでIWJが報じてきた加藤勝信氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%8a%a0%e8%97%a4%e5%8b%9d%e4%bf%a1
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【IWJ・Ch5】14:00~「小池百合子 都知事 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 小池百合子 東京都知事の定例記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた小池百合子氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B0%8F%E6%B1%A0%E7%99%BE%E5%90%88%E5%AD%90
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【タイムリー再配信 643・IWJ_YouTube Live】15:00~「『今回起きたことは 今後改良できる材料として使っていただけたら今回の民事裁判は 私にとって本当に意味のあるものだったと思えます』 ~12.18伊藤詩織氏(フリージャーナリスト)民事裁判 判決報告集会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2019年12月に収録した、「伊藤詩織さんの民事裁判を支える会 Open the Black Box」主催の集会を再配信 します。これまでIWJが報じてきた伊藤詩織氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e4%bc%8a%e8%97%a4%e8%a9%a9%e7%b9%94

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/463944
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【タイムリー再配信 644・IWJ_YouTube Live】17:00~「『国の役割というのは、国民の健康と安全を守ることじゃないですか!!』 ゲノム編集食品・作物の規制と表示を求める署名が、各省庁に提出される!! ~1.30 署名提出院内学習会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 1月30日に収録した、「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」、「日本消費者連盟」主催の学習会を再配信します。これまでIWJが報じてきた食の安全関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%a3%9f%e3%81%ae%e5%ae%89%e5%85%a8

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/466245
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【タイムリー再配信 645・IWJ_YouTube Live】20:00~「参院3分の2議席で日本でも現実に! 安倍政権が『学ぶ』『ナチスの手口』とは何か? 絶対悪ヒトラー独裁政権の誕生過程を徹底検証! ~ 岩上安身によるインタビュー 第662回 ゲスト 石田勇治・東京大学教授 後編」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2016年7月に収録した、岩上安身による石田勇治・東京大学教授インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた石田勇治氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%9F%B3%E7%94%B0%E5%8B%87%E6%B2%BB

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/323391

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◆中継番組表◆

**2020.5.2 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 646・IWJ_YouTube Live】13:00~「北上田さん講演会『辺野古に基地は作れない!これだけの理由』(京都市)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2019年7月に収録した、「沖縄・辺野古への新基地建設に反対し、普天間基地の撤去を求める京都行動」主催の講演を再配信します。これまでIWJが報じてきた辺野古関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E8%BE%BA%E9%87%8E%E5%8F%A4
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【日本の食が危ない!種苗法改正案審議を許すな!シリーズ特集・タイムリー再配信 1・IWJ_Youtube Live】16:00~「ゲノム編集食品は有機農産物としても売れる!? フリージャーナリスト・天笠啓祐氏が規制なきゲノム編集技術における政府の狙いに迫る!! 6.24今さら聞けない『遺伝子組み換え』と『ゲノム編集』(基礎編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2019年6月に収録した、「たんぽぽ舎」主催の講演を再配信します。これまでIWJが報じてきたゲノム関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E3%82%B2%E3%83%8E%E3%83%A0
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【タイムリー再配信 647・IWJ_Youtube Live】20:00~「電機産業は崩壊!? 凋落する日本のものづくり!~岩上安身によるインタビュー 第945回 ゲスト『「空洞化」と「属国化」 ― 日本経済グローバル化の顛末』著者 名古屋経済大学・坂本雅子名誉教授(前編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2019年6月に収録した、岩上安身による名古屋経済大学名誉教授・坂本雅子氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた経済関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/economy

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/450800

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◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆

10万円給付、世帯主に頼れぬ方は自治体に申請を!布マスクのお粗末さを手を緩めず追及してゆく!政策の基軸は人の生命と生活を守ること~4.29 社会民主党党首福島瑞穂氏定例記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473599

日本医師会・横倉義武会長「全国的に5月6日で緊急的な宣言を解除することはできないだろうと思います」~4.28日本外国特派員協会主催 横倉義武氏(日本医師会会長)オンライン記者ブリーフィング
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473525

「アベノマスクゲート」に迫る!! 466億円の詳細いまだ不明! コロナ禍悪用の利益誘導疑惑!~4.29 岩上安身による緊急単独インタビュー 第991回 ゲスト 社会民主党党首・福島みずほ参議院議員
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473604

『緊急事態宣言』で感染者は減らない!自粛・補償・感染モニタリングが継続可能な医療・社会体制を構築・維持せよ!~4.16岩上安身によるインタビュー 第992回 ゲスト 医師・弁護士・元知事の視点から鋭い発言を続けている前新潟県知事・医学博士・弁護士の米山隆一氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/472946

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■久住英二医師が理事長を務める、新宿と立川のクリニックで202人が抗体検査を行ったところ、5.9%が過去に新型コロナウイルスに感染したことが判明! 慶応義塾大学病院がコロナ以外の患者に行ったPCR検査とほぼ同じ割合!

 4月30日の東京新聞で「新型コロナウイルスの感染実態を調べるため、感染症に詳しい久住英二医師が東京都内でウイルス抗体検査をしたところ、一般市民の4.8%、医療従事者の9.1%が陽性(抗体あり)で、過去に感染していたことが分かった」と報じられました。

 検査が行われたのは、久住医師が理事長を務める、新宿区と、立川市のナビタスクリニックです。20歳から80歳の、男性が123人、女性が79人で、計202人の検査が行われ、そのうちの5.9%の12人が陽性だったとのことです。

※<新型コロナ>抗体検査5.9%陽性 市中感染の可能性 都内の希望者200人調査(東京新聞、2020年4月30日)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020043090070748.html  

 この5.9%が陽性だという結果は、慶応大学で行われたPCR検査の結果、5.97%が陽性だったという数字と、ほぼ同じです。

 慶応義塾大学病院はホームページで「4月13日から4月19日の期間に行われた術前および入院前PCR検査において、新型コロナウイルス感染症以外の治療を目的とした無症状の患者さんのうち5.97%の陽性者(4人/67人中)が確認されました。これは院外・市中で感染したものと考えられ、地域での感染の状況を反映している可能性があり、感染防止にむけてさらなる策を講じていく必要があると考えております」 と発表しています。

※新型コロナウイルス感染症に関する当院の状況について(慶應義塾大学病院、2020年4月21日)
http://www.hosp.keio.ac.jp/oshirase/important/detail/40171/

 検査の対象者が慶応義塾大学病院では67人、久住医師のナビタスクリニックでは202人と、疫学検査としては対象人数が少ないと指摘される向きもあるかもしれませんが、ほぼ同じ割合の感染率・罹患率が出たことは驚きです。

 無症状者の罹患率5.97%という数値を、今年1月1日時点の東京都の推計人口1395万人にあてはめると、東京には83万人の無自覚・無症状の感染者がいることになるからです。

※東京の感染者数は30万人!? 130万人!? 日本全国で100万人の感染者が普通に生活している!? 京大iPS細胞研究所山中伸弥教授は東京のPCR検査陽性率20%に「非常に危険な状態」「感染者増加を見逃す」と警告! 2020.4.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473480

 IWJでは、諸外国に比べて、日本ではPCR検査数が少なすぎることをこの問題の初期から一貫して指摘し続けてきました。PCR検査の数が少ないことで、早期に治療ができず、亡くなる方がいることはもちろん、感染者数の増加を見逃し、コロナウイルスへの対策を間違うことも考えられます。

 上記記事では、京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授が、ブログ「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」の中で、「20%以上の陽性率が続く東京は、非常に危険な状態」だと述べ、「検査数が増えないと、感染者の増加を見逃す可能性がある」と、警告していることをお伝えしました。

 政府は、このPCR検査が少なすぎるという警告を聞き入れて、一刻も早くPCR検査を拡充して、早期に感染者を見つけて、隔離治療できるようにするべきだということは、今回の久住医師が行った抗体検査からも分かります。より有効なコロナウイルスへの対策を立てるために、PCR検査の拡充、医療体制の充実はもちろんのこと、大規模な抗体検査も必要です。

 岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長上昌広医師へのインタビューを御覧いただけると、PCR検査の少なさが、いかに感染の拡大を招いたかが、語られています。ぜひ、以下のURLから御覧ください。

※PCR検査をしなかったことが感染の蔓延を招いたのは明らか! 緊急事態宣言の全国拡大は不適切で無責任! ~ 4.21 岩上安身によるインタビュー 第990回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長上昌広医師 第3弾 (IWJ、2020年4月21日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473266

■加藤厚労大臣は「4日間ルール」を守って亡くなった方について「誤解だ」と責任逃れ! 政府は交付金や緊急事態宣言延長の根拠となる感染者数を答えられず沈黙…

 4月29日に行われた参議院予算委員会において、新型コロナウイルス対策、補正予算案に関する審議が行われました。

※参議院予算委員会(参議院、2020年4月29日)
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?sid=5763

 質問に立った立憲民主党・蓮舫議員は、政府の新型コロナウイルス対策について「今の検査体制だと救えない命がある」と発言、4日間の自宅待機中に重症化して亡くなった方の例を挙げ、「2月に決めた、熱が37.5度以上4日以上続く、呼吸困難、強いだるさ(という)、検査を受ける要件を緩和してください」と、いわゆる「4日間ルール」の変更を求めました。

 ところが回答に立った加藤厚労大臣は「これは別に検査を受ける要件ではなくて、受診、診療の目安ということでありまして、これについては37.5度、4日というのはそこを超えるのであれば必ず受診をしていただきたいということ」、「倦怠感等がある場合も4日だ、あるいは37.5度と倦怠感が両方だ、という誤解もありますが、そうではないんだ」「倦怠感があれば、すぐに連絡をしていただきたい、ということは幾度となく周知させていただいております」と発言しました。

 厚労省は、2月16日に相談の目安として「風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く方」等の条件を発表して以来、現在もこの条件を変更していませんが、加藤厚労相が述べた「倦怠感があればすぐに連絡を」といった表現は使われていません。「幾度となく周知させていただいております」というのは、事実に反する答弁です。

 また、2月1日に厚労省が都道府県衛生主管部へ送付した「新型コロナウイルス感染症に対応した医療体制について」という文書の中でもすでに4日間ルールが記載されています。この文書では、4日間ルールが「目安」であることは都道府県向けの説明には書かれていますが、一般向けの案内「新型コロナウイルスを防ぐには」の部分には書かれていません。

※新型コロナウイルス感染症に対応した医療体制について(厚生労働省、2020年2月1日)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596978.pdf

 加藤厚労大臣の答弁は、これまでの厚労省の発信に問題があることを認めず、国民や相談センター、保健所に責任を転嫁するものです。これに対して蓮舫氏は厚労省の説明が誤解を生んだと指摘し、説明を明確に修正するよう求めました。

 しかし、加藤厚労大臣は「保健所のせいにしているのではなくて、保健所含めてみんなでやらなければできあがらないものですから、一緒になって協力しながら、それぞれのどこに課題があるのか聞きながらひとつひとつ対応させていただいている」とウナギがぬるぬると逃げ回るが如く、言質を取られない逃げ答弁に終始。厚労省が行っている発信や表現の修正を行う必要性を、ついに最後まで認めませんでした。

 加藤厚労大臣の回答は、22日に4日間ルールの解釈を変更しつつも「方針が大きく変わったというわけではないが、運用については注意してほしい」と述べた専門家会議と同様の無責任な発言です。医療の最前線の現場は、混乱させられるでしょう。

※専門家会議がPCR検査受診「目安」変更!? 37.5度以上「4日以上継続で受診」の解釈変更を、現場にアナウンスしないのか!? IWJが対策本部に直撃! 一般国民の困惑と混乱は続く!?(日刊IWJガイド、2020年4月25日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/40047

 また、蓮舫氏は医療体制整備に活用される緊急包括支援交付金についても追及し、「1490億円の給付金だけでは到底足りない」、「1490億円規模では、命を守るには、あまりにも少ないと思いますが、いかがですか?」と質問しました。

 加藤厚労相は「今後の感染者数の増加も踏まえながら積算させていただきましたが、もちろんそれを超えて増加するというケースもありえます。
それについても緊急経済対策の中で足りなければ予備費も活用する」、「都道府県に対しても、予算がこれしかないから、などと1回も言ったことはありません」、「それぞれ必要な予算、これをしっかり確保してやりますから、一緒になって、PCR検査の体制も含めて、あるいは保健所本来の機能を発揮できる環境も一緒になって作っていきましょう」と、これもまたぬるぬる、くねくねと、予算を追加するという言質を取られないウナギ答弁に終始しました。

 この、加藤厚労相の「感染者数の増加も踏まえながら積算」したとの発言は、裏を返せば、1490億円の交付金は政府が想定している感染者数に対して妥当なもの、ということになります。ところが昨日の日刊IWJガイドでもお伝えしたように、同じ29日に行われた衆議院予算委員会では、日本共産党の志位委員長が、新型コロナウイルス患者に対応している全国の病院の減収を補償するだけでも10倍近い1.4兆円が必要との見込みを明らかにしています。

※新型コロナウイルス患者を受け入れた病院は平均で月2億円の赤字! 財政的な側面から起きつつある医療崩壊を日本共産党志位委員長が明らかに!(日刊IWJガイド、2020年4月30日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/40086

 また、加藤厚労相は、日本共産党の小池晃議員の質問を受け「PCR検査の処理能力を1日2万件にすると言ったが、2万件検査するとは言っていない」と答弁しました。これは聞き逃すわけにはいかない発言です。

 4月6日に新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で「PCR検査、実施数を1日2万件に増やす」と安倍総理は発言しています。「検査数を増やす」と言ったのであり、「処理能力を2万件にする」と言ったのではありません。

 安倍総理が表明した言葉を、加藤厚労相が覆してしまったのです。一般的に考えて厚労大臣の一存で、総理大臣の言明した言葉を覆すとは考えられません。仮にそうであれば越権行為であり、加藤厚労相は、謝罪と訂正を行うべきですが、野党はそこまで追求しませんでした。

 政府のこの足並みの乱れは検査数をできるだけ抑えたい、感染が拡大しているというシビアな現実と向き合いたくない、という本音がもたらしたものではないでしょうか。

※PCR検査1日2万件に 首相が表明(日本経済新聞、2020年4月6日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57727640W0A400C2MM8000/

※PCR検査、2万件検査するとは言ってない=加藤厚労相(朝日新聞、2020年4月30日)
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKBN22C0XA.html

 諸外国に比べて日本におけるPCR検査数が極端に少ないことから、政府が日本国内の感染者を正しく把握できていない恐れがあることは再三指摘しているとおりですが、この日の政府答弁に、それを裏付ける発言がほかにもありました。

 予算委員会の終盤、質問に立った国民民主党の森ゆうこ議員は、5月6日までとされている緊急事態宣言について「解除、延長する判断基準を教えてください」と質問しました。

 安倍総理の回答は「専門家の皆様が、現在の感染者の拡大状況あるいはクラスターで追えなくなっている方の人数等々を勘案しながら判断、分析して、提言をしていただけるものと思っております」というものでした。

 この安倍総理の回答に対し、森氏は「感染状況ってわからないんじゃないですか、そんなに検査してますか? いったいどれくらいの国民が感染しているんですか?このコロナウイルスに」と質問を重ねました。

 国民はどれくらい感染しているのか。このシンプルな質問に対し、政府側は誰も回答できず、沈黙が続いてしまうという「異常」事態が起きました。

 1分以上の沈黙のあと、安倍総理は「現時点での感染者数というご質問はいただいてなくてですね、いま、あの、これにあるのはですね」と、手にした資料を読み始め「『緊急事態宣言を解除延長する基準・判断時期を明確にされたい』というのが私への答弁、あの質問でございまして、今しておられることについては、質問の通告がされていないということはまず申し上げておきたいと思います。
その、そ、それはそうですよ。だって、こ、これに、これに、か、これにか、これに書いてないじゃないですか」と、しどろもどろに答えました。

 このとき森議員は着席したまま、「全部書かないと答えられないの? それも許されないの?」と発言。安倍総理は、PCR検査の陽性者数や退院者数、現在の入院者数など、質問とは無関係な数字を述べて答弁を終えました。

 森氏は「それは感染している人のうちの氷山の一角で、国内がどんなふうにコロナウイルスの市中感染が広がっているのか、政府は把握してないじゃないですか」、「何を根拠に解除・延長するんですか、基準が明確ではないじゃないですか」と指摘しました。

 事前に質問通告し、官僚が答弁書を書かなければ、何も答えられない総理大臣、というのも情けない話ですが、事の深刻さは、それだけにとどまりません。コロナとの戦いは、戦争にしばしばたとえられます。戦争においてもっとも重要なことは、最前線に立つ将兵(今回の場合は医療従事者)の敢闘精神が必要なのはいうまでもないことですが、それだけではコロナ戦で勝てません。兵站も重要です。

 前述のようにコロナ患者を受け入れ、コロナウイルスと果敢に戦っている医療機関ほど赤字になっている、という時に、損失分を補う、と政府が決然と断言し、「物資も現金も送るから、頑張って戦い抜いてくれ」と後押ししなければ、早晩、前線は崩れ、対コロナ戦線は崩壊します。

 第2次大戦で日本軍が負けた理由の一つが、この兵站の軽視でした。その物資不足を補うために、精神力が過度に強調され、最前線で戦う兵士の生命が不当に軽く扱われ、無駄な犠牲を強いられました。

 もう一点、日本軍に欠けていたことは情報戦です。情報の収集こそ、作戦立案のベースとなるものです。その情報が、自軍に不利とわかると、これを無視し、情報を隠蔽し、現実とはかけ離れた作戦を計画立案して、遂行し、負け続けました。

 森ゆうこ議員の「国民の感染者はどのくらいか」という質問は、戦争の文脈でたとえれば「敵」であるウイルスに、自陣営はどのくらい損害を受けているのか、あるいは「敵」の勢力はどれほどのものか、という質問に相当します。そんな、基礎的な情報を、対コロナ戦の最高司令官をつとめている安倍総理はじめ、参謀本部を支える安倍内閣の面々は、持っていなかったのです。 

 自分の手元のペーパーに書かれていない、自分の頭の中にも情報としてインプットされていない、ということに何の疑いももたず、彼らは国会に臨んでいたわけです。これでは勝てる戦でも勝てません。「馬鹿な大将、敵より怖い」とは、まさに現在の日本の状況そのものです。コロナウイルス以上に怖いのは、独裁を強める安倍政権の面々の愚かさです。

 森氏の質問に対する安倍総理の答弁を受けて、IWJファンドレイジングイベントや、岩上安身のインタビューでおなじみの立川談四楼氏がツイッターで以下のようにツイートしました。

 「質疑は安倍さんの資質を白日の下に晒け出す。森ゆうこ議員の『現在の感染者数は?』に安倍さんは『事前通告がなかった』などと逆ギレし、答えられない。新聞にも載っている数字を、新型コロナウイルス対策本部長でもある安倍さんは、大まかでも把握してないのだ。PCR検査20000のどこが信じられようか」  

※立川談四楼氏のツイート(2020年4月30日)
https://twitter.com/Dgoutokuji/status/1255704857828184065

 このツイートは5600件のリツイートを集め、話題となっています。

 岩上安身による立川談四楼氏のインタビューは下記のURLからご覧になれます。ぜひいちどご覧になってみてください。

※「社会的弱者や困難に直面する人に共感するという感情が欠落してる」安倍政権!「闘うには敵を知ることが大切なんだ」~岩上安身によるインタビュー 第886回 ゲスト 落語家立川談四楼氏 2018.7.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/427330

■日本国内コロナ感染、現在は欧州起源の第2波か? 感染研、武漢由来の第1波はほぼ終息と発表。問題は欧州起源のウイルスの危険性! 感染者が重症化しやすく、致死率が高い! 危ないのはこれからかも!?

 4月27日、国立感染症研究所病原体ゲノム解析研究センターは、3月以降の日本での新型コロナウイルスの感染は欧州で流行しているウイルス株と同様の遺伝的痕跡を持つという研究情報「新型コロナウイルスSARS-CoV-2のゲノム分子疫学調査」を発表しました。

 これは新型コロナウイルス感染が確認された日本国内約560人の患者から集められたウイルスのゲノム(全遺伝情報)の配列を、世界各国のデータベースに登録された約4,500人分のウイルスのゲノムと比較し分析したものです。

 感染研はその分析の結果を、日本およびクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス号」で発生した初期クラスター感染で検出されたウイルスは、中国の武漢で検出されたウイルスと遺伝的に類似しており、国内で1月から2月にかけて広がっていた「中国発の第1波」は「濃厚接触者をいち早く探知して抑え込むことができた」としています。

 また、「3月中旬から全国各地で “感染リンク不明” の孤発例が同時多発で検出されはじめた」のは、「渡航自粛が始まる3月中旬までに海外からの帰国者経由(海外旅行者、海外在留邦人)で “第2波” の流入を許し、数週間のうちに全国各地へ伝播して」広がって、現在の日本各地の感染を形成している可能性がある、とも述べています。

※新型コロナウイルスSARS-CoV-2のゲノム分子疫学調査(国立感染症研究所病原体ゲノム解析研究センター、2020年4月27日)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/basic-science/467-genome/9586-genome-2020-1.html

 さらに感染研は、「欧州由来の第2波」として、患者と無症状病原体保有者が増加した理由について、「この海外旅行者を契機とした同時多発と3月中旬以降の行動制限への理解が不十分だったことを鑑みても、由来元が不明な新型コロナウイルスが密かに国内を侵食し、現在の感染拡大へ繋がったと考えられる」と、発表しています。

 クラスター対策は成功して「第1波」は押さえ込んだのに、「欧州旅行帰りの無症状ウイルス保有者が行動制限への理解不足で感染を広げた」とも受け取れる弁明のような「分析」です。

 この「分析」が正しいものかどうかは、専門家同士の議論にゆだねるとして、現在流行しているのが欧州型だとしたら、これは厄介なことです。

 新型コロナウイルスには、遺伝子の変異によって3つのタイプが報告されています。現在、欧州で広がっているウイルスは、武漢で発生したものや、東アジアで広がったものとは異なり、感染者が重症化しやすく、致死率が高いことが指摘されているからです。欧米ではすでに多数の医療従事者が他界しています。

 日本では、欧州に比べて致死率が低いことの理由について、清潔好きな国民性だから等々、さしたる科学的な根拠もない言説が流されていますが、それがウイルスのタイプ差だとしたら、これから先こそ、要注意です。警戒をゆるめる時ではありません。

※新型コロナ 懸念される「欧州型」の重症化(毎日新聞医療プレミア、2020年4月24日)
https://mainichi.jp/premier/health/articles/20200423/med/00m/100/006000c?pid=14517

■死因不詳のご遺体について、検査をせず、コロナが原因であっても闇に葬られる!? 葬儀社スタッフ、現場担当の警察官の感染リスクはどうなる!!
 
 この記事は地味なようですが、スクープかもしれません。
 
 埼玉県で、複数の葬儀社を営む経営者から、一昨日、IWJに葬儀の実態についての生々しい情報が提供されました。

 「埼玉県警察からは、病院以外でお亡くなりになって、死因が不詳だった場合に、検視官の判断によって『特にPCR検査をする必要はない』と言われています。仮にコロナが原因でお亡くなりになっていたご遺体だったら、ご遺体を扱う私たちはもとより、警察の方々にも感染の危険があり、非常に怖いです」と訴えていました。

 経営者は、埼玉県議会議員に相談したところ、県議会議員は「埼玉県の現状は、警察の検視官がコロナの可能性が高く、検査の必要があると認めたご遺体のみPCR検査をしている」と現状を回答しました。行政による不作為、あるいは作為の「検査しないゾーン」が社会の中で広がっており、そこから他の世界へとシミが広がるように、感染は広がってゆくでしょう。

 警察は上意下達の組織です。現場ごとに自由な裁量でPCR検査をしたり、しなかったり、自由にできるわけではないはずです。埼玉県の、肺炎死亡者での死亡者の検視とPCR検査の指針はどこからおりてきたものなのか、県警トップなのか、それとも警察庁からか。その上には官邸の意向があるのか。そのあたりが非常に気になります。
肺炎を病んでいても、頑なにPCR検査をしない、しないことで、コロナ患者と特定をしない。これは一種の「隠蔽」です。そしていくら「隠蔽」しても、ウイルスは人間の思惑とは関係なく、人から人へと感染し続けていきます。
 
 日本は、他国に比べて、比較的新型コロナウイルスによる死亡者が少ないと評価する向きがありますが、実際はどうなのでしょうか。このように現場を危険にさらして、ご遺体の死因を隠蔽し、死者数を少なくしていることは全くないと言えるでしょうか?

 今日の多くの都道府県で、この埼玉県と同様のことが起きている可能性があります。コロナで死亡した疑いがある方でも、調べず闇に葬る。ご高齢の孤独死の方も多いので死因を調べてくれ、と訴えるご遺族が、そもそもいない人も少なくないでしょう。それが表沙汰にならない一因かもしれませんが、検査をしないまま、介護し、治療を受け、みとられ、葬られる、その一連のプロセスにかかる人々の「人権」がどうなるのでしょうか?

 前出の県議会議員は、この現状をよしとはせず、「このままですと、皆さま(葬儀業者)の安全性が担保できない」として「大野元裕埼玉県知事に、『変死扱いの遺体については原則PCR検査を行うよう運用を変える』旨の要望書を提出しました」と続けたそうです。 

 今後、知事がどのような判断を示すのか、注目されます。
 
変死体で新型コロナ陽性、1カ月で6件 警視庁(日本経済新聞、2020年4月20日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58268750Q0A420C2CC1000/

”グレーゾーン遺体”で要望書(NHKNEWSWEB、2020年4月27日)
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20200422/5010007674.html

遺体のPCR検査 独自に実施も 大学の法医学教室 新型コロナ(NHKNEWSWEB、2020年4月27日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200427/k10012406781000.html

■<本日の再配信>新型コロナ禍拡大の中、安倍総理が憲法に緊急事態条項を新設する議論を呼びかけ! 自民党改憲推進本部が協議! 世論調査では51%が賛成! 安倍政権が「学ぶ」ナチスの手口! 本日午後8時より「岩上安身によるインタビュー 第662回 ゲスト 石田勇治・東京大学教授 後編」を再配信いたします!

 本日午後8時より、2016年7月1日に収録した、岩上安身による石田勇治東京大学教授インタビュー後編を、公共性に鑑み全編フルオープンで再配信いたします。

 安倍総理は今年4月7日、衆院議院運営委員会で、「今般の新型コロナウイルスへの対応も踏まえつつ、国会の憲法審査会で与野党の枠を超えた議論を期待したい」と述べ、憲法に緊急事態条項を新設する改憲の議論を行うよう呼びかけました。

※コロナ禍 首相、改憲議論呼び掛け 野党議員「不要ではないが不急」(東京新聞、2020年4月8日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202004/CK2020040802000141.html

 さらにその3日後の4月10日、自民党は憲法改正推進本部で新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、憲法に緊急事態条項を新設する改正案について協議しました。

※緊急事態の改憲論議 自民、野党に呼びかけ コロナ拡大踏まえ(日本経済新聞、2020年4月10日)
https://s.nikkei.com/3bS4faB

 昨日のこの日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、共同通信の世論調査によると、憲法に緊急事態条項を新設することに対して、51%が賛成と答え、反対と答えた47%を上回っています。

※緊急事態条項の賛否二分 憲法改正「必要」は61%(共同通信、2020年4月29日)
https://this.kiji.is/627988163796108385

 ドイツ近現代史が専門で、ナチス研究の第一人者である石田教授は、当時最も民主的なワイマール憲法を掲げていたドイツでヒトラーのナチズム(ファシズム)が生まれた経緯について、実は民意で選ばれたわけではないし、ヒトラーが超絶的なカリスマで、彼が主体となって独裁権力を自らの力で簒奪したのでもない、と解説しています。

 当時のドイツ経済はハイパーインフレにも見舞われ、世情は騒然としていました。ヒトラーのナチ党は選挙で躍進しましたが、その議席数は過半数に届いていませんでした。

 そのような中で、かつてのドイツ帝国を取り戻したいと願う、ヒンデンブルク大統領ら旧保守派と「新興右翼」であるナチスとの利害が一致しました。「国家緊急権」という仕組みが憲法に残され、これが乱用されていった結果、ヒトラーの独裁が成し遂げられました。

 「自民党の改憲草案の緊急事態条項は、ナチスが独裁を確立した大統領緊急権とその後の授権法を足したような強力な独裁条項だ」

 石田教授は、自民党の緊急事態条項について、このように断じています。

 麻生太郎副総理は、2013年7月29日、櫻井よしこ氏が理事長を務める国家基本問題研究所で「ある日、ヴァイマル憲法がナチス憲法に変わっていた。誰も気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうか」と発言しました。

※麻生副首相のいわゆる「ナチス発言」「一部撤回発言」に関する質問主意書(衆議院、2013年8月5日)
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a184006.htm

 石田教授は、このような発言をする人物が国政の中心にいることの恐ろしさを指摘しています。

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【タイムリー再配信 645・IWJ_YouTube Live】20:00~
参院3分の2議席で日本でも現実に! 安倍政権が「学ぶ」「ナチスの手口」とは何か? 絶対悪ヒトラー独裁政権の誕生過程を徹底検証!~ 岩上安身によるインタビュー 第662回 ゲスト 石田勇治・東京大学教授 後編
視聴URL:https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

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■軽い段階でPCR検査をしないと蔓延する! 政府の水際対策とクラスター対策を批判! 4月の有料メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」は、今年2月16日に収録した「岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・医学博士上昌広氏インタビュー」を発行しました! ぜひまぐまぐでメルマガ「IWJ特報!」の登録をお願いします!

 メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」は、昨年9月から今年3月まで、昨年6月17日収録の「電機産業は崩壊!? 凋落する日本のものづくり! 岩上安身による『「空洞化」と「属国化」 ~日本経済グローバル化の顛末』著者 名古屋経済大学・坂本雅子名誉教授インタビュー」を発行してきましたが、ここでいったんお休みさせていただきます。

 ゴールデンウィーク中に、坂本雅子名誉教授のインタビューを再配信します!5月2日に前編、5月3日に後編に再配信の予定です! ぜひこのゴールデンウィーク中に御覧になってください!詳しい注をつけた「IWJ特報!」はまぐまぐにご登録いただくか、IWJサポート会員にご登録ください!  

※岩上安身のIWJ特報の登録方法は、下記のURLからお進みください。最初の1ヶ月は無料でご利用できます。
https://search.mag2.com/MagSearch.do?keyword=IWJ%E7%89%B9%E5%A0%B1

※またまぐまぐのバックナンバーも読め、過去の動画をすべて視聴することができるIWJサポート会員は、下記のURLからお入りください。ご登録をよろしくお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 「岩上安身による坂本雅子氏インタビュー」は、まだ全体の4分の1ほどが残っています。この続きは、後日必ず発行いたしますので、しばらくの間お待ちください。

 「岩上安身による坂本雅子氏インタビュー」の全編動画は、下記URLよりご視聴いただけます。

※電機産業は崩壊!? 凋落する日本のものづくり! 岩上安身による『「空洞化」と「属国化」 ~日本経済グローバル化の顛末』著者 名古屋経済大学・坂本雅子名誉教授インタビュー 2019.6.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/450800

 4月の「岩上安身のIWJ特報!」は、今年2月16日に収録した、「岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・医学博士上昌広氏インタビュー」を全文文字起こしし、注釈をつけて発行いたしました。

 岩上安身による上昌広氏インタビューの第1弾が行われたのは2月16日。その直前の13日には、新型コロナウイルスにより日本国内で初の死者が出たばかりでした。

 2月15日には加藤勝信厚労相が緊急会見を行い、「感染経路が判明していないケースが複数ある」として、事実上国内で感染が流行していることを認めました。

 そして、インタビュー当日の16日、政府はやっと重い腰を上げ、初めて感染症対策専門家会議を開催しました。

 インタビューの中で上氏は、政府の水際対策や感染経路からクラスターを追いかけるやり方を批判し、「医学的には意味がないと思いますよ。ファクトとしては、12月半ばからすでにヒト・ヒト感染して、日本は1月23日まで何もしていなかったので、大量に入っている可能性がある」と述べ、検査の必要性を訴えています。

 上氏は「各クリニックで一斉に検査したら、とっくに感染者が大量に見つかっている可能性があるんです」「軽い段階で検査させないと蔓延するんです」と訴え、重症にならなければPCR検査を受けられない国の方針について、「国立感染症研究所に大量の予算がついて、(そこが)検査をやることになっているから」と語っています。

 このインタビューからすでに2か月以上が経ちましたが、PCR検査件数の少なさに対する批判は、ますます強まっています。

※東京の感染者数は30万人!? 130万人!? 日本全国で100万人の感染者が普通に生活している!? 京大iPS細胞研究所山中伸弥教授は東京のPCR検査陽性率20%に「非常に危険な状態」「感染者増加を見逃す」と警告! 2020.4.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473480

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 「岩上安身による上昌広氏インタビュー」は下記URLよりご視聴ください。

※パンデミック前夜!? 日本人の間で感染爆発!? 2月13日からフェイズが変わった!「不要な」水際対策で「ダイヤモンド・プリンセス」が犠牲に!~岩上安身によるインタビュー 第983回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏 2020.2.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/467819

※新型コロナウイルス感染症対策専門家会議は帝国陸海軍体質の「情報非開示」と「自前主義」のせいで民間検査が進まない!? 岩上安身によるインタビュー 第986回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長・医学博士 上昌広氏 第2弾 2020.3.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/469463

※PCR検査をしなかったことが感染の蔓延を招いたのは明らか! 緊急事態宣言の全国拡大は不適切で無責任! ~ 4.21 岩上安身によるインタビュー 第990回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長上昌広医師 第3弾 2020.4.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473266

■【スタッフ募集・在宅テレワーク、地方在住者には都内で借り上げ社宅も!】IWJでは在宅テレワークのスタッフも募集します!地方にお住いの方、東京近郊で週のうち何日かは出勤、残りは在宅で、という働き方も可能。コロナ感染リスクが高い東京の「通勤ラッシュ」も避けられます!! ぜひご応募ください!

 IWJではテキスト班、動画班、事務ハドル班などの一部で、コロナウイルスショックに見舞われる前から、在宅テレワークでの働き方を進めています。

 テキスト班は、リサーチや記事執筆、岩上安身のインタビューのパワーポイント作成や、この日刊IWJガイドの執筆などを在宅でお願いしています。

 動画班では、お住いの地域での中継スタッフをお願いします。動画編集が得意な方であれば、在宅でYouTubeのIWJアカウント「Movie Iwj」用の動画編集をお願いいたします。

 事務ハドル班は、岩上安身のインタビューのアポイントやIWJの日々の中継の手配、取材交渉などを、在宅でお願いいたします。

 首都圏近郊にお住まいであれば、週のうち何日かは事務所に出勤、残りは在宅テレワークという働き方も可能です。東京から離れた、通勤はまったく無理な地方の方も、在宅テレワークで働くことが可能です。

 また、IWJには借り上げ社宅という制度もあります。都内のIWJの事務所の近くに会社が借り上げたワンルームマンション等に、住居費の半額を支払って住み、通勤時間ゼロで仕事をすることができます。

 東京は家賃が高く、安い家賃の物件を探そうとすると、都心からかなり離れないと見つけられません。そのために他の都市圏では考えられないほどの超長時間の遠距離通勤が「当たり前」とされているのです。

 しかも、通勤時間帯では、他の地方では考えられないほどのラッシュとなり、「換気の悪い、密閉空間」に閉じ込められるわけで、コロナ感染のリスクがきわめて高い状態にさらされ続けることになります。その点からも、満員電車のラッシュは避けるに越したことはありません。

 地方にお住いの方でも、また、首都圏でも都心までは遠距離で毎日通うのは大変、という方でも、ぜひご応募ください!

 詳しくはぜひ、下記のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。

■【スタッフ募集・インターン】コロナ禍のためにバイト先がなくなり、退学を考える学生が急増しているといいます。退学を考える前に、IWJでアルバイトあるいはインターンの検討をぜひ! IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! 進路として報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職・試験突破の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 コロナの影響でアルバイトが減らされて困窮した大学生らが退学を検討していることが報じられ、ネット上で話題になっています。

※バイト代激減、学生困窮 食費1日300円でしのぐ 学費払えず退学視野(時事ドットコムニュース、2020年4月20日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041900134&g=soc

 これに対して岩上安身は以下のようにツイートしました。

 「退学なんてもったいない。本当に困っている学生、院生らは、IWJに来てください。学業を続けながら、バイトが可能です。相当、融通をきかせられるので、ぜひ。バイトしながら、メディア受験の指導もするインターンもぜひ」

※岩上安身のツイート(2020年4月20日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1252206309304197120

 進路として、報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! ポストドクターの方も含めて、報道に興味ある学生の方は、下記応募フォームより、ぜひご応募ください!

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfXmrohCgSv4wxA-iWUk227Ber03r14GPhDoJgu4xyFyxKiCA/viewform

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、仲川正紀、千浦僚、城石裕幸、布施絵理子、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】