日刊IWJガイド「IWJ代表・岩上安身が緊急メッセージ! 緊急事態宣言は1か月延長へ!!」2020.4.30日号 ~No.2786号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~IWJ代表・岩上安身が緊急メッセージ! 安倍政権の「策略」がぴたりとはまり、「改憲による緊急事態条項の導入」に5割の国民が賛成!? 特措法にもとづく現在の緊急事態宣言とはまったく中身が違うことに多くの人々が気づかず! 「自粛」のため集会もデモもできない市民の戦う手段はネットのみ! IWJは改憲による緊急事態条項の危険性を訴え続けてきたネットメディアとして戦い抜きます! 4月も末ですが、ご寄付・カンパはいまだ目標額の5割にも届きません! この危機を、既存の記者クラブメディアと違い、権力や大資本におもねらず、庇護を受けることもなく、ただ市民の皆さんに支えられて市民のための独立メディアとしてサバイバルし戦い抜きたいと思います! そのためにもぜひ、緊急カンパをお願いします! どうか皆様の温かいご支援をよろしくお願い致します!   
┠■自粛でどこへも行けないGWは、ご自宅でIWJチャンネルのまとめ視聴をぜひ、どうぞ!! IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」 への登録をぜひ、お願いします!目標は10万人突破! 登録の呼びかけ・拡散もお願いします! 
┠■【中継番組表】
┠■<昨日の岩上安身のインタビュー報告>「『アベノマスクゲート』に迫る!! 466億円の詳細いまだ不明! コロナ禍悪用の利益誘導疑惑! 岩上安身による社会民主党党首・福島みずほ参議院議員緊急単独インタビュー」
┠■10万円給付、世帯主に頼れぬ方は自治体に申請を!布マスクのお粗末さを手を緩めず追及してゆく!政策の基軸は人の生命と生活を守ること~4.29 社会民主党党首福島瑞穂氏は定例記者会見
┠■今年度の補正予算案の国会審議が27日に開始!! 厚生労働省補正予算案では、PCR検査費に49億円が計上されているものの、これはたったの55万件分!! 1日あたりに直すと1500件!? 「1日2万件」はウソだったのか!?
┠■新型コロナウイルス患者を受け入れた病院は平均で月2億円の赤字! 財政的な側面から起きつつある医療崩壊を日本共産党志位委員長が明らかに!
┠■緊急事態条項を憲法改正し新設する案に賛成51%、反対47%と賛成が上余り、改憲には61%が肯定!! このままでは「安倍独裁」も可能に! 会見での質問に答えた安倍総理の「国民の皆様が決めるものだ」という言葉を、今こそ考える時!!
┠■<ニュース・フラッシュ>
┠■【1】安倍総理 緊急事態宜言の5月6日終了は厳しいとの見通し。その後の報道で緊急事態宣言は1か月程度延長へ!!
┠■【2】全国知事会、 緊急事態宣言延長を要請 休業要請に応じない事業者に対しては罰則規定を要望
┠■【3】厚生労働省が 軽症患者に対して緊急性の高い13のチェックリストを公開
┠■軽い段階でPCR検査をしないと蔓延する! 政府の水際対策とクラスター対策を批判! 4月の「岩上安身のIWJ特報!」は、今年2月16日に収録した「岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・医学博士上昌広氏インタビュー」を発行します! ぜひまぐまぐでメルマガの登録をお願いします!
┠■【スタッフ募集・インターン】コロナ禍のためにバイト先がなくなり、退学を考える学生が急増しているといいます。退学を考える前に、IWJでアルバイトあるいはインターンの検討をぜひ! IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! 進路として報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職・試験突破の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!
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■はじめに~IWJ代表・岩上安身が緊急メッセージ! 安倍政権の「策略」がぴたりとはまり、「改憲による緊急事態条項の導入」に5割の国民が賛成!? 特措法にもとづく現在の緊急事態宣言とはまったく中身が違うことに多くの人々が気づかず! 「自粛」のため集会もデモもできない市民の戦う手段はネットのみ! IWJは改憲による緊急事態条項の危険性を訴え続けてきたネットメディアとして戦い抜きます! 4月も末ですが、ご寄付・カンパはいまだ目標額の5割にも届きません! この危機を、既存の記者クラブメディアと違い、権力や大資本におもねらず、庇護を受けることもなく、ただ市民の皆さんに支えられて市民のための独立メディアとしてサバイバルし戦い抜きたいと思います! そのためにもぜひ、緊急カンパをお願いします! どうか皆様の温かいご支援をよろしくお願い致します!     

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 すでにお気づきの方も方も多いと思いますが、安倍総理が4月7日に特措法にもとづく緊急事態宣言を発令して以来、国民は政府の呼びかけに応じて、「自主」的に、集会、講演、シンポジウム、街頭スピーチ、デモ等々を「自粛」しています。この稿を執筆中に、緊急事態宣言を1か月程度延長する方向で、政府が調整に入ったとの報道もありました。

※緊急事態宣言延長へ 政府調整、全国対象に1カ月程度(日本経済新聞、2020年4月29日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58626910Z20C20A4MM8000/

 コロナを封じ込めるために、これは致し方ないことであり、私たち自身と他の人々の生命と健康を守るためでもあります。しかし、この間に政治的に危険な状況がひそかに進行しつつある、ということに私たちはもう少し敏感になる必要があります。

 IWJでは、私、岩上安身のインタビューを軸とした、IWJオリジナルコンテンツ製作・配信と、他の人々が用意した講演や集会、シンポジウムなどの中継、録画配信を通じて世間に広くお伝えする公共コンテンツの2つを柱としてきました。しかし、今、その公共コンテンツとなる、上記のような集会やデモ、シンポジウム、講演などが一切中止で、中継でお伝えするイベントがほとんど何もありません。

 私たちはもちろん、大臣会見や野党合同ヒアリングなどを取材、中継したり、目前のコロナ恐慌についてはインタビューや日々の日刊ガイドなどのテキスト記事を通じて、全力でお伝えしております。実際、日刊ガイドはコロナ以前とは比べ物にならないほどコロナ以後は質量ともに充実させております。

 それでも公共コンテンツをお伝えできない、言いかえるとデモも集会もない日々というのは、ひどくさびしいものです。

 反原や安保法制反対デモの最盛期などは1日15件も中継を行っていましたし、比較的落ち着いていた、コロナ直前でも1日数本はお伝えしておりました。それが今やゼロの日も珍しくなく、再配信録画のみの日もあります。

 しかし、ここで申し上げたいのは「自粛」によって、私たちのコンテンツがさびしくなった、などという小さな問題ではなく、市民の声をあげる場がコロナ禍とはいえ皆無になってしまっている状況が出現してしまった、という事態についてです。

 わざわざそんな時に政府を忖度するマスメディアは、4月7日の段階から特措法の緊急事態宣言を早く発令せよ、と足並みをそろえてはやしたてており、最近になってからは国民から見れば、頼んでもいない「緊急事態条項を改憲し新設する案に賛成か反対か」 という世論調査を行い、5割の国民が「イエス」と答えるという「空気」が作り出されています。(「改憲」という質問に至っては6割が賛成)

※緊急事態条項の賛否二分 憲法改正「必要」は61%(共同通信、2020年4月29日)
https://this.kiji.is/627988163796108385

 「空気」には徹底的に弱いのが日本人です。もちろん、「空気」は人々の言動、行動、アピールによって変えることができますが、声をあげるために街に打って出ようとしても、それが今はできません。誰も外へ出られ。誰も街にいない。誰も飛沫を飛ばすほど叫べない。そんなタイミングを狙って、案の定、というべきか、政・官と一体になって、既存記者クラブメディアは、改憲による緊急事態条項の必要性をうながすような、「世論調査」の名を借りた世論操作を(マニピュレーション)を行い始めたのだと疑いたくなるのは、これは当然のことです。

 これは不気味です。同時に実によく練られた策略であると思います。

 国民が、いや全人類がコロナ禍で苦しんでいるという時に、民主主義を根本から徹底的に破壊し、ヒトラーの全権委任法を上回る改憲による緊急事態条項で独裁権力を樹立して国家総力戦体制をを作り出す。そのためにコロナショックまでも、あざとく悪用する。その執拗さからは、改憲への狂気じみた情熱、国民へのとことんの軽悔、民主主義へのあからさまな敵意、そして靴の裏でもなめる日米安保への奴隷根性を改めて感じさせて、空恐ろしいとしか言葉が見つかりません。

 3月14日の会見に私は、安倍総理に質問しました。総理は特措法での緊急事態宣言での 「報道の自由は守る」と発言しましたが、私がたずねた改憲による緊急事態条項について「これはまったくの別のもの」であり、「国民の皆様が決める」ものだと自信を見せて、私が口にした「懸念される安倍独裁」という言葉については否定も肯定もしませんでした。

 私はこの質問の際は、改憲による「今回の特措法の非常事態宣言がひとつの布石となって、国民を慣らし、その後にこの緊急事態条項を導入するのではないか、という懸念があります」と発言しましたが、ほとんどの人に、この警告は真剣には耳を傾けてもらえなかったようです。悪い予測の通りに次々と物事が進行しつつあります。

 2012年、自民党が改憲草案を発表して以来、直後からIWJは早くからその危険性を見抜き、批判を繰り返してきましたが、とうとうここまできてしまったのか、という感があります。

 安倍総理の究極の狙いは9条改憲などではなく、結局、改憲による緊急事態条項なのであり、おそらくは米軍から求められてのことなのでしょう。その見返りに、日本国内での権力はどんな不祥事があっても維持される。安倍政権はどんな汚職を働こうとも、検事総長に子飼いの人間をすえて誰からも罪を問われることがないでしょう。そんな政権は自ずと腐敗し堕落していきます。

 官邸はむろんのこと、各省庁官僚も、司法も、警察も、マスメディアも、広告業界も、あげて忖度し、一度も我々国民に明らかにされていないその日米間の「合意」とやらに向かって、ズルズルと引きずられて行きつつあるよう見えます。もちろん、声をあげて、その歩みにストップをかけ、遅らせる試みを続けている人々は数々いましたし、今もいます。

 しかし、街頭で抵抗する姿を見せ、声をあげてその「意志」を可視化してきた、これまでのたくさんの人々の努力が、コロナという魔法のひと杖によって「フリーズ」がかかってしまいました。

 外出や三密の自粛要請のために、デモや抗議行動、集会、講演、シンポジウムなど、本来ならIWJがお伝えすべき各種の公共コンテンツがまったく開催されなくなり、政治や社会問題を市民が訴え、市民が知る場がなくなってしまっています。屋内、屋外を問わず、人が集まれず、声をあげることができないのです。

 現時点では誰も深刻には指摘していませんが、これは民主主義における、最も重要な基盤である、集会の自由、言論の自由への制約であり、その静かなる危機であると思っています。

 今、できることは何か。たったひとつしかありません。ネットです。

 インターネットを用いること、ネットで情報を伝達し、政府とマスメディアのプロパガンダを打ち破り、「改憲の緊急事態条項賛成6割」という世論を転倒させることです。手段はネットしかありません。

 今、私もIWJも、ネットメディアの我々がやるべきこと、果たすべき使命は、コロナによって人々の行動に自粛が求められている時だからこそ、一層増えているはずだと考えます。どうぞ、我々がフルオープンにしたコンテンツは広く拡散してください。動画をみたり、テキストを読んだりした方は、自分の身の回りのあるいは自分からSNSのネットワークでつながる方々にその中身を咀嚼しておつたえいただければと思います。

 我々にもっともっと力があれば、コロナと恐慌の問題以外の沢山の問題についても、コンテンツをお届けできるのにと、歯がゆくてなりません。資金も人員も機材も、足りないものだらけです。コロナが感染拡大するこの間にも、国会では種苗法、検察庁法改、など、悪法が目白押しです。もちろん、改憲による緊急事態条項の導入は、すべてを根底から覆す暴挙であり、絶対に阻止しなければなりません。

 全力でこれらの不正義と戦っていきますので、どうか応援していただきたいと思います。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします!
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 また、身近なコロナ体験があれば是非、IWJにお寄せください。

 検査体験や、検査・受診の拒否体験、陽性診断後の隔離や入院・退院体験やご家族の苦労談。

 介護や育児中だが検査できず、自分の陽性・陰性が不明で、家族や恋人と接触できるか判断できない困惑。

 特に無症状の陽性が6%もいると慶応大で判明後の行動パターンの変化。

 そのほか感染予防の、苦労、工夫、対人接触8割減の実現方法も。できて何割、あるいは諦めているか。満員電車を避ける工夫や、在宅勤務の実行具合などなど。

 医療従事者の方々にお読みいただけたら、医療物資不足や感染への恐怖・不安、コロナ以外の理由で受診している患者のうち、どのくらいの無症状な陽性患者がいると思うか、そうした方々ににどう対処するか。医療従事者の方々の体験もぜひお寄せしていただきたいと思います。

 さらに、コロナ恐慌による倒産と失業の危機について。どうやってしのぐのか。無利子、無担保で政府から借りても、危機後に返済可能なほど経済は回復するかという不安。サラリーマンは、会社の倒産や規模縮小、失業、賃金カットへの心配、転職の検討。
 
 こうした具体的な体験談をお寄せください。ご自身で書かれているものでも、取材に応じて話す、という方でもけっこうです。

 そして、皆様の貴重な体験情報をIWJを通じて、出来るだけ多くの方々に伝え、役立てたいと思います。皆様と我々と社会全体がコロナにも負けず経済苦にも負けず、サバイバルするためにも、どうぞ、温かいご支援をよろしくお願い致します!
 
 なお、IWJでは毎期、決算報告を日刊IWJガイド、および会員向けメールでもご報告させていただいております。また、ホームページ上にも公開しており、過去の分とあわせて、いつでもご覧いただけます。

 IWJホームページの上端のメニューバーにある「ガイド・お知らせ▼」をクリックしていただき、プルダウンメニューから「IWJ決算報告」をご覧ください。
https://iwj.co.jp/join/about.html#overview

 特定のスポンサーをもたないことで、真の報道の自由を目指してきた独立メディアであるIWJは、活動経費の半分を皆様からのご寄付・カンパで、残りの半分を会員の皆様の会費で賄っています。4月19日時点の会員数は4708名様です。会員の人数が増えれば、IWJの経営はそれだけ安定します。早く5000名様に再到達したいと願っています。

 IWJの一般会員へご登録いただければ、岩上安身によるインタビューなどのIWJオリジナルコンテンツを1か月間何度でもご覧いただけます。まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方はぜひ、この機会に会員登録をお願いいたします!

 現在一般会員の方は、ぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください!

 サポート会員にご登録いただくと、全てのIWJのコンテンツをいつでもお好きな時に何度でもご覧いただけます。また、サポート会員の比率が高まれば、その分だけIWJの経営は安定します!

 また現在、会費未納等でいったん休眠会員となられている方は、ぜひこの機会に再開をご検討ください!会員番号はすべて保存してありますので、会費をご納付いただければ、着金が確認され次第、いつでも再開できます!

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※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18

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 IWJでは岩上安身によるインタビューや毎日の中継の録画を短くまとめたハイライト動画をアーカイブとしてIWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」にラインナップしています。

 また、国会での審議の中で、重要な質疑応答や話題のシーンも国会ハイライトとしてアップしています。

 これらの動画は、スタート画面に、大きなタイトルをつけて、皆様に内容をわかりやすくご案内もしています。下記のURLから、一度ご覧になってみてください。

 YouTubeのチャンネル登録者が増え、動画の視聴回数が増えれば、広告料も入り、IWJの財政安定の助けになります。まだ登録されていない方は、この機会にぜひご登録をお願いします!

 昨日現在、42591人のご登録があり、この1か月で、約1500人の登録があり、70万件のご視聴をいただきました。ご登録、ご視聴された皆さま、ありがとうございます。ぜひ、まだご覧になっていない方は、この外出のままならない連休の間に御覧になっていただき、チャンネル登録とともに、他の方へのおススメや、拡散もよろしくお願いします。

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◆中継番組表◆

**2020.4.30 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】15:30~「日本外国特派員協会主催 角田徹氏(東京医師会副会長)オンライン記者ブリーフィング」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 「日本外国特派員協会」主催の、角田徹氏によるオンライン記者ブリーフィングを中継します。これまでIWJが報じてきた新型コロナウイルス関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/special_new-coronavirus
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【IWJ・Ch5】16:30~「東京都医師会 緊急会見 ―内容:東京都医師会の新型コロナウイルス感染症対策について」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 東京都医師会の緊急会見を中継します。IWJが報じた東京都医師会関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/472967
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【タイムリー再配信 642・IWJ_YouTube Live】21:00~「参院3分の2議席で日本でも現実に! 安倍政権が『学ぶ』『ナチスの手口』とは何か? 絶対悪ヒトラー独裁政権の誕生過程を徹底検証! ~ 岩上安身によるインタビュー 第662回 ゲスト 石田勇治・東京大学教授 前編」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2016年7月に収録した、岩上安身による石田勇治・東京大学教授インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた石田勇治氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%9F%B3%E7%94%B0%E5%8B%87%E6%B2%BB

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/313466

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◆中継番組表◆

**2020.5.1 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 643・IWJ_YouTube Live】15:00~「『今回起きたことは 今後改良できる材料として使っていただけたら今回の民事裁判は 私にとって本当に意味のあるものだったと思えます』 ~12.18伊藤詩織氏(フリージャーナリスト)民事裁判 判決報告集会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2019年12月に収録した、「伊藤詩織さんの民事裁判を支える会 Open the Black Box」主催の集会を再配信 します。これまでIWJが報じてきた伊藤詩織氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e4%bc%8a%e8%97%a4%e8%a9%a9%e7%b9%94

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/463944
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【タイムリー再配信 644・IWJ_YouTube Live】18:00~「『国の役割というのは、国民の健康と安全を守ることじゃないですか!!』 ゲノム編集食品・作物の規制と表示を求める署名が、各省庁に提出される!! ~1.30 署名提出院内学習会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 1月30日に収録した、「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」、「日本消費者連盟」主催の学習会を再配信します。これまでIWJが報じてきた食の安全関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%a3%9f%e3%81%ae%e5%ae%89%e5%85%a8

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/466245
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【タイムリー再配信 645・IWJ_YouTube Live】20:00~「参院3分の2議席で日本でも現実に! 安倍政権が『学ぶ』『ナチスの手口』とは何か? 絶対悪ヒトラー独裁政権の誕生過程を徹底検証! ~ 岩上安身によるインタビュー 第662回 ゲスト 石田勇治・東京大学教授 後編」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2016年7月に収録した、岩上安身による石田勇治・東京大学教授インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた石田勇治氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%9F%B3%E7%94%B0%E5%8B%87%E6%B2%BB

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/323391

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■<昨日の岩上安身のインタビュー報告>「『アベノマスクゲート』に迫る!! 466億円の詳細いまだ不明! コロナ禍悪用の利益誘導疑惑! 岩上安身による社会民主党党首・福島みずほ参議院議員緊急単独インタビュー」

 昨日29日、岩上安身は、社民党党首の福島みずほ参議院議員にインタビューをしました。

 昨日の日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、福島議員が厚生労働省に迫って、国と契約を結び「アベノマスク」を受注した企業を明らかにしました。そして、なぜカビや汚れのついた不良品のマスクが検品もろくにぜすに宅配されたのか。疑惑が多い4社目の会社「ユースビオ」という会社と経営者の謎、マスク予算の水増し請求疑惑についてなど集中的にうかがいました。

 福島議員は安倍総理のマスク2枚政策に「なぜマスク?」と不思議に感じ、受注先に問題があるのでは、と考えたといいます。そして4月10日に「受注先を教えてほしい」と厚生労働省のマスク班に問い合わせたそうです。しかし13日に「作業の進捗等に影響がないように留意」するとして企業名が伏せられた回答が送られてきました。

 政府が何かを購入した場合、公共調達の適正化のルールにより、3ヶ月以内に調達先を公表しなければなりません。これを根拠に福島議員は「どっちにみち明らかにしなければいけないのなら、早く明らかにしてくださいよ」と詰め寄りました。 これによって厚生労働省は21日に、受注先が興和、松岡コーポレーション、伊藤忠の3社で、合計で90.9億円であったとの情報を公表しました。

 しかし全戸向け2枚マスクの受注先は3社である一方、妊婦さんへのマスクは4社と公表されているため、この4社目がどこなのかが問題になっていました。

 23日に福島議員は「妊婦さんに配ったマスクの受注先、調達先はどこか」と再び迫りました。厚生労働省職員は「妊婦さんに向けられたものは昨年度調達した物の中から配布」したと説明しました。そして「4社から調達しているが残りの1社については現時点では、お答えは差し控えさせていただく」という回答で逃げを打ちました。

 昨年購入済みだったマスクを転用しているという事実が明るみに出たことも重要ですが、公表しない4社目に関して福島議員は「怪しいと思う。おかしいんですよ。ありえないです。」と発言しました。

 そして27日に4社目のユースビオが公表されました。同日に公表が遅れた理由について、菅義偉官房長官が、妊婦用マスクか介護用マスクか調べる必要があったと説明しています。しかしたかだかそれだけのことを調べるのに、そんなに時間がかかるものなのでしょうか。

 福島議員は「妊婦用マスクが4社だってはじめから言っていて、3社しか明らかにしていなくて、ようやく4社目がでてきたが…おかしい」と疑問を呈しています。これは一体何のための「時間稼ぎ」なのでしょう!? 岩上安身も「隠蔽すべき、あるいは時間稼ぎをすべき国民に知られては不都合な情報がそこにはあると考えるのが妥当だと思います」と発言しました。

 さらに、マスクに関わる予算に関しても福島議員は、「466億円というのは、どんぶり勘定というか、水増し請求ってことですよね。」「90.9億円というのは(予備費233億円で購入したものなので、補正予算233億円でも同様のことをすると仮定して)倍にすると180億円でマスク代は済むはず。466億円-180億円の残りは事務費と発送代をいれてもそんなにかからない。」と計算が合わないことを指摘し、国民の税金の使い道が不明瞭であることを訴えました。

 東京新聞の特報によると、4社目のユースビオは、社長の樋山茂氏が脱税事件で2018年に有罪判決を受けています。また2015年に公明党の若松謙維参院議員の政治資金管理団体に12万、妻と見られる女性も同額を寄付しています。

※ナゾノマスク業者 遅れて公表 ユースビオ 看板なし、公明党議員に寄付(東京新聞、2020年4月29日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2020042902000162.html

 また10日の福島議員が受注先について厚労省に質問していた10日、同日に、会社の登記をしていたことなど、疑惑が多くあります。

 グーグルビューで見ると、その登記されたプレハブの建物には公明党のポスターが貼ってあるのがわかります。この建物に11もの会社が登記されているという情報もあります。実質的なペーパーカンパニーの疑いがぬぐえません。
 
 福島議員はこれらの疑問については、さらに自分自身で調査を進めていきたいと意気込みを見せました。

 公共性に鑑み、本日の福島議員へのインタビューを3日間YouTubeでフルオープン致します。(5月1日いっぱいまで)ぜひこの機会にごらんください。

https://www.youtube.com/watch?v=A71i8NNY1fM&feature=youtu.be

 またこの機会にIWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」へのチャンネル登録をぜひ、お願いいたします。

 YouTubeのチャンネル登録者が増え、動画の視聴回数が増えれば、広告料が入り、IWJの財政安定の一助となります。まだ登録されていない方は、無料ですので、この機会にぜひご登録をお願いします!

 昨日現在、42900人のご登録があり、この1か月で、約1500人の登録があり、70万件のご視聴をいただきました。ご登録、ご視聴された皆さま、ありがとうございます。

 ぜひ、まだご覧になっていない方は、この外出のままならない連休の間にご覧になっていただき、チャンネル登録とともに、他の方へのおススメや、拡散をぜひともよろしくお願いします。

※YouTubeチャンネルはこちらから(右側の赤いチャンネル登録という項目をクリック!)
https://www.youtube.com/channel/UCO6c-ejeQxxKArNHWieU2OQ

これまでIWJが報じてきた福島みずほ氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%a6%8f%e5%b3%b6%e3%81%bf%e3%81%9a%e3%81%bb

■10万円給付、世帯主に頼れぬ方は自治体に申請を!布マスクのお粗末さを手を緩めず追及してゆく!政策の基軸は人の生命と生活を守ること~4.29 社会民主党党首福島瑞穂氏定例記者会見

 2020年4月29日(水)11時より、千代田区永田町の参議院本館にて、社会民主党の福島瑞穂党首の定例記者会見が行なわれました。福島党首は冒頭、政府の政策に人の生命と生活を守ろうという基軸がないことが問題であり、今のままでは国民を守るということには遠い、と述べました。

 福島氏は、「総理の肝煎りで布マスクを配るということになったが、これには問題が多い。どうしてこんなことになっているのか。総理が現実にまったく依拠しない布マスク2枚配布にこだわった結果が、今日のお粗末さだと思う。

 466億円あればいろんなことができる。学生への支援もある、休館を余儀なくされるミニシアターを救う“Save The Cinema” のようなことも。

 その意味でこの466億円は違うものにすべきだと思っている。ひとり一律10万円給付などが含まれる補正予算案全体には賛成するが、今まさに起きている問題についても議論を続けるし、成立した暁には第二次補正予算をと、布マスクのような施策でなく、こういう施策をやるべきだと、しっかり意見を言っていきたい」と語りました。

 また福島党首は、かねてより警鐘を鳴らしていた10万円給付の受給が世帯主ひとりに代表されて行われることのリスクに関して、申請をすれば世帯主以外の、DVなどで家から出ている女性の方などが直接受け取ることができるとの報告をしました。

 福島氏は、「この住所はシェルターのような施設でもいいということなので、このような状況の方は早めに、いますぐ、自分の自治体に申し出て申請してほしい。給付がしっかり本人に届くことが実現されるよう、これはぜひ広報されて知られてほしい」と訴えかけました。

 さらに福島氏が厚生労働省に対して追及した布マスクの受注に関する問題についても話が出ました。

「妊婦さん用のマスク、ようやく受注した4社めが明らかになりました。そこは『ユースビオ社』といい、5.2億円の随意契約です。布マスクに関してそれまでまったく実績がない会社です。

 私はこの件に関して4月10日に厚労省に問い合わせをしたんですが、このユースビオ社はまさにこの日に定款の変更をし、貿易をすると届け出て、いま現在登記書き換え中ということなんですが、こういう会社に政府が発注するというのがありえない。

 布マスクありきでこんなことになってしまったのか、誰かにこれを買えと言われたのか、そういうところを含めて布マスクおかしいぞ、ということを追及していきたい」と、福島氏は報告を締めくくりました。

 その後、参加した記者との質疑応答において、現在の大学生の苦境と支援についての考えを問われた福島党首は、「学生さんのアルバイト、家賃、生活費に関する支援も必要でしょうし、奨学金の返済猶予などについても抜本的にやらなければならない」と回答し、続けて「今すぐの話からは少し離れますが、そもそもやっぱり学費が高い。私立も国公立もズンズン値上がりし、補助金は下がってきた。生活も大変、家賃も大変だけど、学費が高くて大学を辞めなきゃいけない学生さんがいてはいけない」と学費の高さを問題視しました。「将来的には学費は無料化されるべきだが、今、この段階では国公立私立に対する補助をしっかり出すべきだと思う。この新型コロナ感染の状況のなかでこの問題が炙りだされてきている。これらを訴えていきたい」

 また、「6月7日投開票の沖縄県議会議員選挙の告示、5月29日が迫ってきたが、この選挙にどのように臨むか」との問いには、「社民党も候補を立てているので、当選目指して頑張りたい」と回答し沖縄の状況について、こう述べました。「4月21日に防衛省(沖縄防衛局)が辺野古新基地建設の軟弱地盤改良に関して工事を進めようと設計変更の申し出をした。今新型コロナのことでどこの自治体も必死で戦っているときにこれはひどい」

 「私自身は、この工事は工期12年で莫大なお金をかけて、しかもできない可能性の高いものだと思っている。そういう新基地建設を認めるのかどうか、ということも含めた、沖縄県民の生命と生活に関わる問題に関してちゃんとやるというのが(6.7公示の沖縄県議会選挙の)大きなテーマ。

 玉城デニー知事を支える人を一人でも多く当選させるべく、野党一丸となって、いや沖縄においては与党ですが、一丸となって頑張っていきたい」と決意を述べました。

※10万円給付、世帯主に頼れぬ方は自治体に申請を!布マスクのお粗末さを手を緩めず追及してゆく!政策の基軸は人の生命と生活を守ること~4.29 社会民主党党首福島瑞穂氏定例記者会見 2020.4.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473599

■今年度の補正予算案の国会審議が27日に開始!! 厚生労働省補正予算案では、PCR検査費に49億円が計上されているものの、これはたったの55万件分!! 1日あたりに直すと1500件!? 「1日2万件」はウソだったのか!?

 新型コロナウイルスの緊急経済対策実施に向けて27日、今年度の補正予算案の国会審議が始まりました。収入が減少した世帯への30万円の給付を取り下げ、一度閣議決定まで行われた予算を変更するという前代未聞の事態となった一律10万円給付に注目が集まっていますが、その他にも様々な問題が指摘されています。

 何よりも問題とされているのはPCR検査費です。新型コロナウイルスの対応にあたる厚生労働省の補正予算案は1兆6371億円。内訳としては、「感染拡大防止策と医療提供体制の整備及び治療薬の開発」に1490億円、「雇用の維持と事業の継続」に9627億円、「強靱な経済構造の構築」に54億円が割り当てられています。

※令和2年度 厚生労働省補正予算(案)の概要(厚生労働省、2020年4月7日)
https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/20hosei/dl/20hosei.pdf

 このうち、「PCR検査等に係る地方衛生研究所における検査費及び保険適用された検査の自己負担分、新型コロナウイルス感染症の発生動向調査等に要する経費を支援する」として、49億円が計上されています。

 国民民主党の泉健太政調会長は26日のNHK「日曜討論」で、厚生労働省に問い合わせたところ、この49億円は55万件分のPCR検査費用で、これを1日あたりに直すと1500件だったという事実を明らかにしました。

※PCR検査費1日1500件のア然…“1日2万件”は予算案から消えた(日刊ゲンダイ、2020年4月28日)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/272521

 安倍晋三総理は今月6日、PCR検査の1日の実施数を2万件に増やすと表明していました。一昨日28日にも、菅義偉官房長官は会見で、「現時点で全国でおよそ1万5000件以上の検査能力を確保している」、「1日2万件への拡充に向けてさらに取り組みを進めていく」と発言していました。今回の補正予算案で計上されたのは、この13分の1にすぎません。

※PCR検査1日2万件に 首相が表明(日本経済新聞、2020年4月6日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57727640W0A400C2MM8000/

※新型コロナ PCR検査「1日2万件へ取り組む」 官房長官(NHK NEWS WEB、2020年4月28日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200428/k10012409371000.html

 実際、PCR検査の実施人数は、29日正午時点で13万6695人(クルーズ船、チャーター便帰国者を除く)。1日ごとの検査数も、29日が3117人、28日が9122人、27日が933人と、2万人には程遠い状態です。「1日2万件」はウソだったということでしょうか。

※国内のPCR検査実施人数の推移(毎日新聞、2020年4月29日)
https://mainichi.jp/covid19

 4月に入ってから、PCR検査を受けられずに亡くなった方が、のちに新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになるケースが全国で相次いでいます。

 東京都内では、微熱のために自宅療養していた80代の男性2人が相次いで倒れて死亡。死亡後のPCR検査でウイルスに感染していたことが明らかになりました。このうち葛飾区に住んでいた1人は、10日ほど発熱と下痢が続き、かかりつけ医の診療を受けたものの症状が改善せず、別の病院に向かっていた途中で道端で倒れたといいます。

※自宅療養中に急変し死亡相次ぐ 東京都内 新型コロナ(NHK NEWS WEB、2020年4月25日) 
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200425/k10012405741000.html

 また、世田谷区では、50代の男性が新型コロナウイルスのPCR検査の結果を待っている間に死亡し。その後、陽性が判明したことが明らかになりました。男性は今月3日に発熱し、相談センターに電話したものの繋がらず、6日後の9日にやっと検査を受けることが出来たといいます。しかし、その2日後の11日、検査結果が出る前に自室で死亡。その後、陽性だったことが判明しました。 

※PCR結果待つ間に死亡 相談センターに電話つながらず(朝日新聞、2020年4月28日)
https://digital.asahi.com/articles/ASN4W6TLBN4WUTIL03J.html?iref=pc_ss_date

 PCR検査をすぐに受けることができていたなら、こうした方々の命は救われたかもしれません。今回厚生労働省が示した「1日1500件」というあまりにもショボい予算は、このような事例が相次いでもなお、政府は検査体制を改善する気がなく、国民の生命を守る気もないということを明らかにしたと言わざるを得ません。

■新型コロナウイルス患者を受け入れた病院は平均で月2億円の赤字! 財政的な側面から起きつつある医療崩壊を日本共産党志位委員長が明らかに!

 4月29日に行われた衆議院予算委員会で質問に立った日本共産党委員長・志位和夫氏は、全国の医療関係者から寄せられたという新型コロナウイルス対応に疲弊する医療機関の財政的な窮状を伝え、改善を求めました。

※衆議院予算委員会(衆議院、2020年4月29日)
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=50095&media_type=

 志位氏はまず、病院が新型コロナ患者を受け入れることで生じる減収要因がどのようなものになるか、全国の医療機関から聞き取り調査を行った結果について説明しました。

 コロナ患者を受け入れる病院は、特別な病棟や病室を整備したうえで、患者を受け入れるためのベッドを空けておかなければなりません。そしてベッドを空けておくためには、一般の診療や入院患者数を縮小、手術や健康診断を先延ばしする必要があり、病院は大きな減収を強いられていることを志位氏は明らかにしました。

 さらに志位氏は、「首都圏のある民間病院ではコロナ患者さん15人を受け入れるために病床を41減らしている」、「別の民間病院ではコロナ患者さん20人を受け入れるために病床を47減らしている」、と病院の経営が減収で悪化している実例と「このままでは夏までに資金がショートする」という切実な訴えを紹介。

 さらに、東京都杉並区が都内の4つの基幹病院について新型コロナ患者の受け入れによる減収額を試算したところ、1病院あたり月1億2800万円から2億8000万円、平均で月2億円の減収になることが明らかになったことを伝えました。

 また志位氏は、杉並区長がコロナウイルスとの戦いに献身的に挑めば挑むほど病院が経営難になり、最悪の場合は病院の崩壊を招きかねないとして、減収分の全額を杉並区が助成する方針を打ち出していることに触れ、「本来これは国がするべきことではないか」、「新型コロナ対策に当たる病院に対し、コロナ対策にかかる費用は国が全額補償すると明言する気はありませんか」と迫りました。

 質問に答えた加藤厚労大臣は「診療報酬を2倍にした」などと述べましたが、志位氏は「診療報酬が2倍になるのは重症患者の治療に限られ、それ以外はわずかな加算に過ぎない」と指摘。また、診療報酬は治療行為が行われたあとに支払われるものであり、コロナ患者を受け入れる病院の様々な減収を補填するものではない、明晰に反論し退けました。

 志位氏は、全国の病院の減収を補填に必要な予算について「帰国者・接触者外来等としてコロナ患者の受け入れ先となっている医療機関は全国で約1200病院」、「コロナ対応病院が被る減収額が月2億円とすると、全国のコロナ対応病院の減収額を補填するには月2400億円、半年で1.4兆円」と述べたうえで、すでに政府が補正予算案に組み入れていた「緊急包括支援交付金」では「ケタ違いに足りない」と告げ、抜本的財政措置をとることを強く求めました。

※新型コロナの「支援交付金」創設に1,490億円 20年度補正予算案(ケアマネタイムス)
http://www.care-mane.com/news/10897.html?CID=&TCD=0&CP=1

 志位氏はさらに、ある民間病院の医院長の訴えとして「日本という国は高度な医療とすばらしい健康水準を達成していると言われてきましたが、こういった問題が起こると、ほとんどの病院が経営的にも経済的にもギリギリのところでやっていて、たちまちに崩壊モードになってしまうことがよくわかりました。

 それでも医療従事者は強い使命感を持って命がけで頑張っています。そのときに政府が、お金のことは心配するな、国が責任を持つ、だから医療従事者は結束して頑張ってください、という強いメッセージを出してほしい。それがないと乗り切れない」という言葉を紹介したうえで、「お金のことは心配いらないと総理の口から言ってほしい」と安倍総理に回答を求めました。

 これに対し、安倍総理は「病院の経営を圧迫していることは十分に承知している」、「緊急包括支援交付金として1490億円計上しております」と述べ、さらに交付金、経営資金融資などを行っていくと、ひとまず具体的な回答を避けました。

 安倍総理はさらに、経営が厳しい医療法人や個人診療所に対して持続化給付金として医療法人は200万円、個人診療所は100万円を上限として現金給付を行うと説明したうえで、「もちろんこれではまだ十分ではないかもしれませんが、行わせていただきたい」と述べました。

 志位氏が明らかにした病院の減収の補償に必要な額は1.4兆円、それに対し政府の緊急包括支援交付金は1490億円で約1/10程度に過ぎません。しかし安倍総理からは追加の支援について具体的な回答は一切ありません。

 志位氏が明らかにした病院の減収分は、何としても、、社会全体で穴埋めしなくてはならない分です。この状況を放置し、最前線で戦う医療機関が損失を被るばかり、という状況が続くと対コロナの医療戦線は崩壊します。一時心配された、患者が殺到する「医療崩壊」ではなく、実際に戦っている「医療戦争の崩壊」です。

 安倍総理は、自衛隊を「軍隊」にみ立て、その最高司令官は自分であると、ことごとく誇らしげにふるまうのですが、今の安倍総理のやっていることは、最前線の将兵が「弾薬がない、物資が足りない、飢えて倒れそうだ。至急弾薬と必要物資と現金を送ってくれ」と打電されているのに、「これまでの損失分の10分の1しか用意できない」と返電しているようなものです。これで「戦争」はできません。安倍晋三氏に戦争指導者は失格です。

■緊急事態条項を憲法改正し新設する案に賛成51%、反対47%と賛成が上余り、改憲には61%が肯定!! このままでは「安倍独裁」も可能に! 総理会見での岩上安身の質問に対し安倍総理が「安倍独裁」という岩上の質問を否定せず「国民の皆様が決めるものだ」という言葉の意味を、今こそ真剣に考える時!!

 共同通信社は28日に、憲法に関する世論調査の結果をまとめて、発表しました。

 「大規模災害時に内閣の権限を強め、個人の権利を制限できる緊急事態条項を憲法改正し新設する案に賛成51%、反対47%だった。新型コロナウイルス感染拡大で自民党内に議論活性化を求める意見がある一方、国民の賛否は二分している現状が浮かんだ。

 改憲の必要性に関し『どちらかといえば』も含め61%が肯定。だが安倍政権下での改憲は、反対58%、賛成40%だった」とこの調査では、安倍政権下での改憲には反対58%になるものの、改憲に61%が肯定しているとのことです。

※緊急事態条項の賛否二分 憲法改正「必要」は61%(共同通信、2020年4月29日)
https://this.kiji.is/627988163796108385

 いっこうに収束の気配を見せないこのコロナ禍で、政府がさらに非常事態宣言の延長を検討していると伝えられる中、多くの国民が、個人の私権が制限され「安倍独裁」の布石となる恐れがある、緊急事態宣言、そして改憲に賛成しているというショッキングな事態が明らかになりました。

 2020年3月14日に、安倍総理は、3月13日に新型コロナウイルス対策の特別措置法が成立したことを受けて、記者会見を行いました。その時に、残る最後の質問に岩上安身が当てられ、この特措法は「布石」であり「地ならし」であって狙いは改憲による緊急事態条項導入ではないかと「安倍独裁を可能にする」という の厳しい言葉も含めて質問しました。総理の「国民の皆様が決めることだ」と回答したことは、この日刊ガイドの読者の皆様には、記憶に新しいところではないでしょうか。

 「特措法の緊急事態宣言を布石として、安倍独裁を可能とする改憲による緊急事態条項を導入するのではないか」という岩上安身の質問に対しては、「これ(特措法の非常事態宣言)とですね、自民党の改憲案とは全く別ものである」と両者の違いを強調した安倍総理でしたが、改憲による緊急事態条項については、「安倍独裁」を否定しませんでした。安倍総理は、明確に質問の内容・主旨を理解しながら、「国民の皆様が決めるものだ」と回答するにとどまりました。よほど国民から、これから支持される、という自信や目算があったのでしょう。

※総理会見で岩上安身が直撃質問!「報道、言論の自由は担保されるのか?」「非常事態宣言で国民を慣らし、改憲で緊急事態条項を導入!?」安倍総理は「安倍独裁」を否定せず「国民が選ぶこと」と回答!! (IWJ、2020年3月16日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/469996

 言うまでもなく、上記のような世論調査に応じた人々の大半は、現在、発令されている特措法にもとづく緊急事態宣言と、改憲による緊急事態条項の大きな差異をほとんど理解していないでしょう。安倍総理自身も公共で岩上の質問委に答えて、まったく「別のものです」と答えているのです。

 世論調査を行ったメディアは、そもそも、この違いを十分に説明したのでしょうか? 総理を始め政府・与党も 改憲による緊急事態条項の危険性について十分な説明もなく、既存大半メディアも、ほとんど取り上げず、国民は中身を理解しないまま、国民選挙において「賛成」と票を投じてしまう危険性が、これまでになく、広まってきました。

しかもコロナ禍で、対抗手段を打ち出すことができません。大勢の人が反対集会につめかけ、改憲による緊急事態条項、「反対! 」と大声をあげて「民意」を可視化することができません。「自宅にひきこもり」を強いられている私たちにできる唯一のことはネットを駆使することだけなのです!

安倍総理の「国民の皆様が決めるものだ」という言葉を、今こそわたしたちは考えるべきではないでしょうか。

ぜひ、私たちのコンテンツを、コロナ自粛で身動きとれない人々が戦うための「ツール」としてお使いいただきたいと思います!事実を知らされず、何も知らない国民が決めるのではなく、自民党の改憲案の危険性と知って、知らせて、よく理解した国民が、決めるのです。もちろん多くの国民は「反対」に投票することでしょう。事実を知れば必ず。

 今までも岩上安身とIWJではこの、緊急事態条項について多くの方にインタビューを行いました。このゴールデンウィークに、ぜひ御覧になっていただき、安倍政権がこのコロナ禍でも、着々と推し進めようとする改憲、緊急事態条項について、様々な方が語る言葉を聞いていただければと思います。

※これこそ「ナチスの手口」!9条を含めすべての現行憲法秩序を眠らせ、日本改造を行う「緊急事態条項」 この上ない危険性!!
https://iwj.co.jp/wj/open/%E7%B7%8A%E6%80%A5%E4%BA%8B%E6%85%8B%E6%9D%A1%E9%A0%85%E7%89%B9%E9%9B%86

※ほとんどの日本人が気づいていない!! 自民党改憲4項目の #ヤバすぎる緊急事態条項で、より高まったファシズムへの危険性!安倍総理は臨時国会の所信表明で改憲への強い執念を表明!全国民必見必読の岩上安身による永井幸寿弁護士インタビュー (IWJ、2018年10月30日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434858

※緊急事態宣言を可能にする特措法改正案に反対!「ここで妥協したら、憲法に緊急事態条項は不要と主張する資格を永遠に失う!」岩上安身による緊急・採決直前インタビュー!第987回 ゲスト 立憲民主党・山尾しおり衆議院議員 (IWJ、2020年3月13日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/469847

※「新型コロナの緊急事態宣言を出したことで緊急事態条項の憲法改悪議論に結びつけるのは、本当に酷い!」~4.8社会民主党福島瑞穂党首定例記者会見 (IWJ、2020年4月8日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/472451

※コロナ禍で緊急事態宣言! 見えてきた「安倍独裁」へのシナリオ!? 岩上安身が引き出した総理の「本音」を痛烈解説! 2020.3.27ジャーナリスト浅野健一氏インタビューから (IWJ、2020年4月13日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/472816

■くニュ ースフラッシュ>

【1】安倍総理 緊急事態宜言の5月6日終了は厳しいとの見通し。その後の報道で緊急事態宣言は1か月程度延長へ!!
 
 安倍総理大臣は29日の参議院予算委員会で、 来月6日までとなっている緊急事態宣言について、 「5月6日に『緊急事態が終わった』と言えるかどうかは、 依然、 厳しい状況が続いていると思う」と発言しました。

※緊急事態宣言 5月6日に終了は厳しい状況 安倍首相コロナ(NHK NEWS WEB、 2020年4月29日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200429/k10012410881000.html

 日本医師会の釜萢(かまやち)敏常任理事は28日の記者会見で、 来月6日に全都道府県で緊急事態宣言を解除することは困難であるとの見方を示していました。

 釜萢氏は、当初の狙いほど新型コロナウイルスの感染者が減っておらず、一部の地域だけ、解除すれば人の移動により感染がさらに拡大すること恐れがあるとしていました。

※緊急事態宣言の解除は困難 日本医師会幹部、 感染者減らず(共同通信、2020年4月28日)
https://this.kiji.is/627824908607341665

 緊急事態宣言延長を判断する時期については、6日の直前であれば混乱が生じることが予想されるため、 西村康稔経済再生相が現在専門家と協議しているとされています。

 日刊ガイド執筆中に、政府が、全国で1か月程度延長する方向で調整に入ったと報道が入ってきました。

※緊急事態宣言延長へ 政府調整、全国対象に1カ月程度(日本経済新聞、2020年4月29日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58626910Z20C20A4MM8000/

【2】全国知事会、 緊急事態宣言延長を要請 休業要請に応じない事業者に対しては罰則規定を要望

 全国知事会は29日、 テレビ会議で新型コロナウイルス対策本部会合で国への緊急提言を示しました。

※知事会、緊急事態宣言延長要請へ 罰則規定も9月入学「議論を」(共同通信、 2020年4月29日)
https://www.47news.jp/news/4767270.html

 知事会では、全都道府県を対象とした緊急事態宣言の延長を求める方針を確認。 これに加えて、新型コロナウイルス特措法にもとづく休業要請に応じない事業者に対し、罰則規定を設ける法改正も要望しました。

 また、知事会では、全国で休校が長期化しているとして、9月入学について「国民的議論が必要」との認識で一致し、導入を検討するよう国に求めました。

【3】厚生労働省が 軽症患者に対して緊急性の高い13のチェックリストを公開

 厚生労働省 は28日、 新型コロナウイルスに感染して宿泊施設や自宅で要領する軽症患者に対して、 13のチェックリストを公開しました。

※軽症患者 緊急性高い13症状のリスト公表厚労省 新型コロナ(NHK NEWS WEB、 2020年4月29日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200429/k10012410261000.html

 今回のチェックリスト は、 自宅療養中に容体が急変して亡くなる患者が全国で増加していることを受けて公表した指針。 項目は以下の13項目。
【表情・外見】
1、顔色が明らかに悪い
2、唇が紫色になっている
3、いつもと違う、 様子がおかしい
【息苦しさなど】
4、息が荒くなった(呼吸数が多くなった)
5、急に息苦しくなった
6、生活をしていて少し動くと息苦しい
7、胸の痛みがある
8、横になれない。 座らないと息ができない
9、肩で息をしている
10、突然(2時間以内を目安)ゼーゼーしはじめた
【意識障害など】
11、ぼんやりしている(反応が弱い)
12、もうろうとしている(返事がない)
13、脈がとぶ、脈のリズムが乱れる感じがする

 怖いのは、このような症状が出た時にとてもではないが、自力で病院に行くことはできないことです。一刻を要するでしょうが、119番したら、果たしてたらいまわしにされることなく、すみやかに救急搬送され、救命救急措置の出来る病院に迎えいれてもらえるのでしょうか。重症化した時の人工呼吸器や人工心肺などは、器械が足りているのか、オペレーションに長けた人材が、全国どこにでもいるのか、全国の医療資源の配置が均等であるとは思われません。

 別稿で、対コロナ最前線で戦っている病院が、経済的に急迫していることをお伝えしています。日本の「医療戦線」は政府が最前線に「実弾」を送ろうとしないために崩壊寸前です。ぜひあわせてお読みください。

■軽い段階でPCR検査をしないと蔓延する! 政府の水際対策とクラスター対策を批判! 4月の有料メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」は、今年2月16日に収録した「岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・医学博士上昌広氏インタビュー」を発行します! ぜひまぐまぐでメルマガ「IWJ特報!」の登録をお願いします!

 日本国内の新型コロナウイルス感染者は、昨日4月29日の時点で1万4809人。国内の死者は447人となりました。

※国内感染者 1万4097人(横浜港のクルーズ船除く)新型コロナ(NHK、2020年4月29日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200429/k10012410241000.html?utm_int=word_contents_list-items_001&word_result=%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%20%E5%9B%BD%E5%86%85%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%8A%B6%E6%B3%81

 メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」は、昨年9月から今年3月まで、昨年6月17日収録の「電機産業は崩壊!? 凋落する日本のものづくり! 岩上安身による『「空洞化」と「属国化」 ~日本経済グローバル化の顛末』著者 名古屋経済大学・坂本雅子名誉教授インタビュー」を発行してきましたが、ここでいったんお休みさせていただきます。

 ゴールデンウィーク中に、坂本雅子名誉教授のインタビューを再配信します!5月2日に前編、5月3日に後編に再配信の予定です! ぜひこのゴールデンウィーク中に御覧になってください!ぜひとも、詳しい注をつけた「IWJ特報!」の方も、単品買いでも結構ですので、お買い求めください!

※岩上安身のIWJ特報の登録方法は、下記のURLからお進みください。最初の1ヶ月は無料でご利用できます。
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※またまぐまぐのバックナンバーも読め、過去の動画をすべて視聴することができるIWJサポート会員は、下記のURLからお入りください。ぜひともご登録をお願いします。
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 4月からは、今年2月16日に収録した、「岩上安身による医療ガバナンス研究所理事長・医学博士上昌広氏インタビュー」を全文文字起こしし、注釈をつけて発行いたします。

 「岩上安身による坂本雅子氏インタビュー」は、まだ全体の4分の1ほどが残っています。この続きは、後日必ず発行いたしますので、しばらくの間お待ちください。

 「岩上安身による坂本雅子氏インタビュー」の全編動画は、下記URLよりご視聴いただけます。

※電機産業は崩壊!? 凋落する日本のものづくり! 岩上安身による『「空洞化」と「属国化」 ~日本経済グローバル化の顛末』著者 名古屋経済大学・坂本雅子名誉教授インタビュー 2019.6.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/450800

 こちらの坂本雅子氏インタビューは、ゴールデンウイーク中に、公共性に鑑み、全編フルオープンで再配信する予定です。詳細は決まりしだいお知らせいたしますので、お待ちください。

 岩上安身による上昌広氏インタビューの第1弾が行われたのは2月16日。その直前の13日には、新型コロナウイルスにより日本国内で初の死者が出たばかりでした。

 2月15日には加藤勝信厚労相が緊急会見を行い、「感染経路が判明していないケースが複数ある」として、事実上国内で感染が流行していることを認めました。

 そして、インタビュー当日の16日、政府はやっと重い腰を上げ、初めて感染症対策専門家会議を開催しました。

 インタビューの中で上氏は、政府の水際対策や感染経路からクラスターを追いかけるやり方を批判し、「医学的には意味がないと思いますよ。ファクトとしては、12月半ばからすでにヒト・ヒト感染して、日本は1月23日まで何もしていなかったので、大量に入っている可能性がある」と述べ、検査の必要性を訴えています。

 上氏は「各クリニックで一斉に検査したら、とっくに感染者が大量に見つかっている可能性があるんです」「軽い段階で検査させないと蔓延するんです」と訴え、重症にならなければPCR検査を受けられない国の方針について、「国立感染症研究所に大量の予算がついて、(そこが)検査をやることになっているから」と語っています。

 このインタビューからすでに2か月以上が経ちましたが、PCR検査件数の少なさに対する批判は、ますます強まっています。

※東京の感染者数は30万人!? 130万人!? 日本全国で100万人の感染者が普通に生活している!? 京大iPS細胞研究所山中伸弥教授は東京のPCR検査陽性率20%に「非常に危険な状態」「感染者増加を見逃す」と警告! 2020.4.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473480

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 「岩上安身による上昌広氏インタビュー」は下記URLよりご視聴ください。

※パンデミック前夜!? 日本人の間で感染爆発!? 2月13日からフェイズが変わった!「不要な」水際対策で「ダイヤモンド・プリンセス」が犠牲に!~岩上安身によるインタビュー 第983回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏 2020.2.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/467819

※新型コロナウイルス感染症対策専門家会議は帝国陸海軍体質の「情報非開示」と「自前主義」のせいで民間検査が進まない!? 岩上安身によるインタビュー 第986回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長・医学博士 上昌広氏 第2弾 2020.3.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/469463

※PCR検査をしなかったことが感染の蔓延を招いたのは明らか! 緊急事態宣言の全国拡大は不適切で無責任! ~ 4.21 岩上安身によるインタビュー 第990回 ゲスト 医療ガバナンス研究所理事長上昌広医師 第3弾 2020.4.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473266

■【スタッフ募集・インターン】コロナ禍のためにバイト先がなくなり、退学を考える学生が急増しているといいます。退学を考える前に、IWJでアルバイトあるいはインターンの検討をぜひ! IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! 進路として報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職・試験突破の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 コロナの影響でアルバイトが減らされて困窮した大学生らが退学を検討していることが報じられ、ネット上で話題になっています。

※バイト代激減、学生困窮 食費1日300円でしのぐ 学費払えず退学視野(時事ドットコムニュース、2020年4月20日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041900134&g=soc

 これに対して岩上安身は以下のようにツイートしました。

 「退学なんてもったいない。本当に困っている学生、院生らは、IWJに来てください。学業を続けながら、バイトが可能です。相当、融通をきかせられるので、ぜひ。バイトしながら、メディア受験の指導もするインターンもぜひ」

※岩上安身のツイート(2020年4月20日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1252206309304197120

 進路として、報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! ポストドクターの方も含めて、報道に興味ある学生の方は、下記応募フォームより、ぜひご応募ください!

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfXmrohCgSv4wxA-iWUk227Ber03r14GPhDoJgu4xyFyxKiCA/viewform

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、仲川正紀、布施絵理子、磯貝哲男、城石裕幸、木原匡康、中村尚貴)

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岩上安身サポーターズクラブ事務局
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