日刊IWJガイド・番組表「国連人権高等弁務官事務所が『対日調査報告書』を発表! 国連特別報告者・デイビッド・ケイ氏が懸念した日本の『言論と表現の自由』の危機! ケイ氏は来日時に日本政府に監視・盗聴されていた!?/ジャーナリスト・横田一氏が特別寄稿! 安倍総理の『天の声』で加計学園が本命に!?民進疑惑調査チームの現地視察により官製談合疑惑が浮上!」2017.6.1日号~No.1721号~


■■■ 日刊IWJガイド・番組表「国連人権高等弁務官事務所が『対日調査報告書』を発表! 国連特別報告者・デイビッド・ケイ氏が懸念した日本の『言論と表現の自由』の危機! ケイ氏は来日時に日本政府に監視・盗聴されていた!?/ジャーナリスト・横田一氏が特別寄稿! 安倍総理の『天の声』で加計学園が本命に!?民進疑惑調査チームの現地視察により官製談合疑惑が浮上!」2017.6.1日号~No.1721号~ ■■■
(2017.6.1 8時00分)

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■<はじめに>国連人権高等弁務官事務所が「対日調査報告書」を発表!国連特別報告者・デイビッド・ケイ氏が懸念した日本の「言論と表現の自由」の危機! ケイ氏は来日時に日本政府に監視・盗聴されていた!?(原佑介)
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ!>(IWJ編集部)
┠――【1】第二次大戦後、最悪の米独関係〜「欧州はその運命を自ら握らなければならない」と対米自立訴えるメルケル首相と、ドイツを「好ましくない」と攻撃するトランプ大統領
┠――【2】「本人に事情を聴いたが詳細語らず退職した」TBS社長がレイプ疑惑のあるジャーナリスト・山口敬之氏のTBS勤務時代に言及!
┠――【3】「総理は自分の口からは言えない」のはなぜ!? 加計学園問題で学部新設を急がせる官邸と文科省のやりとり、そして前川喜平氏の「出会い系バー」問題が新たな展開!!
┠■<特別寄稿掲載のお知らせ>ジャーナリスト・横田一氏が特別寄稿! 安倍総理の『天の声』で加計学園が本命に!? 民進疑惑調査チームの現地視察により官製談合疑惑が浮上!(ぎぎまき)
┠■<中継告知>戦争遂行体制が整備されてゆく中で、「ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン」発足!代表には元陸上自衛隊レンジャー隊員の井筒高雄さんが就任!(原佑介)
┠■<お知らせ>メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」を発行しました! 今月は加計学園問題のキーパーソン「日本獣医師会顧問・北村直人氏インタビュー」(城石エマ)
┠■わとはぷ~What happened today?――7年前の今日、民主党政権による「子ども手当」の支給開始!自民党発案の「こども保険」の中身とは?(ぎぎまき)
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<はじめに>国連人権高等弁務官事務所が「対日調査報告書」を発表!国連特別報告者・デイビッド・ケイ氏が懸念した日本の「言論と表現の自由」の危機!ケイ氏は来日時に日本政府に監視・盗聴されていた!?
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 おはようございます。IWJテキスト班の原佑介です。

 今日から6月です。ジメジメした梅雨の季節がやってきますが、「わーい、加湿器がなくても肌が潤うぜ!」くらいに発想を転換してやり過ごそうじゃありませんか。

 国連人権高等弁務官事務所は一昨日5月30日、国連特別報告者のデイビッド・ケイ氏がまとめた「言論と表現の自由に関する対日調査報告書」を発表しました。

 報告書は英語版で計19枚。報道の自由が萎縮しないよう秘密保護法の改正などを勧告しているほか、日本政府によるメディアへの圧力などについても触れているということです。

 萩生田光一官房副長官は昨日31日の記者会見で、ケイ氏の対日報告書について、「日本政府の立場が十分に反映されていない内容の報告書が公表されたことは、極めて残念だ」などと述べたそうですが、国民の多くは「アホか!? 残念なのは、こんな非常識な政府のもとで生活するオレたち国民だわ!」と思ったことでしょう。

 ケイ氏は2016年4月に来日した際、日本の外務省、総務省、法務省などの高官とも面会し、言論や表現の自由に関しての政府見解の説明を受けるとともに、独自ルートでNGO関係者や報道関係者からも意見聴取するなど、精力的な調査を実施しました。

 驚くべきことに、ケイ氏は訪日当時に、日本政府によってその行動を監視され、通信傍受までされていた可能性があるんですね。

 『FACTA』2016年6月号の記事には、「自民党のゲッぺルス(原文ママ 正しくは“ゲッベルス”)・世耕弘成氏が、通訳など仲介役を担う女性弁護士らに関心を寄せ、内閣情報調査室などインテリジェンス・コミュニティ部員に彼女らの動向を監視するよう指示した。この情報機関関係者が作成したとみられるメモの一部が永田町に流出した」と書かれていいます。

・国連派遣「表現の自由」調査官を官邸が監視(『FACTA』2016年6月号)
https://facta.co.jp/article/201606009.html

 ケイ氏の来日時に、コーディネーターとして行動を共にしていた海渡雄一弁護士は、「デイビッドさんが日本に着いた日に僕らは会っていて、そのことがメモには書かれている。その日、ケイ氏とミーティングを行うということは、彼らが空港に着いてから急遽決めたんです。それなのに監視されていたのは、デイビッドさんの通信か僕の通信か、どっちかが傍受されていないとちょっと難しい」と振り返っています。

 詳細は会員登録のうえ、IWJの記事をご覧ください。

※過去3回廃案になった危険な「共謀罪」が名前を変えて国会に再登場!? 海渡雄一弁護士が報告「適用犯罪が700に増えている」――秘密保護法、通信傍受制度、共謀罪で暗黒監視社会が完成!? 2016.8.30
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/328573

 もし、本当に日本政府がケイ氏や海渡弁護士を監視・盗聴していたのであれば、とんでもない大馬鹿野郎としか言いようがありませんが、共謀罪の新設によって監視・密告社会化を加速させようとしている安倍政権ですから、これくらいのことは朝飯前かもしれないな、という気もします。

 そもそもケイ氏の来日は一度、日本政府による「異例のドタキャン」で延期になっていました。英エセックス大学人権センター・フェローの藤田早苗氏は、IWJへの寄稿の中でこのドタキャン劇の真相について明かし、国連関係者や国際人権NGO関係者らの、「第三世界の国のようだ」「ごくたまにこういうことをする国もあるが、それは独裁国家の政府だけだ」という証言を紹介しています。こちらも必見です。

※【IWJ特別寄稿】「第三世界の国」「独裁国家」――国連「表現の自由」特別報告者訪日の日本政府による「異例のドタキャン」に世界で広がる不信 訪日に尽力した藤田早苗氏がその内幕を明らかに! 2015.12.15
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/278686

 昨年4月に来日し、調査にあたったケイ氏は外国特派員協会で会見を開き、「話を聞かせてくれたジャーナリストの多くが、冒頭まず『匿名でお願いします』と言う。多くの人が匿名でなければ話せないのは異常事態と言えます」と指摘。また、ケイ氏は当時「停波発言」で批判を集めていた高市早苗大臣にも何度も面会を申し入れたものの、「国会会期中」であることを理由に断られたと明かしています。

※高市大臣との面会叶わず、国連特別報告者デイビッド・ケイ氏が中間報告「停波の可能性に言及していること自体が問題」〜メディアにもダメ出し!「反論する力が弱体化」「記者クラブは廃止すべき」 2016.4.19
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/297970#idx-2

 調査を終えたケイ氏が、日本の言論と表現の自由の状況をどう受け止めたかについては、岩上さんが昨年末に藤田早苗さんにインタビューし、詳しくお聞きしていますので、こちらもサポート会員に登録のうえ、ご視聴ください。

※沖縄・高江での機動隊の暴力や自民党改憲草案の危険性については、国連にも伝わっている! 英国エセックス大学人権センター・フェローの藤田早苗氏に岩上安身がインタビュー 2016.12.24
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/353898

※会員登録はこちらからよろしくお願いします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 今回発表された対日調査報告書では、「秘密保護法の改正」の勧告や、「メディアの独立性の強化」以外にも、沖縄の米軍基地反対運動への弾圧を「特に懸念している」とし、さらに日本政府が教科書の慰安婦記述に過度に介入したとも指摘しているそうです。

 まだ日本語で詳しく整理された情報が出ていませんが、各社の報道をみる限り、IWJによる安倍政権批判と通ずる部分が多々あるように思います。今回の報告書は、今月12日にスイスのジュネーブで開かれる人権理事会の会合で議論される予定で、国連がこれをどう評価するのか、注目です。

 また、ケイ氏と同じく国連特別報告者で、「プライバシー権」を担当するジョセフ・ケナタッチ氏が共謀罪法案について、「プライバシーに関する権利と表現の自由への過度の制限につながる可能性がある」と懸念を表明しています。日本政府はこれに対し、「強い抗議」などという筋違いの反撃に出ており、「1930年代のように、日本は再びこうして国際社会で孤立していくのか」と不安でなりません。

※【全文掲載】「日本政府の『抗議』は怒りの言葉が並んでいるだけで中身はなかった」〜共謀罪に懸念示した国連特別報告者が怒りの反論! 海渡弁護士は菅長官を「驚くべき無知の産物」と糾弾! 2017.5.24
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/379992

 先日、岩上さんがインタビューした、TBS「報道特集」のキャスター・金平茂紀さんが、「今の状況は大政翼賛会ができた1940年前後に似ている」という趣旨をおっしゃっていました。日本政府による国連の特別報告者に対する一連の抗議や不満の表明をみていると、日本の満州国建国を「侵略」と認定したリットン調査団報告書が可決され、日本が国際連盟を脱退した1933年当時を彷彿とさせます。

 共謀罪については、与党が「あと4回質疑をすれば採決に踏み切る」と述べてもいます。危機はもう目前です!!

・【報ステ】“共謀罪”参院法務委で本格審議始まる(テレ朝News、2017.5.30)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000101942.html?r=rss2&n=20170531015308

※「『共謀罪』が招致するディスユートピアはすでに現実化している」!? 長年メディアで取材をしてきたTBSキャスターの金平茂紀氏が見た「監視社会の恐ろしさ」~岩上安身がインタビュー! 2017.5.28
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/380791

 特定秘密保護法、安保法制、そして共謀罪法案、そして2020年の憲法改正など、キナ臭さがぷんぷん臭う中で、IWJは過去の過ちの繰り返しを断固として止めるため、今日も全力でガチンコ報道してまいりますので、どうかご寄付・カンパによるご支援をよろしくお願いします。

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◆中継番組表◆

**2017.6.1 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch4】14:15~「ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン設立記念記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※会見者は、VFPJ代表 井筒高雄氏(元陸上自衛隊レンジャー隊員)、アメリカVFP本部よりサム・コールマン氏(兵士のPTSD被害調査グループリーダー)、VFPJ事務局武井由起子氏(弁護士)。

【「共謀罪」阻止のための怒りのシリーズ特集1・再配信・Ch5】16:00~「テロ等準備罪のウソと国会の動向 そして共謀罪に反対する百人委員会の結成を!」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※2月18日に収録した「草の実アカデミー(公益社団法人マスコミ世論研究所)」主催の勉強会を再配信します。講師は足立昌勝氏(関東学院大学名誉教授・百人委員会呼びかけ人)。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/364125

【再配信・IWJ_YouTube Live】17:00~「憲法25条生存権の侵害!一億総『貧困』社会を生き抜くサバイブ術を訊く!岩上安身による『下流老人』著者・藤田孝典氏インタビュー第3弾」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※5月24日収録の、岩上安身による藤田孝典氏インタビューを再配信します。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/379967

【Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による記者会見を中継します。

【録画配信・IWJ_OKAYAMA1】18:00~「津田敏秀教授講演『福島原発事故による地域住民の健康』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=okayama1
※5月20日に収録した、「新医協岡山支部」主催の講演会を録画配信します。
<講演者より講演内容の訂正>
右翼か左翼かという起源は、カール・マルクス(1818ー1883)にさかのぼるかのような発言をしておりますが、事実は、1789年7月14日のフランス市民革命後の議会の、ジャコバン派(左翼)、ジロンド派(右翼)に 遡れると思われます。
※参考:フランス革命(wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E9%9D%A9%E5%91%BD
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%89%E6%B4%BE

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◆中継番組表◆

**2017.6.2 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

憲法改正・国民投票のルール改善を! テレビCMは投票運動に不公平、資金力で放映量に大差!!「洗脳・意見映像広告で国民の思考の自由を侵害」「お金のない人には言論の自由もなくなる」との懸念も
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/380998

国家戦略特区は「加計ありき」!? 独自入手の内部文書を暴露し安倍政権を追及!官僚も閣僚ももはや安倍総理を止められない!? 岩上安身による日本共産党小池晃参議院議員インタビュー!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/380996

◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆

「日本国のために就職したのではないのか。巨悪の隠蔽があなたたちの職務的誇りなのか」〜官僚に向け京大・高山佳奈子教授が訴え!「テロ等準備罪」は「テロ以外」にしか適用されない!?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/380484

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<特別寄稿掲載のお知らせ>ジャーナリスト・横田一氏が特別寄稿!安倍総理の『天の声』で加計学園が本命に!? 民進疑惑調査チームの現地視察により官製談合疑惑が浮上!
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 おはようございます。IWJのぎぎまきです。

 学校法人「加計学園」が新設を予定している獣医学部に関して、文科省の大学設置・学校法人審議会が6月5日、愛媛県今治市の建設予定地で実地審査をする方針を固めたようです。教員や施設の態勢に問題がないかを確認し、8月末に認可するかしないかを決定するということです。

 しかし、「加計学園」問題の争点は今後の話ではなく、これまでの話です。国家戦略特区で獣医学部新設に安倍総理の関与があったかなかったのかどうか。文科省の前川喜平前事務次官が「総理のご意向」文書を本物だと認める記者会見を開いてから、その疑いは強まってきています。

 5月19日、民進党の「加計学園疑惑調査チーム」は今治市の獣医学部建設現場を訪れ、関係者からヒアリングを行いました。IWJは取材に行くことができませんでしたが、このヒアリングに同行したのが、ジャーナリストの横田一氏。今回もIWJブログとして新たな寄稿分を寄せてくださいました!

【IWJブログ・特別寄稿】安倍晋三首相の「天の声」で加計学園が本命に!?
民進疑惑調査チームの現地視察により官製談合疑惑が浮上!(ジャーナリスト・横田一) 2017.5.31
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/381205

 森友学園の場合は、現地視察にきた国会議員を出迎えたのは同学園の籠池泰典元理事長で、その際には「安倍総理から100万円の寄付があった」という暴露話まで飛び出しました。

 しかし、加計学園については訪れた民進党議員の敷地内への立ち入りさえ認められず、説明役の学園関係者も現れませんでした。代わりに応対したのが、市民団体「今治加計獣医学部を考える会」の黒川敦彦共同代表。「だまし討ちを受けた気持ちだ」と切り出した黒川氏は、「国家的詐欺事業」と呼びたくなる実態をまとめた報告書を調査チームに手渡しました。

 その中には今治市が獣医学部開設に96億円もの市税を拠出すること。これは市の歳出の12%にもおよぶ額で、一方、加計学園からの見返りはというと年間3000万円の税収。投資回収になんと320年間(!)もかかることなどが記されていたのです。

 「内閣府主導か否か」を確認するための民進党調査チームによる現地視察でしたが、愛媛県庁や今治市役所では県知事や市長とは面会が叶わず、ことごとくスルーされた形に。国会議員の調査を事実上拒否するような対応は、加計学園問題の闇の深さを表しているかのようです。ぜひ、昨日アップされたばかりの横田氏による特別寄稿をご一読ください!

 また、30日には、岩上さんが加計学園問題の追及の急先鋒である日本共産党の書記局長・小池晃議員にインタビューしています!ぜひアーカイブをご視聴ください!

※国家戦略特区は「加計ありき」!? 独自入手の内部文書を暴露し安倍政権を追及! 官僚も閣僚ももはや安倍総理を止められない!?
岩上安身による日本共産党小池晃参議院議員インタビュー!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/380996

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<中継告知>戦争遂行体制が整備されてゆく中で、「ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン」発足!代表には元陸上自衛隊レンジャー隊員の井筒高雄さんが就任!
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 再び原です。

 「ベテランズ・フォー・ピース」という団体をご存知でしょうか?

 沖縄の平和運動の現場や中継を通してご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、「ベテランズ・フォー・ピース」は米国に本部を置く国際NPOで、元軍人・軍人の家族・その賛同者で構成されています。

 なんと世界で140もの支部があり、メンバーは約8000人。著名なメンバーとして、元陸軍大佐でイラク戦争に反対したアン・ライト氏や、IWJでもご縁のある映画監督・オリバー・ストーン氏などが名を連ねています。IWJでもベテランズ・フォー・ピースの元軍人が戦争の実態を語る集会などを取材・中継していますので、ぜひアーカイブをご覧ください。

※「テロと戦うためにイラクに送られていたのに、実際は私がイラクの人に対してテロ行為をしていた」!?〜元軍人が語る戦争の現実! 日本は憲法9条を解釈で変えて破壊の道へ進むのか!? 2016.11.17
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/346100

 その日本支部となる「ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン」がこのたび設立されることが決定し、その代表には、あの、元陸上自衛隊レンジャー隊員の井筒高雄さんが就任するということです。本日、14時15分から記者会見が開催されます。

 戦争のリアルを知る井筒さんは、これまで何度もIWJに出演し、戦争遂行体制を整えてゆく日本政府に強い懸念を示しています。アーカイブをご覧いただくとともに、IWJが中継する本日の会見にご注目ください。

※「森友学園問題」で吹き荒れる逆風に終止符を打つため!? 南スーダンPKO部隊撤収の決定は「政治的英断を演出したかったのでは」~元レンジャー隊員・井筒高雄氏に岩上安身がインタビュー! 2017.3.11
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/367955

※元レンジャー隊員・井筒氏「緊急事態条項で徴兵制の復活は簡単」~PKO法改正で激白「今の陸自隊員に実戦は無理」── 自衛隊を戦場へ送るな!総がかり集会 2015.12.19
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/279650

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<お知らせ>メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」を発行しました!今月は加計学園問題のキーパーソン「日本獣医師会顧問・北村直人氏インタビュー」
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 おはようございます。IWJの城石エマと申します。

 IWJでは毎月末、岩上さんによる有識者の方への単独インタビューをフルテキスト化し、読みやすいように再構成したうえで詳細な注釈を付した大ボリュームのメルマガ「岩上安身のIWJ特報!」を発行しています。月末であった昨日5月31日には、「岩上安身による日本獣医師会顧問・北村直人氏インタビュー(その1・その2)」を発行しました!

 安倍総理の「腹心の友」が理事長を務める加計学園の獣医学部新設問題は、ここへ来て、文科省から獣医学部新設を「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っていること」など記した文書が出てきて、前川喜平前事務次官が文書を「本物だ」と声をあげるなど、急展開を見せています。

 30日には、前川前事務次官が談話を発表し、昨年9月上旬に和泉洋人首相補佐官から官邸に呼び出され、「総理は自分の口からは言えないから、私が代わりに言う」「文科省の対応を早くしてほしい」などと直接要請されたことも明らかにしました。

・首相補佐官「総理は言えないから私が」 「加計」で談話 前川前次官「間違いない事実」(しんぶん赤旗、2017.5.31)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-05-31/2017053101_02_1.html

・首相補佐官、前川前次官に要求 “獣医学部 手続き早く” 加計学園問題 昨年秋 官邸に呼びつけ(しんぶん赤旗、2017.5.30)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-05-30/2017053001_01_1.html

 この獣医学部をめぐっては、無償譲渡された土地代と校舎の建設費などへの支援額で100億円近い公金が注ぎ込まれることが、3月3日の今治市議会で決定。そもそも獣医学部は獣医師の需給バランスに鑑みて、長年開学されてこなかったはずが、なぜ、ここへ来て加計学園に許可されたのか…?そしてそこになぜ、多額の公金がつぎ込まれるのか…?

 安倍総理が自分の親しい友人のために「行政をゆがめた」のだとしたら、歴史に残る汚職事件になるかもしれません。

 問題がここまで大きくなった今も、日本獣医師会顧問の北村直人氏(元衆議院議員)は、徹底してマスコミには顔出しの取材を拒否。一方IWJには、4月4日という問題発覚間もない頃より好意をもってくださり、「特別に」顔出しでインタビューをお受けくださいました。

 「国家戦略特区」のような新自由主義的政策と獣医学が結びつくことで考えられる問題や、安倍総理と加計孝太郎理事長の知られざる関係など、いち早くこの問題の核心をついたインタビューを収めた今号の「IWJ特報!」は、必読の内容です。最新号はメルマガスタンド「まぐまぐ」よりご購読いただけます。ぜひ、この機会にご登録ください!

※「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから(月額864円、初月無料)
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 なお、IWJのウェブサイトでは、この「IWJ特報!」のバックナンバーを単品で購入することができます。非会員の方は1本あたり500円、一般会員の方は1本あたり50円でお買い求めいただけます。サポート会員にご登録いただくと、すべてのバックナンバーを無料でお読みいただけます。

 これまで「IWJ特報!」では、緊急事態条項をはじめとする自民党改憲案の問題点から、安倍政権が進める「英語化」政策、さらには歴史修正主義の問題など、様々なトピックを扱ってきました。「岩上さんのインタビューは、ちょっと長いので全編を見るのは大変・・・」という方は、ぜひフルテキスト化された「IWJ特報!」をお読みください!

※【第282-287号】岩上安身のIWJ特報!日本語が「国語」から「現地語」に転落するとき 安倍政権による「英語化」政策を警戒せよ! 九州大学准教授・施光恒氏インタビュー 第一弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/376304

※【第275-281号】岩上安身のIWJ特報!立憲主義を「保守」することの意味 憲法学の「権威」が語る、自民党改憲案の危険性 東京大学名誉教授・樋口陽一氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/376189

※【第254~260号】岩上安身のIWJ特報!災害対応に「緊急事態条項」は不要! ~安倍政権の卑劣な「惨事便乗型全体主義」を警戒せよ! 永井幸寿弁護士インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/312256

※【第266-274号】岩上安身のIWJ特報!「改憲勢力3分の2」で現実化する「ナチスの手口」 ヴァイマル末期と酷似する現代日本 東京大学教授・石田勇治氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/376108

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※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
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それでは本日も、どうぞよろしくお願いいたします!

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