日刊IWJガイド・非会員版「ロシアのプーチン大統領がウクライナに対し、4つのロシア支配地域からウクライナ軍を撤退させれば、和平交渉を直ちに開始すると表明!」2024.6.18号~No.4256

┏━━【目次】━━━━
■はじめに~ウクライナが提唱した「平和サミット」に招かれなかったロシアのプーチン大統領は、独自に和平交渉を提案! ウクライナに対し、ロシア語話者が集住する東南部の4つのロシア支配地域(ドネツク、ルハンスク、ヘルソン、ザポロジエ各州)からウクライナ軍を撤退させれば、和平交渉を直ちに開始すると表明!「ウクライナ戦争を引き起こしたのは西側諸国」だと批判し、ウクライナ紛争が終わった後の欧州の安全保障体制について、NATOに対してダメ出しをした上で、ユーラシア諸国が望めばどの国でも加盟できる体制に改めることと、「汎欧州の安全保障体制構築には、ウクライナからのあらゆる外国軍の排除が必要」と訴え!!

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■【中継番組表】

■ウクライナ提唱の「平和サミット」に招待された160ヶ国のうち、参加したのは半数強の90ヶ国超で、大半は西側諸国! 紛争当事者のロシアは招かれず、最大の影響力をもつ米国はバイデン大統領が不参加! さらにブラジル、インド、南アフリカ、サウジなどのグローバル・マジョリティ主要国12ヶ国は、参加しても共同声明には署名せず! ゼレンスキー大統領は「独立、領土保全、主権が、世界の大多数によって承認された」とうそぶいたが、この共同声明には「すべての当事者(当然ロシアが含まれる)の関与と対話が必要だと確信している」との記述が! この共同声明の核心をメインに報じた日本のマスメディアはわずか!

■ウクライナへ長距離兵器を供与しても、そもそも、ウクライナは、受け入れ機能がないほどインフラが破壊されている! 現在稼働しているウクライナの火力発電所は27%に過ぎない! ウクライナの発電能力の50%が破壊されている!
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