日刊IWJガイド・非会員版「IWJの財政が本当にピンチです! 岩上安身個人から400万円を借り入れてしのぐことに! 他方、独立メディア生き残りをかけて新機材を導入! IWJへのご支援をお願いいたします!」2020.10.29号~No.2968号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~IWJの財政が本当にピンチです!キャッシュフローが足りず、今月は固定費の支払いのために、IWJは岩上安身個人から400万円を借り入れてしのぐことになりました! その一方で進化するネット情報環境にアジャストするべくLiveUという機器を入手して全チャンネルでYouTube Liveによる生中継を行えるように改革を断行します! IWJへの会員登録あるいはサポート会員への切り替えと、ご寄付・カンパによるご支援を、ぜひ、よろしくお願いいたします!
■【中継番組表】
■横浜スタジアムで明日30日から来月1日まで行われる横浜ベイスターズ対阪神タイガース戦で、収容人数の8割から満員の観客を動員する人体実験!? IWJは省庁および自治体に直撃取材を行いました!!
■9月も皆様からの温かいご支援をいただきました。ここに感謝を込めて、ご寄付・カンパをくださった方々のお名前を掲載させていただき、御礼のしるしとさせていただきます! 本当にありがとうございます! 今後もご支援をよろしくお願いします!
■菅総理の所信表明演説の「脱炭素社会の実現」は、原発の新規増設とセット! 原子力ムラの利権に固執している間に、世界は再生エネルギーの方向へ完全にシフト! 世界最大の市場・中国はEV車が好調、2035年までにガソリン車全廃!
■<IWJ取材紹介&インタビュー準備中のお知らせ>日本政府がトリチウム汚染水を海洋放出する場合、韓国の自治体が訴訟を起こすと発表! 原子力規制委員会更田豊志委員長定例会見報告! 岩上安身はトリチウムについて北海道がんセンター名誉院長の西尾正道氏に近日中インタビュー予定!!
■<本日の再配信>本日午後7時30分から「海はゴミ捨て場じゃない! トリチウム等の放射能汚染水海洋投棄反対! 安全性に問題あり巨額資金の無駄遣いである六ケ所再処理施設の稼働反対! ~7.22『放射能汚染水を海に流すな』緊急行動 院内ヒアリング」を再配信します!
■これまで一般会員の方は1ヶ月間、配信した動画のアーカイブや記事が全編御覧になれましたが、8月からはこれを2ヶ月間に延長いたします! 今ならおトクです! この機会にぜひ会員登録をお願いします! 休会中の方もぜひ再開してください!
■IWJから皆様にサイトのコンテンツ管理中につき、お知らせがあります。一時的にご不便おかけします!
■【スタッフ募集・インターン】コロナ禍のためにバイト先がなくなり、退学を考える学生が急増しているといいます。退学を考える前に、IWJでアルバイトあるいはインターンの検討をぜひ! IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! 進路として報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職・試験突破の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!
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■はじめに~IWJの財政が本当にピンチです!キャッシュフローが足りず、今月は固定費の支払いのために、IWJは岩上安身個人から400万円を借り入れてしのぐことになりました! その一方で進化するネット情報環境にアジャストするべくLiveUという機器を入手して全チャンネルでYouTube Liveによる生中継を行えるように改革を断行します! IWJへの会員登録あるいはサポート会員への切り替えと、ご寄付・カンパによるご支援を、ぜひ、よろしくお願いいたします!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 皆様、いつもIWJへの温かいご支援、本当にありがとうございます。岩上安身とスタッフ一同、心から感謝いたします。

 IWJでは現在、全配信チャンネルをYouTubeへ移行する計画を進めています。そのためには、LiveUという機器の導入が必要となります。このプロジェクトに関してはすでに連日お伝えしてきました。くどすぎる繰り返しを避けるために、IWJの生き残りをかけたLiveU導入の詳細については、明日、記事を公開いたします!

 先日、このLiveUのデモ機が編集部に届き、テストを行なった後、25日の中継で実際に使ってみました。この日の取材現場は日比谷図書館地下大ホールという、電波状況の厳しい地下だったにも関わらず、安定して中継を行うことができました。アーカイブを公開していますので、ぜひ御覧ください。

※ライブ中継13:40~ 憲法を変えさせない!誰も戦場に送らせない! ―「日の丸・君が代」強制反対!10・23通達撤回!― 学校に自由と人権を!10・25集会 ―講演:香山リカ氏(精神科医)
https://youtu.be/jgfzDGoHL6I

 IWJは政治的に権力におもねらず、大資本にも組み伏せられない、独立した自由な市民のためのインターネット報道メディアとして、時代の変化にあわせた柔軟な改革にも、敏感に果断に対応していきたいと考えています。どうか、IWJのこうした取り組みにご理解をいただき、ご支援をよろしくお願いいたします!

 他方、IWJは過去に例のないほど経済的なピンチに直面しています。

 IWJの第11期は8月1日からスタートして2か月半が過ぎました。しかしながら、8月のカンパ総額は月間目標額の36%にしか届かず、9月は月間目標額の26%の達成率にとどまっています。

 この結果、10月の月間目標額は9月の不足分が加算された995万3340円となりました。しかし10月1日から27日までのご寄付・カンパの総額は114万8969円であり、目標額の約12%という達成率にとどまっています。

 9月は8月よりも達成率が大きく低下してしまいましたが、10月もこのままではさらに低い達成率となってしまいます。今月はキャッシュフローが足りず、目前の固定費の支払いを乗り切るために今月、400万円をIWJが借り入れることが本決まりとなりました。言うまでもなく、岩上安身は富裕層でも資産家でもなく、地を這いつくばるように生きてきた一介のジャーナリストに過ぎず、岩上安身にIWJの財政危機を丸ごと救えるような私財があるわけではありません。IWJから岩上安身への役員報酬も、3期連続して50%カットし続けています。来月も、再来月も、岩上安身が私財を投じられるわけではありません。

 このままでは、IWJは秋以降、これまでのような活発な活動を継続することはできそうにありません。

 それでも、私たちは何としてもこれまでと同様、ジャーナリズム本来の志をまっとうした活動を継続し、できれば新たなネット環境にも適応する新しい技術にも挑戦し、独立市民メディアとしての使命を果たしていきたいと強く願っています。

 コロナ禍の状況下で、誰もが経済的に苦しい状況であると思います。そんなただ中で皆様にご寄付・カンパのお願いを続けることは非常に心苦しいことではありますが、特定のスポンサーに頼らない独立市民メディアであるIWJが、活動を継続していくためには、市民の皆様の会費とご寄付・カンパによるご支援が欠かせません!

 皆様と一緒に私たちもコロナ危機を何としても乗りきりたいと思います! 同時に日本が対米追従一本槍で、覇権をかけた米中対立のための、代理戦争の鉄砲玉にされるのを黙って指をくわえて見ているわけにはいきません!

 強まる言論と報道への統制、あるいは菅政権による日本学術会議の6名の任命拒否という違憲・違法の動きの裏にも、軍事研究を解禁し日本を米国の従属国のまま軍事国家化してゆくという強い意志が存在します。1つ1つの事件の背景にあるこうした「俯瞰的視点」を持ちあわせていることも、IWJの特色であると自負しています!

 ぜひ、会員登録と、ご寄付・カンパによる緊急のご支援を、よろしくお願いいたします!

 また、ご友人や知人にIWJの活動をお知らせいただき、ご支援の輪を広げていただけるようお願いいたします! ぜひ、みなさまのお力で、SNS等を使って、IWJの良い点、優れた点を、口コミでお知らせいただければと思います。10月13日時点で会員登録いただいている会員様の総数は、4256名です。この数を皆様とともに、ぜひ伸ばしていきたいと考えております!

 下記URLに、ご寄付・カンパくださった皆様のお名前を記して感謝の意を捧げております。ぜひ御覧いただければと存じます。

※いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。取材・報道活動にお力添えいただきましたみなさまへ心より御礼を申し上げ、お名前を掲載させていただきます<ご寄付・カンパのお礼とご報告>
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/category/information/donation

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします! 1000円からクレジットカードの使用も可能です。ぜひご検討ください。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

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◆中継番組表◆

**2020.10.29 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch6】12:30~「原発ゼロの会世話人<拡大>会議 『1F汚染水の取扱いについて』 ―出席: 経済産業省、原子力規制庁、東京電力」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6

 超党派議員連盟「原発ゼロ/再エネ100の会」主催の会議を中継します。これまでIWJが報じてきた福島第一原発関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%a6%8f%e5%b3%b6%e7%ac%ac%e4%b8%80%e5%8e%9f%e7%99%ba
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【IWJ・Ch5】13:30~「内閣府 日本学術会議 第302回 幹事会及び記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 日本学術会議 第302回 幹事会及び記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた日本学術会議関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e5%ad%a6%e8%a1%93%e4%bc%9a%e8%ad%b0
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【IWJ・Ch3】17:45~「福島第一原子力発電所『中長期ロードマップの進捗状況』に関する記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch3

 東京電力による「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた中長期ロードマップ関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/medium-to-long-term-road-map
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【録画配信・IWJ_YouTube Live】18:00~「林真琴検事総長の罷免を求め検察官適格審査会審査請求を行う市民有志による記者会見 ―登壇:中原義正氏(元福田赳夫筆頭秘書官)、本澤二郎氏(元東京タイムス政治部長)、大河原宗平氏(検察正常化協議会代表)ほか」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 同日収録の、「林真琴検事総長の罷免を求め検察官適格審査会審査請求を行う市民有志による記者会見」を録画配信します。
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【タイムリー再配信 779・IWJ_YouTube Live】19:30~「海はゴミ捨て場じゃない!トリチウム等の放射能汚染水海洋投棄反対!安全性に問題あり巨額資金の無駄遣いである六ケ所再処理施設の稼働反対!~7.22『放射能汚染水を海に流すな』緊急行動 院内ヒアリング」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 7月22日に収録した、「再稼働阻止全国ネットワーク」呼びかけによる集会を再配信します。これまでIWJが報じてきた汚染水問題関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%b1%9a%e6%9f%93%e6%b0%b4%e5%95%8f%e9%a1%8c

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/478505

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◆中継番組表◆

**2020.10.30 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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【録画配信・IWJ_YouTube Live】18:00~「川崎哲氏(ピースボート共同代表/ICAN国際運営委員)による記者会見(提供:ピースボート)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 10月25日に開催された「ピースボート」主催の記者会見を録画配信します。これまでIWJが報じてきたピースボート関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/peace-boat
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【タイムリー再配信 780・IWJ_YouTube Live】19:00~「核なき世界は必ず実現できる!岩上安身によるノーベル平和賞受賞ICAN運営委員でピースボート共同代表・川崎哲氏インタビュー」
視聴URL: 調整中

 2018年に収録した、川崎哲氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた川崎哲氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B7%9D%E5%B4%8E%E5%93%B2

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

IWJ質問「福島第一原発廃炉目標を100年に延ばし、汚染水放出防げないか?」に大臣「議論は終結しているが、確実とは私自身言いきれない」!?~10.27 梶山弘志経済産業大臣定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483396

国士舘大学の二人の教授に対する理不尽な懲戒解雇と降格処分! その「地位確認」を求める法廷闘争。東京地裁の判決は「完全勝訴」!!~ 10.15 国士舘大学文学部【石橋教授解雇・津田教授降格】事件 東京地裁判決 記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/482848

◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆

「今の新しい政権は自助・共助・公助をうたっているが公助がスルーされていく」新型コロナで格差と貧困がいっそう拡大! 「公共の劣化」から「公共を取り戻す」~10.4 官製ワーキングプア研究会の調査と休業補償問題
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/482119

コロナ禍で帰国や在留資格の延長・変更ができない在留外国人のためにベトナム人女性社長が奮闘!9.27「女性と労働」第1回 コロナ災害下での外国籍の女性の労働問題
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/481722

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■横浜スタジアムで明日30日から来月1日まで行われる横浜ベイスターズ対阪神タイガース戦で、収容人数の8割から満員の観客を動員する人体実験!? IWJは省庁および自治体に直撃取材を行いました!!

 「人体実験」を「技術実験」と言いかえれば許されると思っているのでしょうか!?

 プロ野球・横浜ベイスターズの本拠地、横浜スタジアムで明日30日から来月1日にかけて行われる対阪神タイガース戦において、これまで5割の観客収容人数だったものを8割から満員まで緩和し、観客が新型コロナウイルスに感染するリスクについて「技術実験」をすることになっています。

 今回の実験には「これによって感染が拡大すれば誰が責任を取るのか」「まるで人体実験ではないか」などといった批判の声が相次いでおり、IWJは関係省庁および自治体に直撃取材を行いました。

※横浜スタジアムで入場制限超の実証実験へ(NHK NEWS WEB, 2020年10月15日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201015/k10012663781000.html

 今回の実証実験は、今月15日の新型コロナウイルス感染症対策分科会にて承認されました。神奈川県の黒岩祐治知事は同日、県庁でDeNAの南場智子会長と意見交換し、「万全の態勢で最新鋭の技術を結集し、これならできるというモデルを見せたい」「五輪の成功に向けて大きな一歩になることを期待したい」と話したといいます。前提となっているのは、やはり五輪強行開催なのです。

※新型コロナウイルス感染症対策分科会 第11回(内閣官房、2020年10月28日)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/corona11.pdf

※ハマスタ定員8割でコロナ対策検証 30日から県や横浜市(神奈川新聞、2020年10月15日)
https://www.kanaloco.jp/limited/node/269149

 横浜ベイスターズの公式ホームページは、今回の「技術実験」について、「実用段階にある新技術を活用し、個人が『新しい生活様式』を無理なく実践できるように支えるとともに、新型コロナウイルス感染症対策、ポストコロナへの移行を突破口とし、新たな技術開発・イノベーションを強力に推進する」ためのものと説明しています。

※『Withコロナにおける大規模イベントガイドライン策定に向けた技術実証』へのご参加にあたって(横浜DeNAベイスターズ、2020年10月16日)
https://www.baystars.co.jp/news/withcorona-notice/

 実験には、神奈川県、株式会社横浜DeNAベイスターズ、株式会社横浜スタジアム、日本電気株式会社、LINE株式会社、株式会社ディー・エヌ・エーが参加し、横浜市が協力します。会場内に高精細カメラを複数置いて、球場の人の動きや密度、マスクの着用率などを把握し、スーパーコンピューター「藤岳」でシュミレーションした結果と組み合わせて、マスクを着用した状態で観客が大声を出したり飲食したりした場合に唾液などのしぶきが広がるかなどを調べるといいます。

※満席球場の実験に賛否 「五輪への一歩」「検証難しい」(朝日新聞、2018年10月15日)
https://digital.asahi.com/articles/ASNBH6KSTNBHULBJ00K.html

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■9月も皆様からの温かいご支援をいただきました。ここに感謝を込めて、ご寄付・カンパをくださった方々のお名前を掲載させていただき、御礼のしるしとさせていただきます! 本当にありがとうございます! 今後もご支援をよろしくお願いします!

 皆様、IWJへのご支援、ありがとうございます! 岩上安身とIWJスタッフ一同、この場をお借りして深くお礼申し上げます。ありがとうございます!

 ここに、感謝を込めて9月にご支援くださった方々のお名前を、順次ご紹介させていただきます。

——

S.T. 様
平井 拓 様
T.M. 様
佐藤多鶴子 様
T.I. 様
T.Y. 様
T.I. 様
AKIRA TAKASAKI 様
T.T. 様
定永 晶子 様
I.K. 様
大原洋子 様
永山直道 様
飯塚 敞二朗 様
h.k. 様
平墳沙弥香 様
宮井加寿美 様
T.F. 様
HUMIYA MORITA 様
山崎憲成 様
A.U. 様

——

 皆様、ありがとうございます!

 IWJは、ご寄付やメッセージをいただいた皆様の善意と期待に応え、どんな圧力にも屈することなく、真実をお伝えしてまいります。何よりもまず、このコロナ危機、経済危機という試練を乗り越えなければいけません! 今後とも、どうぞ、IWJをよろしくお願いいたします!

■菅総理の所信表明演説の「脱炭素社会の実現」は、原発の新規増設とセット! 原子力ムラの利権に固執している間に、世界は再生エネルギーの方向へ完全にシフト! 世界最大の市場・中国はEV車が好調、2035年までにガソリン車全廃!

 菅義偉総理は、10月26日の所信表明演説の中で、「我が国は、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを、ここに宣言いたします」と述べました。

※第二百三回国会における菅内閣総理大臣所信表明演説(2020年10月26日)
https://www.kantei.go.jp/jp/99_suga/statement/2020/1026shoshinhyomei.html

 菅総理の所信表明演説は全体で9つのパートに分かれ、そのうちの3番目の「三 グリーン社会の実現」の中で語られたものです。「グリーン社会の実現」は、菅内閣が「一 新型コロナウイルス対策と経済の両立」「二 デジタル社会の実現、サプライチェーン」に次いで重要視する政策と言えます。

 国際環境NGO FoE Japanは、菅総理の「脱炭素社会宣言」を踏まえて10月26日に声明を出しました。その中で、「温暖化ガスの排出量を『2050年に実質ゼロ』にすることを目標とするのではなく、さらに踏み込んだ『排出ゼロ』を目標とすべきです」と述べています。

※【声明】日本政府は2050年「排出ゼロ」に向けた取り組みの加速を-誤った対策を進めることなく、真の省エネ・再エネ社会へ-(FoE Japan、2020年10月26日)
https://www.foejapan.org/climate/policy/201026.html

 この理由をFoE Japanは、次のように説明しています。

 「『実質ゼロ』である限り、海外との排出権取引やバイオマス発電など様々な方法で排出をオフセットし、実際には多くの排出を許してしまうということも起こりえます。

 また、いまだに技術が確立せず実用化する見込みのない炭素回収貯留(CCS)や化石燃料由来の水素、次世代原子炉などを『イノベーション』として位置づけることもすでに行われています。こうした抜け穴に依存することなく『排出ゼロ』を掲げなければなりません」

 FoE Japanは、菅政権に対して、「気候正義」(Climate Justice)の考え方にもとづいて、国内での温室効果ガスの削減努力と抜本的な社会変革、そして持続可能性と人権に配慮した途上国支援を行うことを求めています。

 FoE Japanによれば、「気候正義」(Climate Justice)とは、先進国に暮らす人々が化石燃料を大量消費してきたことで引き起こした気候変動への責任を果たし、すべての人々の暮らしと生態系の尊さを重視した取り組みを行うことによって、化石燃料をこれまであまり使ってこなかった途上国の方が被害を被っている不公平さを正していこうという考え方です。

※Climate Justice(気候正義)とは(FoE Japan、2019年9月26日)
https://www.foejapan.org/climate/about/climatejustice.html

 菅総理は、所信表明演説の中で「もはや、温暖化への対応は経済成長の制約ではありません。積極的に温暖化対策を行うことが、産業構造や経済社会の変革をもたらし、大きな成長につながるという発想の転換が必要です」というまっとうな発想を披歴していますが、次のように、最後の2行で、原子力ムラへの配慮を示し、すべてを台なしにします。

 「省エネルギーを徹底し、再生可能エネルギーを最大限導入するとともに、安全最優先で原子力政策を進めることで、安定的なエネルギー供給を確立します」

 安定的なエネルギー供給を名目にした、再生エネルギーを隠れみのとした原子力発電の温存という戦略は、安倍政権時代から計画されてきました。しかも、日本だけではなく国際的に計画されてきたのです。IWJは一貫して、ここで前提になっている次世代小型高速炉の安全性や核のごみ問題、何よりも、核兵器開発能力の維持という隠された「国家意思」ついて追及してきました。

※原子力ムラの逆襲が始まった!? 原子力損害賠償法改正案が今国会成立! 賠償額は福島事故以前の1200億円に据え置き! 他方、米国主導の国際原子力ムラ「NICE Future」に日本が事務局として参加! IWJは古賀茂明氏と海渡雄一弁護士に緊急直撃取材! 2018.12.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437553#idx-3

※原発の未来は暗い! それがわかっていながら原発にしがみつく理由はただ一つ! 核能力の保持! 原子力ムラのリーディング・パーソン、田中伸男氏のリアルと狂気! 2018.12.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437544

 世界の原子力ムラは再生エネルギーの補完的な役割に生き残りを賭けて、2018年5月に「NICE Future」(クリーンエネルギーの未来のための原子力革新)という米国主導の原子力ムラの国際組織を立ち上げて、すでに活動を開始しています。この「NICE Future」には、日本は、米国、カナダとともに事務局入りしています。

 「NICE Future」の参加国は、日米カナダのほかに、ロシア、UAE、英国、アルゼンチン、ポーランド、ルーマニアの9カ国となっています。かつては冷戦のライバルであり、今もロシアを敵国視している米国が、核となると互いに手を結んでいるあり様には、よくよく注視すべきです。

※NICE Future イニシアチブ(経済産業省 資源エネルギー庁)
https://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/nuclear/001/event/nice_future/

 菅総理や世耕参議院幹事長からは、原発の新設や増設について、前のめりと思われる発言が続いています。

※菅首相 日本学術会議「会員一部大学に偏り 多様性の確保必要」(NHK、2020年10月27日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201026/k10012682481000.html

※自民・世耕氏、原発新設に言及 菅首相の温室ガス50年ゼロ目標巡り(毎日新聞、2020年10月27日)
https://mainichi.jp/articles/20201027/k00/00m/010/195000c?fbclid=IwAR2Jqhbl7ZffmBNiVhhGhOthu6D9x7U7GKH6lN6MkT5XWbOZGWgoaMFfe0s

 しかし、ほかならぬ原子力ムラの中枢にいる田中伸男元IEA(国際エネルギー機関)事務局長が、はっきりと認識しているように、原子力発電の未来は暗いのです。

 田中氏は、日本原子力学会雑誌『ATOMOΣ』2018年5月号の中で次のように述べています。

 「中国における電源の建設コストは比較を見れば大型軽水炉による原子力発電は競争力をなくしており将来は暗いと言わざるを得ない。

 1970年代にベースロードとして登場した大型軽水炉は安全で安くクリーンな電源であることを売りにして来たが、東京電力福島第一原子力発電所の事故によって安全性とクリーンさに疑義が付き、安いガスや太陽光の出現でコスト競争にも負けてしまいそうだ。これは世界中で起こっている」

※原発の未来は暗い! それがわかっていながら原発にしがみつく理由はただ一つ! 核能力の保持! 原子力ムラのリーディング・パーソン、田中伸男氏のリアルと狂気! 2018.12.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437544

 田中氏自身も注目しているのが、中国のエネルギー革命です。それはソーラー革命、緑色革命(石炭から天然ガスへエネルギー転換を行い北京の空は真っ青になったということから)、電化革命の3つの領域で起きています。

 中国の習近平国家主席は9月22日、国連総会のビデオ演説の中で、2060年までに二酸化炭素排出量と除去量を差し引きゼロにするカーボンニュートラルを目指すと表明しました。

※中国のCO2排出量、2060年までに実質ゼロに 習主席が表明(BBC NEWS JAPAN、2020年9月23日)
https://www.bbc.com/japanese/54260510

 この方針を踏まえて、中国は2035年までに、ガソリン車を全廃する方針を打ち出しました。新車販売の50%を、電気自動車(EV)を柱とする新エネルギー車とし、残りの50%を占めるガソリン車はすべてハイブリッド車(HV)にするという方針です。

※中国、2035年全て環境車に 通常のガソリン車は全廃(日経新聞、2020年10月27日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65519190X21C20A0MM8000/

 菅総理の「2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする」という宣言を受け、中国外務省の趙立堅副報道局長は10月26日の記者会見で、「(菅総理のこの宣言を)称賛し歓迎する」とした上で、温暖化ガスの排出量ゼロに向けて日本と中国が協力すべきだとの考えを示しました。中国からのこの呼びかけに、菅総理と日本政府はどのように応答するのでしょうか。

※CO2ゼロ目標へ中日連携を、中国外務省(日経新聞、2020年10月26日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65466140W0A021C2PP8000/

 このように、現在、世界のエネルギー革命は中国を中心にダイナミックに動いています。ウィズ・コロナの時代にあって、世界で唯一プラスの経済成長を記録している中国市場の動向に左右されない国も産業もありえません。日本の産業界も例外ではありません。そうした事実を、「反中」プロパガンダ一色の日本にいながらにして射止めるのは、多くの日本人にとって困難でしょうが、事実を事実として伝えるのは、独立メディアである我々の責任であり、使命です。

 原子力発電は、それが小型高速炉であっても、地震・災害国の日本では安全性に問題が残り、核のごみといった根本的な問題も抱えたままです。

 そして、原発を止められない日本国家の意思が、元経産官僚の古賀茂明氏の指摘するように、「核能力を、電力会社とメーカーに、人材も含めて保持しておくためだ」としたら、中国を中心とした世界のエネルギー革命に後れを取るばかりでしょう。

※原子力ムラの逆襲が始まった!? 原子力損害賠償法改正案が今国会成立!賠償額は福島事故以前の1200億円に据え置き! 他方、米国主導の国際原子力ムラ「NICE Future」に日本が事務局として参加! IWJは古賀茂明氏と海渡雄一弁護士に緊急直撃取材! 2018.12.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/437553#idx-3

■<IWJ取材紹介&インタビュー準備中のお知らせ>日本政府がトリチウム汚染水を海洋放出する場合、韓国の自治体が訴訟を起こすと発表! 原子力規制委員会更田豊志委員長定例会見報告! 岩上安身はトリチウムについて北海道がんセンター名誉院長の西尾正道氏に近日中インタビュー予定!!

 10月28日の14時半から、原子力規制委員会の定例会見が行われました。この記者会見をIWJは生配信しました。

※原子力規制委員会が外部から不正なアクセスを受けた可能性があるとしたことについて更田委員長は「審査、検査等に影響が出ないよう努めることにつきる」~10.28原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見 2020.10.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483458

 この一週間前に行われた原子力規制委員会の定例会見では、IWJ記者が福島第一原発事故により発生した汚染処理水の海洋放出について質問をしました。その時の様子は以下のリンクより御覧いただけます。

※福島第一原発のトリチウム水処分方法をめぐり、更田委員長の早期見解表明で海洋放出ありきになったのでは? とのIWJ記者の指摘に「見解表明は責任上正しかった」と反論!~10.21原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見 2020.10.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/483100

 今回の会見は、毎日新聞の記者による汚染処理水に関するデータの国外への公表についての質問から始まりました。

 韓国の済州(チェジュ)特別自治道の知事が、日本政府に海洋放出の中止を要求し、放出が決定された場合は「日韓両国で日本政府を相手取った訴訟を起こす」ことを発表したのです。

※「福島県も福島県民も馬鹿にされているんじゃないのか!? 」加害者である国が汚染水海洋放出を「決定」するとの見通しに市民団体が福島県に反対表明を求め、怒りの要請! ~10.22 内堀福島県知事と太田県議会議長へ海洋放出反対表明の要請とその後の記者会見
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/47659#idx-6

 以下の質問は、こうした動きを踏まえたものでした。

毎日新聞記者「汚染処理水の処理方法について、先週の会見でモニタリングの強化が発表されました。中国、韓国から懸念の表明がある中で、モニタリング結果の公表や海外への説明についてどうお考えでしょうか?」

委員長「今回の処理水のことに限らず、福島第一原発がもたらした影響については国内だけではく海外に対しても、正確に、迅速に公表していく必要があると考えています。言語の問題もありますので、伝わりやすい工夫が必要です。値の表現などの工夫はしかるべき方法をとる必要があります」

 説明の仕方を工夫する、などとういうことで提訴されるのを回避できるものではありません。更田委員長の回答は、まったく回答になっていません。

 NHKの記者からは、原子力規制委のシステムへの不正アクセスに関する対処について質問がありました。

 27日に原子力規制委員会が、内部の情報システムが外部から不正アクセスがあったことを明らかにしています。

※原子力規制委にサイバー攻撃か 不正なアクセス検知(福島放送、2020年10月28日)
https://www.kfb.co.jp/news/ann/index.php?category=3&id=000196742

NHK記者「どういうことが起きたのかということの詳細についても、調査中ではあると思いますが、現時点で公表する予定はあるのでしょうか?」

委員長「脆弱性が解決される前なのに明らかにすることによってさらに攻撃に晒される事態は避けなければなりません。事態の解決にどれだけ時間がかかるかさえつかめておりません。わからないというのが正直なところです」

NHK記者「発電所のトラブルや審査に影響するのでしょうか?」

委員長「影響あるとすればコロナに関連して在宅勤務を進めている。テレワークが難しくなるので、時差出勤の活用で、感染症対策をしつつやるようになる。

 審査といえば、メールが使えない。外部とのやりとりが電話に変わる。データのやりとりが媒体を使うようになる、というところです。審査、検査に影響が出ないように務めるということだけ申し上げます」

 処理済み汚染水を巡って原子力規制委の記者会見でも繰り返し問題となっている「トリチウム」について、岩上安身が北海道がんセンター名誉院長の西尾正道氏へインタビューをすることになりました。

 インタビューは11月13日に行う予定ですので、いましばらくお待ちください。

 なお、前回の西尾氏インタビューは、以下のリンクより御覧いただけます。ぜひご視聴ください。

※人類と細菌・ウイルスの戦いは永遠のテーマ! N95マスクでもコロナウイルスは完全にブロックできない!? ~2.20岩上安身によるインタビュー 第985回 ゲスト 北海道がんセンター名誉院長 西尾正道氏 2020.2.20日
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/468098

 また、西尾氏にご寄稿いただいた原発事故の健康被害に関する記事は、以下のリンクより御覧いただけます。ぜひご一読ください。

※【IWJブログ・特別寄稿】『健康被害に関するICRPの理論の問題点』(北海道がんセンター名誉院長 西尾正道)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/238989

■<本日の再配信>本日午後7時30分から「海はゴミ捨て場じゃない! トリチウム等の放射能汚染水海洋投棄反対!安全性に問題あり巨額資金の無駄遣いである六ケ所再処理施設の稼働反対!~7.22『放射能汚染水を海に流すな』緊急行動 院内ヒアリング」を再配信します!

 政府が東京電力福島第一原発事故によって発生した放射性物質・トリチウムを含む処理水を海洋放出する方針を固め、来月以降に閣議決定をする予定であることは日刊IWJガイドでお伝えした通りです。

※<IWJ取材紹介3>トリチウム汚染水の海洋放出迫る!! 海洋放出一択しかないのか!? 福島みずほ議員は「国内外の反対の声をよく聞いて」と要望! 山崎久隆氏は「無理な廃炉目標が大量の汚染水廃棄に追い込む」と看破! 「トリチウム等放射能汚染水を海に流すな!院内ヒアリング集会」を中継!!
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/47664#idx-6

 当初は10月中の閣議決定を目指した政府ですが、反対意見などが多く寄せられ、決定を延期するかたちとなりました。

※福島原発 汚染水の海洋放出、政府 決定を来月以降に延期(TBSニュース、2020年10月23日)
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4109169.html

 10月27日に行われた梶山弘志経済産業大臣定例会見では、IWJ記者が「福島第一原発の廃炉計画が事故を起こしてない第二原発とほぼ同じ2052年に設定されたため、大量の汚染水を短期間に放出せざるを得なくなっていると指摘されている」点に触れました。

 さらに、今からでも福島第一原発の廃炉目標を延ばすことで汚染水の海洋放出を防ぐことができないか質問しました。

IWJ記者「第一原発の廃炉目標を100年に延ばして、根本的に考え直すお考えはないのでしょうか?」

 この質問に対し、梶山大臣は「今ここで問われても、私の独断で決めるわけにはいかない」と答えを留保しました。

※IWJ質問「福島第一原発廃炉目標を100年に延ばし、汚染水放出防げないか?」に大臣「議論は終結しているが、確実とは私自身言いきれない」!?~10.27梶山弘志経済産業大臣定例会見
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/47699#idx-8

 政府がコロナ禍の混乱に乗じて重要な決定を急ごうとする中、市民運動や野党の側も取り返しのつかない海洋放出を防ぐために動いています。

 そこで、本日は「海はゴミ捨て場じゃない! トリチウム等の放射能汚染水海洋投棄反対!安全性に問題あり巨額資金の無駄遣いである六ケ所再処理施設の稼働反対!~7.22『放射能汚染水を海に流すな』緊急行動 院内ヒアリング」を再配信します。

 「再稼働阻止全国ネットワーク」が呼び掛けたこのヒアリング集会には、50名が参加者して、経済産業省、原子力規制庁、外務省の担当者に対し質問を行いました。

 この日は、「地元からの声」として、福島から黒田節子氏(原発いらない福島の女たち)、青森・六ケ所から山田清彦氏(核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団事務局長)が出席しました。

 黒田氏は、次のように訴えかけました。

 「古い話ですが2011年に私たちグループが上京して経産省に話をした時のことが思い出されます。その時と今のあなた方はちょっと姿勢が違うのではないか…。

 この9年、福島の自然の恵み、そこでずっと暮らす権利を自分たちが失ったのだなと感じながら生きてきました。その責任は東電と国にある。そのことは明らかです。きちんと対応してほしい。

 汚染水の放出も福島県全59の市区町村中、29の市区町村が反対の意見を表明しているし、それは今後も増えるでしょう。そこに関しては革新も保守も関係なく一致している。海を汚すな! それが我々の思いです」

 山田氏は、「青森にいては訴えかけをしても『上に伝える』と言われるばかりで何も出てこない。それが省庁の対応の常だとしても、今日はもうちょっと実りあるものになれば、とここに来ております」と語りました。

 質疑応答では、省庁、委員会側にすでに渡されているトリチウム関連11項目、六ケ所再処理施設関連23項目の質問について担当者が回答をしました。

 詳しくは、午後7時30分からの再配信をご視聴ください!

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【タイムリー再配信 779・IWJ_YouTube Live】19:30~海はゴミ捨て場じゃない!トリチウム等の放射能汚染水海洋投棄反対!安全性に問題あり巨額資金の無駄遣いである六ケ所再処理施設の稼働反対!~7.22「放射能汚染水を海に流すな」緊急行動 院内ヒアリング
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、木原匡康、國府田響、塩澤由子、杉浦まりあ、仲川正紀、山内美穂、六反田千恵)

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