日刊IWJガイド 2015.4.7日号~No.937号~


■■■ 日刊IWJガイド 2015.4.7日号~No.937号~ ■■■
(2015.4.7 8時00分)

おはようございます。現在事務を担当しております、IWJの芹沢あんずです。

「三寒四温」と申しますが、暖かい日と寒い日が交互に訪れている今日このごろ。みなさま、お風邪など引かれていませんでしょうか。

東京では、満開だった桜の花が散り始めました。春風が吹き、ヒラリ、ヒラリと花びらが散る光景も、また綺麗なのですが、開花を待ち望んでいた、桜の花が散ってしまうのは、悲しいものです。

桜ももう終わりかな、と思っていましたら、昨夜、仕事が終わり、IWJ事務所から家へ帰る途中、ふと下を見ると、帰宅路の地面が桜の花びらで埋まり、ピンク色になっていました。とても綺麗で、思わず息をのんでしまい、疲れた心が癒されました。

思いがけないサプライズで心が和んだところで、いよいよ4月も2週目に入りました。日本の情勢に目を向けると、みなさまにお伝えするべきことが、至るところで起こっています。背筋をシャキリと整えて、頑張ります!

みなさま、IWJを何卒よろしくお願いいたします!!

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それでは、本日はまず、事務より、いくつかアナウンスをさせていただきます。

■4月9日のロックの会はお休みです、次回は5月9日「IWJ NIGHT」!

毎月9日は、松田美由紀さん・マエキタミヤコさん・小林武史さん・岩井俊二さん・そしてIWJ代表の岩上安身が発起人となってたち上げた、環境問題や政治問題など、さまざまなテーマについて考える会「69(ロック)の会」を開催しています。今まで、原発はもちろん、集団的自衛権、ウクライナ情勢に絡むエネルギー問題、歴史認識の問題など、その時々に旬なテーマを扱ってきました。

IWJでは、IWJの会員の皆様と、サポーターの皆様に向けて、ロックの会の模様を限定配信しています。4月9日の「ロックの会」はお休みで、次回開催の5月9日は「IWJ NIGHT」となります。登壇者の方や場所などの詳細が決定しましたら、お知らせいたします。是非、ロックの会の会場まで、足をお運びください。

また、遠方の方などで、会場に行くのが難しい方は、IWJの限定配信をご覧ください。

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■毎週水曜日 岩上さんは「FMぐんま」ラジオに出演しています!

現在、岩上さんは、毎週水曜日の午前8時30分頃から、FMぐんまの新番組「WAI WAI Groovin’」内のワンコーナー「WG WATCH」に電話出演し、その時々の時事テーマについて解説をしています。

前回は、辺野古新基地建設問題について解説しました。ローカル番組のため、ラジオですと群馬県内でしか聞けないのですが、ラジコのプレミアム登録(有料)を行うと、インターネットで番組を聞けるようになります。ぜひ、ご視聴ください。

※ラジコの「プレミアム(有料)」登録はこちらから
https://radiko.jp/rg/premium/

…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.4.7 Tues.**

【Ch4】13:00~「辺野古の海を守る緊急シンポジウム~防衛省ヒアリング」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※公益財団法人 日本自然保護協会(NACS-J)が主催。
花輪 伸一氏(ラムサール・ネットワーク日本)、安部真理子氏(日本自然保護協会)がスピーカーとして出席予定。
辺野古のサンゴ礁埋め立て問題について、公有水面埋め立て承認を経てボーリング調査に至る過程が話される予定。

【Ch5】15:00~「『第69回 日本の司法を正す会』 関東学院大学法学部教授・足立 昌勝氏を招いて(仮)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※ゲストは、足立 昌勝氏(関東学院大学法学部教授)。インタビュー・進行は、青木理氏(ジャーナリスト)。

~関連記事はこちら~
・共謀罪創設反対を求める院内集会─講演 足立昌勝 関東学院大学教授
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/56527

【「残業代ゼロ法案」閣議決定 進行する労働法制の悪化・再配信シリーズ
第3弾・Ch6】17:00~「『アベノミクスは何のミクスでもない』同志社大・浜矩子氏がアベノミクスの真の狙いを指摘~非正規雇用フォーラム 」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/119873
※2014年1月6日に行われた、「非正規雇用フォーラム」を再配信。同志社大学大学院教授の浜矩子氏は、「アベノミクスをアホノミクスと呼んでいた」と述べたうえで、「よく考えるとアホノミクスでもない。何のミクスでもない」と語りました。

【録画配信・IWJ_AOMORI1】18:00~「講演会『地球環境型地域経済』による青森県経済の再生」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aomori1
※2015年4月4日に収録した講演会を録画配信します。第一部は、岡田知弘京都大学大学院経済学研究科教授が講演。
第二部では、「青森県経済の未来を語る~原発・核燃に依存しないもう一つの道~」と題し、岡田知弘教授と大竹進氏が対談しました。

【IWJ_MIE1】18:30~「知っていますか?沖縄の辺野古基地建設用のケーソンを津市の工場で製造することを!!」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-mie1
※「辺野古のケーソンをつくらせない三重県民の会」が主催。
冨田正史氏(戦争をしない戦争協力もしない三重ネットワーク代表)が、「辺野古最新現地報告」と題して講演するほか、柴田天津雄氏(辺野古のケーソンをつくらせない三重県民の会代表)が「三重でケーソンは造らせない!」と題し、発言する予定。

【グローバル大企業の悪行に迫る!第8弾 会員限定再配信】20:00~「岩上安身による『モンサントの不自然な食べもの』 監督
マリー=モニク・ロバン氏インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/wj/member/limited
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/17982
※2012年6月2日、フランス人ジャーナリストでドキュメンタリー映画監督のマリー=モニク・ロバン氏に岩上安身がインタビューしました。

~~会員限定配信の視聴方法~~

1,会員限定視聴ページ( http://iwj.co.jp/wj/member/limited )へアクセス
2,登録メールアドレスとパスワードを入力
3,ページに表示されているパスワードを、視聴画面に入力

以上の手順で、ご視聴いただけます。ぜひ、ご覧ください。

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(前半の続き)…

■岩上さんの今後のインタビューの予定について、決定しているものを、お知らせいたします。

現在、岩上さんは、通院しつつ、体調の様子をみながら、インタビューを少しずつ再開しています。既に日程が決定しているインタビューについて、下記の通りお知らせします

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・4月10日 18時~ 横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏インタビュー 第3弾

「ちきゅう座」に「中国経済が米国を抜いて世界一になる時、中国封じ込めに失敗した安倍ドンキホーテ政権に未来はあるか――AIIB問題で世界の孤児となった日本」( http://chikyuza.net/archives/52164 )と題する論考を発表した矢吹晋氏に、AIIB問題を中心に、日中関係の展望についてお聞きします。

・4月13日 19時~ ジャーナリスト・樫田秀樹氏インタビュー

『悪夢の超特急 リニア中央新幹線』の著者である樫田氏に、電磁波や河川の水枯れ、原発との関連性など、リニア中央新幹線の問題点について、お話をうかがいます。

・4月18日 18時半~ 西尾正道氏・黒田洋一氏・岩上安身 三者鼎談

北海道がんセンター名誉委員長の西尾正道氏、『発達障害の原因と発症のメカニズム』の著者であり、「ネオニコチノイド」など農薬が人体特に脳にどのような影響を与えるかという問題に詳しい黒田洋一郎氏と、三者鼎談を行います。

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矢吹晋氏には、一昨年、尖閣諸島の領有権問題や「チャイメリカ体制」などを中心に、2回にわたってお話をお聞きしました。こちらもあわせてご覧ください。

※2013/12/10 外務省が削除した日中「棚上げ」合意の記録 尖閣諸島問題の核心について、岩上安身が矢吹晋氏にインタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/115882

※2014/02/13 尖閣問題から見えてきた「沖縄問題」の本質とは~岩上安身による横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/125015

西尾正道氏は、昨年の「饗宴V」にご登壇いただいた他、岩上さんのロングインタビューにも応じていただき、特別寄稿もお寄せいただきました。鼎談の予習として、ぜひ、こちらもご覧ください。

※2015/02/19 「内部被曝の影響は、これから出てくる」 放射線治療の第一人者が語る、被曝問題の隠された真実 ~岩上安身による西尾正道氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/233698

※【IWJブログ・特別寄稿】『健康被害に関するICRPの理論の問題点』(北海道がんセンター名誉委員長 西尾正道)
http://iwj.co.jp/wj/member/archives/32933

■AIIB不参加で国際的孤立に陥った日本

この日刊IWJガイドでも、連日のようにお伝えしているAIIB(アジアインフラ投資銀行)問題。アジア各国はもちろん、インドやオーストラリア、さらにはドイツ、フランスといったヨーロッパ各国まで参加を表明したAIIBに対し、米国の意向を忖度(そんたく)し、日本政府は当面の間の参加見送りを決めました。

安倍総理が提唱した「セキュリティ・ダイヤモンド構想」によって中国を包囲するはずが、逆に中国が主導するAIIBによって、日本が国際的孤立を余儀なくされたという、なんともお寒い今回の事態。IWJでは、岩上さんの連投ツイートをまとめ、「岩上安身のツイ録」として、記事をアップしました。

※【岩上安身のツイ録】破綻した「アジア基軸(Pivot to Asia)」と「セキュリティ・ダイヤモンド構想」 AIIB不参加で孤立を深め、それでも米国に追従する「政治哲学」なき安倍政権の愚
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/241742

岩上さんは上記記事の中で、「セキュリティ・ダイヤモンド構想」について、「米国の『Pivot to Asia(アジア基軸=日本などのアジア諸国と連携して中国をおさえこみ、アジアでの米国覇権を狙う戦略)』という外交戦略を鵜呑みにして、そのいわば『下半身』に相当する軍事戦略の一部を担いますよと、しゃしゃり出てみたお調子者の下手な作文に過ぎない。ここには政治哲学はまったく欠落している」と記しています。

AIIBに限らず、辺野古新基地建設問題でも、集団的自衛権行使容認でも、TPPでも、日本は米国に追従する一辺倒で、独自の「政治哲学」を持ちあわせていないのではないかと、私も思います。真に国益を追及するのであれば、経済成長著しい中国と友好関係を結び、交流を促進するべきではないでしょうか?

なお、この「セキュリティ・ダイヤモンド構想」にはじまり、安倍総理の歴史修正主義的な姿勢をめぐって、アクセルとブレーキを同時に踏む米国の「ジャパンハンドラー」の思惑について書いたメルマガ「岩上安身のIWJ特報!」を、会員限定に公開しています。ぜひ、IWJの定額会員にご登録いただき、全文をお読みください!

※2013/07/30 IWJ特報第95号 「ワイマール時代」の終幕? 孤立を深める日本(前編) ~幻の安倍論文「セキュリティ・ダイヤモンド構想」のすべて
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/93824

※2013/08/25 IWJ特報第96号―「ワイマール時代」の終幕? 孤立を深める日本(後編)~日本に対してアクセルと急ブレーキを同時に踏む米国の真意
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/98220

■子宮頸がんワクチン副反応被害問題、少女たちの涙の訴えと米国からの圧力

安倍政権による米国への隷従姿勢は、日本人の少女たちの健康状態にも、深刻な影響を及ぼしています。

IWJがこれまで力を入れて報じてきたテーマの一つに、「子宮頸がんワクチン」副反応被害の問題があります。

3月31日には、子宮頸がんワクチンの製造元であるグラクソ・スミスクライン社、MSD社(米メルク日本法人)前で行われた、被害者とその家族による涙の訴えの模様を中継、取材しました。

※2015/03/31 「どうして私たちに会ってくださらないのか」――子宮頸がんワクチン被害の声を無視し続けるグラクソ・スミスクライン、メルク本社前で被害者、家族らが涙ながらに訴え
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/241014

※2015/03/31 「国と医者を信じてワクチンを接種させたのに…」厚労省指定の大学病院に駆け込むも、担当医から無神経な言葉の数々 ~子宮頸がんワクチン被害者らが院内集会「もう限界に来ている」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/241018

被害者とその家族には決して会わないという冷淡な対応をとり続ける、グラクソ・スミスクライン社とMSD社。全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会代表の松藤美香さんは、「何度も何度も、何度も何度も、こちらにはお願いをしているんです」と、製薬会社に向かって涙ながらに救済を求めました。

【IWJブログ・特別寄稿】子宮頸がんワクチンの罠(全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会代表・松藤美香)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/124184

子宮頸がんワクチンが初めて国から承認を受けたのは、2009年。グラクソ・スミスクライン社が製造するサーバリックスが第一号でした。その後、2011年にMSD社のガーダシルも承認を受け、2013年4月から、この2つのワクチンが日本で定期接種化されました。

ところが、定期接種化された途端、副反応被害が相次いだことから、厚労省は「積極的勧奨」の「一時中止」を発表。しかし、全面的な禁止には、現在に至っても実現していません。

なぜ、これほどの副反応被害が報告され、被害者が涙ながらに訴えているにも関わらず、子宮頸がんワクチンの接種は、全面的に禁止されないのか。その背景には、米国からの露骨な圧力があったのです。

その事情について、岩上さんがニュースのトリセツで詳しくレポートしています。

※【岩上安身のニュースのトリセツ】集団的自衛権という「暴挙」と危険な子宮頸がんワクチンの接種継続という「異常」とに共通する「米国CSISからの圧力」 ~ワクチン推進のためには「メデイア監視」が必要?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/162537

それによると、米国の保守系シンクタンク「CSIS」は、2014年5月に出されたレポート「日本におけるHPVワクチン接種状況 問題と選択肢」の中で、「報告されているワクチン投与後有害事象(AEFI)が重篤か否か、真実か感覚的なものかに関わらず、ワクチンに対する国民の信用を維持し、再度信用を築くためには、迅速かつ適切な対応が不可欠である」などと指摘。子宮頸がんワクチンの接種を継続するよう、提言を行っているのです。

CSISといえば、安倍総理が日米首脳会談のために訪米した際、オバマ大統領と会ったものの晩餐会を開いてもらえず、その代わりに総理が足を運んだのが、このCSISの本部でした。

この夜、リチャード・アーミテージ氏、マイケル・グリーン氏ら「ジャパン・ハンドラー」を前に、安倍総理は何度も礼を述べ、「Japan is back(日本は戻ってきました)」「I am back(私は戻ってきました)」とアピールしたことはよく知られています。CSISとは、日本政府にとって、対米従属を象徴するようなシンクタンクなのです。

日本の安全保障のため、中国に対する抑止力確保のため、などという理由で、正当化される安倍政権の米国従属の姿勢。しかし、その対価として、いたいけな少女たちの健康が犠牲にされていることは、もっと真剣に考えられてしかるべき問題ではないでしょうか。ここには、米軍基地のほとんどが沖縄に押し付けられていることと同様の構図を見てとることができます。

IWJでは、これまでに取材した子宮頸がんワクチン副反応被害に関する記事を、特集ページに集約しています。ぜひ、こちらもご覧ください。

※【特集】政府と製薬業界、御用学者からの残酷な贈りもの~IWJが追う「子宮頸がんワクチン」副反応被害
http://bit.ly/18PE960

■安倍総理の「盟友」、下村博文文科相は辞任秒読み!?

「政治とカネ」を巡り、小渕優子議員(元経産相)、西川公也議員(元農水相)の辞任など、閣僚の不祥事が相次いでいる第3次安倍内閣。「次の辞任候補」として取り沙汰されているのが、下村博文文科相です。

下村氏に対しては、塾経営者らが全国6ヶ所で組織する”任意団体”「博友会」からの「寄付」が、実態は、年会費名目で集められた政治資金だったのではないか、との疑惑がかけられています。下村氏は、国会で連日のように追及されていますが、「懇親のための任意団体で、私の政治活動とは無関係」と、政治資金規正法違反にはあたらないとの答弁を続けています。

あっさりと辞任した小渕氏や西川氏、さらには「うちわ」問題で法相を辞任した松島みどり氏に比べ、安倍総理は、下村氏を徹底して守る構えのようです。

それもそのはず、安倍総理と下村氏は、歴史認識をぴたりと一にする、まさしく「盟友」なのです。

2012年11月6日付けの米ニュージャージー州の地元紙「スターレッジャー」に、「Yes, We remember the facts」と題し、旧日本軍による従軍慰安婦の強制連行を否定する意見広告が出されました。その意見広告に「賛同人」として名を連ねていたのが、他ならぬ安倍総理と、下村氏なのです。この意見広告には他にも、第2次安倍政権の閣僚から、新藤義孝前総務相、稲田朋美前行革相、古屋圭司前国家公安委員長、そして第3次安倍政権の閣僚から、高市早苗総務相が名前を連ねています。

安倍総理は、高市氏が「ネオナチ」団体の男性とツーショット写真を撮っていたことが発覚した際も、山谷えり子国家公安委員長が「在特会」元幹部の男性とツーショット写真を撮っていたことが発覚した際も、閣僚の辞任を促すことはせず、守り切りました。安倍政権においては、歴史認識絡みで問題が発覚した閣僚は、辞任する必要がないようです。

IWJではかつて、この意見広告について、記者会見で下村氏と新藤氏に直接質問をぶつけていました。稲田氏にいたっては、IWJの質問に対して、こともあろうに「従軍慰安婦は合法だった」と開き直りました。もちろん、従軍慰安婦は合法ではありません。ぜひ、動画アーカイブをご覧いただければと存じます。

※2013/05/31 「コメントは差し控えたい」 下村文科相、従軍慰安婦に関する自身の認識について言及さける ~下村博文文部科学大臣 定例会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/82460

※2013/05/31 新藤総務相、慰安婦問題について「国の方針で行動していく」 ~新藤義孝総務大臣 定例会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/82458

※2013/05/24 稲田大臣、従軍慰安婦制度について「戦時中、合法であったことは事実」 ~稲田朋美行政改革担当大臣 定例会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/81090

従軍慰安婦制度が合法の制度ではなかった点については、戸塚悦朗氏、能川元一氏らが、冷静かつ明晰に論じています。

ぜひ、アーカイブをご覧ください。

※2013/06/24 「日本軍慰安婦制度は、国内法上も国際法上も明らかに犯罪である」「韓国併合は無効である」~国際人権法学者・戸塚悦朗氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/86605

※IWJ特報第107-110号「従軍慰安婦制度は国際法違反――人権意識の低い日本政府の現実~戸塚悦朗氏インタビュー」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/105625

※【IWJ特報!140・141・142号】歴史修正主義者の詭弁を徹底論破! 能川元一氏インタビュー 第1部~南京大虐殺編
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/137621

※【IWJ特報!143-146号】歴史修正主義者の詭弁を徹底論破! 能川元一氏インタビュー第2部~従軍慰安婦編
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/143763

※【IWJブログ・特別寄稿】「南京虐殺否定論」の虚妄をふりまく「産経」は、サンフランシスコ講和条約「破棄」の覚悟があるのか!?(前編)能川元一・大学非常勤講師
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/235978

※【IWJブログ・特別寄稿】「南京虐殺否定論」の虚妄をふりまく「産経」は、サンフランシスコ講和条約「破棄」の覚悟があるのか!?(後編)能川元一・大学非常勤講師
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/236194

従軍慰安婦問題や南京大虐殺など歴史認識問題に関しては、昨年の「朝日新聞バッシング」に顕著なように、あたかも「まったくなかった」ことにするかのように、産経新聞やその他の保守系メディアを中心として、歴史修正主義の暴風が吹き荒れています。

IWJでは、これまで、岩上さんのロングインタビューやメルマガ「岩上安身のIWJ特報」などで、この歴史修正主義がいかに愚劣なものであるか、繰り返し指摘してきました。ぜひ、過去のアーカイブやメルマガをご覧ください!

※2014/09/10 「自分の体は、自分のもの」その権利を奪われた慰安婦は性奴隷 ~岩上安身による元自衛官・泥憲和氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/168087

※2015/01/10 「捏造記者」という捏造 「不当なバッシングには屈しない 」~ 岩上安身による元朝日新聞記者・植村隆氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/224004

※2015/02/20 「櫻井よしこさんは、私の記事を読んでいないのでは? 間違った事実を元に『捏造』と言われても困る」──元朝日新聞記者・植村隆氏に岩上安身が2度目のインタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/233830

■売り切れ表示のサイン本、1冊ずつ、まだありました! 残り物には福がいっぱい! セール

IWJでは現在、岩上さんがインタビューした先生方や、IWJとゆかりのある方々の書籍を、著者のサイン入りで販売しています。

下記の先生方のサイン本について、帯が破損していたという理由で「売り切れ表示」とさせていただいていましたが、出版社の方のご厚意で新たな帯をお送りいただき、新たに巻き替えをいたしましたので、それぞれ1冊ずつ、販売させていただくことができるようになりました!

「残り物」には福がいっぱいつまっています!この機会に是非お買い求めください!!

【!!残り1冊!!】

・大野和興著『日本の農業を考える』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=72

・大野和興・山下惣一 共著『百姓が時代を造る(増補版)』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=73

・大野和興著『食大乱の時代』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=74

・国枝昌樹著『イスラム国の正体』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=78

・古賀茂明著『国家の暴走 安倍政権の世論操作術』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=92

・小出裕章・西尾正道共著『被ばく列島 放射線医療と原子炉』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=75

他にも、このIWJブックショップでは、北海道がんセンター名誉院長・西尾正道氏、IWJ関西の柏原資亮が発表した愛犬の写真集、一水会代表の木村三浩氏、福沢諭吉の実像に迫った杉田聡氏などの著書を、それぞれ、ご本人のサイン入りで、販売中です!! 下記のURLより、お買い求めください!!
http://iwj.co.jp/feature/book/

また、引き続き、岩上安身直筆サイン入りの『百人百話』『前夜』の他、「饗宴」「クロストークカフェ」「DeepNight」などのDVD、Tシャツ、ステッカーなども好評販売中です!!

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http://iwj.co.jp/shop/goods/main.html

■わとはぷ~What happened today?

さて、本日は4月7日です。

すべての働く人間にとって、とても重要な「労働基準法」が、今から約70年前の1947年4月7日に公布されました。日本で初めての、労働者を保護する法律と規則であるとされています。労働者の立場を守るこの法律を改悪しようとしているのが、安倍政権です。

国内の非正規労働者が2000万人を超える中、安倍政権は「成長戦略」の名のもとに、「企業が世界で一番活躍できる国」というスローガンを掲げ、労働法制の規制緩和を進めようとしています。安倍政権は、憲法の改悪を目論むと同時に、労働者を守る大事な法律も変えようとしているのですね。本当に、恐ろしいです。

現在、IWJでは【「残業代ゼロ法案」閣議決定 進行する労働法制の悪化・再配信シリーズ】と題して、シリーズ配信を行なっています。

本日も17時より、2014年1月16日に「非正規雇用フォーラム」で開催された、オープン講座の模様を再配信します。この機会に、ぜひ、ご覧ください。

※【「残業代ゼロ法案」閣議決定 進行する労働法制の悪化・再配信シリーズ 第3弾・Ch6】「アベノミクスは何のミクスでもない」同志社大・浜矩子氏がアベノミクスの真の狙いを指摘~非正規雇用フォーラム
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/119873

既に配信したものは下記の通りとなっています。会員にご登録いただくと、いつでもご視聴いただけますので、ぜひ、会員にご登録のうえ、ご覧ください!

※【「残業代ゼロ法案」閣議決定 進行する労働法制の悪化・再配信シリーズ 第1弾・会員限定再配信】 「国家戦略特区」は”ブラック特区” 派遣法改正で拡大する賃金格差 ~岩上安身による棗(なつめ)一郎弁護士インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/122490

※【グローバル大企業の悪行に迫る!第7弾 会員限定再配信】 「最低でも世界の富の4分の1は租税回避されている」~岩上安身による志賀櫻氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/96288

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