生活の党・小沢一郎代表は11月17日、定例の記者会見を行ない、次期衆議院選挙において新党を結成し、自民党に変わる受け皿を作るべきとの考えを示唆した。
(IWJ・石川優)
特集 総選挙2014
生活の党・小沢一郎代表は11月17日、定例の記者会見を行ない、次期衆議院選挙において新党を結成し、自民党に変わる受け皿を作るべきとの考えを示唆した。
■ハイライト
小沢代表は、この日の定例会見で野党再編に関する質問にこう答えた。
「統一名簿とかいろいろ言われているけれども、新党にしなければ意味は半減しちゃう。150の比例議席があり、今のままの4つ5つ、社民・共産合わせれば7つで分けるとなると、圧倒的に自民党に有利になって、比例議席はさらに自民党が増える。
民主・維新が今のままでは、この前のように(議席が)取れない。新党でやらないと、完全な戦線統一にはならない。国民も一つの政党というイメージでないと、受け皿とはみなさない。統一名簿という言葉を使っている人も含めて、新しい政党を作って選挙に臨む」
小沢代表は、次期衆院選挙において、あくまで「新党」を作り、選挙に備えるのが望ましいとの考えを示した。
主要メディアは、近く衆院解散選挙になると連日のように報じており、各党は選挙戦の準備に取りかかっている。こうした状況を受けて、小沢代表は新党結成について、会見でこう述べた。
「(新党結成の)時間がないので、ドタバタにはなるが、その気になれば難しいことではない。候補者と選挙区の調整やら大変だが、新党を構成するということに長時間は要しない。決断、ひとつだと思う」
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