憲法記念日に学生が秘密保護法反対のデモ 歌やダンスで反対の意思を表現 2014.5.3

記事公開日:2014.5.3取材地: テキスト動画
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(IWJ・石川優)

 昨年12月の臨時国会で可決・成立した特定秘密保護法に反対する学生によるデモが、憲法記念日の5月3日、東京・新宿周辺でおこなわれた。学生らがデモを行うのは、2月1日ぶり2回目となる。

 デモに先立ち、30分ほど集会がおこなわれた。主催者の一人は、「このデモをやるにあたって、何で二回目もやるのか。何度デモに参加しても、劇的には変わらない現実に失望したことはないでしょうか。自分たちの活動がそう簡単に現実を変えることはないと、知っている。そういう空気がそこらじゅうに充満している」と訴えた。

 そのうえで、「しかし、試みを諦めたらいけません。挑戦を諦めたら絶対にいけません。そんなことをしてどんな意味があるのか問う人もいるでしょう。そのような事を言う人には、問を問うことが一番無意味なのだと言いたい」と、デモに参加する思いを語った。

 学生は、HIP-HOPなどの音楽を流した車を先頭に、「特定秘密保護法反対」などのシュプレヒコールをし、街頭の人々にアピールした。参加する学生は、歌を歌ったり、ダンスをしてデモ行進をし、約1時間半、新宿周辺で特定秘密保護法反対の声をあげた。

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