「学校にも通えず、日常生活にも支障をきたすような神経症状が出ている」
「激しい痛み」、「けいれん」、「学習障害」など、定期接種化されている子宮頸がんワクチン(以下、HPVワクチン)による副反応被害が相次いでいる事態を受け、6月14日、厚生労働省は「積極的な接種勧奨を一時中止する」ことを決定。HPVワクチン接種による、さらなる被害の拡大を防止するため、一時的な措置がはかられた。
しかし、定期接種化されたHPVワクチンの接種事業が中止されたわけではない。被害の現状を訴える全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会は、4月の時点で厚生労働大臣に対し、HPVワクチン接種事業の中止と、被害者への救済、治療法の確立、HPVワクチン副反応の究明、HPVワクチン接種者の健康被害調査を求めているが、現段階において、これらの要望は実現されていない。
厚生労働省によれば、3月31日までにHPVワクチンを接種したのは328万人であるとされ、HPVワクチンによる副反応報告は、現在認可されている「サーバリックス」、「ガーダシル」の2種合計で1968件にのぼる。そのうち、重篤と判断されたのが878件あり、4月1日からの定期接種化によって、さらなる被害の拡大が懸念されている。
被害の拡大防止と、被害者救済を求め、同連絡会は10月15日、横浜市役所で記者会見を開き、連絡会の「神奈川支部発足のための賛同人を募集する」と呼びかけ、賛同、支援の協力を訴えた。
この子供達の声真摯に耳を傾けよう。
党利党略で動くのではなく、自らの良心の声に従いましょう!
子供の未来を奪うのでは無く、子供のを護るのが大人の責任と義務なのです。