反ACTA官邸前抗議行動 2012.8.23
2012年8月23日(木)、首相官邸前で、「反ACTA官邸前抗議行動」が行われた。
2012年8月23日(木)、環境省前で行われた「8月23日、堪忍袋の緒も切れた。いざ環境省」の模様。瓦礫問題と被災動物問題を中心テーマとし、大阪、京都方面からツアーバスで訪れた参加者もいた。
福島第一原発事故により20km圏内の住民は避難を余儀なくされたが、その際、膨大な数の動物たちは同伴を許されず、ほとんどが取り残される事となった。一ヶ月半後に警戒区域に設定されて以降は、一時立ち入りして救出することも困難となった。環境省は動物愛護法を所管しており、参加者たちはその精神を遵守すべく、全力をつくすことを求めた。
2012年8月23日(木)、東京都千代田区の衆議院第一議員会館において、「第13回 国会エネルギー調査会(準備会)『全原発の直下活断層再点検と国民的議論の取りまとめを検証』」が開催された。この会合は、資源エネルギー庁が設置した、総合資源エネルギー調査会基本問題委員会のメンバーらが運営する自主的分科会と、超党派の国会議員らで構成する原発ゼロの会が共同で開催しているものである。福島第一原発事故を契機に、さまざまな問題が顕在化した我が国のエネルギー政策を見直すべく議論を重ね、エネルギー調査会を国会に設置することを求めている。13回目となる今回の会合では、原発の直下に存在する可能性が指摘されている活断層の再点検状況と、将来における原発比率の国民的議論の取りまとめ状況について検証した。
2012年8月22日(水)、文部科学省前で、文部科学省抗議行動「福島の子供たちを西日本に避難させよ」が行われた。参加者のひとりは「福島では安全ばかりが強調され、リスクは低く見積もられ、本当に守らなくてはいけない子供たちが取り残されている。」として避難を要請した。途中、文科省の窓から職員とおぼしき男性が顔を出し、参加者たちはコミュニケーションを求めたが、男性は最後まで無言であった。
2012年8月22日(水)、東京電力本社で、東電会見が行われた。
協力企業作業員50歳代男性が、心肺停止のため救急車でいわき共立病院搬送された。現在病院からの診断結果を待っている状態と発表。
2012年8月22日(水)、首相官邸で、「野田首相に対する直接要求・勧告行動」が行われた。
2012年8月22日(水)、首相官邸前で、「「野田首相に対する直接要求・勧告行動」に伴う官邸前抗議行動」が行われた。
2012年8月22日(水)、神奈川県庁で、黒岩祐治神奈川県知事 定例記者会見が行われた。
2012年8月22日(水)、兵庫県神戸市中央区のラッセホール5階、サンフラワーで「食の安全・安心フォーラム~食品中の放射性物質対策について~」が行われた。主催は内閣府食品安全委員会、厚生労働省、農林水産省、消費者庁、共催は兵庫県。プログラム内容は「食品中の放射性物質による健康影響について」(内閣府食品安全委員会)、「食品中の放射性物質の新たな基準値・検査体制について」(厚生労働省)、「農業生産現場における対応について」(農林水産省)、そして意見交換会。
2012年8月22日(水)、中央合同庁舎4号館で、国家戦略室主催による「第一回 国民的議論に関する検証会合」が行われた。約9万件を集めたパブリックコメントの、その後の扱いについての議論。
議題は、1.国民的議論に関する経緯について(報告事項)、2.国民的議論について検討すべき課題と戦略への反映プロセスについて(討議事項)、3.<課題1>検証の対象とすべき調査結果や情報について(討議事項)、4.<課題2>調査結果や情報の整理の仕方について(討議事項)、の4項目。
2012年8月22日(水)、衆議院第一議員会館で行われた「脱原発法制定全国ネットワーク設立記者会見」の模様。原発のない社会を早期に実現するため、作家の大江健三郎さんらが中心となり、脱原発基本法(仮称)の成立を国会議員に働き掛ける市民グループ「脱原発法制定全国ネットワーク」を設立した。本日の記者会見には大江氏の他、前日弁連会長の宇都宮健児氏、脱原発弁護団全国連絡会の河合弘之氏、作家の鎌田慧氏らが参加した。同グループは、「2020年度から25年度までのできる限り早い時期に原発ゼロを実現する」と明言。原発の新増設や「40年廃炉」の例外は認めず、高速増殖炉「もんじゅ」は即時廃止。使用済み核燃料の再処理は停止すべきと主張した。
2012年8月21日(火)、大阪市環境局 第1会議室で行われた、「関西*母と科学者の会」との協議”災害廃棄物の広域処理と原発再稼働問題に関する要望”の模様。
「関西*母と科学者の会」は、親として子供を守りたいと強く願う母親を中心とする市民と、各分野で専門的に活躍されている科学者や有識者が、世代を超えて命と環境を守り続けたいとの共通の思いで繋がり発足した会。7月17日には、橋下徹大阪市長ならびに辻淳子大阪市議会議長宛に、災害廃棄物の広域処理と原発再稼働問題に関する要望を提出している。今回は、対応した職員が内部被曝に対する知識が不足していることに業を煮やした市民が、急遽実効線量の計算法などをレクチャーする一幕もあった。内部被曝について正しい見識のある専門家を検討会などに入れて欲しい、と市民側は強く要求。
2012年8月21日(火)、東京電力本社で、東電会見が行われた。
原子力・立地本部長代理の松本純一氏は、数週間毎に行なっている福島第一原発20キロメートル圏内の海域における魚介類の核種分析の結果を公表した。会見の中で松本本部長代理は、今年8月1日に福島県南相馬市太田川沖合で採取したアイナメから、1キログラムあたり2万5800ベクレル(国の基準の258倍)という、これまでで最も多い放射性物質が検出されたと述べた。