部落解放協議会2016「狭山再審の現状と課題 」 ―講師 中北龍太郎 弁護士 2016.11.20

記事公開日:2016.11.24取材地: 動画

 2016年11月20日(日)、大阪府大阪市の日本基督教団阿倍野教会にて、部落解放協議会2016が開催され、「狭山再審の現状と課題-冤罪と裁判― 」と題し、狭山再審弁護団事務局長の中北龍太郎弁護士による講演が行なわれた。狭山事件は、1963年の5月1日に埼玉県入間市(現狭山市)で発生した女子高生誘拐殺人事件。


狭山事件の再審を求める市民集会 冤罪53年~いまこそ再審開始を! 2016.5.24

記事公開日:2016.5.24取材地: 動画

 2016年5月24日、東京都千代田区の日比谷野外音楽堂にて、「狭山事件の再審を求める市民集会 冤罪53年~いまこそ再審開始を!」が開かれ、主任弁護人の中山武敏氏、憲法学者の小林節氏、事務局長の中北龍太郎氏らによる狭山再審弁護団報告が行われた。


「吉田調書」朝日新聞記事取り消し問題 「誤報ではない」「厳正な処分は不当」弁護士200人が申し入れ ~呼びかけ人・中山武敏弁護士インタビュー(聞き手:佐々木隼也記者) 2014.10.10

記事公開日:2014.10.11取材地: テキスト動画独自

 朝日新聞社が非公開だった「吉田調書」の内容を5月20付の記事で報道し、後に「命令違反し撤退」とする記述と見出しは「間違った表現だ」として謝罪し、記事の取り消しと関係者の「厳正な処分」を発表したことを受けて、9月26日、弁護士9人が、朝日新聞社と同社の第三者機関に対し「不当な処分はなされてはならない」「記事全体を取り消さなければならない誤報はなかった」などと申し入れを行った。

 10月10日、IWJは申し入れの呼びかけ人である中山武敏弁護士にインタビューを行い、申し入れの経緯や、申入書の詳しい内容、申し入れ後に行われた記者会見の様子などについて、話を聞いた。


「この映画はラブストーリー」 〜映画「SAYAMA みえない手錠をはずすまで」トークショー 2014.7.18

記事公開日:2014.7.18取材地: テキスト動画

 7月18日(金)、ボレポレ東中野で映画「SAYAMA」最終上映後、プロデューサーの陣内直行氏と金聖雄監督によるトークショーが行われた。

 トークの終わり際、サプライズゲストとして、映画の主人公であり、狭山事件で無罪を争っている石川一雄さん・早智子さん夫妻も登壇し、大きな拍手で迎えられた。


狭山事件から51年 弁護団らが現場検証 足利事件の菅谷氏も同行し、石川一雄氏の無罪を確信 2014.5.1

記事公開日:2014.5.7取材地: テキスト動画

 狭山事件の発生から51年が経った。

 1963年5月1日、女子高生が下校中に行方不明となり、被害者宅に身代金を要求する脅迫状が届けられた。翌日、身代金受け渡しの場所周辺で警察が張り込みをしたが、現場に現れた犯人を取り逃がしてしまう。捜査体制が強化されたが、事件発生から3日後の5月4日、被害者の遺体が発見された。当時の警察庁長官は、この責任を取って辞任する事態になった。


日本外国特派員協会主催 狭山事件元被告ほか 記者会見 2013.6.13

記事公開日:2013.6.13取材地: テキスト動画

 2013年6月13日(木)15時から、東京都千代田区の日本外国特派員協会で、狭山事件の石川一雄元被告と主任弁護士の中山武敏氏が記者会見を開いた。スリランカの人権活動家で、反差別国際運動(IMADR)理事長のニマルカ・フェルナンド氏が同席した。強盗殺人などの罪で無期懲役に処せられ、現在は仮釈放中の石川元被告は、「事件発生から50年が経つ今でも、捜査側は多くの証拠を隠したままだ」と強調し、「全国から支援の声を募って、証拠開示の圧力を強め、近いうちに無罪を勝ち取りたい」と表明した。


鎌田慧氏をゲストに冤罪を考える―第51回 日本の司法を正す会 2013.2.15

記事公開日:2013.2.15取材地: 動画

 2013年2月15日(金)、東京都千代田区の村上正邦事務所で、「第51回 日本の司法を正す会」が行われた。この日は、狭山事件、弘前事件などの冤罪事件について、取材・執筆を行ってきたルポライターの鎌田氏が招かれ、「なぜ冤罪は起こり続けるのか」ということについて、話し合われた。鎌田氏は「本人はやっていないと言っているのに、死刑になる不条理な世界。また、国家権力を使うことが、自分の出世に繋がるという今の官僚制度はおかしい。間違いだと気づいても訂正出来ないことになる。今回の原発も同じ構造」と国の制度を批判した。