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「TPPは現代の植民地政策」 米韓FTAの惨状からTPPを考える~岩上安身によるインタビュー 第277回 ゲスト 郭洋春氏(立教大学経済学部教授) 2013.2.21
特集 TPP問題
2013年2月21日(木)、東京都豊島区の立教大学 池袋キャンパスで、郭洋春氏へのインタビューが行われた。米国でTPPを推進している中枢機関USTR(米通商代表部)のカトラー代表補は、「TPPでは米韓FTAと同じか、それ以上の高いレベルの自由化を求める」と公言している。TPPの「先行モデル」とされる「米韓FTA」が締結されたのは、2012年3月15日。その後、韓国の経済・貿易はどのように変化した(させられた)のか。その惨状を、TPP問題に詳しい郭洋春教授にうかがった。郭氏は、米韓FTAに含まれている「ISD条項」によって、外国企業が自国の「土地」すらも収奪できてしまう仕組みを解説し、「TPPは現代の植民地政策」と批判した。
米韓FTA発効で韓国メディアがストライキ突入~岩上安身によるインタビュー 第194回 in ソウル ゲスト 宋基昊(ソン・キホ)弁護士 2012.3.24
特集 TPP問題
TPPの先行モデルと言われる米韓FTAが、2012年3月15日に発効した。5年以内に95%の関税が撤廃される他、一度規制を緩和すると元に戻せない「ラチェット条項」や、米国企業が韓国国内で期待した利益が得られなかった場合、国際機関に韓国政府を提訴できる「NVC条項」など、韓国側にとって不利な、いわゆる「毒素条項」を多く含んでいると言われる。
岩上安身によるインタビュー 第192回 ゲスト 宋弁護士と国民運動の朱政策委員長 2012.3.12
2012年3月12日(月)、 衆議院第二議員会館で行われた宋基昊弁護士と朱政策・国民運動委員長へのインタビューの模様。
【第19号】岩上安身のIWJ特報!韓米FTA、その恐るべき実態とは何か ~立教大学経済学部教授 郭洋春氏による報告~ 2012.1.28
1月8日(日)から12日(木)の5日間、山田正彦元農水相が会長を務める「TPPを慎重に考える会」のメンバーが訪米。USTR(アメリカ通商代表部)他、アメリカの各種業界団体やNGO団体を訪問し、アメリカにおけるTPP認識について調査を行った。
同調査団は帰国後の記者会見で、「TPPで日本に何を求めているのか?
と諸団体に質問したところ、知的財産権の中身については、「韓米FTAを見れば、それが日本に求めるものと同じであり、韓米FTA以上のハイレベルなものを日本には要求するだろう」との返事があったと明らかにした。
第23回「TPPを慎重に考える会勉強会」 ―韓国の世論を二分する米韓FTAの問題点とは- 2011.12.9
※動画のご視聴は会員限定となります。
2011年12月9日(金)、衆議院第一議員会館で行われた、「第23回 TPPを慎重に考える会勉強会」の模様。