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「この裁判の真の目的は、抗議行動そのものを潰すこと」 〜上関原発スラップ訴訟被告 岡田和樹氏 講演 2014.2.15
「原発政策の下では、国も司法も弱者には手を差し伸べない」──。
2014年2月15日、広島県福山市の福山市民参画センターで、勉強会「STOP スラップ! とめよう原発 守ろう表現の自由」が開かれ、上関原発反対運動に関わり、中国電力からスラップ訴訟(企業や政府が威圧の目的で個人を相手に起こす訴訟)を起こされている、岡田和樹氏が講演を行った。
全国スラップ訴訟止めよう!シンポジウム 2013.11.23
2013年11月23日(土・祝)13時より、東京・新宿区の早稲田大学早稲田キャンパスで「11・23全国スラップ訴訟止めよう!シンポジウム」が開かれた。
スラップ訴訟(SLAPP訴訟)とは何かについてフリージャーナリスト・烏賀陽弘道氏が基調講演を行ったのに続き、沖縄・東村高江の米軍ヘリパッドの反対運動、山口・上関原発反対運動、経産省前テントひろばに対する訴訟の被告などが報告を行った。政府や企業などが威圧・恫喝の目的で住民相手に起こすスラップ訴訟は、言論の自由を侵害するものとして、米国では提訴の抑止・被害防止を定めた法律を持つ州も多い。
「31年間、上関原発の建設を止めていることは誇り」 ~ハチの干潟調査隊 秋の学習会&散策会 祝島島民の会・清水敏保氏講演 2013.10.5
「ハチの干潟を守っていくことも、上関原発を阻止することも、瀬戸内海の自然を守っていくことでは同じ」──。2013年10月5日、広島県竹原市の人権センターで「第6回 ハチの干潟調査隊 秋の学習会&散策会」が開かれ、ハチの干潟調査隊代表の岡田和樹氏は、このように語った。
ハチの干潟とは、竹原市賀茂川河口に広がる天然の干潟で、沖合には豊かな藻場が広がり、瀬戸内海でも多種多様な生き物が生息する貴重なエリア。一時、埋め立て計画が持ち上がったが、多くの人が反対の声を上げて計画を撤回させた経緯がある。ハチの干潟調査隊は、この干潟を手つかずのまま後世へ伝えるために、生物や環境の定期調査、干潟の観察会などを行っている。また、同じ瀬戸内海の自然や文化を守るために、山口県の上関原発計画中止も訴えている。この日は、長年、上関原発の反対運動に取り組んできた清水敏保氏が講演を行った。また、干潟散策会では、今年になって初めてカブトガニがみつかったポイントを訪れて、カブトガニの探索を行った。
ヒロシマロック世界会議 ~5.5こどものいのち~ 2013.5.5
2013年5月5日(日)11時より、広島県尾道市の向島洋らんセンターで「ヒロシマロック世界会議 ~5.5こどものいのち~」が行われた。トークや音楽で、子供の命について考えるこのイベントは、必然的に放射能や原発についての話題が、多く語られた。詩人のアーサー・ビナード氏は「市民の愛情から生まれた運動は縁結びにもなる。婚活よりも、廃炉に向けた活動を」と、柔らかな口調で訴えた。
「止めよう上関原発!守ろう命の海!」上関原発現状報告とミーティング 2013.3.13
2013年3月13日(水)15時から、山口県山口市の山口県労働者福祉文化中央会館で、「『止めよう上関原発!守ろう命の海!』上関原発現状報告とミーティング」が行われた。弁護団の堀弁護士は、これまでの裁判の経緯を説明し、埋め立て許可を1年間延長する県の対応については、「行政手続法違反である」と指摘した。
上関原発準備工事妨害行為者に対する4800万損害賠償請求=SLAPP裁判、公判後の被告と弁護団の報告会見 2012.10.17
2012年10月17日(水)、山口県山口市の山口地裁で、上関SLAPP訴訟の第15回目の公判が行われ、終了後に「上関原発準備工事妨害行為者に対する4800万損害賠償請求=SLAPP裁判、公判後の被告と弁護団の報告会見」が行われた。また、被告となった岡田和樹氏へのIWJ中継特派員によるインタビューも併せて行われた。