保安院会見 15:20 2011.3.26

記事公開日:2011.3.26取材地: テキスト動画

 2011/03/26(土)15時20分ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
 冷却系を構築するため、1号機TB建屋地下に溜っている汚染水を抜いて作業することを検討している。その他冷却系を構築する方法は複数あるが、線量が高く作業が可能か否かを含めて検討中。
 建屋に汚染水が溜っており、その廃水などをどう行うかが検討課題になりつつある。


保安院会見 10:15 2011.3.26

記事公開日:2011.3.26取材地: テキスト動画

 2011/03/26(土)10時15分ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
 炉心、使用済燃料プールへの注水を海水で行っていたが、順次淡水の注水に切り替える作業を行っている。


保安院会見 21:50 2011.3.25

記事公開日:2011.3.25取材地: テキスト動画

 2011/03/25(金)21時50分ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
 1号機は本日15:37から淡水注水にきりかえた。また、6号機使用済燃料プールの残留熱除去系の海水ポンプを、仮設電源から外部電源にきりかえた。


保安院会見 14:45 2011.3.25

記事公開日:2011.3.25取材地: テキスト動画

 2011/03/25(金)14時45分から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。

 現在までの核種分析の結果 燃料由来のものであることは間違いなく、燃料が損傷している可能性が高まったことが分かった。
 3号機タービン建屋地下の汚染水について、燃料の破損だけではく使用済燃料の破損の可能性もある。原子炉そのものが棄損していることを示す証拠はまだない。現時点では原因は分からない。


保安院会見 10:15 2011.3.25

記事公開日:2011.3.25取材地: テキスト動画

 2011/03/25(金)10時15分から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
 3号機タービン建屋での作業員被曝について、原因となった水の放射能濃度を測定した結果、通常運転中の原子炉水と比べ、約1万倍の濃度があることが分かった。燃料損傷の可能性が高まった。
 保安院は放射線の管理に問題があると考えて、本日01:30に、保安院森山審議官から東京電力の保全担当責任者に、再発防止の観点から放射線管理を見直すよう、口頭で指示したと発表した。


保安院会見 21:45 2011.3.24

記事公開日:2011.3.24取材地: テキスト動画

 2011/03/24(木)21時45分から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
 足の皮膚に放射性物質の汚染を受けた作業員二名は、福島県立病院に搬送されたが、今夜中に千葉県にある放射線医学総合研究所に移送されることが分かった。


保安院会見 15:00 2011.3.24

記事公開日:2011.3.24取材地: テキスト動画

 2011/03/24(木)15時から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
 3号機タービン建屋地下一階でケーブル敷設作業を行っていた作業員三名が170~180mSvの被曝をうけ、その内二名は足の皮膚に汚染を受け病院へ搬送されたと発表した。
 4号機使用済燃料プールの温度が100℃と発表したが、計測が正常に行われておらず、正しくないデータだと発表した。防衛省の計測データでは、23日現在格納容器上が28℃、プール上が22℃であった。


保安院会見 10:45 2011.3.24

記事公開日:2011.3.24取材地: テキスト動画

 2011/03/24(木)10時45分から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
 1号機炉心への流量を少し抑えたところ、圧力が若干下がったが、今後の推移は不明でありベントの可能性は残されている。
 海水の分析結果、Te-132(テルル)が初めて検出された。


保安院会見 21:45 2011.3.23

記事公開日:2011.3.23取材地: テキスト動画

 2011/03/23(水)21時45分から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
 1号機は消火系と給水系の二系統から炉心に給水しているが、格納容器圧力が上昇してきている。設計圧力までまだ余裕があるが、注意して監視して見ていくと発表した。
 福島第一の津波対策について、質問に対する回答としてこれまでの経緯を説明した。


保安院会見 17:05 2011.3.23

記事公開日:2011.3.23取材地: テキスト動画

 2011/03/23(水)17時05分から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
 福島第一原子力発電所の3号機の原子炉建屋から黒煙が上がっていることが確認され、付近の線量に特段の変化は無いが、3,4号機作業員は緊急時対策室へ避難するよう指令を出した。黒煙の原因は未だ判明していない。


保安院会見 10:15 2011.3.23

記事公開日:2011.3.23取材地: テキスト動画

 2011/03/23(水)10時15分から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
 1号機は圧力容器の温度が400℃に達し、設置許可申請の設計温度302℃を超えたため、消火系に加え、給水系からも注水することとし、02時33分に消防ポンプ車で給水系で炉心に海水注入開始した。より炉心の冷却が進むことが期待されると発表した。


保安院会見 20:50 2011.3.22

記事公開日:2011.3.22取材地: テキスト動画

 2011/03/22(火)20:50時ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。

 海水のサンプリング結果について、原子力安全委員会は、『現在福島第一から半径20km圏は避難区域に指定されており、周辺住民に直ちに影響るとは考えていない。海水中に放出された放射性物質は潮流で拡散するので、魚類や海藻にとりこまれるまでに薄まり、ヨウ素は半減期が8日と短く、人が食するまでに相当低減すると考えられる。引き続き海水のサンプリング、拡散の評価を行う』との見解を示したことが分かった。


保安院会見 15:00 2011.3.22

記事公開日:2011.3.22取材地: テキスト動画

 2011/03/22(火)15時ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。

 東電から海洋サンプリング核種分析結果の第二報が報告された。福島第一放水口、第二放水口から採取した結果、朝の発表分より少なくなっている。

 この結果について保安院は、原子力安全委員会の評価を求めているところだが、再度、発電所から半径20kmは避難措置をとっており、この海洋地域の核種は、直ちに人体への影響にはならないという考えを示した。

 冷却機能が損傷した場合の使用済燃料の挙動について、理論的なシミュレーションの結果を発表した。水温が上昇し沸騰、蒸発し、水が減少する。すると燃料が水から出てくる。燃料棒は全長4m程度あるが、約1/3が水から露出すると温度が急上昇し、800℃くらいで、燃料棒を包むジルコニウム管が破損し、水とジルコニウム反応で水素が発生する。そうなるまでの時間はわからない。

 しかし、現在は水をかけているのでそこまでいってないだろうという見解をしめした。


保安院会見 10:25 2011.3.22

記事公開日:2011.3.22取材地: テキスト動画

 2011/03/22(火)10時25分から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。

 東京電力が3月21日14時30分に、福島第一1~4号機の放水口から約100の地点で海水サンプリングを行い、核種分析した結果、コバルト、放射性ヨウ素、セシウムが検出されたことが明らかになった。告示濃度基準を越えたもの I-131,Cs-134,Cs-137の3核種である。

 原子力安全保安院はこの結果に対し、とりあえずの考え方として、濃度基準は超えたが、発電所から半径20kmは避難措置をとっており、この海洋地域の核種は、直ちに人体への影響にはならないという考えを示した。

 まだ一か所のみの分析なので適正な結果とはいえず、文科省が海洋モニタリング調査を開始し、東京電力も引き続き調査を行う予定だと発表した。


保安院ブリーフィング 23:50 2011.3.21

記事公開日:2011.3.21取材地: テキスト動画

 2011/03/21(月)、23時50分ごろ、経済産業省で、原子力安全・保保安院の記者ブリーフィングが行われた。

 東京電力が、福島第一原子力発電所のダストサンプリングを行い核種分析したところ、初めて放射性セシウムが検出されたことがわかった。


保安院会見 23:22 2011.3.21

記事公開日:2011.3.21取材地: テキスト動画

 2011/03/21(月)23時22分から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。

 2号機から発生していた白煙の状況は、夜間で暗くなり現在不明。

 3号機の黒煙は、18時02分に東京電力から広域消防に煙が収まったと連絡があり、明朝から、中断していた放水および電源復旧工事を再開する予定だと発表した。


保安院会見 17:40 2011.3.21

記事公開日:2011.3.21取材地: テキスト動画

 2011/03/21(月)17時40分から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。

 本日15時55分に3号機建屋上部から黒煙が発生しているのが発見され、16時09分に現場作業員の退避が成された。プラントパラメータ、モニタリングポストの数値には特に変化はないと発表した。事務本館北のモニタリングポストの数値は、15時50分に2013μSv/h、以後10分毎に2016,2013,2011,2015μSv/h。


保安院会見 12:30 2011.3.21

記事公開日:2011.3.21取材地: テキスト動画

 2011/03/21(月)12時30分から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。

 東電社員の被曝状況は、外部被曝150-200mSvが1名、その他に、けが人7名のう内最大150mSvだと発表した。
 セシウムの分析は、県が独自に調査した中でセシウムのデータがあるが、保安院行っている調査方法では検出できるが懸念があり、更にプルトニウムは分析方法が難しく、もう少し検査方法など情報を整理して発表する考えを示した。
 SPEEDIの情報は未だ得られていないため、見解はなかった。


保安院会見 02:30 2011.3.21

記事公開日:2011.3.21取材地: テキスト動画

 2011/03/21(月)02時30分から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。

 これまでのベントの実施状況は、1号機は12日にウェットベント、2号機は13日にウェット、15日ドライベント、3号機は12日と14日にウェットベントを実施したと発表。

 注水した水が汚染水となり建物外へ流れ出すが、圧力と注水量を監視し、余分に流れ出ることは極力少なくする。海水のモニタリングはまだ行っていないが、実施するべきだと考えていることを示した。。現在海水への浮遊物の観察を初めているところだと発表した。


保安院会見 00:00 2011.3.21

記事公開日:2011.3.21取材地: テキスト動画

 2011/03/21(月)00時00分から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。

 東電がダスト採取、核種検査を行ったところ、セシウムが検出されたと発表した。保安院には東電以外の各機関が測定、分析したデータが集まっているが、体系的に整理し発表することはまだ行っていないことが明らかになった。

 セシウム以外の核種の分析を行っているか否かは不明。