「東日本大震災のリスクコミュニケーション ~とくに放射線のリスクをどう考えるか~」研究集会 2012.1.8

記事公開日:2012.1.8取材地: 動画

 2012年01月08日(日)、静岡県浜松市で、「東日本大震災のリスクコミュニケーション ~とくに放射線のリスクをどう考えるか~」と題した研究集会が開かれた。

 パネリストとして押川正毅氏(東京大学教授)、早川由紀夫氏(群馬大学教授)、小山真人氏(静岡大学教授)、吉川肇子氏(慶應義塾大学教授)、前田恭伸氏(静岡大学准教授)を迎え、会場も含めた総合討論を行う研究集会となった。主宰は「東日本大震災後の静岡を考える会」


百人百話「第三十六話」渡辺杏里さん 2012.1.8

記事公開日:2012.1.8取材地: 動画独自

特集 百人百話

「死ぬんじゃないかなという恐怖」

 郡山市在住 30歳。仕事は情報誌の広告営業。実家のある本宮市は、冠婚葬祭など横の繋がりを大切にする土地柄。事故当時は海から離れていたので、津波の映像は他人事のように感じたが、水素爆発を見て心配になった。家族も友人も福島に留まっているので、ひとり離れるのは裏切り行為のような気もする。結婚したいとも、子どもがほしいとも、今は思わないので、放射能のことは気にせず、このまま福島で仕事を続けていこうと思っている。


若者会議 冨田貴史氏「みんなでわいわい ミルキクハナス」 2012.1.7

記事公開日:2012.1.7取材地: 動画

 2012年01月07日(土)、東京都世田谷区三軒茶屋にて「みんなでわいわい ミルキクハナス」と題した座談会が開催された。ナビゲーターとして冨田貴史を迎え、原発問題から見えて来る原発問題や経済の仕組み、色々な暦を通して自然と調和した心身のあり方などについて皆で考える場となった。冨田貴史氏は鎌仲ひとみ監督のドキュメンタリー映画『六ヶ所村ラプソディー』の上映会を全国120か所で開催したことで知られ、現在も映画『ミツバチの羽音と地球の回転』の広報・宣伝を務めている。


「農山村へのシフト」トークセッション 2012.1.7

記事公開日:2012.1.7 動画

 2012年1月7日に開催された「農山村へのシフト」トークセッションの模様。ゲストは鎌仲ひとみ氏、田中優氏、渋澤寿一氏、丹羽健司氏。


百人百話「第三十五話」裏澤利夫さん 2012.1.7

記事公開日:2012.1.7取材地: 動画独自

特集 百人百話

「痛みを感じなければ、すべて他人ごと」

 78歳。福島市渡利地区に、妻、次男夫婦、孫2人と暮らす。ベットタウンだった渡利地区は、ドイツのテレビ局が取材に来るほどの高濃度放射線地区になってしまった。健康を考えれば避難すべきだが、働き盛りの息子世代にとっては、即失業につながり、事は簡単ではない。今回の原発事故を第3の敗戦と言う人がいるが、その通りだと思う。国は国民を守らない。責任を誰もとろうとしない不条理の世の中に苛立ちを覚える。福島も沖縄も日本の中の植民地だと感じる。


三宅洋平氏 新春★寄り合いライブ 2012@神戸 2012.1.6

記事公開日:2012.1.6取材地: 動画

 2012年01月06日金、神戸で行われた三宅洋平氏のライブの模様。


百人百話「第四十六話」大橋さらさん 2012.1.6

記事公開日:2012.1.6取材地: 動画独自

特集 百人百話

「『活動家』は自分の大切なものを守りたい人」

 二本松市在住。40歳。夫と中学・高校の娘2人。家族仲は良く、いつもこたつを囲んでの団らん。避難中も寄り添っていた。迷い悩んだ末に屋内退避を選んだが、自分の危機感は甘いものだったと思う。講演会で内部被曝の深刻さを初めて知り、衝撃を受けた。事故前と変わらない生活を送る娘たちを見るにつけ、悲しくて仕方なかった。いまは一日も早く、子どもたちも納得のいく形で移住させたい。そして、不安を抱えているお母さんたちの力になりたいと思っている。


百人百話「第四十八話」佐々木道範さん 2012.1.6

記事公開日:2012.1.6取材地: 動画独自

特集 百人百話

「福島で生きる覚悟」

 39歳。二本松市真行寺副住職。NPO法人「チーム二本松」代表。除染活動や食品の放射能測定は、いろいろな人とのご縁と支援によるもの。声を上げたら応えてくれる人が多くいて、初めて人の温かさ、人を信じることを知った。正確な情報が伝わらず、途方に暮れる檀家を残してここを離れたら、これまで語ってきた「命の教え」に反する、すべてが嘘になってしまうと思い、家族と留まる。理解ある妻に感謝。福島を忘れないでほしいと願う。


百人百話「第四十七話」佐々木るりさん 2012.1.6

記事公開日:2012.1.6取材地: 動画独自

特集 百人百話

「手をつないで、放射能と向き合っていく」

 二本松市在住 38歳。家族は、真行寺副住職の夫と 5人の子ども、住職の義父。15歳で妊娠し、出産。夫は生涯をかけて自分と子供を守ってくれる人だと信じていたし、いまもそれは変わらない。事故後、一時県外に避難したが、檀家の期待、必要とされる喜びを知り、ともに二本松で放射能と闘っていこうと戻った。お寺は人が最後に戻っていく命に最も密接に関わる場所。そこを守っていくのが、自分に与えられた使命だと、今は思っている。


鈴木宗男氏 新党「大地・真民主」記者会見 2012.1.6

記事公開日:2012.1.6取材地: 動画

 2012年1月6日、新党大地・真民主の設立記者会見が行われた。代表の鈴木宗男氏の他、歌手の松山千春氏、同党に参加する松木謙公衆議院議員、石川知裕衆議院議員、平山誠参議院議員、横峯良郎参議院議員が会見に臨んだ。鈴木代表は、消費税増税、TPP協定交渉参加にはいずれも反対するとしながらも、民主党との連携を強化し、あくまで与党の側に立って活動していくと述べた。これにより、民主党から離党した議員らが結成した「新党きづな」とは別路線を歩むことになった。


「被災地がれき」の受け入れについて横浜市役所および神奈川県庁へ抗議文提出についての記者会見 2012.1.6

記事公開日:2012.1.6取材地: 動画

 黒岩祐治神奈川県知事が被災地がれきの受け入れを表明したことに対し、1月6日、市民団体「南本牧処分場への放射性焼却灰海面埋め立てに反対する会」が、現状での受け入れをやめるよう、神奈川県庁と横浜市役所に要望書「安全な明日への提案書」を提出した。要望では、「放射性物質であるストロンチウム、プルトニウム、ウランなどの危険核種の検査がなされていない」と指摘。安全性の検証が不十分な神奈川県の施設で受け入れるのではなく、地元での安全な処理への支援策を検討すべきだとした。


第6回発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(ストレステスト)に係る意見聴取会 2012.1.6

記事公開日:2012.1.6取材地: テキスト動画

IWJ特集 ストレステスト意見聴取会
※議事録の一部抜粋を会員ページに掲載しました。

 2012年1月6日(金)、経済産業省本館地下2階講堂にて、第6回発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会が行われた。今回は「選定委員に利益相反の疑いがある」という1月1日付の朝日新聞報道を受け、後藤委員、井野委員から、岡本委員、山口委員に対して厳しい追及がなされる。後半(03:28:30)、不満の鬱積していた傍聴人から不規則発言がなされ、すかさず退室を促されるシーンがある。このことにより次回(2/8)以降、聴取会と傍聴席が隔離され、市民との間に軋轢を生む端緒となった。


百人百話「第四十四話」菅野吉広さん 2012.1.5

記事公開日:2012.1.5取材地: 動画独自

特集 百人百話

「渡利の子どもたちを守りたい」

 妻と子ども 2人の 4人家族。事故後、小学校での放射能説明会に出席した際、学校の対応に疑問を抱き、「渡利の子どもたちを守る会」を結成、代表となる。要望書を提出し、政府交渉を行ってきたが、難航している。会の仕事と本業に追われ、コミュニケーションの時間が取れなかった妻とは離婚話も出る状況に。そこで初めて、何より家族を最優先しなければと思い直した。自分の命にかえてもと思う子どもたちと、ごく普通の生活を送りたい。


百人百話「第三十七話」渡辺富士男さん 2012.1.5

記事公開日:2012.1.5取材地: 動画独自

特集 百人百話

「なぜもっと大きい声で言わないんだ」

 飯舘村出身 58歳。福島市の借り上げ住宅に妻と母と暮らす。飯舘は、冬は厳しいが、自然豊かなところ。親戚が集まるときは賑やかで楽しかった。村では 30組の隣組と、結(ゆい)が力になっていた。今でも、ふと夜中に目が覚めると、飯舘の家での間取りを思い出す。今後除染が進んでも、新しい職に就いた若い人たちは帰られないだろう。若者がいない村で年寄りは暮らせない。子どもたちと孫たちと、家族みんなで住めることを願っている。


新党きづな記者会見 2012.1.4

記事公開日:2012.1.4 動画

 2012年01月04(水)に開催された、新党きづな記者会見の模様。


岩上安身によるインタビュー 第180回 ゲスト 元外交官孫崎享氏 2011.12.30

記事公開日:2011.12.30取材地: 動画独自

※動画のご視聴はサポート会員限定となります。

 2011年12月30日、岩上安身が、外務省元国際情報局長、元外交官の孫崎享(まごさき・うける)氏へインタビューを行った。

 孫崎氏は、岩上が初めて、Ustream中継を行った最初の相手で、2年数ヶ月が過ぎたと、昔を振り返った。このインタビューは、IWJサイトの改装オープンにちなんだ企画として、開催された。


「福島を忘れさせない、風化させないために。影響力が0でない人が福島へ行き、伝える必要がある」~岩上安身によるインタビュー 第179回 ゲスト 上杉隆氏 ファイナルインタビュー 2011.12.30

記事公開日:2011.12.30取材地: テキスト動画独自

※動画のご視聴はサポート会員限定となります。

 2011年12月30日(金)、「2011年12月31日で無期限活動休止宣言」をした上杉隆氏へ、岩上安身が「ファイナルインタビュー」を行った。


百人百話「第十五話」小堀健太郎さん 2011.9.25

記事公開日:2011.12.29取材地: 動画独自

特集 百人百話

「同じサーファーでも、意見も行動も分かれる」

 いわき市在住。29歳。仮設住宅建設に従事。趣味はサーフィン。3.11は旅行先のオーストラリアにいた。テレビに映し出される映像を見ても、実感は湧かず、信じられない思いだった。ショックで悲しくて、家族の無事をひたすら祈った。帰国してからはずっと、線量が頭から離れない。数値が高いとマズイと思うものの、いちいち気にするのも面倒になってきている。長男でもあり地元は好きだが、いずれはこの地を離れようと思っている。


原発いらない福島の女たちによる「女たちの御用納め」 2011.12.28

記事公開日:2011.12.28取材地: 動画

 2012年12月28日(水)、東京電力前で行われた、原発いらない福島の女たちによる「女たちの御用納め」の模様。


佐藤優氏× 鈴木宗男氏「北朝鮮・元国会議員の自殺を語る」 2011.12.28

記事公開日:2011.12.28取材地: テキスト動画

 2011年12月28日、衆議院第1議員会館において、佐藤優氏と鈴木宗男氏の対談が行われた。佐藤氏はまず北朝鮮について、ロシアとの関係、核開発の実態について語り、一方で、イランの核開発により、パキスタンからサウジに核が拡散する可能性を指摘するなど、中東情勢にも広く言及した。最後に、柴野多伊三元衆院議員が2011年9月5日に死去し、その後出版された著作について内容を紹介するとともに、「検察の取調べの実態、拘置所の生活について生々しい。死ぬ事を覚悟している人間は嘘はつかないと感じた」と感想を述べた。