2007年の7月16日、中越沖地震が発端となり新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所で放射能漏れの事故が発生した。16日(火)19時から、東京電力本店前では、この柏崎刈羽の再稼働を許さないと市民が集まり、抗議行動を行なった。
今月、施行された原発の新規制基準。東京電力は社長の廣瀬直己社長が新潟県の泉田知事を訪問し、この新規制基準の下、再稼働申請をしようと理解を求めたが、拒絶された。そんな中、東京電力と経済産業省は、一部幹部同士のメールのやりとりで、再稼働を目論み、この夏の気温が上昇すれば、世論も再稼働を容認するといったやり取りが、週刊朝日の記事に掲載された。
参加者は、「再稼働のために天気予報を眺め、気温よ、上がれ~!上がれ~!」と、祈っている東京電力は、あの3.11事故の何を反省したのかと怒りの声で抗議をした。