2013年5月17日(金)14時より、原子力規制庁の定例ブリーフィングが行われた。
敦賀原発の破砕帯調査有識者評価会合の後、原電が各個人宛てに抗議文を送ったことに対し、規制庁は特に対応せず、専門家への圧力になるかという質問に対してもコメントは差し控えると回答した。
2013年5月17日(金)14時より、原子力規制庁の定例ブリーフィングが行われた。
敦賀原発の破砕帯調査有識者評価会合の後、原電が各個人宛てに抗議文を送ったことに対し、規制庁は特に対応せず、専門家への圧力になるかという質問に対してもコメントは差し控えると回答した。
■全編動画
以下、規制委員会 新着情報より
【会見、会合の予定】
5月20日(月)14:00 第6回大飯発電所3・4号機の現状に関する評価会合
5月20日(月)14:00 第1回広域的な原子力災害に対するワーキンググループ
5月21日(火)10:00 第5回核燃料施設等の新規制基準に関する検討チーム
5月21日(火)13:30 第7回発電用原子炉施設の新安全規制の制度整備に関する検討チーム
5月21日(火)14:00 規制庁定例ブリーフィング
5月22日(水)10:30 規制委員会(第7回)
5月22日(水)14:00 田中委員長定例記者会見
5月23日(木) 第7回大飯発電所3・4号機の現状に関する評価会合
【要人面会の予定】
5月17日(金)15時15分に、日本原子力発電株式会社の社長面会に訪れる。
5月20日(月)17時 ドイツのバーデン・ブルテンベルグ州の環境温暖化防止エネルギー大臣と、同州の環境省原子力安全放射線防護局局長が田中委員長に表敬訪問
【主な質疑応答】
--5/20のワーキンググループに、規制委員会/規制庁からは出席するのか
「玄海原子力規制事務所の職員、内閣府原子力災害対策担当室のナカモト、長崎、佐賀、福岡県の部局長レベルが出席する。内閣府と規制委員会が主催する形の”広域的な地域防災に関する協議会”のワーキンググループ」
--もんじゅの機器点検漏れを受け、日本原子力研究開発機構の理事長が辞任したが、規制庁に事前連絡はあったのか。本件についてコメントを。
「特に連絡はない。特にコメントはない」
--敦賀破砕帯調査の結果を、規制庁としては地元に説明する予定はあるか
「規制庁は規制委員会への報告を待っている状態で、来たら地元に説明をする予定」
--敦賀破砕帯調査に関して、有識者会議の報告はいつごろになるのか
「次回定例会の予定」
--敦賀破砕帯調査に関して、有識者会議の報告をもって、規制委員会は法律に基づくなんらかの行いはできないのか
「そのようなことは言っていない。規制委員会で議論するしないという意味を言った」
--広域的な原子力災害に関するワーキンググループは、福井にあるものの九州版と考えてよいか
「そのとおり」
--原子力災害対策指針のパブコメを受け、改定時期はいつごろになるか、今月中か
「未確定で調整中。今月中を目指したい」
--敦賀の評価会合の後、原電が、有識者会合の各個人宛てに抗議文を送ったことに対し、規制庁はどう対応するか
「特に予定していない。情報としての伝達は行うが、それに対して何かするという事はない」
--圧力ではないか
「科学的な観点で議論していただきたい。いい環境は作っていきたい。そのための努力は必要だと考えている
--専門家への圧力になるとは考えられないか
「コメントはさしひかえる」
--日本原子力発電株式会社の対応について
「コメントは特にない」
--今日このあと要望ということだが、要望など受けるのか
「要望書は受けることはする」
--東電の福島第一への実施計画の来月の認可は規制委員会で行うのか
「その通り。時期は今後になる」
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