2012年3月6日(火)、衆議院第二議員会館地下1階第7会議室にて行われた「いらない! 共通番号制(マイナンバー法案) 3・6緊急院内集会」の模様。
(IWJ・原佑介)
2012年3月6日(火)、衆議院第二議員会館地下1階第7会議室にて行われた「いらない! 共通番号制(マイナンバー法案) 3・6緊急院内集会」の模様。
■イントロ
「税と保証の一体改革に伴って進められてきた法案であるため、まさか2月に国会提出されることになるとは思わなかった」。司会を務めた反住基ネット連絡会の宮崎氏は、その唐突感に戸惑いを隠さない。「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」、いわゆる「マイナンバー法案」。2月14日、同法案に含めた3つの関連法案が閣議決定し、国会に上程された。これを受け、急きょ開かれたのがこの院内集会だ。
この法案は2015年利用開始を目指し、年金・医療・介護・保育・社会保障の負担と給付の個人情報、税・所得情報などを国が一元化、社会保障や税制の公平性・効率化の実現に役立てるとされている。その一方で、番号悪用や個人情報漏洩、プライバシー侵害などの危険性も指摘されている。
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