参院選全国比例の候補予定者に、つじ恵氏を発表! ワクチン接種が割引対象の「イベントワクワク割」について、IWJ記者質問に山本代表「感染を防ぐ効果は十分ではない」と懸念~4.7 れいわ新選組 山本太郎代表 不定例記者会見 2022.4.7

記事公開日:2022.4.8取材地: テキスト動画
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(取材、文・浜本信貴)

 2022年4月7日、午後3時から、東京都千代田区の衆議院第二議員会館にて、れいわ新選組の山本太郎代表による不定例記者会見が開催された。

 この日の会見では、2022年7月25日までに行われる予定の次期参院選の全国比例の候補予定者として、つじ恵(めぐむ)氏が紹介された。今後、5月までの間、順次、候補予定者が発表されていくとのことだ。

 つじ氏は、2021年10月の衆議院選挙の小選挙区では3位、惜敗率でも比例近畿ブロックの名簿内の候補で2位であったため、れいわの獲得した1議席に含まれず、次点で落選となった。

 山本太郎代表から「不屈の魂を持った方」と紹介されたつじ氏は、次のように語った。

 「私は、なぜ政治家になるのかといえば、1%の富裕層が世界の、そして日本の権力を全部支配をして好き勝手にしている今の構造を変える、99%の国民が主役であると、主人公であるという、そういう国と社会を作りたいし、それを実現できるのは、日本においては、れいわ新選組を中核とした、政治勢力を大きく作るしかない。

 この先に政権交代を必ず実現することができるし、2009年の民主党政権の政権交代が、強制された瓦解だと私は思いますけども、それに対して国民の皆さんに失望をお与えをしているという現状をもう一度変えたいと、希望を持っていただけるように立て直したいというふうに考えています」。

 そしてつじ氏は、次の3つの点を訴えた。

 (1)暮らしと命をしっかり守る政治をすること、(2)日本を世界からリスペクトされる国にすること、(3)日本の統治機構の責任追及を徹底し、膿を出すこと。

 続いて、各社記者と山本代表及び、つじ氏との質疑応答となった。IWJ記者は、政府が、新型コロナワクチン接種者を対象に実施を検討している事業「イベントワクワク割」について、以下のとおり、山本代表に質問をした。

 「新型コロナについての質問ですが、このたび政府が、コロナで減少したイベント事業の収益を回復させるために、『Go Toイベント』改め『イベントワクワク割』の実施を考えているようなのですが、まず一点、この『イベントワクワク割』のネーミングのセンスについて、山本代表がどのようにお考えか?

 そして、内容についてですが、今回、割引の対象となるのが、3回目のワクチンを接種した人に限るということで、あと、特に若い世代の接種割合を上げることを目的としているようなのですけども、その点について、山本代表のお考えをお聞かせ下さい」。

 これに対し、山本代表は以下のとおり回答した。

 「ええと、ネーミングセンスということですか。これは、別に自民党の中とか、与党の中、政府の中で考えた名前ではないと思うんですよね。省庁の中で考えたとか。おそらく、コピーライターといった方々を入れた上で、出てきた話ですね。

 で、一番は、『わかりやすい』ということを目指したならば、まあ、こういう名前になったのかなとは思うんですけど。だからどうだという訳ではないです。

 『ワクチン』と『ワクワク』を掛けまして、って、掛けんでもいいやろうし、よくわかんないなというところですけども、まあ、どうでもいいです。そんなことは。

 で、一番の間違いは何かと言うと、『ワクチンによって、感染が防げる』という、誤った宣伝を振りまく機会になるだろうということです。それはかなりマズいなと思います。それが一点です。

 もちろん、重症化を防ぐというような効果があるとは言われていますけれども、感染を防ぐ効果に関しては、これは十分ではない、という意味合いが、これまでの経験値としてあるわけだから、そう考えるとやはり、『ワクチン打って、みんなで遊びに行こうぜ』キャンペーンということ自体が、ちょっと矛盾した話だなというようなことは思います。

 ある意味で、ワクチンさえ打っておけば大丈夫だという宣伝と洗脳に近いものがあるのかな、というふうに感じます。

 で、3回接種ということですけれども、これは、何なんですかね。半年に1回くらい、新しいワクチンをどんどん打たないといけないのかよ、ということにも近いのかとも思います。

 これで、同調圧力強められて喜ぶのは誰か? って言ったら、製薬会社だけだろうなと思います。

 なので、確実に、やはり、季節性インフルエンザとかのワクチンなどの副反応と比べてみても、確実に、コロナワクチンの副反応というのは高いわけですから、そう考えると、慎重な、新しいものが開発されるのか、それとも、特効薬的なもの、そちらの方が早いかもしれないですね、ひょっとしたら。

 というものが確実にできて、っていうことで、通常の社会に戻っていくということが本当に可能になってくんだろうなと思います」。

 詳しくは、ぜひ全編動画を御覧いただきたい。

■全編動画

  • 日時 2022年4月7日(木)15:00~15:30
  • 場所 衆議院第二議員会館 地下1階 第10会議室(東京都千代田区)
  • 主催 れいわ新選組

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