8人が立候補した横浜市長選挙でしたが、選挙を制したのは、山中竹春氏(48)でした。NHKが20時ちょうどに「当確」を出しました。
NHKの出口調査によると20時30分時点で、山中竹春氏(48)は4割近く、菅総理が最大限の支援をする元国家公安委員会委員長・元内閣府特命担当大臣の小此木八郎氏(56)が2位で2割強、唯一明確にカジノ推進を訴えた現職の林文子氏(75)が3位で1割強、元長野県知事・田中康夫氏(65)が林氏と微差で4位、前神奈川県知事松沢成文氏(63)が5位で1割、そして6位が元内閣府副大臣(第3次安倍第3次改造内閣)・元内閣府大臣補佐官の福田峰之氏(57)、7位が太田正孝氏(75)、8位が坪倉良和氏(70)と続いています。
ハマのドン・藤木幸夫会長は、昨夜21日、山中氏の最後の応援演説に立ち、「これは俺と菅の喧嘩だ」と啖呵を切ったと、ジャーナリストの横田一氏が報じています。
藤木会長「山中、山中といろいろご推挙いただいたと聞いております。ありがとうございます。明日が本番ですよね。いろいろな要素が入った選挙です。単なる市長選挙ではない。私に言わせるとね、私個人から見ると、私と菅の喧嘩なのですよ。(笑いと拍手と「いいぞ!」という掛け声)私と菅の喧嘩なのですよ」
一方の小此木氏は、横田氏に、小此木氏が菅総理に五輪中止を訴えたが、菅総理は聞き入れなかったことが選挙の情勢が思わしくない原因ではないかとの直撃され、「わからない」と逃げていました。
横田氏「小此木さんが菅さんに五輪中止を進言なさったわけですよね。週刊文春の記事に出ていましたが」
小此木氏「(菅首相に)いろいろな話をしました。進言をするのは私の役割だから」
横田氏「菅さんが(小此木さんの五輪中止の)進言を聞いていれば、もう少し評判が良かったのではないですか」
小此木氏「それは分からない。決断をするのは政治家の役割だから。進言するのが政治家の役割だから」
横田氏「菅さんは(五輪中止を)決断したかったと」
小此木氏「そんなことはない」
横田氏「それがまずかったのではないですか」
小此木氏「分からない」
藤木会長の最後の応援演説に戻ります。藤木会長は、菅政権の終わりは知らないが、菅は悪い野郎だ、と怒りを爆発させました。
藤木会長「菅はね、小僧が私のところにいたけどね、今はああなったけど、あれは私が落ちぶれたわけではない。あいつがだまかして、ああなっただけのことですから。皆さん、私はこの喧嘩で負けたくないから、皆さん、助けて下さい。(拍手)よろしくお願いします」
横田一氏による、藤木幸夫会長と小此木八郎氏の動画を以下にご紹介します。