2020年9月9日(水)13時より東京都千代田区の都市センターホテル「コスモスホール」にて、国民民主党両院議員総会が開かれた。
国民民主党と立憲民主党は、2019年10月から両党の幹部により、合流に向けた協議を行なってきたが、合意に至らなかった。しかし、2020年7月に両党合流に向けた協議が再開し、8月24日、立憲・国民両党が解党した上で両党と無所属議員らが合流した新党を結成する方向で一致をみた。
2020年9月8日に国民民主党は総務会を開催し、合流不参加者の分党を了承。国民民主党は11日付で分党に伴い解党し、平野博文・衆議院議員を代表とする合流新党結成までの暫定新党「民主党」と、玉木雄一郎・国民民主党代表ら合流不参加者による「国民民主党」に分かれることとなった。
国民民主党としての最後の両院議員総会になったこの日、登壇した代表の玉木雄一郎衆議院議員は「歴史的に遡れば、民主党、民進党、そして国民民主党と、22年の歴史に幕が下りる」「一度は政権を取った政党がこうして終わりを告げる事は、多くの皆さんが、また、先輩の皆さんも一抹の寂しさを感じていることと思う」と述べた。